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森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools (中公文庫) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2010/2/8
- ファイルサイズ6357 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B00C2GW8NW
- 出版社 : 中央公論新社 (2010/2/8)
- 発売日 : 2010/2/8
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6357 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 153ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 310,637位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,713位中公文庫
- - 6,246位エッセー・随筆 (Kindleストア)
- - 8,882位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について

1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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内容は、何度読んでも素晴らしい。もともと彼の小説が好きでファンになった私だけど、この人のエッセイは、もしかしたら小説よりもいいかもしれない。最近は、特に小説の執筆のペースがガクッと落ちて、彼の文章を読むにはこういったエッセイを読むことが多くなったけど、改めて、かれの思考の独自性、そして彼の表現力の豊かさをエッセイを読むことで再認識できる。
このエッセイ集は、もともと「日経パソコン」というパソコン雑誌に連載されていた記事をまとめたもので、パソコン関係のもの(特にMac)も多いけど、それだけではなくて、彼のお気に入りの「Tool」に関して書かれたものだけに、彼の文章も非常に熱意がこめられている。本当に著者が道具たちに抱いている愛情が伝わってくる。
ただ、文庫判にしたおかげで、収録されている写真が小さいのが残念。単行本のほうがよかったかな?
理系でウン十年前に電子工作少年だった私にはとてもおもしろかったのですが、
工作に興味のない人、理系への思いがない人には、
もしかしたらオタクと思われかねない、読者を選ぶエッセイです。
最後の章で語られる、「人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ。自分にそれが作れると信じることなのである。それさえ乗り越えれば、もうあとには、努力という誰にでもできる退屈なルーチンが待っているだけだ。」と言う言葉。
これは、まさに、エジソンの「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」をわかりやすく言い換えたものに他ならない。
随所にちりばめられたこんな金言は、文系の人にも楽しめるかな??
いや、やっぱりウザイかなぁ。
著者の「視点」の多様さ、鋭さが、短く洗練された文章に詰め込まれています。「スカイ・クロラ」シリーズ等が産み出された土壌を知る上でも必読の1冊。また、著者自身が「この本は、人にプレゼントできる」とブログで述べています。
これが1000円とは、安すぎでしょう。
文章や、英語のカタカナ表記などへのこだわりも素敵だと思いますが、道具ひとつひとつについても深く愛情をお持ちなのだなぁと楽しく読みました。
森博嗣邸にお邪魔して「これはなんですか?」と質問してみたくなる本です。