私は何十年も「ゴルゴ13」の総集編をコンビニで購入していましたが、今回、買い損ねたのでAmazonに注文しました。
いつもの通り三編が収録されてしますが、今回は、その内の二編が「ゴルゴに惚れた女」のエピソード、ちょっと珍しいですね。
第一話「銀翼の花嫁」(103頁)は、狂恋。珍しくゴルゴが判断ミスをするエピソードで、ラストのゴルゴの沈痛な表情がレアです。
第二話「地図なき悪霊の森」(140頁)は、ゲストヒロインが車のドアを引きちぎるような大女イヴァノバ、映画版「007」シリーズのジョーズのようなキャラです。
ラストでゴルゴが「戦友」としてイヴァノバを讃えて、おそらく処女であろう彼女が「さようならトウゴウ……」と胸の中で呟く場面は感動的。
なお、「プレデター」をヒントにした最新兵器のアイディアは、「怪奇大作戦」第一話「壁抜け男」が先んじていたと思います。
そして、このエピソードでは数十年ぶり(?)に、ゴルゴがある表情を見せます(しかも二度)。
第三話「RBGの悪夢」(36頁)はモデルのある話で、トランプ前大統領を道化扱いする流れの一編、私の好みではありません。
ただ、「民主主義を守るために、非合法の暗殺者を雇うことは肯定されるか」というテーマは面白い。
第一話、第二話は水準以上のクオリティなので、買って損はないと思いますね。
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ゴルゴ13(B6) 2023年 1/ 号 [雑誌]: ビッグコミック 増刊 雑誌 – 2022/12/13
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登録情報
- ASIN : B00AFYKAQ0
- 出版社 : 小学館 (2022/12/13)
- 発売日 : 2022/12/13
- 言語 : 日本語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 565位青年コミック雑誌
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