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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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フォーマット | 色, 限定版 |
コントリビュータ | 斎藤千和, 新房昭之(総監督), 宮本幸裕, 悠木碧 |
稼働時間 | 3 時間 59 分 |
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商品の説明
【完全生産限定版特典】
◆オリジナルサウンドトラックCD
◆描き下ろしジャケット
◆特製ブックレット
◆デジパック仕様
【Blu-ray Disc共通特典】
◆映像特典:劇場予告,CM,ノンクレジットOP/EDほか
◆オーディオコメンタリー
前編:悠木碧・斎藤千和・水橋かおり・喜多村英梨
後編:悠木碧・斎藤千和・野中藍・加藤英美里
◆字幕(日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字)、韓国語)
※商品の特典および仕様は予告なく変更になる場合がございます。
※完全生産限定版は数に限りがございます。
■キャスト
・鹿目まどか:悠木碧
・暁美ほむら:斎藤千和
・巴マミ:水橋かおり
・美樹さやか:喜多村英梨
・佐倉杏子:野中藍
・キュゥべえ:加藤英美里
■スタッフ
・原作:Magica Quartet
・総監督:新房昭之
・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
・キャラクター原案:蒼樹うめ
・監督:宮本幸裕
・キャラクターデザイン:岸田隆宏、谷口淳一郎
・総作画監督:谷口淳一郎、山村洋貴
・副監督:寺尾洋之
・アクションディレクター:阿部望、神谷智大
・異空間設計:劇団イヌカレー
・美術監督:内藤健
・美術設定:大原盛仁
・色彩設計:日比野仁、滝沢いづみ
・ビジュアルエフェクト:酒井基
・撮影監督:江藤慎一郎
・編集:松原理恵
・音響監督:鶴岡陽太
・音響制作:楽音舎
・音楽:梶浦由記
・アニメーション制作:シャフト
・配給:アニプレックス
■主題歌
○前編『ルミナス』ClariS
○後編『ひかりふる』Kalafina
■公式HP → http://www.madoka-magica.com/
それは、まだ誰も見たことのない、魔法少女の物語。
2011年1月に放送されるや否や、先の読めないそのスリリングなストーリー展開にネット上で壮大な議論を巻き起し、アニメファンという枠を飛び越え、放送終了後も各分野に熱狂的なファンを生み続け、「第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞」ほか数多くの賞を受賞、全6巻で発売されているBlu-ray/DVDの累計出荷数が60万枚を記録、また、ファンを公言する著名人も多数存在するなど、その人気は留まることを知らない『魔法少女まどか☆マギカ』。
そんなTVシリーズ全12話を再編集し、2012年10月6日に『劇場版魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語』、10月13日に『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語』として、全国43館で連続公開。好評につき、最終的には84館にまで拡大。小規模公開にも関わらず、2013年2月末時点で[前編]5.7億、[後編]5.5億円という好成績を残したメガヒット作品のBlu-ray/DVDが待望のリリース! !
【収録内容】
◆劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
◆劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 3.05 x 19.94 x 14.33 cm; 400 g
- EAN : 4534530066992
- 監督 : 宮本幸裕, 新房昭之(総監督)
- メディア形式 : 色, 限定版
- 時間 : 3 時間 59 分
- 発売日 : 2013/7/24
- 出演 : 悠木碧, 斎藤千和
- 字幕: : 日本語, 中国語, 英語, フランス語, 韓国語, スペイン語
- 販売元 : アニプレックス
- ASIN : B00C3E3ISM
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,044位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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通常盤と違って箱が豪華でまさに
魔法少女まどかに ふさわしい
ケースがお気に入りです✨
次作”[新編] 叛逆の物語”を絡めながらレビューしていきますので、そちらを未視聴の方はネタバレにご注意くださいませ。もちろん本作のネタバレもありますので重ねてご注意を。
TVシリーズと話の流れは同じなので、話の内容はさておき、TVシリーズと比較して具体的に良かった点、悪かった点を挙げていく方式でいきます。
【良かった点】
・ビジュアル面の向上(特に作画)
これが一番です。リモコンで適当に一時停止して、そのシーンに相当するTVシリーズの場面を引っ張りだして比べてみるとほぼ100%レベルアップしています。新房監督も当時のインタビューで「手を加えてないカットはひとつもない」とおっしゃていましたが、あながち嘘じゃない、というより本当のようです。構図や雰囲気も一気に映画らしくなりましたし、見せ方へのこだわりが伝わってきました。追加カットの朽ちた墓場でほむらとキュゥべえが対峙するシーンはまさに"映画"です。
個人的にこりゃすげえ修正だ!と思ったのは「マミさん死亡後にまどかとさやかが学校の屋上で途方に暮れる」ところです。あの可愛らしいキャラクターデザインで、よくあそこまで心がスッポリ抜けてしまったような表情を描けるものだなと感心してしまいました。加えて全体的に背景の描画もすんごい、めちゃめちゃキレイ。アニメーターの皆様、今更ですがお疲れ様でした。
・音響面の向上
当時映画館で見た時、話が進むにつれて「あれ?なんか声変わった?」と思えてきました。それは気のせいではなく実際に変わっていたようです。
映画館では1回きりだったので、どこがどう違う~なんて所まで気が回らなかったのですが、Blu-rayを購入して何度か繰り返し見ているうちにTVシリーズとは全くもって違うことに気付きました。
声優さんですら先の展開を知らずに探り探りのアフレコだったTVシリーズとは打って代わって、全てを理解している上でのお芝居はとても安定感がありました。特に物語後半から正体が明らかになる、ほむらやキュゥべえの演技はもはや別人…の一歩手前ぐらい(変化はあってもギリギリ違和感はないぐらい)まで変わっていて、気付いた時は思わずおお!となってしまいました。個人的に、より情熱的な杏子になった野中藍さんのお芝居が一番気に入っていたり。
そしてBGM、凄かった。さすが梶浦由記さんはやってくれますね。TVシリーズから使用されていたBGMはもちろん、新規で追加された36曲が素晴らしい(本サントラには36曲+未使用曲1曲が収録されています)。
キュゥべえ(営業)のテーマこと"Sis Puella Magica!"の変奏曲"fateful #1~#4"や、ほむらのテーマ"Puella in somnio"の変奏曲"warning #1 & #2"、さやかのテーマ"Decretum"の変奏曲"witch world #2","collapse"、マミさんのテーマこと"Credens Justitiam"をベースとしたKalafinaの"未来"(こちらはサントラでなくKalafinaのCDに収録されています)。というように、BGMのおかげでキャラクターのイメージがより鮮明に映る作品に仕上がっているとまで思えます。音楽の効果はバカに出来ないですね。
そして”[新編] 叛逆の物語”で変奏された"for the next episode"や"facing the truth"などなど、挙げだすと冗談抜きで全曲解説できそうなぐらい繋がりの深い味のある楽曲が揃っています。
・新OP&新ED
公開前から予告でちょこちょこと流れていた新OPことルミナスですが、これまたイイですね。TVシリーズのコネクトはいわゆる詐欺OP…と見せかけて実はほむらを表した歌だったんだ~~!という驚きのある仕掛けがありましたが、今回そういうのは(多分)一切なしのシリアスOPで直球勝負しています。
結末を知ってからだと感慨深くなってしまうまどかの成長過程や、各魔法少女の紹介カット「部屋にいるマミさん」「病室にいるほむら」「教会でひとり座る杏子」(まどかと最初から面識があるせいか、さやかちゃんのカットがないんですよね…)、加えて草原で椅子に座ったまどかとほむらが寄り添う場面(ここは叛逆の物語の伏線になっていました)、TVシリーズと比べるとあまり騙す気がなさそうな所が潔いというか、あ、もう割り切ったんだなっと思いました(褒めてます)。
前編EDの”Magia[quattro]”、これが流れるとは当時知らなかったので驚きました。Magiaといえば元々禍々しく、おどろおどろしい感じの曲調だったのですが、ストリングスのアレンジがより恐ろしい感じになっていたので、前編終了後に大音量で流れてきた時は思わずヒィ!となってしまいました。まさに物語中盤の残酷さを表す絶望感満載の素晴らしいエンディング曲です。映像もTVシリーズの感じを受け継いでいてGOODでした。
後編挿入曲?のコネクト&コネクトオーケストラバージョンは、相変わらずコネクトはコネクトというか、やっぱりよく馴染むなぁという印象です。特にオーケストラバージョンの方では大量の魔女文字がバーーーっと流れてきてなんかもう、遂にやりやがったなイヌカレーめ!という感じで。公開当時は魔女文字をスラスラ読めるほどコアなファンではなかったのですが、Blu-ray発売時にはだいぶ読めるようになっていたので改めて自分で解読できて楽しかったです。コネクトを使うときは何かしら仕掛けがあっておもしろいですね。
そして後編EDの”ひかりふる”、素晴らしいの一言です。劇伴の女神まどかのテーマ(救済のテーマ)こと"sagitta luminis"に歌詞&大サビを付け、Kalafinaが歌ったものです。壮大で泣けます。背景が真っ白なEDっていうのもTVシリーズ最終回の時はちょっとどうなのかな~って思ってたんですが、映画になるとしっかりマッチしましたね。まさに"映画が終わった"という後味を植え付ける非常に映画らしいEDでした(そのあと何も知らずに新編の予告が流れて、相変わらずまどマギは最後まで気が抜けないなぁという印象をすり込まれましたがね)。
以上、良かった点でした。本当はもっともっと挙げたいのですが、全部書いてると確実に日が暮れてしまうのでここまでにしておきます(それほどクオリティアップしていると思って頂ければ幸いです)。
【悪かった点】
・ここはカットしてほしくなかった
「ほむらとさやかの対峙」
TVシリーズ第8話で「全てを知っている"ほむら"が、魔女化する仕組みを知らない"さやか"に忠告する」対峙シーンがあるのですが、なんでここカットしちゃったんだろうと疑問です。
[新編] 叛逆の物語を視聴された方は既にご存知、ほむらとさやかが対峙するシーンがあります。しかしそれは「全てを知っている"さやか"が、真相を知らない"ほむら"に忠告する」というように、立場が逆になったものです。
この対比は是非ともやって欲しかったなと…。これがあれば新編の"状況の異常さ"が際立ちますし、物語の奥行きが一気に広がると思ったので正直残念です。
また、この前後編には第0稿(TVシリーズでは都合上カットされた部分も含む脚本)から復活しているセリフもあるのですが、その0稿第6話にもほむらとさやかの対峙するシーンがありました。復活という手法がありならここも復活させて欲しかったなと。
私の記憶では製作陣は「前後編は新編への架け橋的なものです」めいた発言をしていたし、加えて前後編制作当時には既に新編の脚本も出来上がってたはずなので、新編を意識した総集編作りに徹底していたと思うのですが、カットされちゃいましたね。
「冒頭の夢」
ここは無くても許せるっちゃ許せるのですが、物語最大級レベルの伏線なのでできればあって欲しかったなと。事前にTVシリーズを知っているから夢の内容が分かるのですが、前後編が初めてだよーって人には「夢ってなんのことやねん」って感じでしょうからね。とは言っても、まどマギを全く知らないうちの家族に布教した時はあまり違和感なかったみたいなので、まぁカットしてても問題なかったのかな…と思えないこともないです。難しいところです。
インタビュー読む限り、新房監督は使い回しの手法(バンク)にあまりいい印象を持ってない方のようなので、そこが顕著に表れたのかなと。確かに一つの映画で2回同じ映像を流すとなるとちょっと考えるだろうし、制作側の気持ちはわからないこともないです。
「6話のまどかママのお話」
中途半端にカットされていたので、ちょっとだけはてなマークが浮かびました。
「悔しいけどね。正しいことだけ積み上げてけば、ハッピーエンドが手に入るってわけじゃない」
の後に
「むしろみんながみんな、自分の正しさを信じ込んで意固地になるほどに、幸せって遠ざかってくもんだよ」
というセリフがあるのですが、このあたりがカットされていました。正直このセリフがないと「なんで手に入らないの?」と思います。あんま大したことじゃないかもですが、ちょっと気になったので書いてみました。
「使い魔の説明&使い終わったグリーフシード」
TVシリーズ未視聴の方が「魔法少女から魔女が生まれるのはわかったんだけど、使い魔は何から生まれるの?」とおっしゃっていました。確かに言われてみればそうでした。3話で使い魔は魔女から分裂した存在で、成長すれば分裂元の魔女になるというキュゥべえの説明シーンがあったのですがカットされていましたね。勘のいい人はその辺の設定にも疑問を抱くようです。
それと同時に設定関連といえば、使い終わったグリーフシードをキュゥべえが回収するシーンもカットされていましたし、前後編だけ見ると少しザルな設定な気もします。前後編で疑問に思ったらTVシリーズ見てね~というのはさすがに投げやりかなと思うのですが、まぁ実際は尺の都合なんでしょう。
・ここは修正してほしくなかった
「ワルプルギスの夜戦のBGM」
TVシリーズ11話でワルプルギスの夜とほむらが戦うときには、ほむら先攻(ロケットランチャー撃ちまくるところから大爆発まで)は「Surgam identidem」の"前半"のコーラス混じりの壮大なオーケストラが流れ、その後まどかとキュゥべえの会話シーン(見届けているといい、暁美ほむらが~…)で同じく「Surgum identidem」の"後半"の崩れゆくような悲壮感漂うストリングスパート、そしてワルプルギスに圧されるほむら(このままでは避難所を襲われる…!からのシーン)では、Surgum identidemの後半パートを壮大に変奏した絶望感あふれる楽曲「Nux Walpurgis」----がピークを迎えるところで、最後にほむらのソウルジェムが濁るカットで(放送版のみ)キャストのエンドクレジット表示…という最高に緊迫した3段演出がもはや様式美だと思っていたのですが…、拍子抜けしてしまいました。
この前後編ではワルプルギス戦専用に作られた「Surgum identidem」と「Nux Walpurgis」の2曲のうち、前者の「Surgum identidem」の前半のみが2回使用されるというよくわからない演出になっていました。特にカットされた所は無いように思えますしエンドクレジット表示は映画だから無理だとしても、せっかく2回流すんなら2曲とも使おうよと思うのですが、一体何があったことやら。(「Nux Walpurgis」の"Nux"は"Nox"の誤植という話なので、もしやそれが原因なのでしょうか…本作で一番派手で息を呑むシーンなので残念です)
「さやかの足」
5話相当の場面で、新米魔法少女美樹さやかがラクガキの魔女の使い魔の結界の入るときに階段を降りるんですが、そこで階段を降りるときのさやかの足をアップにしたカットがあるんです。(「楽に越したことないよ、こちとら初心者なんだから」の場面)
TVシリーズでは、よく見ると足がぶるぶると震えていて、「あ、余裕がってるけど本当はめちゃめちゃ怯えてるんだな…」というさやかの女の子らしい心理状態を察することができたのですが、本作では全く震えていませんでした。正直、修正する意味もわからないし、震えるという演出を入れ忘れたとしか思えないです。惜しい!
「残して欲しかったテイク」
10話のセリフは、これ以上いいテイクは出ないという理由でTVシリーズと同じ音声を使用しているようです。
それは大賛成ですし特に異論はないのですが、この使い回しの手法が許されるのならば別の場面でもやってよかったかなと。
特に前編最後の「あたしって、ほんとバカ」というセリフはやっぱりTVシリーズの方が好きでした。先述の通り確かに全体的には声優さんのお芝居はレベルアップしているのですが、当時、声優さんが探り探りだったからこそ生まれた「奇跡のテイク」じみたものがいくつかある、とインタビューで音響監督さんがおっしゃっていたような。その言い分は凄くわかるし、新しくテイクを重ねても奇跡を超えるのは難しいというのもすごく分かります。が、だったら思い切ってTV版の方が良かったテイクは10話以外にも使い回ししてよかったんじゃないのかな~と思っています。
以上、悪かった点でした。
総評として"一長一短"という印象です。まどマギ興味あるから見てみたいって人にTVシリーズ12話全部見ろ!と言うより、劇場版を勧めたほうが相手も「12話は全部見るのは大変だけど劇場版ならお手軽だね」と思うでしょうから私は前後編を勧めます。ですが本心としてはTV版12話を見てから前後編のクオリティアップぶりを堪能してもらいたい、といったところでしょうか。
全体的にレベルアップしているからこそ悪い部分が極端に目立ってしまった感が否めないので、気持ち的には☆4.4ぐらい。(本レビューはTV版と比較しての話です。物語の内容としてならもちろん文句なしの☆5です!←ここ重要)
…と、良かった点でせっかくアゲたのに悪かった点ですっかりサゲちゃって、このまま終わるのは気分良くないので最後にもう一度アゲます。
パッケージ、いい発想してます。収納ケース側(外側)に描かれた円環の理が、内側の見滝原市を見守る構図はとても気に入ってます。完全に私事ですがTVシリーズのBlu-ray第6巻のパッケージのような、アルティメットまどかが世界を見守る構図はとても好きなんですよね。ちょっと切ないところがまどマギらしくていいなぁと。あと帯にちゃっかりキュゥべえとたっくんいますしね。他にもサントラCDのレーベルがほむらの盾になっていたりと、ホントここの製作陣は凝ってるよな~と思いました。
後に発売された新編のBlu-rayもそうでしたが、パッケージの作り込みっぷりは異常です。まさに所有してこそ意味のある逸品ですね。
「総集編」の誹りを免れない本作の意義を理解しかねたのですが
追加カットも多少あり、また他のレビューでも「コメンタリーの価値」を
説く人が何人かおられたので、未見のまま購入しました。
多くの方が指摘するように
本作はTV版をベースに、物語の基礎を
そのままに再構成された劇場版です。であれば、
役者である声優の演技も踏襲されているのだろうと考え、
出演者のコメンタリー音声に切り替えて観始めました。
すると、
暁美ほむらを演じた斎藤千和さんが
おおよそ以下のようなことを仰いました。
「声優にとって同じ作品を2度演技することは
とても恐ろしいことなのだけれど、TV版でト書きのような
絵コンテを見ながら収録したのと違って、物語をアニメ作品として
ちゃんと理解してからの演技は当然変わってくる、だから私たちはやり直した」
しまったと思いました。
斎藤さんはTV版のコメンタリーでも
私のようにぬるま湯につかっているアニメファンの
脳髄を一言で覚醒させる発言が多く見られる希少な役者です。
主音声に切り替え最初から観始めたところ、
彼女の言うことはその通りだと思わされました。
各声優がコメンタリーで
「劇場版の盛り」と言っていた感情表現の豊かさは
確かに物語を把握したからこそ出来るものであったでしょうし
役者自身が「盛り」と冗談めかして言うくらいの過剰さも見られました。
しかし、その過剰さを差し引いても
一度物語の文脈を踏まえた声優が二度目にどんな演技をするのか
という意味で、大変面白い作品に仕上がっています。特に佐倉杏子を演じた
野中藍さんの「盛り」っぷりと、斎藤さんの緩急際立つ演技は瞠目に値します。
おそらく劇場版上映当時も
来場客のほとんどがTV版の映像を経験したファンたちで
彼らを満足させるために何が必要なのか、どうすれば初めて観る人が
ファン祭りのような疎外感を覚えずに済むか、よく考えて作られていると思います。
同じ作品で同じ演技をしていない、メイン声優のプロ魂を強く感じることの出来る劇場版です。
TV版は観たが劇場版の商売くささが耐えられない、
観たことはないが(賞もたくさん取ってるようだし)一度観てみたい、
という方には、強くお勧めします。アニメファンなら購入しても損はしません。
商品について:
ディスク枚数については前編,後編,サウンドトラックの3枚組でした.
内容:
ストーリーはアニメ本編と同じですが,作画や演出がより良くなっています.
総集編と言う安っぽいものではなかったですが、TVサイズを前編後編とはいえ、まとめるには無理があったのかもしれません。
良い点
・吹き返し直している
TV版をやったあとなので、今回はすべてを知った上でアフレコをし直すので、TV版より良くなっています。
TV版の時のアフレコは絵がなかったり当日に台本を渡されたりで探り探り感はあったようですが、今回は絵もあり内容を把握しているので、細かいリアクションが追加されたりしています。
・描写、BGMの追加変更
魔法少女の変身シーンが変わっていたり、ちょっとコスチュームが変わっていたり細かい所が書き直されていたり絵劇場版なだけあってキレイだった。
悪い点
・割と重要な部分がカットされている
'@まず初っ端から、夢のシーンがカットされていて、ほむらが転校生で現れた時の、まどかのリアクションの意味が初見の人は分からないのでは?と思う、「夢であったような」の所とかも。
'Aさやかが魔法少女になるシーンカットで退院までが、あっさりし過ぎ。
'Bさやかのマンションでの「こんな身体で抱き締めてなんて言えないよ」のシーンも、演出のせいか、そこに行き着くまでが、あっさりしているせいか、感情移入しにくかった(泣いたけどw)
'Cさやかが魔女になる前のまどかを突き放し雨の中走りながらの「馬鹿だよ私、なんて事いっているの〜」がカットされているのもどうかと思った。
'DTV版10話に行く前の、長々と流れる追加シーンは明らかに必要なかったでしょ!あの追加シーンを省けば上記のカットシーンを流せよと思った。
・オーディオコメンタリーがクソ
特に後編のコメンタリー。ただの女子会の雑談と化してて画面とまったく関係ない話をしててイライラした。
個人的に内容について裏話や、この時どういう風に演じたとか真面目な話を聞きたかったのに、どうでもいい話が続くので聞く価値無し。
TVのBDでガチで話しているから、そっちで聞いてって。持ってない人だっているんだぞ!
あと、内容が暗いから、あえて明るい話題をしよう。ってスタンスが分からない。コメンタリーなんだから映像にそって話すのが普通なのでは?
何か悪い点が多くなったけど、まどマギ自体は面白いので購入を迷っている方、TV版を見たことない人は買ってみてはいかがでしょうか?
TV版を見たくなりました。TV版には適わないです。これに劇場版の吹き替え部分だけ差し替えたら最高なんだけどねw
個人的にアニオタでもないのに、初回盤買ってもうたのか後悔w
サントラいらないし、特殊パッケージなんていらないし、特典内容確認せずに買っちゃった自分が悪いのだけどw
唯一持ってた同じシャフトのアニメBDの化物語の初回盤のボリュームと内容と比べてしまうのでお得感が薄いかな通常版を買うべきかな。
サントラのなかに○前編『ルミナス』ClariSと○後編『ひかりふる』Kalafinaを入れて欲しかったな〜
正直、リピートしないかも・・・TV版を見て、見比べる為に見ようとは思っているけど
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The story itself is the epitome of a deconstruction and paces itself so at every turn, you wont find yourself bored.
This film is basically a compilation of the hit T.V. series that aired back in 2011 with a twelve episode count. It adds some new scenes and increases the intensity of others by adding more realism, stylish art and puts scene together that gets straight to the point.
While this Anime film asks you to get past the entire stereotype that the magical girl universe has been built on, do not turn away when you take a glance at the box art cover and or the opening themes that the film holds. This is a serious story built on dramatic consequences of actions that each character chooses to take. In the end it'll question many things that what we previously had thought to be in the realm of normality.
A deconstruction Anime film like this would only be compared to another such as Evangelion films and the series.
Once again this is a must get.
Personally I don't regret buying the import since I tend to watch anime subtitled and found a retailer who was selling it at 8500 Yen but I thought that the news of a US version (I'm not sure if it will be region A locked) might be important for others. I believe most anime titles from Aniplex Japan and Aniplex America are rather limited since the ROD and Durarara box sets are no longer available.
And it wouldn't even be a big deal to me, if I could actually exchange the item or get a refund for it, but it looks as though they won't let me do so.
So let this be a warning to anyone trying to order the same items from this person: you might actually get "Rebellion" instead of the two movies you actually wanted.
Sincerely,
A very irritated customer.