このバッグには手前側、真ん中、背面の3つの荷室があります。
iPad等の10.1インチタブレットはこのうち背面の荷室(内側は起毛加工)に収納します。
タブレットをスマートに携行するにはよいバッグですが、身体にもっとも近い部分に固いものが入ってしまうのでフィット感はあまり良くないと感じます。また大きさが10.1インチタブレットサイズなので、A4の書類を携行するには向きませんし、ペットボトル等を装着する場所もないので(真ん中の荷室に押し込めなくはありませんが)、意外と使い勝手が悪いかもと最近は感じます。
肩ひもは上辺両端に装着してショルダーにするか、上辺と下辺の中央に装着してボディバッグスタイルにするかを選べます。ショルダー時はフックが背面にあるので重心が寄ってしまい、ボディバッグ時には真ん中で支えるためにカバンが回ってしまうというあたりにも不都合を感じます。
iPadを携行するには防水生地なので心強いのですが、今日はiPadではなくMacBookAirを持ち出さないと…というときには使えなかったり、防水設計のせいでイヤホンコードを通す穴や、外付けのポケット(たとえば定期券を入れるような)がないのでオフタイムにも使いにくいなという印象です。
カバンの作りは悪くなく、値段も手ごろで、メーカーには好意的な印象を受けるので、ほかのモデルも購入してみたいとは思いますが。(ハンズ等の取扱い店が増えているのでじっくり現物を確認してから選ぼうと思います)
(H23.12.14追記)
結局、A4の書類が入らないとか、iPadを入れるには背負い心地が悪いとか、iPadからiPad miniに替えてこの鞄ではスカスカだとかいう理由であまり使っていなかったのですが、ASUS TransBook T100TAの購入に併せて復活してしまいました。iPadと同じ10.1インチだからすっぽり入って当然なのですが、タブレットスペースは結構な厚みがあるので、キーボードを装着している状態のWindowsタブレットも問題なく入ります。デジカメ、WiFiルーター、周辺機器、充電器などを詰め込んでボストンバッグ内のバッグinバッグとして再活躍しています。