7段が新しく出たので半分衝動買いでした。
当方のPC環境はCore I7 870 メモリ8Gです。激指は5,10,12と持っています。
激指10との対戦では、6段どうしで対局させました。結果はほとんど12の勝ちでしかも消費時間も短くなっていました。
ちなみにパッケージには激指11との対戦成績は1204勝750敗と書いてあります。なので10との対戦成績はもっとよくなっていると思います。
私が注目したのは検討モードと棋譜解析です。
棋譜解析では10では敗着を指摘する事が出来なかった棋譜でも12ではしっかりと指摘してくれます。12でも指摘できなかった棋譜もあったが・・
消費時間も若干短くなったように感じました。
次に検討モードですが候補手を3手にして検証してみました。まずは、NHK杯の羽生・加藤戦の伝説の52銀です。
10ではこの手を選ぶことがなかったが、12では最善手として指摘しました、しかも消費時間が10の半分以下でした。
次は王座戦での渡辺・羽生戦の羽生マジックといわれる66銀です。10ではやはりこの手を選ぶことがありませんでした。
12では3番手ではありましたが詰めろ逃れの詰めろとしてこの手をはじき出してくれました。消費時間もやはり12の方が短かったです。
検討モードと棋譜解析では精度が良くなっていると感じました。
ただこの検討モードには、プロ間、最近10年、激指定跡とゆうタブが追加されていてこれはあまり意味がなくはっきり言って邪魔です。
設定等で消すことが出来るようにしてもらいたいです。
全般的には、10よりもかなりよくなっていると思いました。
最近の将棋ソフトはどれも強く、もはやプロレベルに達していると思います。
来年の電王戦が楽しみです。プロ大丈夫かな・・・