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新装版 塔の断章 (講談社文庫) Kindle版
誰が彼女を妊娠させたのか。そして、彼女はなぜ――死んだのか。作家・辰巳まるみが書いた小説『機械の森』のゲーム化を企画するスタッフ8人が湖畔の別荘に集まった。その夜に悲劇は起こる。社長令嬢・香織が別荘の尖塔から墜落死したのだ。しかも彼女は身籠っていた……。最後の最後に分かる、意外な真相。大ヒット作『イニシエーション・ラブ』より前に発表された「タロット・シリーズ」の原点! 乾マジック炸裂! (講談社文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/11/15
- ファイルサイズ549 KB
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
妊娠していた娘を突き落とした犯人は誰か? 作家・辰巳まるみが書いた小説「機械の森」。そのゲーム化のためにすたっふ8人が湖畔の別荘に集った夜の悲劇。社長令嬢の香織が別荘の尖塔から墜死したのだが!?
登録情報
- ASIN : B00APR9GK8
- 出版社 : 講談社; 新装版 (2012/11/15)
- 発売日 : 2012/11/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 549 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 272ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 456,073位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月24日に日本でレビュー済み
他の方々も書いておられるが、時系列がわりとめちゃくちゃなので、結構読みづらい。 淡々と進んでいくので、それでも数時間で読破はできるが。すべてを読み終えると、時系列がめちゃくちゃなことにも納得はできる。構成としてはさすがと思うが、あんまり登場人物たちには感情移入できないかもしれない。 すっきりとした読後感はない。
2015年11月16日に日本でレビュー済み
あれこれ考えずに、読み進めて行くと、最後に「あぁ、犯人はこの人だったんだぁ」
って気付かされる。小説なので当たり前ですが・・・。
結果、自分がミスリードされていることがわかり、楽しめます。
それでも、わからないままで終わってしまっているシーンもあり、
解説が載っているであろう、評価の高い改定前のこの小説も、
手に入れてみたくなりました。
って気付かされる。小説なので当たり前ですが・・・。
結果、自分がミスリードされていることがわかり、楽しめます。
それでも、わからないままで終わってしまっているシーンもあり、
解説が載っているであろう、評価の高い改定前のこの小説も、
手に入れてみたくなりました。
2012年12月26日に日本でレビュー済み
皆さん旧版に掲載されていた作者の「自作解説」に期待されていたのではないでしょうか?
こんな形で再版されても何の価値もありません。
出版社の正気を疑います。
(だっから、文春で出せって言ったのにw)
こんな形で再版されても何の価値もありません。
出版社の正気を疑います。
(だっから、文春で出せって言ったのにw)
2005年6月10日に日本でレビュー済み
目まぐるしく変わる訳の解らない文章を延々と読んで、ラストの落ちがそれとは・・・。どっと疲れが出ました。
確かにやられたとは思いますが、それを表すのにあれだけの脈絡の見つけにくい流のストーリーを読まされるのはちと辛い。なので正直、時間を有意義に使いたい方にはおすすめできません。きっとラストの落ちに腹が立つと思いますので。
この本の楽しみ方は、時間のあるときに、気楽に、読み進める事をおすすめします。あまり構えて読む必要もありません。力を抜いて読みましょう。
確かにやられたとは思いますが、それを表すのにあれだけの脈絡の見つけにくい流のストーリーを読まされるのはちと辛い。なので正直、時間を有意義に使いたい方にはおすすめできません。きっとラストの落ちに腹が立つと思いますので。
この本の楽しみ方は、時間のあるときに、気楽に、読み進める事をおすすめします。あまり構えて読む必要もありません。力を抜いて読みましょう。
2009年8月19日に日本でレビュー済み
『機械の森』というゲームの制作スタッフ達が、湖畔の別荘に集まった日の翌朝、
社長令嬢で、スタッフの一員でもあった香織が、別荘の尖塔から墜落死していた。
その上、彼女は、妊娠していたのだ。
香織の兄・秀一は、制作スタッフのリーダー・天童に事件の調査を依頼する
と同時に、『機械の森』の原作者・辰巳まるみに、事件の小説化を依頼した……。
「塔の序章」、「塔の断章」、「塔の終章」の三部構成。
なかでも「塔の断章」は、時系列順に並べられていない断片的な
挿話が次々に配されていく、という特異な形式が採られています。
目まぐるしく場面転換されるため、鬱陶しく感じる向きもあるかもしれません
が、大した分量でもないので、個人的には、それほど気になりませんでした。
さて、本作のメイントリックの一つは、いわゆる叙述トリック。
当然それを警戒してるだろう読者をミスリードすべく、作者はいくつかの
「罠」を用意しています(「辰巳まるみ」という筆名は、少々露骨かもw)。
それらに読者の注意を引きつけ、別の箇所に叙述トリックを仕掛けることで、事件の真相
を、ひいては本作全体の構造を、読者に気づかせない仕組みにしている、というわけです。
ただ、ミステリを読み慣れた人の目を意識しすぎたため、作者
が凝らした細やかな技巧が、いささか空回りしているのも事実。
そのために、自作解説まで書く羽目になってしまいましたw
社長令嬢で、スタッフの一員でもあった香織が、別荘の尖塔から墜落死していた。
その上、彼女は、妊娠していたのだ。
香織の兄・秀一は、制作スタッフのリーダー・天童に事件の調査を依頼する
と同時に、『機械の森』の原作者・辰巳まるみに、事件の小説化を依頼した……。
「塔の序章」、「塔の断章」、「塔の終章」の三部構成。
なかでも「塔の断章」は、時系列順に並べられていない断片的な
挿話が次々に配されていく、という特異な形式が採られています。
目まぐるしく場面転換されるため、鬱陶しく感じる向きもあるかもしれません
が、大した分量でもないので、個人的には、それほど気になりませんでした。
さて、本作のメイントリックの一つは、いわゆる叙述トリック。
当然それを警戒してるだろう読者をミスリードすべく、作者はいくつかの
「罠」を用意しています(「辰巳まるみ」という筆名は、少々露骨かもw)。
それらに読者の注意を引きつけ、別の箇所に叙述トリックを仕掛けることで、事件の真相
を、ひいては本作全体の構造を、読者に気づかせない仕組みにしている、というわけです。
ただ、ミステリを読み慣れた人の目を意識しすぎたため、作者
が凝らした細やかな技巧が、いささか空回りしているのも事実。
そのために、自作解説まで書く羽目になってしまいましたw
2005年7月17日に日本でレビュー済み
アイデアは確かに素晴らしく、良く思いついたなあと感心しましたが、
トリックの性質上、ラストに至るまでの読み心地がとても悪いです。
唐突に場面が切り替わり、つながりが全く見えないエピソードが続き、
最後の最後にやっとその意味が明かされます。
その辺は「塔の終章」でご本人の説明が読めるわけですが、正直言って
言い訳にしか聞こえません。
最後にアッと言わせれば、経過のつまらなさは已む無しというスタンス
の作品は、読み物としてどうでしょう。
それを許容できるトリックジャンキーにのみお勧め。
トリックの性質上、ラストに至るまでの読み心地がとても悪いです。
唐突に場面が切り替わり、つながりが全く見えないエピソードが続き、
最後の最後にやっとその意味が明かされます。
その辺は「塔の終章」でご本人の説明が読めるわけですが、正直言って
言い訳にしか聞こえません。
最後にアッと言わせれば、経過のつまらなさは已む無しというスタンス
の作品は、読み物としてどうでしょう。
それを許容できるトリックジャンキーにのみお勧め。
2005年4月13日に日本でレビュー済み
作家・辰巳まるみの小説のゲーム化スタッフが集まった夜、社長令嬢の香織が塔から転落死する。しかも、彼女は妊娠していた。自殺か、それとも…。
文庫の説明では「ジグソー・ミステリー」と名付けられているが、確かに次々とバラバラなシーンが現れ、継ぎあわされて行く様は「ジグソー・パズル」のそれを彷彿とさせる。構成上、あまり内容に関して触れるわけにも行かないのだが、かなり大掛かりなトリックであり、同時に、解説などを読むと「そういうところから理論的に、途中で答えを出すこともできるんだ」という納得もできた。そういう意味では、公正明大な作品とも言える。
…が情けないことに、私の知識では、その公正明大な伏線も(かなり詳しく)指摘してもらわないと理解できなかったし、『塔の終章』を読み終えたところでもボンヤリという印象だった。少なくとも、この手のトリックを使った作品を読んだ後のような爽快感はあまり無かった。
読むのであれば文庫版をお勧めしたい。変な言い方だが、私は著者自らつけた解説を読むことで、その伏線などをしっかりと理解し、上述の爽快感を遅れ馳せながら得たためだ。解説もセットで、作品と見ても良いと思う。
文庫の説明では「ジグソー・ミステリー」と名付けられているが、確かに次々とバラバラなシーンが現れ、継ぎあわされて行く様は「ジグソー・パズル」のそれを彷彿とさせる。構成上、あまり内容に関して触れるわけにも行かないのだが、かなり大掛かりなトリックであり、同時に、解説などを読むと「そういうところから理論的に、途中で答えを出すこともできるんだ」という納得もできた。そういう意味では、公正明大な作品とも言える。
…が情けないことに、私の知識では、その公正明大な伏線も(かなり詳しく)指摘してもらわないと理解できなかったし、『塔の終章』を読み終えたところでもボンヤリという印象だった。少なくとも、この手のトリックを使った作品を読んだ後のような爽快感はあまり無かった。
読むのであれば文庫版をお勧めしたい。変な言い方だが、私は著者自らつけた解説を読むことで、その伏線などをしっかりと理解し、上述の爽快感を遅れ馳せながら得たためだ。解説もセットで、作品と見ても良いと思う。