「JUDY AND MARY」は最初にバンド活動をした時にカバーしていました。
ジュディマリはインディーズ時代から有名だったので、初期の『BLUE TEARS』『JUDY IS A PUNK ROCKER』や『LOVE ME DO』『DAYDREAM』などを。
まだスコアが発売される前で、演奏は完全に再現できていなかったものの、すごく楽しかったです。メロディがとても綺麗でした。
音楽は大きく外さない限り自由だと思うので、特にその点が好きです。
有名と言っても一部の音楽ファンに限られ、周りからはオリジナル曲だと思われていたんですが、やり始めは褒められたくてそんなに否定はしませんでした。
その後環境も変わり、路線の違うロックばかり聞いていたので、TVに出たり世間に注目されていた頃の事はあまり分かりません。
ラストアルバムの『WARP』が発売されてしばらく経ってからまた興味を持ち、『motto』や『PEACE』を歌う事が多かったです。
『PEACE』はジャンルが違いますけれど、日本のロックバンドでは少ない三拍子曲で、私の場合歌うとウォーミングアップになり、音域が広がったり、リズムを取りやすくなったため、出来る限りセトリの最初にしています。
いい曲なんですが、オープニングで披露するタイプではないのでそんなに受けは良くなかったです。
練習でも毎回歌いたがるため「また?」とは言われましたが、みんな優しくて付き合ってくれました。
2回目のバンド活動は短かったのですが、確実にレベルアップした気がします。
YUKIさんがソロ活動をしているのも知らなかったので、しばらくしてからまとめて聞いて『ハローグッバイ』や『ドラマチック』が気に入り、それからジュディマリ時代を含めCDを集めました。
⚪︎ 本作について
まず、表紙が素晴らしいです。
YUKIさんだからこそ、セクシーだけど品のある感じになったと思います。
BOXもしっかりした作りです。
それまでに発売されていた『ユキビデオ』の内容をまとめた作品で、MVやおまけがたくさん(本当にたくさん)収録され、とにかくお得感がすごいです。
全作通じて言えるのは映像付きの方が曲の良さが際立つという点で、撮影も妥協せず、なかなか手が込んでいます。
『Hello!』や『ひみつ』はメイキングを見ないと、どうやって撮ったのか分かりにくかったです。
『うれしくって抱きあうよ』は先が読めません。
なぜかゴリラさんと戯れている『プレイボール』も、コミカルな演技が良くて何だか癒されました。
「ゆきんこ」のアニメを含め、たくさんの動物が出てきます。こんな感じが好きです。
BOXはDVDサイズの商品を4つ入れられるので他のライブ作品を一緒に収納し、『ユキビデオ』もBlu-ray未収録の映像があるため、両方揃えて大切にしています。
YUKIさんはずっと可愛いので、憧れて髪型を近い感じにしました。
また以前のように、もっとロック系でアップテンポな曲をやってくれると嬉しいです。
本作は曲数もかなり多く、お値段を考えると本当にリーズナブルだと思います。