初回限定版を買いました。
特典も豪華で手に入れる価値あります!
すごくハマってしまって
初めてアニメのBlu-ray買っちゃいました!
期待を裏切らない内容でしたよ。
私は、すごくストーリーの面白いアニメでも
OPやEDが売り出し中のアイドルやAKBの派生みたいな人たちの歌だとガッカリしてしてしまうんですが(最近多いと思うのは私だけ??)
このアニメは全然そんなことなくて
むしろ世界観に合っていてカッコいい!
キャラクターも魅力たっぷりで
個人的には文句なしの★★★★★です。
でも、毎回人が死ぬシーンがあり
犯罪者を特殊な銃で撃ち、内部から血を沸騰させ→膨張→死亡というグロいものなので
これを読んでダメだと思った人には
オススメしません。
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PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 関智一, 花澤香菜, 野島健児, 塩谷直義 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 45 分 |
【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
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製品仕様 | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray |
発売日 | 2012/12/21 | 2013/1/25 | 2013/2/22 | 2013/3/22 | 2013/4/19 | 2013/5/24 |
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製品仕様 | Blu-ray | Blu-ray |
発売日 | 2013/6/21 | 2013/7/26 |
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製品仕様 | DVD | DVD | DVD | DVD | DVD | DVD |
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製品仕様 | DVD | DVD |
発売日 | 2013/6/21 | 2013/7/26 |
商品の説明
その銃口<システム>は、正義を支配する。
総監督:本広克行(「踊る大捜査線シリーズ」)
ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)(「魔法少女まどか☆マギカ」)
キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G(「攻殻機動隊シリーズ」)
業界屈指のクリエイティブが交錯する、近未来警察機構を描くSFアニメーション
■フジテレビ「ノイタミナ」他にて毎週木曜24:45~放送中(関西テレビ・東海テレビ他各局でも放送中 ※放送時間は変更になる場合があります)
http://psycho-pass.com
【収録話】第1話、第2話
【通常特典】
●Production I.G特製描き下ろしアウターケース
●特製デジパック仕様
【特典映像】
●第1弾PV ●第2弾PV ●ノンテロップOP&ED ●予告編(第2話、第3話)
<スタッフ>
総監督:本広克行/監督:塩谷直義/ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)/脚本:深見真/キャラクター原案:天野明/キャラクターデザイン・総作画監督:浅野恭司/音楽:菅野祐悟/アニメーション制作:Production I.G/制作:サイコパス製作委員会
<キャスト>
関智一/花澤香菜/野島健児/有本欽隆/石田彰/伊藤静/沢城みゆき/櫻井孝宏
※初回限定生産版の在庫は終了しました。本編ディスク・通常特典のみの通常版となります。
(C)サイコパス製作委員会
発売元:フジテレビ/東宝 販売元:東宝
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 258.55 g
- EAN : 4988104074218
- 監督 : 塩谷直義
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 45 分
- 発売日 : 2012/12/21
- 出演 : 関智一, 花澤香菜, 野島健児
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B009PF0920
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,051位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月2日に日本でレビュー済み
ヤバいヤバい、激烈に面白いぞこのアニメわ!一気に観てしまって超寝不足だ(笑)。
『魔法少女まどか☆マギカ』や『仮面ライダー鎧武』など、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの脚本家・虚淵玄氏がストーリー原案&脚本を務めた(共同脚本:深見真)、ディストピアもののフューチャー・ノワール。
10月からは2ndシリーズ、そして今年冬には劇場版の公開も決まっているが、それに先駆け、何と今月10日(木)からフジテレビ(ほか関西テレビ、東海テレビ)のノイタミナ枠で「新編集版」での再放送が開始される。新たなシーンも追加されるというから、ソフトを購入済みの方も見逃せない。未見の方は、一挙に観るまたとないチャンスだ!
時は22世紀。世界は政情不安な混沌状態に陥る中、日本は食料自給の方法を確立し、国際社会から鎖国。そして「シビュラシステム」という、社会を包括的に管理するシステムを導入し治安を維持していた。人々はこのシステムによって「サイコパス」という犯罪係数(精神状態)を測定され、基準よりも数値が高い「潜在的犯罪者」と認定された者は更生のために施設に入れられる。つまり、極めて犯罪発生率が低い社会が形成されている。
そんな社会の中で、サイコパスが上昇し犯罪者と化した人間を取り締まるのが、シビュラシステムを管轄する厚生省・公安局の刑事。「監視官」と「執行官」という2種類の刑事がいて、「執行官」は、猟犬の如く犯罪者を狩る役割。そして「監視官」は文字通り、執行官を監視する役割で、つねに2人一組で捜査に当たる。なぜ片方の刑事が監視されなくてはならないのか・・・実は執行官は、サイコパス測定で潜在犯と認定された者たちなのだ。犯罪者たちに近い精神状態のため、独特の嗅覚で自分の「同類」を嗅ぎ分ける・・・しかし一歩間違えば、サイコパス数値が上昇し、自身が「犯罪者として認定されてしまう」危険と隣り合わせなのだ。
刑事たちは「ドミネーター」という銃を携帯し捜査に当たる。これはシビュラシステムとつながっていて、銃を向けた相手のサイコパスを測定し、逮捕あるいはその場で殺処分するべきか決定する。容疑者を逮捕するための「パラライザー(麻痺)」モードと、更生不可能と判断した高サイコパス数値の容疑者を、その場で排除するため肉体を粉々に破壊する「エリミネーター」の2種類のモードがあり、エリミネーターモードの最高出力は「デコンポーザー(分子分解)」レベルに達する。
シビュラシステムが決定することで、はじめてドミネーターのロックが解除され「使用可能」となる。つまり現場の刑事には何の決定権もなく、全てはシステムによって決められ、刑事はそれを遂行するだけの役割なのである。
以上が、アニメ『PSYCHO-PASS』の設定である。
この公安局刑事課に、新人の常守朱(つねもり あかね)が女性監視官として配属されるところから物語は始まる。サイコパス数値が低く、安定していて非常に曇りにくい「きわめて真っ当な精神」の持ち主であるこの主人公や、曲者ぞろいの「執行官」たちが、様々な事件と直面し、人間の業の深さ、究極の管理社会の中で真の正義を執行する事の困難、刑事として何を信じて生きていくべきかに悩み、もがき、そしてあがきながら闘う物語である。
このドラマには、もう一人の主人公である、執行官の狡噛慎也(こうがみ しんや)がいる。彼はかつてエリート監視官だったが、ある事件をきっかけにサイコパス数値が急上昇し、潜在犯に認定されてしまう。そして執行官として刑事の仕事に留まることを決める。犯罪者の心理に同調する能力に誰よりも長けている、生まれながらの猟犬だ。この狡噛の過去にまつわる因縁が、社会の仕組みまで巻き込み、中盤からクライマックスにかけて圧巻・怒涛の展開を見せることになる。
潜在的犯罪者が法を取り締まる側の人間になる、という設定を聞いた時は、都築道夫の先駆的傑作『未来警察殺人課』を連想したのだが、実際に観てみて判ったのは、「潜在犯」の烙印を押されて執行官になった者たちは、必ずしも殺人衝動や犯罪願望を持っている訳ではなく、あくまでシステムによって潜在的犯罪者にされてしまった者たちなのだ。つまり本作は、「数値」によって人間の価値が決め付けられてしまう、究極の管理社会の恐ろしさを描いた「ディストピアもの」なのだ。ドラマの前半は、『羊たちの沈黙』や『多重人格探偵サイコ』といった作品を『ブレードランナー』的な世界観に放り込んだような印象を受けるかもしれないが、サイコな人間たちのドラマ、というのはむしろ味付け的な要素で、話が進むにつれ、虚淵節全開のダークなディストピアワールドが剥き出しにされ、意表を衝く展開の乱れ撃ちが待っている。
例えば・・・中盤でドミネーターでは裁く事ができない殺人者が登場する。目の前にいる男は紛うことなき殺人者、そして今まさに人の命が奪われようとしているのに、その男のサイコパス数値は低く、ロックが解除されない。「刑事が銃に隷属してしまっている」この皮肉よ!
しかし、これはほんの序の口だ。実はシビュラシステムには・・・おっと自粛(笑)。
他のレビュアーの方々も指摘しているように、本作は「刑事もの」としても非常に良くできていて、犯罪捜査の過程もきちんと描いていて面白い。これは、総監督を『踊る大捜査線』の本広克行氏が務めている事も大きいはず。さっき『羊たちの沈黙』と書いてしまったが、刑事ものとしての面白さはむしろ『CSIシリーズ』のような正統派に近いかもしれない。この辺にも脚本家コンビの芸達者ぶりが伺えて、一体どれほどの引き出しを持っているのかと関心してしまう。
虚淵氏もインタビュー記事で「『太陽にほえろ!』みたいに刑事が走るドラマ」とおっしゃっていて、確かに走るシーンは多めだったような気がする(笑)。
あと本作で楽しいのは、他作品に比べて、思想家や文学からの引用の遊びが圧倒的に多いということ。プラトン、パスカル、マックス・ウェーバー、フーコー・・・そしてシェイクスピアからスウィフトまで。特に『ガリバー旅行記』からの引用は面白かった。さらに、体育会系かと思っていた狡噛がコンラッドの『闇の奥』(映画『地獄の黙示録』の原作)を愛読しているというマニアックなシーンにはニヤりとしてしまう。この辺は、虚淵氏の相方の深見真氏(相当の読書家らしい)のお遊びらしい。
さて、本題に入ろう(やっとかい!)。
本作は、『SFマガジン』でも特集が組まれるほどのアニメである。つまり、SF通の方々が、「傑作」だと認めた作品なのである。では何が本作を優れたSFたらしめているのだろうか。
その前に、SFとはいかなるジャンルなのか?ということについて筆者の考えを述べたい。
SFというのは、決してテクノロジー万歳を叫ぶジャンルではない、のである。作品の世界を構成するのは、最新の科学を根底にした理論だが、優れたSF作品の多くは、そうしたテクノロジーが極端に進歩してしまったために失われてしまう人間性や、社会が陥ってしまう危険性、環境破壊などを、先見の明をもって訴えるものだとお気づきの方も多いと思う。SFというのは、ある極端な状況を設定することで、現在の社会を風刺したり、あるいは将来社会に訪れるかもしれない危険性について警鐘を鳴らすジャンルなのである。
本作に関してよく言われるのが、「『攻殻機動隊』に似ているように見えて、違う」という意見で、まさに的を射ているのである。
筆者が長年感じ続けてきた事に、アニメ版『攻殻機動隊』に対する違和感があった。全ての人間が電脳化された未来・・・そんな社会が本当にある得るのだろうか?という事だ。はっきり言わせてもらうが、自分は脳の電脳化などはきっぱりとお断りだ。生命というものは、安易に理屈をこねくり回してデータ化できるような底の浅いものではない。「人間もまたDNAという情報の塊にすぎない」という言葉は、単なる言葉遊びの域を出ない言葉で、その「情報」とは、人が口にした時にイメージするようなものとは大きくかけ離れた、とてつもなく複雑で混沌としていて、奥の深いものを裡に秘めていて、それは生命の歴史そのものなのである。人間の矮小な思考で解析して、データ化できるようなものではない。
押井守と神山健治に共通する思考に、本気で自分の身体を機械化したいと考えている、というものがある。これは両名ともインタビューで公言していることである。彼らは、身体を機械化すれば、生身の肉体を超えた素晴らしい能力を身につけることができる、と本気で考えているのである。押井の劇場版も、神山のテレビ版S.A.C.も、世界観の根底にこの思想があることを忘れてはならない。彼らは、人間の脳や身体が機械化された究極の情報化社会をユートピアとして描いている。つまり、手放しでテクノロジー万歳を謳った作品にしてしまっているのである。だから、ストーリーが面白いとかつまらないとか、そういうものとは全く別次元の、根本的な部分で筆者は受け入れがたいものを感じ続けてきた。さらに『攻殻機動隊』には、「一見さんお断り」的な、始めから観る人間を限定している閉塞感のようなものがある。
もう一つ、神山健治が『マトリックス』に関して言っていたことが忘れられない。『マトリックス』は、大量の人間がエネルギー源として利用されているというディストピアを描いた映画である。人間は昏睡状態になる代わりに、理想の夢を視つづける事ができる。その世界の仕組みをぶち壊そうとする主人公の闘いを描いたSFだ。これに対し神山は、「本人が幸せな夢を永遠に視つづけられるんだからそれでいいじゃん。なんで壊す必要があるの?」とインタビューで語っていたのだ。
この記事を読んだ時に、筆者はもう唖然としてしまった。つまり神山は、人間がエネルギー源として利用される代わりに幸せな夢を視つづける事ができる世界を、ディストピアではなくユートピアと捉えたわけである。
このように、アニメ版『攻殻機動隊』は、「引きこもりが引きこもりのために作った共同幻想」のような要素が多分にあるのだが、今までどんな評論家もライターもそれを指摘せず、手放しで絶賛してきた事に筆者は非常に強い違和感を持っていた。いわばアニメという形をした新興宗教を観ているような気色悪さを長い間拭えなかったのだ。狂信的な信者が多い、という点も含めて。
これは、日本のアニメや漫画の多くが陥ってしまっている欠点で、SFというジャンルを「何でもあり」をやるための道具としてただ利用しているだけで、SFというものが本来訴えなければいけないものは何なのか、という根本を見失ってしまっているのである。
だから『攻殻機動隊』に対して、「これは自分が観たい近未来SFではない。何かが違う」という思いが長らく胸にわだかまっていたのだが、それに明快な回答を提示してくれたのが本作『PSYCHO-PASS』だったのだ。
本作では、シビュラシステムによって統制され、人々が一見幸せそうに暮らしている社会を、決してユートピアとしては描いていない。この点が重要なのだ。
さらに言うと、本作には、明らかに『攻機』に対するアンチテーゼとも思える要素が見受けられるのだ。本作に登場するキャラクターたちのほとんどは、生身の人間だ。中には、事故で失った身体の一部を機械化している人間もいるが、本作に登場する「全身を機械化」している人物は、例外なく狂った人間だという事に注目したい。
第9話「楽園の果実」、第10話「メトセラの遊戯」、第11話「聖者の晩餐」の3部作は、『攻殻機動隊』の機械化幻想に対して「NO」を突きつけた快作だと信じて止まない。
現在も続編が劇場用アニメとして制作されている『攻殻機動隊』のProduction I.Gが、方やその真逆とも言えるような本作を制作した、というチャレンジングな姿勢には素直に拍手を送りたい。
筆者は、普段は実写の映画を中心にレビューを書いているが、元々は絵を描く人間で、むしろ少年の頃からマンガやアニメに夢中になっていたタイプだった。しかし、オタクという特殊なオーディエンスのみに向けて作られる、インナーサークルのようなビジネスを延々と繰り返し、表現も何も袋小路に行き詰ったまま一向に進歩する様子がないアニメ界には、一種の同族嫌悪のような思いを持っており、長らく厳しい立場をとってきた。しかしここ数年の間、日本のアニメは一般の人が知らないところで急速な進化を遂げている、そう思わずにはいられない優れた作品がいくつも出てきている。そしてそれは一過性のものではなく、ひとつのムーブメントになりつつある事がひしひしと感じられる。本作も、間違いなくその中の一本である。
日本のアニメ界は、長い引きこもりの時代をようやく抜け出し、広く一般の人に視聴してもらえる、真の意味でのハイ・クオリティな作品を作れるようになったのだ。いま、その黎明の瞬間を我々は目撃しているのだと信じてやまない。
『PSYCHO-PASS』は、『攻機』と違って、非常に敷居が低く作られたSF作品である。普段アニメを観ない、アニメが苦手、だという人でも、実写映画に近い感覚で割とすんなりと入れるのではないだろうか。ただし聖人君主向けの作品ではないので、ダークな展開と人体破壊のグロ・ゴア描写にも手を抜かない潔さがある事も書き添えておく(笑)。本作が素晴らしいのは、エンターテイメントでありながらも、鋭いテーマを容赦なく突きつけてくるカミソリのような鋭さがあることである。そして、中盤からクライマックスにかけての、虚淵節全開のジェットコースタードラマは、観出したらもう止まらない、という事も大声で叫びたい。
「スニーク・プレビュー」などというくだらないマーケティングリサーチを導入し、お金をかけただけの、毒にも薬にもならない凡作の大量生産工場と化したハリウッドに取って代わって、良質なエンターテイメントを世に送り出していくのは日本のアニメ業界になるのではないだろうか・・・
と本気で考えたくなるような、それぐらい面白い作品だった。
リボルバーの拳銃がこれほどカッコ良く見えた作品は、ここ十数年の間ほかに見当たらない(笑)。
第一シリーズのラストで、シビュラシステムと対峙した主人公の朱が言う。
「人間を甘く見ないことね・・・いつか誰かがこの部屋の電源を落としにやってくるわ」
秩序を守るための仕組みとして、シビュラシステムを受け入れざるを得ない一方で、その正体を知った事で嫌悪し、否定の思いを隠すことができなくなった朱。
彼女と、公安課刑事たちの闘いは続く。果たして真の敵は何なのか?そして、この物語はどんな終着点に向かうのか?
10月の第2シリーズ開始前に、ぜひともおさらいをしておきたい(笑)。
そして未見の方も、7.10に活目せよ!
新編集版『PSYCHO-PASS』
2話分を1時間枠用に再編集し、新たなシーンも追加。全11回の放送で『PSYCHO-PASS』第1シリーズ全話を網羅する特別再放送。
7月10日(木)フジテレビ・ノイタミナ枠で深夜1:40〜(次週からは1:20)
ほか、関西テレビ、東海テレビでも放送。ただし放送時間は各局で異なるので、各放送圏ごとにお調べ下さい。
『魔法少女まどか☆マギカ』や『仮面ライダー鎧武』など、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの脚本家・虚淵玄氏がストーリー原案&脚本を務めた(共同脚本:深見真)、ディストピアもののフューチャー・ノワール。
10月からは2ndシリーズ、そして今年冬には劇場版の公開も決まっているが、それに先駆け、何と今月10日(木)からフジテレビ(ほか関西テレビ、東海テレビ)のノイタミナ枠で「新編集版」での再放送が開始される。新たなシーンも追加されるというから、ソフトを購入済みの方も見逃せない。未見の方は、一挙に観るまたとないチャンスだ!
時は22世紀。世界は政情不安な混沌状態に陥る中、日本は食料自給の方法を確立し、国際社会から鎖国。そして「シビュラシステム」という、社会を包括的に管理するシステムを導入し治安を維持していた。人々はこのシステムによって「サイコパス」という犯罪係数(精神状態)を測定され、基準よりも数値が高い「潜在的犯罪者」と認定された者は更生のために施設に入れられる。つまり、極めて犯罪発生率が低い社会が形成されている。
そんな社会の中で、サイコパスが上昇し犯罪者と化した人間を取り締まるのが、シビュラシステムを管轄する厚生省・公安局の刑事。「監視官」と「執行官」という2種類の刑事がいて、「執行官」は、猟犬の如く犯罪者を狩る役割。そして「監視官」は文字通り、執行官を監視する役割で、つねに2人一組で捜査に当たる。なぜ片方の刑事が監視されなくてはならないのか・・・実は執行官は、サイコパス測定で潜在犯と認定された者たちなのだ。犯罪者たちに近い精神状態のため、独特の嗅覚で自分の「同類」を嗅ぎ分ける・・・しかし一歩間違えば、サイコパス数値が上昇し、自身が「犯罪者として認定されてしまう」危険と隣り合わせなのだ。
刑事たちは「ドミネーター」という銃を携帯し捜査に当たる。これはシビュラシステムとつながっていて、銃を向けた相手のサイコパスを測定し、逮捕あるいはその場で殺処分するべきか決定する。容疑者を逮捕するための「パラライザー(麻痺)」モードと、更生不可能と判断した高サイコパス数値の容疑者を、その場で排除するため肉体を粉々に破壊する「エリミネーター」の2種類のモードがあり、エリミネーターモードの最高出力は「デコンポーザー(分子分解)」レベルに達する。
シビュラシステムが決定することで、はじめてドミネーターのロックが解除され「使用可能」となる。つまり現場の刑事には何の決定権もなく、全てはシステムによって決められ、刑事はそれを遂行するだけの役割なのである。
以上が、アニメ『PSYCHO-PASS』の設定である。
この公安局刑事課に、新人の常守朱(つねもり あかね)が女性監視官として配属されるところから物語は始まる。サイコパス数値が低く、安定していて非常に曇りにくい「きわめて真っ当な精神」の持ち主であるこの主人公や、曲者ぞろいの「執行官」たちが、様々な事件と直面し、人間の業の深さ、究極の管理社会の中で真の正義を執行する事の困難、刑事として何を信じて生きていくべきかに悩み、もがき、そしてあがきながら闘う物語である。
このドラマには、もう一人の主人公である、執行官の狡噛慎也(こうがみ しんや)がいる。彼はかつてエリート監視官だったが、ある事件をきっかけにサイコパス数値が急上昇し、潜在犯に認定されてしまう。そして執行官として刑事の仕事に留まることを決める。犯罪者の心理に同調する能力に誰よりも長けている、生まれながらの猟犬だ。この狡噛の過去にまつわる因縁が、社会の仕組みまで巻き込み、中盤からクライマックスにかけて圧巻・怒涛の展開を見せることになる。
潜在的犯罪者が法を取り締まる側の人間になる、という設定を聞いた時は、都築道夫の先駆的傑作『未来警察殺人課』を連想したのだが、実際に観てみて判ったのは、「潜在犯」の烙印を押されて執行官になった者たちは、必ずしも殺人衝動や犯罪願望を持っている訳ではなく、あくまでシステムによって潜在的犯罪者にされてしまった者たちなのだ。つまり本作は、「数値」によって人間の価値が決め付けられてしまう、究極の管理社会の恐ろしさを描いた「ディストピアもの」なのだ。ドラマの前半は、『羊たちの沈黙』や『多重人格探偵サイコ』といった作品を『ブレードランナー』的な世界観に放り込んだような印象を受けるかもしれないが、サイコな人間たちのドラマ、というのはむしろ味付け的な要素で、話が進むにつれ、虚淵節全開のダークなディストピアワールドが剥き出しにされ、意表を衝く展開の乱れ撃ちが待っている。
例えば・・・中盤でドミネーターでは裁く事ができない殺人者が登場する。目の前にいる男は紛うことなき殺人者、そして今まさに人の命が奪われようとしているのに、その男のサイコパス数値は低く、ロックが解除されない。「刑事が銃に隷属してしまっている」この皮肉よ!
しかし、これはほんの序の口だ。実はシビュラシステムには・・・おっと自粛(笑)。
他のレビュアーの方々も指摘しているように、本作は「刑事もの」としても非常に良くできていて、犯罪捜査の過程もきちんと描いていて面白い。これは、総監督を『踊る大捜査線』の本広克行氏が務めている事も大きいはず。さっき『羊たちの沈黙』と書いてしまったが、刑事ものとしての面白さはむしろ『CSIシリーズ』のような正統派に近いかもしれない。この辺にも脚本家コンビの芸達者ぶりが伺えて、一体どれほどの引き出しを持っているのかと関心してしまう。
虚淵氏もインタビュー記事で「『太陽にほえろ!』みたいに刑事が走るドラマ」とおっしゃっていて、確かに走るシーンは多めだったような気がする(笑)。
あと本作で楽しいのは、他作品に比べて、思想家や文学からの引用の遊びが圧倒的に多いということ。プラトン、パスカル、マックス・ウェーバー、フーコー・・・そしてシェイクスピアからスウィフトまで。特に『ガリバー旅行記』からの引用は面白かった。さらに、体育会系かと思っていた狡噛がコンラッドの『闇の奥』(映画『地獄の黙示録』の原作)を愛読しているというマニアックなシーンにはニヤりとしてしまう。この辺は、虚淵氏の相方の深見真氏(相当の読書家らしい)のお遊びらしい。
さて、本題に入ろう(やっとかい!)。
本作は、『SFマガジン』でも特集が組まれるほどのアニメである。つまり、SF通の方々が、「傑作」だと認めた作品なのである。では何が本作を優れたSFたらしめているのだろうか。
その前に、SFとはいかなるジャンルなのか?ということについて筆者の考えを述べたい。
SFというのは、決してテクノロジー万歳を叫ぶジャンルではない、のである。作品の世界を構成するのは、最新の科学を根底にした理論だが、優れたSF作品の多くは、そうしたテクノロジーが極端に進歩してしまったために失われてしまう人間性や、社会が陥ってしまう危険性、環境破壊などを、先見の明をもって訴えるものだとお気づきの方も多いと思う。SFというのは、ある極端な状況を設定することで、現在の社会を風刺したり、あるいは将来社会に訪れるかもしれない危険性について警鐘を鳴らすジャンルなのである。
本作に関してよく言われるのが、「『攻殻機動隊』に似ているように見えて、違う」という意見で、まさに的を射ているのである。
筆者が長年感じ続けてきた事に、アニメ版『攻殻機動隊』に対する違和感があった。全ての人間が電脳化された未来・・・そんな社会が本当にある得るのだろうか?という事だ。はっきり言わせてもらうが、自分は脳の電脳化などはきっぱりとお断りだ。生命というものは、安易に理屈をこねくり回してデータ化できるような底の浅いものではない。「人間もまたDNAという情報の塊にすぎない」という言葉は、単なる言葉遊びの域を出ない言葉で、その「情報」とは、人が口にした時にイメージするようなものとは大きくかけ離れた、とてつもなく複雑で混沌としていて、奥の深いものを裡に秘めていて、それは生命の歴史そのものなのである。人間の矮小な思考で解析して、データ化できるようなものではない。
押井守と神山健治に共通する思考に、本気で自分の身体を機械化したいと考えている、というものがある。これは両名ともインタビューで公言していることである。彼らは、身体を機械化すれば、生身の肉体を超えた素晴らしい能力を身につけることができる、と本気で考えているのである。押井の劇場版も、神山のテレビ版S.A.C.も、世界観の根底にこの思想があることを忘れてはならない。彼らは、人間の脳や身体が機械化された究極の情報化社会をユートピアとして描いている。つまり、手放しでテクノロジー万歳を謳った作品にしてしまっているのである。だから、ストーリーが面白いとかつまらないとか、そういうものとは全く別次元の、根本的な部分で筆者は受け入れがたいものを感じ続けてきた。さらに『攻殻機動隊』には、「一見さんお断り」的な、始めから観る人間を限定している閉塞感のようなものがある。
もう一つ、神山健治が『マトリックス』に関して言っていたことが忘れられない。『マトリックス』は、大量の人間がエネルギー源として利用されているというディストピアを描いた映画である。人間は昏睡状態になる代わりに、理想の夢を視つづける事ができる。その世界の仕組みをぶち壊そうとする主人公の闘いを描いたSFだ。これに対し神山は、「本人が幸せな夢を永遠に視つづけられるんだからそれでいいじゃん。なんで壊す必要があるの?」とインタビューで語っていたのだ。
この記事を読んだ時に、筆者はもう唖然としてしまった。つまり神山は、人間がエネルギー源として利用される代わりに幸せな夢を視つづける事ができる世界を、ディストピアではなくユートピアと捉えたわけである。
このように、アニメ版『攻殻機動隊』は、「引きこもりが引きこもりのために作った共同幻想」のような要素が多分にあるのだが、今までどんな評論家もライターもそれを指摘せず、手放しで絶賛してきた事に筆者は非常に強い違和感を持っていた。いわばアニメという形をした新興宗教を観ているような気色悪さを長い間拭えなかったのだ。狂信的な信者が多い、という点も含めて。
これは、日本のアニメや漫画の多くが陥ってしまっている欠点で、SFというジャンルを「何でもあり」をやるための道具としてただ利用しているだけで、SFというものが本来訴えなければいけないものは何なのか、という根本を見失ってしまっているのである。
だから『攻殻機動隊』に対して、「これは自分が観たい近未来SFではない。何かが違う」という思いが長らく胸にわだかまっていたのだが、それに明快な回答を提示してくれたのが本作『PSYCHO-PASS』だったのだ。
本作では、シビュラシステムによって統制され、人々が一見幸せそうに暮らしている社会を、決してユートピアとしては描いていない。この点が重要なのだ。
さらに言うと、本作には、明らかに『攻機』に対するアンチテーゼとも思える要素が見受けられるのだ。本作に登場するキャラクターたちのほとんどは、生身の人間だ。中には、事故で失った身体の一部を機械化している人間もいるが、本作に登場する「全身を機械化」している人物は、例外なく狂った人間だという事に注目したい。
第9話「楽園の果実」、第10話「メトセラの遊戯」、第11話「聖者の晩餐」の3部作は、『攻殻機動隊』の機械化幻想に対して「NO」を突きつけた快作だと信じて止まない。
現在も続編が劇場用アニメとして制作されている『攻殻機動隊』のProduction I.Gが、方やその真逆とも言えるような本作を制作した、というチャレンジングな姿勢には素直に拍手を送りたい。
筆者は、普段は実写の映画を中心にレビューを書いているが、元々は絵を描く人間で、むしろ少年の頃からマンガやアニメに夢中になっていたタイプだった。しかし、オタクという特殊なオーディエンスのみに向けて作られる、インナーサークルのようなビジネスを延々と繰り返し、表現も何も袋小路に行き詰ったまま一向に進歩する様子がないアニメ界には、一種の同族嫌悪のような思いを持っており、長らく厳しい立場をとってきた。しかしここ数年の間、日本のアニメは一般の人が知らないところで急速な進化を遂げている、そう思わずにはいられない優れた作品がいくつも出てきている。そしてそれは一過性のものではなく、ひとつのムーブメントになりつつある事がひしひしと感じられる。本作も、間違いなくその中の一本である。
日本のアニメ界は、長い引きこもりの時代をようやく抜け出し、広く一般の人に視聴してもらえる、真の意味でのハイ・クオリティな作品を作れるようになったのだ。いま、その黎明の瞬間を我々は目撃しているのだと信じてやまない。
『PSYCHO-PASS』は、『攻機』と違って、非常に敷居が低く作られたSF作品である。普段アニメを観ない、アニメが苦手、だという人でも、実写映画に近い感覚で割とすんなりと入れるのではないだろうか。ただし聖人君主向けの作品ではないので、ダークな展開と人体破壊のグロ・ゴア描写にも手を抜かない潔さがある事も書き添えておく(笑)。本作が素晴らしいのは、エンターテイメントでありながらも、鋭いテーマを容赦なく突きつけてくるカミソリのような鋭さがあることである。そして、中盤からクライマックスにかけての、虚淵節全開のジェットコースタードラマは、観出したらもう止まらない、という事も大声で叫びたい。
「スニーク・プレビュー」などというくだらないマーケティングリサーチを導入し、お金をかけただけの、毒にも薬にもならない凡作の大量生産工場と化したハリウッドに取って代わって、良質なエンターテイメントを世に送り出していくのは日本のアニメ業界になるのではないだろうか・・・
と本気で考えたくなるような、それぐらい面白い作品だった。
リボルバーの拳銃がこれほどカッコ良く見えた作品は、ここ十数年の間ほかに見当たらない(笑)。
第一シリーズのラストで、シビュラシステムと対峙した主人公の朱が言う。
「人間を甘く見ないことね・・・いつか誰かがこの部屋の電源を落としにやってくるわ」
秩序を守るための仕組みとして、シビュラシステムを受け入れざるを得ない一方で、その正体を知った事で嫌悪し、否定の思いを隠すことができなくなった朱。
彼女と、公安課刑事たちの闘いは続く。果たして真の敵は何なのか?そして、この物語はどんな終着点に向かうのか?
10月の第2シリーズ開始前に、ぜひともおさらいをしておきたい(笑)。
そして未見の方も、7.10に活目せよ!
新編集版『PSYCHO-PASS』
2話分を1時間枠用に再編集し、新たなシーンも追加。全11回の放送で『PSYCHO-PASS』第1シリーズ全話を網羅する特別再放送。
7月10日(木)フジテレビ・ノイタミナ枠で深夜1:40〜(次週からは1:20)
ほか、関西テレビ、東海テレビでも放送。ただし放送時間は各局で異なるので、各放送圏ごとにお調べ下さい。
2012年10月25日に日本でレビュー済み
有名人が揃ったのに非常に残念な出来
世界観のビジュアルイメージは悪くないのに(なのでOPEDは良かった
脚本が全てを台無しに。これは美少女ゲーム出身の脚本家に共通する手癖だと思うんだけど
その場の状況、キャラクターの過去、心情等を全てセリフで説明してるんですね
美少女ゲームならそれでいいんだと思います。
止め絵とテキストだけだからセリフで説明するしか情報を伝える手段がないので
でも、映像作品それもシリアスな世界観で説明セリフに依存するのは相性が最悪なんですね
出会って一、二日の仕事先の人間が情緒たっぷりに自分の生い立ちトラウマをベラベラ話しだす
それを映像で可視化されると不自然で嘘くさく、軽いドラマに感じてしまう。
ダークで格好良く見せるべきキャラまでもそんな感じ
しかも見せ場の仕事中の描写までベラベラ喋って場当たり的
「ダークでカッコイイプロ集団」に見せようとしてるのに
これでは「気弱でお喋りな自分語り集団」
物語の自然な流れの中で、キャラクターの人生を匂わせるような作りや表現が出来てない
この根本的な問題は治らなそうなので、今作は厳しいと思われます
あとキャストも深夜アニメの常連ばかり安易に使いすぎ。
しかも、声も演技も全くいつも通りでそこに新鮮味がない
それが今作ドラマにあるべき緊張感をもそいでいる
世界観のビジュアルイメージは悪くないのに(なのでOPEDは良かった
脚本が全てを台無しに。これは美少女ゲーム出身の脚本家に共通する手癖だと思うんだけど
その場の状況、キャラクターの過去、心情等を全てセリフで説明してるんですね
美少女ゲームならそれでいいんだと思います。
止め絵とテキストだけだからセリフで説明するしか情報を伝える手段がないので
でも、映像作品それもシリアスな世界観で説明セリフに依存するのは相性が最悪なんですね
出会って一、二日の仕事先の人間が情緒たっぷりに自分の生い立ちトラウマをベラベラ話しだす
それを映像で可視化されると不自然で嘘くさく、軽いドラマに感じてしまう。
ダークで格好良く見せるべきキャラまでもそんな感じ
しかも見せ場の仕事中の描写までベラベラ喋って場当たり的
「ダークでカッコイイプロ集団」に見せようとしてるのに
これでは「気弱でお喋りな自分語り集団」
物語の自然な流れの中で、キャラクターの人生を匂わせるような作りや表現が出来てない
この根本的な問題は治らなそうなので、今作は厳しいと思われます
あとキャストも深夜アニメの常連ばかり安易に使いすぎ。
しかも、声も演技も全くいつも通りでそこに新鮮味がない
それが今作ドラマにあるべき緊張感をもそいでいる
2012年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年秋アニメ サイコパス
久しぶりにBDが欲しいと思えるアニメに出会いました。
アニメイト特典 全巻収納BOXが欲しいので1〜4巻まではアニメイトで購入しますが、それ以降は密林で購入したいと思ってます。
虚淵玄さんのファンなので放送前から期待していましたが、期待通りです。
沙耶の唄でファンになりましたが、虚淵さんの世界観にはいつもワクワクさせられます。
キャラクター原案はリボーンの天野明先生です。
私程度の者が言うのも失礼ですが、天野先生の描く女の子は魅力を感じないのが残念な所です。
男キャラのキャラデザは言うまでもなく男前ですが。
アニメ内容については他の方が書かれていますので、あえて触れません。
熊本は2日遅れで放送されますが、2日待つのも辛いくらい毎週楽しみにしています。
これからの展開が楽しみです。
久しぶりにBDが欲しいと思えるアニメに出会いました。
アニメイト特典 全巻収納BOXが欲しいので1〜4巻まではアニメイトで購入しますが、それ以降は密林で購入したいと思ってます。
虚淵玄さんのファンなので放送前から期待していましたが、期待通りです。
沙耶の唄でファンになりましたが、虚淵さんの世界観にはいつもワクワクさせられます。
キャラクター原案はリボーンの天野明先生です。
私程度の者が言うのも失礼ですが、天野先生の描く女の子は魅力を感じないのが残念な所です。
男キャラのキャラデザは言うまでもなく男前ですが。
アニメ内容については他の方が書かれていますので、あえて触れません。
熊本は2日遅れで放送されますが、2日待つのも辛いくらい毎週楽しみにしています。
これからの展開が楽しみです。
2018年5月20日に日本でレビュー済み
犯罪者になりそうな人間を機械が判定して処分するという設定なのだが、主人公たちはいつも事件が起きてから出動しており、この世界の治安はどうなってるんだという感じ。免罪体質とかいうのが登場するが、機密事項だろうがこんなの想定されるべきだろう。なぜアホのひとつ覚えみたいにドミネーターに拘るのだ。管理社会だから普通の銃は使えないのかとも思ったが、最終回にちゃんと使っているではないか。
2012年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2話まで視聴しましたが今クールのアニメの中では一番面白いと思う。
脚本が虚淵氏なのでいつ衝撃的な展開なるかヒヤヒヤしてますが。
キャラデザもリボーンの天野氏ということで最初は不安でしたが思った以上に作品のダークで退廃的な世界観に合っている。
声優も実力のある人ばかりなのでとても安心して見ていられる。
今後の展開に期待です。
脚本が虚淵氏なのでいつ衝撃的な展開なるかヒヤヒヤしてますが。
キャラデザもリボーンの天野氏ということで最初は不安でしたが思った以上に作品のダークで退廃的な世界観に合っている。
声優も実力のある人ばかりなのでとても安心して見ていられる。
今後の展開に期待です。
2013年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通に、見ていて面白いと思います。
1話目を見た時点で、すぐに、全巻予約してしまいましたので^^;。
作品世界に必要な説明は、必要な時に、
最低限に、的確に、提供される為、
情報過多になって、「どうなってるの?」もないですし、
説明の仕方も、自然に行っているため、
浮いた感じにならないのも良い所だと思います。
作品世界の中だけで、その作品でしか通用しない設定を、
何の説明もなく濫用し、綺麗な映像を取りあえず流しておく・・・
なんて作品がちらほらある中、丁寧に造られていると思います。
問題点は・・・
男性キャラは魅力的なのですが・・・
メインの女性が・・・今一つな・・・
後は、過激な表現がちょこちょこ出てきますので、
そう言うのが苦手な人は、受け付けないと言う事でしょうか?
他の作品なら、死なないような状況の人でも、
容赦なく死んでいく辺りも・・・受け付けない人は、受け付けないかと。
海外で、”Urobutcher”って言われたりするみたいですが、
この作品でも、その手腕はいかんなく・・・
おまけのゲームは・・・個人的には、腹筋が崩壊するかと思う程、
笑ってしまいました・・・
面白さとしては、☆4つだと思うのですが、
人を選ぶ感じがありますので、☆1つマイナスで、☆3つにしてみました。
1話目を見た時点で、すぐに、全巻予約してしまいましたので^^;。
作品世界に必要な説明は、必要な時に、
最低限に、的確に、提供される為、
情報過多になって、「どうなってるの?」もないですし、
説明の仕方も、自然に行っているため、
浮いた感じにならないのも良い所だと思います。
作品世界の中だけで、その作品でしか通用しない設定を、
何の説明もなく濫用し、綺麗な映像を取りあえず流しておく・・・
なんて作品がちらほらある中、丁寧に造られていると思います。
問題点は・・・
男性キャラは魅力的なのですが・・・
メインの女性が・・・今一つな・・・
後は、過激な表現がちょこちょこ出てきますので、
そう言うのが苦手な人は、受け付けないと言う事でしょうか?
他の作品なら、死なないような状況の人でも、
容赦なく死んでいく辺りも・・・受け付けない人は、受け付けないかと。
海外で、”Urobutcher”って言われたりするみたいですが、
この作品でも、その手腕はいかんなく・・・
おまけのゲームは・・・個人的には、腹筋が崩壊するかと思う程、
笑ってしまいました・・・
面白さとしては、☆4つだと思うのですが、
人を選ぶ感じがありますので、☆1つマイナスで、☆3つにしてみました。