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三枝匡

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経営パワーの危機　会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) Kindle版

三枝匡 (著) 形式: Kindle版

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変革をリードできる人材がいない。社員に危機感がない。崩壊寸前の組織を立て直し、先端企業として復活させた若き戦略型経営者の実話に基づく迫真のストーリー。人材を育て、会社再建をマネジメントする真髄を説く。

本の長さ

443ページ
言語

日本語
付箋メモ

Kindle Scribeで
出版社

日経BP
発売日

2003/3/1
ファイルサイズ

5880 KB
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商品の説明

著者について

株式会社ミスミグループ本社シニアチェアマン・第2期創業者 1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、20代でボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントとして、東京、ボストンで勤務。スタンフォード大学でMBAを取得後、プロ経営者になることを志し、30代で赤字会社2社の再生とベンチャーキャピタル会社の経営を各社代表取締役として経験。41歳の時に株式会社三枝匡事務所を開設。不振企業に役員として参画するターンアラウンド・スペシャリスト(事業再生専門家)として16年間活動。2002年ミスミグループ本社の社長CEOに就任。同社を社員340人の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた。取締役会議長を経て2018年4月から現職。経営者活動の傍ら一橋大学ビジネススクール客員教授など教壇にも立つ。著書に『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』『ザ・会社改造』があり、米国、中国、台湾、韓国で現地版も出ている。

登録情報

ASIN ‏ : ‎ B009S7CDNS
出版社 ‏ : ‎ 日経BP (2003/3/1)
発売日 ‏ : ‎ 2003/3/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 5880 KB
Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） ‏ : ‎ 有効
X-Ray ‏ : ‎ 有効
Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
本の長さ ‏ : ‎ 443ページ

Amazon 売れ筋ランキング: - 4,682位実践経営・リーダーシップ (Kindleストア)
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３０代後半に読みたかった

2021年5月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

自分の感度が悪かったから今出会いましたが、私はこれからでも遅くないし、今、３０代の方には是非読んでみて欲しい。日本はこれから沢山、伊達が出てくる事が、今後、志向していく成長モデルの一つかと。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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NO NAME

現場のリアルが感じられる良い本、現場で自らの手で活躍する30代ミドルにささる。

2023年6月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

現場のリアルが感じられる良い本、現場で自らの手で活躍する30代ミドルにささる。

2020年4月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

企業変革におけるダイナミズムを追体験し、注意すべき点も抑えている良書。20年近く前の書籍ながら、今読んでも色褪せないと感じる。
思うに、テクノロジーや手段は大きく進化するが、人間の心理や考えるべき点については大きく変わることがないのだろう。

役に立った

Slowstarter123

競争・資金・損益・組織・戦略の５つの要素から、企業戦略を考える

2022年8月28日に日本でレビュー済み

本書は、戦略的経営者を目指すビジネスマンに、不振企業再建の実例をもとに、経営パワーを上げていくための改革プロセスを伝える。

トラブル事業の再建シナリオは、以下の５つの要素のチェック・サイクルを回しながら、「時間軸」と「ストーリー性」を意識して定めていく。
１．資金
・資金はあとどれくらいもつか？
・残された時間軸の長さは？

２．損益
・赤字製品はどれか？
・数字把握は正確か？
・赤字発生の経理的ロジックは明確か？

３．競争
・どんな競争相手がいるのだろうか？
・過去の競争要素は何？
・これからの決め手は？

４．組織
・商品の基本サイクルの停滞はどこで？
・頼りになる人材は？
・組織の強みは何？

５．戦略
・トラブルに至った原因ロジックは見えたか？
・根本改善の押しボタンはどこにあるか？

この５つの要素それぞれには、さらにたくさんの経営要素がぶらさがっており、それを考えながらサイクルを回すことで、自分の考え方に何が欠落し、どこの整合性が弱いかなどに気付く。
また、このサイクルは成功へのシナリオ作りにも使える。ただし、そのサイクルの回し方は異なる。
１．競争
・この市場はこれから伸びるだろうか？
・どんな競争相手がいるだろうか？

２．戦略
・勝負のポイントはどう絞ればいいのだろうか？
・勝ち戦をするには何が必要だろうか？

３．組織
・「燃える集団は作れるだろうか？
・わが組織の強み弱みは何だろう？

４．損益
・十分利益は出るだろうか？　
・競争が厳しくなっても大丈夫だろうか？

５．資金
・資金は十分足りるだろうか？
・他事業との資金バランスは？

あくまで、これは考えるべきことの一部であり、狙っている市場での「競争パターン」を正確に把握することが重要である。
このサイクルを何度も回し、幹部の間でストーリーが共有されれば、成功に向けたエネルギーが束ねられる。

【感想】　
これで三枝氏の三部作を読了。実践的な経営書であり、今すぐ役立てられるかはともかく参考になる内容だった。やはりここでも、「創って、作って、売る」という商売の基本サイクルが重要とされており、これが根本的な考えであるということが理解できた。そして、自分の現在の能力よりも高い仕事をやり抜くことで、成長できるということも重要だと感じた。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Hiroshi

リアリティのある事業再建ストーリー

2015年2月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

元BCG社員で前ミスミCEOの三枝匡氏の著書。
ご自身の実体験にもとづく事業の再建が描かれている。

小説として楽しめるだけでなく、経営学の学習にもなる良書。

＜本書からの学び＞
'１）本文引用　会社の危機と社内の危機感は必ずしも一致しない。むしろ業績の悪い会社ほどたるんだ空気感がある。
有能な経営者は人為的に危機感を作りだす。そのため、成長企業ほど社員はぴりぴりしている。

→私は会社で戦略立案部門に所属しているが、戦略実行力を高めるために、”人為的危機感”を作り出せていない
事を気づかされた。どのように”危機”に見せるかもビジネスパーソンの腕次第。今後の自分の１つの改善テーマに据える。

'２）　共通認識を持たせるために”絵”で見せる

→本書では主人公が社員と討議する際、必ずチャートやマトリックスを使用。会話や活字と比べ、”絵”はより強く共通認識を
持たせるパワーがある。フレームワークとそれを活用するスキルを磨く必要があると感じた。

'３）本文引用　経営者が迷う時は、その決断が本当に難しい場合よりも、実は十分な情報が揃っていない場合が多い。
その時はまず身体を動かして一次情報を取りに行く。

→　より良い意思決定をするには、腰を軽く一次情報を取りに行く事が重要。

'４）　「この事業は自分が育てた」「自分が一番分かっている」という発想が、しばしば支援者を排除する。

→　今自分が主体で進めている案件に対して、慢心せずに周りから意見をもらう事が必要。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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GONZO行政書士＠ハッソウざっくり解説劇場

今回はリーダーの成長物語ですかね

2021年2月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

中小企業診断士・行政書士・社労士です。今さらですが、３部作をまとめて読んでみることに。
　順番を間違えてしまい、２番目に発行された本書を最後に回してしまいました。それぞれ独立した話ではありますが、書き手のスタイルが微妙に変わっている部分もあり、やはり順番通りに読むべきだったかなと感じています。

本書を他の２冊と比べると、主人公が成長していく様子に焦点が当てられているような印象を受けました。その反面、戦略を練り上げてそれを実行に移していくときに当事者たちが苦労していく部分の描かれ方が、やや薄かったような気がします。

そんなわけで、３部作全てを読む気にはなれない人は、次のようなテーマに合わせて選べばよいのではないでしょうか（参考程度に）。

・販売戦略→『戦略プロフェッショナル』
・人材（リーダー）育成→『経営パワーの危機』
・組織改革→『V字回復の経営』

まあ、言ってしまうと３作とも「ものづくり企業」を題材にした話ですし、見事なまでに表舞台には男性しか出てこないので（これは時代もあるかと）、人によってはあまり響かないかもしれませんが……。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ぐっジョ～

自分の会社にも同様のことが起きていることを発見

2019年8月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

経営の勘どころを具体的に教えてくれます。小説の展開も数字と図が挿入されているので
実感を持って読めました。自分の会社を頭に思い浮かべながら読んでいくと、心当たりの
あることが次々と出てきます。経営リーダーの部下への処し方といった読み方もあるので
しょうが、私は問題発見の目のつけどころやそれに対する考え方みたいなものを大いに学
ばせていただきました。

2019年7月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

メンターに勧められて読みましたが、どハマり
これは読むと気持ちがあがります

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