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ロードムービー (講談社文庫) Kindle版
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編(「街灯」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」 )収録。(講談社文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/9/15
- ファイルサイズ2745 KB
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登録情報
- ASIN : B00AJCM340
- 出版社 : 講談社 (2011/9/15)
- 発売日 : 2011/9/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2745 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 335ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 102,419位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでもっと前に読まなかったんだろう。どんどん辻村ワールドに引き込まれていきます。孤独、寂しさ、不安な思い、読むと勇気をいただけます。
2008年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ短編集。
3人の大人になる前の子ども時代にどうしても「できない」もどかしさを優しい視点で描いている。
それぞれの少年、少女は思いっきり背伸びして、「できない」もどかしさに必死に抵抗して、傷つきながらも頑張っています。
辻村さんの書く小説は読んでいる人に痛さを感じさせることがあります。その「痛み」を自分の「痛み」に重ね合わせられるのであれば、本当にお薦め。大事な人にだけお薦めしたい作家です。
ただ、短編で読んでいると、その痛みを感じたり読み終えた時のカタルシスがほんのちょっと物足りなく感じてしまいます。その分だけ、ほんのちょっと個人的な評価を下げています。
直接、ストーリーとは関係ありませんが、表紙の紙質とか、本のつくりが丁寧で持っていてとても素敵です。出版に携わっている人の努力が見えてちょっと嬉しくなりました。
3人の大人になる前の子ども時代にどうしても「できない」もどかしさを優しい視点で描いている。
それぞれの少年、少女は思いっきり背伸びして、「できない」もどかしさに必死に抵抗して、傷つきながらも頑張っています。
辻村さんの書く小説は読んでいる人に痛さを感じさせることがあります。その「痛み」を自分の「痛み」に重ね合わせられるのであれば、本当にお薦め。大事な人にだけお薦めしたい作家です。
ただ、短編で読んでいると、その痛みを感じたり読み終えた時のカタルシスがほんのちょっと物足りなく感じてしまいます。その分だけ、ほんのちょっと個人的な評価を下げています。
直接、ストーリーとは関係ありませんが、表紙の紙質とか、本のつくりが丁寧で持っていてとても素敵です。出版に携わっている人の努力が見えてちょっと嬉しくなりました。
2020年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭の短編、数ある辻村作品の中でも1番好きかも。
2008年12月2日に日本でレビュー済み
元となっている「冷たい〜」を読んでいなくても十分楽しめる本でした。
が・・・悪くはないんだけど、3つとも新鮮味がない。
以前読んだことがある、何かで見たことがある・・・みたいな使い古されたテーマのように思えるのがちょっと。
だって1つ目の「ロードムービー」が≪引っ越しで離れ離れになるのが嫌で家出をする小学生の話≫
2つ目の「道の先」が≪塾の講師のバイトをしている大学生を好きになるちょっと大人っぽい中学生。≫
3つ目の「雪の降る道」が≪病気の友達を毎日見舞ったんだけど、その友達に「お前なんかいなくなれ」と言われて家出≫
でも、どの話も子供だからこその無邪気さ・無鉄砲さなんか描かれるのでなんだか懐かしい気持ちになりました。
勢いでやっちゃったり(言っちゃったり)するんだけど、すごく後悔するの。
先が見えない不安だけでなく、子供は自分で選ぶことができない。
その不安とモヤモヤがよく出ていました。
この3つのお話が「冷たい〜」とどうつながっているのか気になります。
が・・・悪くはないんだけど、3つとも新鮮味がない。
以前読んだことがある、何かで見たことがある・・・みたいな使い古されたテーマのように思えるのがちょっと。
だって1つ目の「ロードムービー」が≪引っ越しで離れ離れになるのが嫌で家出をする小学生の話≫
2つ目の「道の先」が≪塾の講師のバイトをしている大学生を好きになるちょっと大人っぽい中学生。≫
3つ目の「雪の降る道」が≪病気の友達を毎日見舞ったんだけど、その友達に「お前なんかいなくなれ」と言われて家出≫
でも、どの話も子供だからこその無邪気さ・無鉄砲さなんか描かれるのでなんだか懐かしい気持ちになりました。
勢いでやっちゃったり(言っちゃったり)するんだけど、すごく後悔するの。
先が見えない不安だけでなく、子供は自分で選ぶことができない。
その不安とモヤモヤがよく出ていました。
この3つのお話が「冷たい〜」とどうつながっているのか気になります。
2015年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっぱり過去の作品を読んでからの方が、より楽しめます。
って言うか
他の作品のスピンオフ的な要素満載で、もとになる作品を先に読むことを
お勧めします。
わたしは読む順番があることをネットで知りました。
知らずに読めばどのような感想になっていたのでしょうか。今となっては
わかりませんが、伏線だと思っていたものが回収されずに、不完全燃焼で
読み終わっているかなぁ。
ぜひ、作者の名前で検索してみてください。
って言うか
他の作品のスピンオフ的な要素満載で、もとになる作品を先に読むことを
お勧めします。
わたしは読む順番があることをネットで知りました。
知らずに読めばどのような感想になっていたのでしょうか。今となっては
わかりませんが、伏線だと思っていたものが回収されずに、不完全燃焼で
読み終わっているかなぁ。
ぜひ、作者の名前で検索してみてください。
2019年7月19日に日本でレビュー済み
多感な少年少女の、やるせない気持ちにグッとくる短編集。
収録作品は、プロローグ「街灯」、クラスからはじかれた二人の起死回生「ロードムービー」、少女に恋心を抱かれる塾講師「道の先」、波紋の広げる転校生の嘘「トーキョー語り」、いなくなった少女のことで心を痛める少年「雪の降る道」。
ラストにおっ!となるタイトル作と友情がかたちづくられる時を描いた「トーキョー語り」がお気に入り。
辻村作品は、読む順番を間違えてるので、登場人物たちがどの作品と関連するのか、あまりわかっていない。順番どおり読んだら、さらにグッとくるのだろうね。ずるいわぁ。
収録作品は、プロローグ「街灯」、クラスからはじかれた二人の起死回生「ロードムービー」、少女に恋心を抱かれる塾講師「道の先」、波紋の広げる転校生の嘘「トーキョー語り」、いなくなった少女のことで心を痛める少年「雪の降る道」。
ラストにおっ!となるタイトル作と友情がかたちづくられる時を描いた「トーキョー語り」がお気に入り。
辻村作品は、読む順番を間違えてるので、登場人物たちがどの作品と関連するのか、あまりわかっていない。順番どおり読んだら、さらにグッとくるのだろうね。ずるいわぁ。
2010年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「冷たい校舎の時は止まる」を先に読んで欲しいです。
というのも、
・なぜなら「冷たい校舎」はお金を出す価値があると断言できるくらい面白いから
(面白くなかったら私が自腹で返金したいくらいです。笑)
・「冷たい校舎」を読んでから読むと、この本の評価が4つ★→5つ★になるから
で、ございます。
さて、単品でもきっと面白いけど、
辻村作品の常連として読んだ身としても、期待通りに楽しめました。
例えばあなたが中学生だったころ、
「大人になった今は、大したことなかったと言える」けど
「中学生の自分にとっては、自分を押しつぶしてしまうような悩み」
ってありませんでしたか?
それはイジメかもしれない、
自分が何者にもなれないかもしれないという悩みかもしれない、
逆に優秀過ぎるという悩みかもしれない。
悩みと向き合うと、あまりの逃げ道のなさに挫けそうになるけど、
例えどんな悩みでも、助けてくれる人もいて、
いつかきっと自分の足で立ち上がっていける。
そんなことを改めて信じさせてくれる本です。
大人の自分はもう昔みたいに悩んだり、逃げ道のなさに絶望したりはしないけど、
その代わりにそんな中学生と、同じ目線で向き合える大人でいたいな、と
そんなことを思う、いい本です。オススメです。
というのも、
・なぜなら「冷たい校舎」はお金を出す価値があると断言できるくらい面白いから
(面白くなかったら私が自腹で返金したいくらいです。笑)
・「冷たい校舎」を読んでから読むと、この本の評価が4つ★→5つ★になるから
で、ございます。
さて、単品でもきっと面白いけど、
辻村作品の常連として読んだ身としても、期待通りに楽しめました。
例えばあなたが中学生だったころ、
「大人になった今は、大したことなかったと言える」けど
「中学生の自分にとっては、自分を押しつぶしてしまうような悩み」
ってありませんでしたか?
それはイジメかもしれない、
自分が何者にもなれないかもしれないという悩みかもしれない、
逆に優秀過ぎるという悩みかもしれない。
悩みと向き合うと、あまりの逃げ道のなさに挫けそうになるけど、
例えどんな悩みでも、助けてくれる人もいて、
いつかきっと自分の足で立ち上がっていける。
そんなことを改めて信じさせてくれる本です。
大人の自分はもう昔みたいに悩んだり、逃げ道のなさに絶望したりはしないけど、
その代わりにそんな中学生と、同じ目線で向き合える大人でいたいな、と
そんなことを思う、いい本です。オススメです。
2012年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作だけで、お腹いっぱいというぐらい秀逸な作品である。
「冷たい校舎〜」を読んでいると、さらに詳しくわかるが、むしろ知らないで読んだ方がより感動できるとおもう。
スピンオフ的作品、作者を好きな人にはいい作品と評価されがちみたいだけど、そんなことはない。
ワタルがトシを想う気持ち、「なにになってもいいんだよ〜以下略〜」のくだりは、最高じゃないですか!?
なぜ、ここをレビューに書かない!?のか!、ほかの人は? ややネタバレだからか? そんなことないとおもうけどな。
最高に秀逸な作品なのに、スピンオフ的作品のひとつに位置づけられるのは、とても惜しい。
俺だけは、この作品の秀逸さに気づいてるぜ、という気分である。
追記
表題作とともに、「道の先」「トーキョー語り」が好きだ。
全て、転校がキーワードだ。
「太陽の坐る場所」では同窓会について酷評してしまった
自分に後悔している。辻村さんは転校生にも優しいね。
よく観察してらっしゃる、と感じた。
「道の先」と「トーキョー語り」では
同じ10代の女子が登場している。よく読まないと気付かない
とおもうけど。変わりようがせつないです。
「冷たい校舎〜」を読んでいると、さらに詳しくわかるが、むしろ知らないで読んだ方がより感動できるとおもう。
スピンオフ的作品、作者を好きな人にはいい作品と評価されがちみたいだけど、そんなことはない。
ワタルがトシを想う気持ち、「なにになってもいいんだよ〜以下略〜」のくだりは、最高じゃないですか!?
なぜ、ここをレビューに書かない!?のか!、ほかの人は? ややネタバレだからか? そんなことないとおもうけどな。
最高に秀逸な作品なのに、スピンオフ的作品のひとつに位置づけられるのは、とても惜しい。
俺だけは、この作品の秀逸さに気づいてるぜ、という気分である。
追記
表題作とともに、「道の先」「トーキョー語り」が好きだ。
全て、転校がキーワードだ。
「太陽の坐る場所」では同窓会について酷評してしまった
自分に後悔している。辻村さんは転校生にも優しいね。
よく観察してらっしゃる、と感じた。
「道の先」と「トーキョー語り」では
同じ10代の女子が登場している。よく読まないと気付かない
とおもうけど。変わりようがせつないです。