パンデミック映画は幾つかもありますが、目が見えなくなる伝染病という本作の設定はぐー。
メガネが曇っただけで動きが遅っそくなる私にとって、周りの事が全く分からなくなるという事態は考えただけでも怖いです。
同時に病気の蔓延と共に社会がああっ言う間に崩壊してゆくのもとてもよく解る気がします。
盲目以外は健康な感染者がにグループを作って食料を独占したり、弱者に性的なものを強制したりと「まぁ、そうなるわなぁ。」
と思わせる展開も自然。
「もしも災害や伝染病で社会システムが崩壊したら人はどう動く?」といった時々気になるテーマにサンプル的に答えを見せてくれる
映画です。