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ショスタコーヴィチ : 交響曲 第7番 「レニングラード」 Op.60 (Shostakovich : Symphony No.7 'Leningrad' / Valery Gergiev, Mariinsky Orchestra) [SACD Hybrid] [輸入盤]

4.6 5つ星のうち4.6 41個の評価

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商品の説明

内容紹介

旧録を凌駕する物凄い緊張感と深い祈り、希望に満ちた壮大なエンディング、新たな決定盤の登場。ゲルギエフが満を持して発表するショスタコーヴィチの「レニングラード」再録音。

[商品番号:MAR-0533] [SACD Hybrid] [82'21''] [Import] [Mariinsky]

ゲルギエフ&マリインスキー管がショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」を再録しました。旧録のフィリップス盤は2001年9月にマリインスキー(表記はキーロフ)劇場管とロッテルダム・フィルの混成オケによるライヴで、発売当時「レコード芸術」誌特選をとるなど絶賛されました。

今回は手兵マリインスキー劇場管のみで、曲のタイトルの地元オケとしての誇りと意気込みが物凄いことになっています。ゲルギエフも、力演ながらどこか迷いの感じられた旧録とは段違いに曲とオーケストラを支配しきり、ほとんど神業に近い完成度と円熟を示しています。こういうのに接すると、改めてゲルギエフの凄さを実感させられます。

今回の演奏時間は82分21秒。旧盤より4分ほど長くなっています。

[新録音]
第1楽章=28'45''
第2楽章=15'30''
第3楽章=19'03''
第4楽章=19'03''

[旧録音]
第1楽章=27'32''
第2楽章=13'05''
第3楽章=17'58''
第4楽章=20'04''

[ムラヴィンスキー盤]
第1楽章=27'08''
第2楽章=10'10''
第3楽章=19'08''
第4楽章=16'35''

注目すべきは第2楽章の遅さ。旧盤より2分半も遅くなっていますが、ムラヴィンスキー盤よりも5分以上長いのが驚きです。敵の襲撃を受けた街の様子を描いたような寂しげな音楽ですが、ゲルギエフの新盤ではモノクロのシリアスなドキュメンタリー映像を見るような緊張感とリアルさで、身の毛がよだつような恐怖に満ちています。その大きさ、説得力は現在のゲルギエフならではの円熟味で、誰にも真似できない凄み。

ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」は、1941年、ナチス・ドイツ軍に包囲されたレニングラード市で作曲され、プロパガンダ臭云々について言われもしますが、曲に込められた作曲者の義憤と悲しみ、未来への希望はそれを凌駕し、聴く者の胸を打ちます。レニングラード・フィル(現サンクトペテルブルグ・フィル)が初演したため、同オケのお家芸的な印象がありますが、マリインスキー劇場も同市を代表し、同じ位の歴史を誇っています。ゲルギエフとともに、息もつかせぬ緊張感と恐怖、深い祈りを紡ぎ、最後は驚くほど壮大に盛上ります。これほど内容に満ち、感動的な「レニングラード」はムラヴィンスキー、あるいはバルシャイ以来の名演と申せましょう。新たな決定盤の登場です。

アーティストについて

ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管

2012年6月6~14日 / マリインスキー・コンサート・ホール

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 15.6 x 14.4 x 0.99 cm; 108.01 g
  • メーカー ‏ : ‎ Mariinsky
  • EAN ‏ : ‎ 0822231853329
  • 製造元リファレンス ‏ : ‎ MAR0533
  • SPARSコード ‏ : ‎ DDD
  • レーベル ‏ : ‎ Mariinsky
  • ASIN ‏ : ‎ B009NEP3HE
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 41個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
41グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月22日に日本でレビュー済み
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問題なく再生出来ました。
2018年2月14日に日本でレビュー済み
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ゲルギエフのショスタコーヴィチはどれもが素晴らしい。ムラヴィンスキーのような凄みはないが、スケールが大きく、壮大な音楽を奏でる。7番の第1楽章は演奏時間が28分を越える大曲である。演奏時間の長さ、この楽章に盛り込んだ作者のさまざまな感情において、他に類を見ない個性が際立っ楽章である。そして何よりもショスタコーヴィチの体制批判が明確に聴き取れる。体制批判を隠喩的に、時には激しく、時には悲しく表現する手法は見事である。これほど政治的内容を露にした作品はあるまい。それをゲルギエフはいともさらりと表現してしまう。マリンスキー管弦楽団の演奏も見事である。この頭でっかちの大曲の演奏としては最高の部類に属する。ゲルギエフのショスタコーヴィチはコレクションしておいて損はないだろう。お勧めの一枚だ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月19日に日本でレビュー済み
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SACU盤を聴いての感想を。ホールトーンの響きで、木管楽器の立ち上がり、打楽器の音階と粒立ち、弦楽器の不協和音、オーディオファンの私にとっては大納得のBEST録音でした。同録音の交響曲 第8番も、素晴らしい録音でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月19日に日本でレビュー済み
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サンクトで聞いてきた演奏のCDをいただきありがとうございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月30日に日本でレビュー済み
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ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団のレニングラード演奏は、間違いなく世界で一級である。歴史にも残るような名解釈・名演奏であると私は考えている。もともと、youtubeでこの演奏を聴いて、このCDを注文した次第である。

しかし、録音のひどいこと。レニングラードでシンバル、ティンパニ、銅鑼、こういった打楽器の音が、もわっとして全く明瞭に聞こえてこないのは、致命的な問題である[筆者は全くの素人なのでご容赦願いたい]。

演奏と式は最高なのに、録音は最悪という非常にもったいない1枚である。残念ながら星2つである。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年6月10日に日本でレビュー済み
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SACDのままでも大変素晴らしい音質ですが、S.M.S.L.のMQA.DSDフルデコ一ダ一によってよっての感想です。空気感、臨場感、立体感が大変素晴らしい音質で、透明なな会場の空気感と、ダイナミックレンジが大変素晴らしいです。第3楽章のアダ一ジェットの清楚な美しさと、第4楽章の圧倒的なダイナミックレンジは脅威です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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他の国からのトップレビュー

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Proud American
5つ星のうち5.0 Wow! Shostakovich's 7th performed by a St. Petersburg orchestra!
2017年5月19日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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I truly believe Shostakovich's 7th or Leningrad is the best symphony written in the 20th century--or maybe the best symphony ever written. This recording is over 80 minutes long and absolutely fantastic. Since Shostakovich wrote it during World War II to musically tell of Leningrad's siege and survival of the Nazi invasion it does invoke really powerful emotions. I know the war has been over since 1945 but I did not want a German orchestra playing this piece--I was thrilled to find one performed in the very city of the symphony by Russian musicians. It is possible that Russian musicians feel a close connection with the sheer emotion and drama of the time. All of the movements are beautiful and wonderful but of course I am always taken by the invasion theme of the first movement. There is no way a person can be bored listening to this 80 minute recording. I wish I could give it more than five stars!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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J.J. Tarantino
5つ星のうち5.0 Eccellente
2018年9月15日にイタリアでレビュー済み
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Una splendida sinfonia, la migliore di Shostakovich che abbia sentito finora, nella magistrale interpretazione di Valery Gergiev.
Morgan Jones
5つ星のうち5.0 Five Stars
2016年1月9日に英国でレビュー済み
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Excellent recoding
Matteo
5つ星のうち4.0 Nice recording
2019年1月15日にイタリアでレビュー済み
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A bit too fast, á la Gergiev, but very powerful and emotional music
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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pianoreview
5つ星のうち5.0 Brilliant Performance - Spectacularly Dark and Thrilling - Be Prepared For The Dark Side
2016年1月8日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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It may be the case Gergiev simply owns this piece. There is a terrific performance by Masur (great sound on it), but Gergiev's middle section in the first movement is both thrilling and like the listener knows a train is about to run you over. And sure enough, that that is what the Russians were afraid of, and the march Shostakovich wrote is brilliantly captured by Gergiev. The darkness overall, the inntensity, and the fury - it is all here in abundance. And never monotonous like some of the performances that stretch the work out overly so. Highly recommended.
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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