肉体の門 [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | 河西都子, 宍戸錠, 和田浩治, 鈴木清順, 江角英明, 松尾嘉代, 富永美沙子, 野川由美子, 石井富子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
戦後焼け野原の東京、みずからの身体を売り物にしてたくましく生きる女たち!田村泰次郎の「肉体文学」を鈴木清順監督が、極彩色の女体と映画美学で描きつくした衝撃「快楽」篇!!
「肉体文学」の最高峰として戦後初のロング・ベストセラーとなった田村泰次郎の原作を映画化した衝撃のエロスクラシック大作!キャストは、本作品がデビューとなった19歳の野川由美子。戦後の焼け野原で、自らの「肉」と「性」を逞しく、太々しく生きるメス犬「ボルネオ・マヤ」を、山猫のようにしなやかで野性味あふれる肉体演技で観客の度肝を抜いた。鈴木清順監督は、5人の娼婦を色分けして描くという「清順」美学を展開、木村威夫の美術が戦後バラックを再現、清順映画としてそして衝撃の「エロス」アクション映画としていまだかつて成しえなかった映像世界を作り出している。「肉体」の匂い、湿度、温度、そして情欲が映画に充満している!数度の映画化にも関わらず、すべてをさらけ出した野川由美子の肉体とともに本作こそが映画ファンの「官能」脳裏に刻まれた、永遠不滅の「敗戦復興」ムービー!!
【ストーリー】
敗戦に虚脱し、疲れきった男たちの間に、毒々しい悪夢の花を咲かせる女たち。十七歳のマヤ(野川由美子)が、関東小政のおせん(河西都子)のグループに仲間入りしたのも、たった一人の兄をボルネオで亡くし、外国兵に肌を奪われてからだ。焼ビルの地下には、ジープのお美乃(松尾嘉代)、ふうてんお六(石井トミコ)、町子(富永美沙子)と、皆暗い過去を背負った女たちがたむろしていた。今日も闇市では、仲間の掟を破った夜の女が、激しいリンチをうけていた。彼女らの中には、よその女に縄張りを荒させない、ただで男と寝ないという掟が生きていた。一方関東小政の刺青をもつ、おせんは、進駐軍の兵隊を半殺しにした復員姿の新太郎(宍戸錠)を助けた。すさんだ生活をしていても、小政たちもやはり女だ。たくましい男を見て、彼女らの中に愛に、似た感情が湧いて来た。そんな時、町子が小笠原(江角英明)というなじみの客と、結婚を約束して代償なしに身体を与えていることがバレてしまった。怒り狂った小政、マヤらは、地下室に町子を宙吊りにすると、リンチを加えた。途中、新太郎にさえぎられたものの、すさまじいリンチは、マヤの身体に忘れていた女の生理をよみがえらせた。そして新太郎に強烈にひきつけられていった。一方新太郎は、進駐軍のペニシリンをもっていた…。
【キャスト】
野川由美子、宍戸錠、松尾嘉代、和田浩治、河西都子、石井富子、富永美沙子、江角英明
【スタッフ】
監督 鈴木清順、原作 田村泰次郎、企画 岩井金男、脚本 棚田吾郎、撮影 峰重義、音楽 山本直純、美術 木村威夫
【特典】
劇場予告編収録
登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4907953050495
- 監督 : 鈴木清順
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2013/6/4
- 出演 : 野川由美子, 宍戸錠, 松尾嘉代, 和田浩治, 河西都子
- 販売元 : Happinet(SB)(D)
- ASIN : B00BHRXKQG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,861位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,459位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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映画にする必要があったのか?
良く分からないままあっけないラストシーンを迎えてしまった。
※ 20歳と21歳の「ユミコちゃんVSカヨちゃん」の演技対決 富永美沙子の最初のヌードパニッシュメント(カットバックを含む) ユミコちゃんの「ストリップ・ハンガー・スパンキング~キミはどうだったかな?~フロントショットの事だよ!」赤 黄 緑 紫 黒 の五色を活かしたキャラクターのチャーム まさか本当に「おウシさん」を解体する「ゴアシーン(CANNIBAL HOLOCAUSTの上を行くカメラワーク)」コルトのジョーの「肥溜め芝居」チープ(張りぼて丸出し)な、野外セットでの、「ユミコちゃんがチコ・ローランドをレイプするシーン」クライマックスの河岸セットでの、「佇むユミコちゃんのロング・ショット」もう、「お腹一杯 おかわり三杯」な、Heritec Picture だったのだ!(その後 加山麗子と山口美也子でリメイクされた)
内容は至ってシンプルですが、生きることへ執着する様は清々しささえ感じます。
個人的な結論としてはやっぱり生命力が大事だなと。今の時代に必要なメッセージが込められているような気がします。
【ここからネタバレ】
おそらく主題であろう、「生きるためには人間性を捨てなければならないのか?」という問いに対して最後に主人公が答えを出し、一定の方向性を示して終わるものの、最も人間性のある牧師が自殺したり、最も強欲なしんちゃんも結局殺害されるなど、答えの出ない問いであることを暗示している。当時のカオス感をありのままに表現し、あとは観た人に感じ取って貰えば良いという姿勢も好感を持った次第です。
もしかして再生スピード間違えてる?