Kindle 価格: | ¥770 (税込) |
獲得ポイント: | 8ポイント (1%) |
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
イトウの恋 (講談社文庫) Kindle版
維新後間もない日本の奥地を旅する英国女性を通訳として導いた青年イトウは、諍いを繰り返しながらも親子ほど年上の彼女に惹かれていく――。イトウの手記を発見し、文学的背景もかけ離れた二人の恋の行末を見届けたい新米教師の久保耕平と、イトウの孫の娘にあたる劇画原作者の田中シゲルの思いは……。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/3/14
- ファイルサイズ561 KB
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B009SM0WCM
- 出版社 : 講談社 (2008/3/14)
- 発売日 : 2008/3/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 561 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 262ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,492位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
78グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上司に勧められ購入しました。一気読みでした。
2022年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イザベラバードには以前から興味があったけれど、その困難な日本の旅行に通史がいたことは思ってもみないことで当然だったろう。その通史イトウとの交流はフィクションであっても、さまざまに興味深く、イギリスと日本の宗教観の違いについての論争の会話など面白かった。ただ物語が現在と過去に遡る家族の歴史とそしてイトウの日記と構造が少々複雑なのは少し混乱するきらいがあるが、それは、残された日記を物語を膨らましている要素だろう。
2010年4月7日に日本でレビュー済み
現代の部分の文体が軽薄すぎて、入り込みにくく感じたが、楽しめなかったわけでもない。
でも、「んー、残念」という気分は、ついに最後まで晴れなかった。
着想は良かったんだけどなあ。
作者自身、「もういっぺん書き直したい」と思っているんじゃないかなあという気がする。
でも、「んー、残念」という気分は、ついに最後まで晴れなかった。
着想は良かったんだけどなあ。
作者自身、「もういっぺん書き直したい」と思っているんじゃないかなあという気がする。
2010年9月27日に日本でレビュー済み
またしても、ノスタルジーを感じさせる彼女の傑作。
イトウは、横浜生まれ横浜育ちの少年。
酒におぼれる母親に育てられ、港町で異人のもとで働きながら
英語を身につけていった。
そんな時、20歳のイトウはある白人女性の旅のお供をすることになる。
彼女の名はI.B。イトウの倍ほども生きているその女性と
北に向かう旅路を共にするうちに、イトウは恋におちていく…
イトウは後年、明治時代の最初の通訳として
多くの異国人から信頼され、仕事を任された。
そのイトウの、初恋の物語。
読んでいて切なく、また当時、異国というものが
現代と違ってどんなに遠い存在だったのかということを
痛感させられる。
開港し賑わった横浜の港町で、こんな素敵な恋物語がきっと
あったんだろうな。
イトウは、横浜生まれ横浜育ちの少年。
酒におぼれる母親に育てられ、港町で異人のもとで働きながら
英語を身につけていった。
そんな時、20歳のイトウはある白人女性の旅のお供をすることになる。
彼女の名はI.B。イトウの倍ほども生きているその女性と
北に向かう旅路を共にするうちに、イトウは恋におちていく…
イトウは後年、明治時代の最初の通訳として
多くの異国人から信頼され、仕事を任された。
そのイトウの、初恋の物語。
読んでいて切なく、また当時、異国というものが
現代と違ってどんなに遠い存在だったのかということを
痛感させられる。
開港し賑わった横浜の港町で、こんな素敵な恋物語がきっと
あったんだろうな。
2017年6月7日に日本でレビュー済み
言わずと知れたイザベラバードさんの「日本奥地紀行」をオマージュした作品。
とにかく読み終わるまでに時間がかかる小説だった。
現代シーンと伊藤の日記シーンが入れ子状態になっており、途中で読み止めると頭の中がグチャグチャになる。それでも、ゆっくりでも最後まで読みたいと思わせるほどの、魅力ある作品だった。
ネタバレ覚悟で言うと、この小説内では何かがキレイに完結するわけでもない、読後にぽかんとするほどの余韻もない。
坦々と現代と過去のストーリーが進んでいく。
ただなぜか、伊藤がI・Bに惹かれる理由がなんとなく分かる。そして読み進めてしまう。
イギリス人女性が何も珍しくはない現代の、いち男性(20歳)からしても魅力だと思えるのだ。ということは、時代背景抜きにした魅力がI・B本人にあるということではないだろうか。不思議な人だ。
とにかく読み終わるまでに時間がかかる小説だった。
現代シーンと伊藤の日記シーンが入れ子状態になっており、途中で読み止めると頭の中がグチャグチャになる。それでも、ゆっくりでも最後まで読みたいと思わせるほどの、魅力ある作品だった。
ネタバレ覚悟で言うと、この小説内では何かがキレイに完結するわけでもない、読後にぽかんとするほどの余韻もない。
坦々と現代と過去のストーリーが進んでいく。
ただなぜか、伊藤がI・Bに惹かれる理由がなんとなく分かる。そして読み進めてしまう。
イギリス人女性が何も珍しくはない現代の、いち男性(20歳)からしても魅力だと思えるのだ。ということは、時代背景抜きにした魅力がI・B本人にあるということではないだろうか。不思議な人だ。
2009年3月11日に日本でレビュー済み
イザベラバードの日本紀行を読んだとき、ときどき登場する、通訳者の「イトウ」という人物に妙に魅かれて、ネット検索してみたりしたのですが、あまり詳しいことがわかっていない人物のようで、余計気になってしまいました…。これは、イトウの手記が思わぬところ見つかったという設定で、日本紀行には書かれていなかった空白部分やその後の様子が、今に生きるイトウの子孫たちの人間模様と絡めて描かれていて、とても面白かったです。
2010年8月9日に日本でレビュー済み
小さいおうちよりも多弁で荒削りではあるが、史実、ユーモア、ロマンスという、彼女の世界がすでに確立されている。
「…語られ尽くしたとすら思われる、ある確固たる時代に、まったく語られることのなかった人物と、その人の生きた時間があるとして、それが僕らに教えてくれるものが、なにか特別なものがあるのではないかと…」登場人物に言わせているが、そこが彼女のワールドか
シゲルと耕平の串揚げに始まるディープな桜木町のデートは楽しいし、ちょっと生意気な赤堀少年も可愛い
「…語られ尽くしたとすら思われる、ある確固たる時代に、まったく語られることのなかった人物と、その人の生きた時間があるとして、それが僕らに教えてくれるものが、なにか特別なものがあるのではないかと…」登場人物に言わせているが、そこが彼女のワールドか
シゲルと耕平の串揚げに始まるディープな桜木町のデートは楽しいし、ちょっと生意気な赤堀少年も可愛い
2010年10月14日に日本でレビュー済み
情景描写が貧弱で、最初の十ページで投げ出したくなった。
『日本奥地紀行』の内容をイトウの側からなぞった部分は
面白くなくはないが、当時の情景を描くという点では原著の
足下にも及ばない。それ以降はプロットむき出しで興ざめ
である。
人物像にも厚みがなく、いかにも一人の頭の中から出てきました
という感じ。モデル上がりの劇画作家と薄禿の中学教師という
対称的な人物設定でも到底カバーできず。
『日本奥地紀行』の内容をイトウの側からなぞった部分は
面白くなくはないが、当時の情景を描くという点では原著の
足下にも及ばない。それ以降はプロットむき出しで興ざめ
である。
人物像にも厚みがなく、いかにも一人の頭の中から出てきました
という感じ。モデル上がりの劇画作家と薄禿の中学教師という
対称的な人物設定でも到底カバーできず。