この本に出逢う約2ヶ月前、精神的ストレスがピークになり心療内科の門を叩きました。
門を叩かざるを得なくなった理由は割愛しますが、あくまでも医者は『精神状態を通常状態へ戻すことの援助』であることを、現代人は忘れているのではないか。医者の診断を殺し文句に、楽な道へ進もうとしていないか。
何らかの壁に当たった時、乗り越えと人は強くなる。あなたが今、生きているのは紛れもなく『乗り越えてきたから』である。
沢山のストレス緩和薬剤は『手助け』であり、乗り越えるのは自分自身であることを再認識させていただいた。是非、皆さんにも一読して頂きたい。
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「新型うつ病」のデタラメ(新潮新書) Kindle版
「上司に叱られ、やる気ゼロ」「彼女に浮気されたので休職したい」……。この十年、そんな理由で精神科を訪れる人が急増。従来のうつ病とは明らかに異なる病態をもつそれは、「新型うつ病」と総称されるようになった。診断書を手に堂々と会社を休む人々、手厚すぎる社会保障、肥大化する自己愛と精神力の低下。はたして「新型うつ病」は本当に“病気”なのだろうか。もはや社会問題。そのまやかしを、現役精神科医が暴く。
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2012/6/15
- ファイルサイズ1315 KB
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出版社より
「心の傷」は言ったもん勝ち | 眠れぬ夜の精神科―医師と患者20の対話― | 「新型うつ病」のデタラメ | うつ病休職 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.7
40
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5つ星のうち3.0
9
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5つ星のうち4.0
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5つ星のうち3.4
48
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価格 | ¥594¥594 | ¥814¥814 | ¥748¥748 | ¥146¥146 |
【新潮新書】中嶋聡 作品 | 「心の病」を理由に会社をサボる人、何でも「セクハラ」と騒ぐ人……。過剰な被害者意識を振り回し周囲に迷惑をかける「エセ被害者」を、精神科医が一刀両断! | 「眠れない」「会社に行くのが辛い」――。精神科医が診察室でのやりとりを再現。病因や治療法、薬の副作用など、「心の病」に関する20の疑問に本音でこたえる。 | 急増する「新型うつ病」。従来のうつ病とは明らかに異なる病態をもつそれは、本当に”病気”なのか。もはや社会問題。そのまやかしを、現役精神科医が暴く。 | 「仕事がきついので、会社を休みたい」とクリニックに駆け込む人々。マニュアル通りに「うつ病」と診断する医師……。急増する「うつ病休職」の正体に迫る。 |
登録情報
- ASIN : B00B3Q2EY0
- 出版社 : 新潮社 (2012/6/15)
- 発売日 : 2012/6/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1315 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 152ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 367,015位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,274位新潮新書
- - 12,679位社会学 (Kindleストア)
- - 12,927位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルとレビューでの評価に惹かれて購入しました。
専門家への警鐘を一般人向けにアレンジした内容ですが、病理についての記述は私には少々難しく感じました。
ただ、最近よく目にする「うつ病チェック」は当てにならない、ということは理解できました。実際
はそんなに簡単に判断できる病気ではないでしょうね。
個人的には「新型うつ病がもたらした社会的弊害」が非常に興味深かったです。
以前「うつで通院しているなら公費助成の申請をしたら?」と知人に勧められ、「そんなに重症でもないからちゃんと働いているし、処方薬が少なく医療費もあまりかからないから助成は必要ない」と答えた経験があります。
でも、世の中にはいろんな利益を求める人がいるのですね…。
「自分の経験だけでうつを語るな」と言われたことがあります。
うつにも、それを治療する医師にもいろいろパターンがあるんだぞ、と。
その「いろいろ」の中に、この本で述べられているような「うつっぽいけど違う人(とそれをうつと診断する医師)」が混ざっていて不利益が生じた場合はどうするんだろう…とふと思ってしまいました。
そして私自身も「違う人」かもしれない〜と少々不安になりました。
専門家への警鐘を一般人向けにアレンジした内容ですが、病理についての記述は私には少々難しく感じました。
ただ、最近よく目にする「うつ病チェック」は当てにならない、ということは理解できました。実際
はそんなに簡単に判断できる病気ではないでしょうね。
個人的には「新型うつ病がもたらした社会的弊害」が非常に興味深かったです。
以前「うつで通院しているなら公費助成の申請をしたら?」と知人に勧められ、「そんなに重症でもないからちゃんと働いているし、処方薬が少なく医療費もあまりかからないから助成は必要ない」と答えた経験があります。
でも、世の中にはいろんな利益を求める人がいるのですね…。
「自分の経験だけでうつを語るな」と言われたことがあります。
うつにも、それを治療する医師にもいろいろパターンがあるんだぞ、と。
その「いろいろ」の中に、この本で述べられているような「うつっぽいけど違う人(とそれをうつと診断する医師)」が混ざっていて不利益が生じた場合はどうするんだろう…とふと思ってしまいました。
そして私自身も「違う人」かもしれない〜と少々不安になりました。
2021年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同僚がこの病気になりました。でも、ずっと疑問があり、モヤモヤしてましたが、晴れました。
もうほっとけばいいんですね。
薬が効きにくいのも納得。
もうほっとけばいいんですね。
薬が効きにくいのも納得。
2014年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神科医が「新型うつ病」を客観的に考察した良書であると思います。
まず、メランコリー親和型うつ病を対照として「新型うつ病」が精神病理学的に考察されており、とても勉強になりました。次に、「新型うつ病」という概念が生まれるに至った背景が考察されており、特にSSRIのプロモーションと「心療内科」の標榜は重要な因子であると感じました。そして、「新型うつ病」という診断が第三者や社会全体に多大な影響を及ぼしていることをよく理解できました。
後半はやや主観的な意見が多いので、星4つとさせていただきました。
最後に個人的な意見を1つ、メランコリー親和型うつ病が「うつ病」ではなく“テレンバッハ病”や“木村病”といった名前だったら、問題はもう少し小さく済んだのではないかという気がします。精神病理学者は謙虚なのでしょうか?
まず、メランコリー親和型うつ病を対照として「新型うつ病」が精神病理学的に考察されており、とても勉強になりました。次に、「新型うつ病」という概念が生まれるに至った背景が考察されており、特にSSRIのプロモーションと「心療内科」の標榜は重要な因子であると感じました。そして、「新型うつ病」という診断が第三者や社会全体に多大な影響を及ぼしていることをよく理解できました。
後半はやや主観的な意見が多いので、星4つとさせていただきました。
最後に個人的な意見を1つ、メランコリー親和型うつ病が「うつ病」ではなく“テレンバッハ病”や“木村病”といった名前だったら、問題はもう少し小さく済んだのではないかという気がします。精神病理学者は謙虚なのでしょうか?
2019年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
診断など妥当な内容。筆者が言うように社会的な問題。
若い医師にも読ませたい。
今や精神科のトレンドは「新型うつ」は「発達障害」に変わったが,何も問題は解決していない。
「うつ病でない」と言っても,別の医療機関を受診して,うつ病として治療,種々の診断書。
また,ストレス回避,コーチングなどは,すでに定着していて,変えがたい。「ほめる養育→ストレスに弱い→ほめないとダメ」といった負のスパイラルに入っているので。親や教育の時点から変えないといけないのだろうが,それもかなり難しい。
この本は,そういった問題への返答にはなっていないが,まず現実を知るには役立つものと思う。
若い医師にも読ませたい。
今や精神科のトレンドは「新型うつ」は「発達障害」に変わったが,何も問題は解決していない。
「うつ病でない」と言っても,別の医療機関を受診して,うつ病として治療,種々の診断書。
また,ストレス回避,コーチングなどは,すでに定着していて,変えがたい。「ほめる養育→ストレスに弱い→ほめないとダメ」といった負のスパイラルに入っているので。親や教育の時点から変えないといけないのだろうが,それもかなり難しい。
この本は,そういった問題への返答にはなっていないが,まず現実を知るには役立つものと思う。
2016年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、精神の病にけっこう、詳しいと思う。鬱 、程、ややこしい病氣はない。著者は、沢山の例を、
書かれた。患者さんが、優位に立ったり、脅したり、嘘をついたり、何度でもやって来たり、御苦労。
アダムとイヴの時代から、今日迄、地球上から鬱は、消えない。医者でも、嘘を見抜けるとは思えない。病気のはじめ、終わりも、解らない。ガンが消えましたとは、言えるが、鬱が無くなったとは、
どんな名医も、断言できない。故に [ デタラメ ] は、正解だと思う。最も面倒なシロモノなのだから。
書かれた。患者さんが、優位に立ったり、脅したり、嘘をついたり、何度でもやって来たり、御苦労。
アダムとイヴの時代から、今日迄、地球上から鬱は、消えない。医者でも、嘘を見抜けるとは思えない。病気のはじめ、終わりも、解らない。ガンが消えましたとは、言えるが、鬱が無くなったとは、
どんな名医も、断言できない。故に [ デタラメ ] は、正解だと思う。最も面倒なシロモノなのだから。
2023年10月13日に日本でレビュー済み
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後々気付きましたがこの著者はこういう視点の本をシリーズで書いています。病気は全部その人が悪いということです。
自分の体調不良の特徴が「新型うつ」という病名なのかもしれないと思いこっちは必至で対応策の情報を集めているのに全くもって期待と違います。
新型うつは従来の鬱と比べると死にたいとか思わないし軽症なのは理解できます。その軽症がゆえ悪意をもって医者に診断書を書いてほしいとたのんでくる人はたくさんいるのでしょうが、脱税しタンス預金しながら生活保護を受け酒を飲んでギャンブルをする人が仮にいたとしたら生活保護を受ける人は全員そうだと決めつけるような書き方をしています。
本気で悩み、この著者のようなすばらしいバックグラウンドをもつ医者に診てほしいと受診する人もいると思いますがこの人にかかれば軽度な鬱は全部甘え、お前が弱いからそうなると口では言わないが本心は思っているのだと感じてしまいます。もっと酷くなれば著者の言う鬱病の定義に合致し、治療します。その域に到達してしまう前にちゃんとした道に導いてくれる、それが医者ではないでしょうか。そんな根性論で治れば鬱病はこの世に存在しません。新型でもなんでもいいですが思い詰めると体調になんらかの不調が出てしまう。鬱じゃなくても立派な病気です。病名をつけてください。
本の構成は細かな鬱病の歴史から始まりいろんな「型」の説明が約半分。大学の教科書写したんですか?もう半分は上に述べた新型うつを名乗って自ら診断書を書いてほしいと言ってくる輩のいろんなパターンがもう半分。医者ですが客商売をしていたらいろんな理不尽なことを言ってくるお客さんもたくさんいるのにそれを病名と自分の職をたてに本にするのはただの趣味だと思います。新型うつと思い悩み読み始め、「実は新型うつってなんてことない一時的な症状なんですよ」という意味での「デタラメ」を期待した自分にとってはなんの有益な情報もなく、むしろ立派な医者の中にはこんなことを思い診察してる人もいるんだと呆れさせてくれる一冊でした。
著者がこの本でけなしてるような、仮病を使って診断書を書いてくれと言う人がいるとしたら、個人の根性の無さを責め、親身な診察をしてくれない医者も私達一般人にとっては同類に見えてしまいます。読んでいてとても悲しくなりました。
自分の体調不良の特徴が「新型うつ」という病名なのかもしれないと思いこっちは必至で対応策の情報を集めているのに全くもって期待と違います。
新型うつは従来の鬱と比べると死にたいとか思わないし軽症なのは理解できます。その軽症がゆえ悪意をもって医者に診断書を書いてほしいとたのんでくる人はたくさんいるのでしょうが、脱税しタンス預金しながら生活保護を受け酒を飲んでギャンブルをする人が仮にいたとしたら生活保護を受ける人は全員そうだと決めつけるような書き方をしています。
本気で悩み、この著者のようなすばらしいバックグラウンドをもつ医者に診てほしいと受診する人もいると思いますがこの人にかかれば軽度な鬱は全部甘え、お前が弱いからそうなると口では言わないが本心は思っているのだと感じてしまいます。もっと酷くなれば著者の言う鬱病の定義に合致し、治療します。その域に到達してしまう前にちゃんとした道に導いてくれる、それが医者ではないでしょうか。そんな根性論で治れば鬱病はこの世に存在しません。新型でもなんでもいいですが思い詰めると体調になんらかの不調が出てしまう。鬱じゃなくても立派な病気です。病名をつけてください。
本の構成は細かな鬱病の歴史から始まりいろんな「型」の説明が約半分。大学の教科書写したんですか?もう半分は上に述べた新型うつを名乗って自ら診断書を書いてほしいと言ってくる輩のいろんなパターンがもう半分。医者ですが客商売をしていたらいろんな理不尽なことを言ってくるお客さんもたくさんいるのにそれを病名と自分の職をたてに本にするのはただの趣味だと思います。新型うつと思い悩み読み始め、「実は新型うつってなんてことない一時的な症状なんですよ」という意味での「デタラメ」を期待した自分にとってはなんの有益な情報もなく、むしろ立派な医者の中にはこんなことを思い診察してる人もいるんだと呆れさせてくれる一冊でした。
著者がこの本でけなしてるような、仮病を使って診断書を書いてくれと言う人がいるとしたら、個人の根性の無さを責め、親身な診察をしてくれない医者も私達一般人にとっては同類に見えてしまいます。読んでいてとても悲しくなりました。
2020年10月31日に日本でレビュー済み
うつ病からの回復には、周囲のサポートが必要であることもあるが、最終的には自分の行動が伴わなければ回
復は難しい。この点は、時代が変わっても同様なことが言えるとおもう。そこを、短絡的に自助努力が重要とす
るのは、暴論だろう。時代によって発病までの過程が異なっているだろう。だから、時代・環境まで含めた俯瞰
的観察と処方箋が必要なはずだ。
「新型うつ病」は、著者の解釈では「単なる落ち込み」である。DCMやICDという診断基準が導入され、専門的
経験を持たなくとも「うつ病」診断が容易になったり、精神疾患に有効な薬が開発されたことで、「うつ病」と
診断されやすい環境になってきたという指摘には同意したい。ただ、上司からの叱責に対し、それにへこむのはお
かしいとするのは偏った見方だとおもう。もう少し、叱責の内容やそれまでの過程を明確にしなくてはとおもう
のだ。時代・環境を十分考慮した見解を期待したかった。
復は難しい。この点は、時代が変わっても同様なことが言えるとおもう。そこを、短絡的に自助努力が重要とす
るのは、暴論だろう。時代によって発病までの過程が異なっているだろう。だから、時代・環境まで含めた俯瞰
的観察と処方箋が必要なはずだ。
「新型うつ病」は、著者の解釈では「単なる落ち込み」である。DCMやICDという診断基準が導入され、専門的
経験を持たなくとも「うつ病」診断が容易になったり、精神疾患に有効な薬が開発されたことで、「うつ病」と
診断されやすい環境になってきたという指摘には同意したい。ただ、上司からの叱責に対し、それにへこむのはお
かしいとするのは偏った見方だとおもう。もう少し、叱責の内容やそれまでの過程を明確にしなくてはとおもう
のだ。時代・環境を十分考慮した見解を期待したかった。