1972~74年にかけてのはちみつぱいをバックにしたあがた森魚のライブ録音。ソニーのカセットデンスケによるオーディエンス録音が音源。しかし音はまるで現場で聴いているかのように生々しい。正直、最近のあがたのデジタル録音のブヨブヨした音より、こっちのほうが遙かに臨場感があり魅力的だ。
内容だが最初の8曲がこのCDの肝、1974年3月10日の池袋ホーボーズコンサート、西岡恭三とのたわいもない会話から始まる。
名曲「街の君」。この曲は、あがたの前年のシングル「永遠のマドンナK」のB面としてカバーしていた曲だが、この演奏の方がはるかに魅力的だ(途中あがたはリズムを外しているが、だとしても)。
続いて、テレビヂョン、乙女の儚夢、冬のサナトリウム~サルビアの花、大寒町、月曜のK最后のダンスステップ、蒲田行進曲と続くが、あの頃の時代感にあふれ、美しい。特に武川のバイオリンは冴え渡っている。
この後2週間後の3月25日には、日本フォーク・ポップス史上に燦然と輝く、「噫無情」が発売されており、内容も「噫無情」その前の「乙女の儚夢」のライブ盤といった趣である。
以下、73年、72年のテレビやライブの素人録音が続くが、はちみつぱいの「FinalTapes」と時期的に重なっており、貴重な録音だ。貴重というだけでなく、あがたのうたは心にぐっと迫る情感にみちあふれ、当時から50年近く経た今も新鮮だ。
この時代のあがた、はちみつぱいのすごさは筆舌に尽くしがたく、必聴。diskUnionさん、少々音は悪くてもいいのでこれからも是非とも発掘、CD化していただきたい。
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あがた森魚とはちみつぱい1972-1974
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参考価格: ¥2,750 参考価格: ¥2,750¥2,750
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曲目リスト
1 | 街の君 |
2 | テレビヂョン |
3 | キネマ館に雨が降る |
4 | 乙女の儚夢 |
5 | 冬のサナトリウム~サルビアの花 |
6 | 大寒町 |
7 | 月曜日のK~最后のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄) |
8 | 蒲田行進曲’74 |
9 | ぼくの楽曲 |
10 | 雨傘 |
11 | 永遠のマドンナK |
12 | 大道芸人 |
13 | 冬のサナトリウム~サルビアの花 |
14 | 清怨夜曲 |
15 | 赤色エレジー |
16 | 君はハートのクイーンだよ [Bonus Track] |
商品の説明
あがた森魚の初作「乙女の儚夢」など1970年代初期、切っても切れない関係にあったはちみつぱい、当時のメンバー、鈴木慶一、武川雅寛、和田博巳、かしぶち哲郎、本多信介、駒沢裕城を従えたライブ録音から選曲した初期あがたのライヴ編集盤。「乙女の儚夢」発売日前日の1972年9月札幌公演、はちみつぱいとのツアー、12月仙台、鈴木慶一、武川雅寛、岡田徹、駒沢裕城の珍しい編成での1974年3月ホーボーズコンサートなどから初期名曲を。西岡恭蔵、緑魔子も参加!名曲「最后のダンスステップ」初演!アリ。[ご注意]オーディエンス録音のテープをマスターにしましたのでお聴き苦しい箇所がございますことご了承ください。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : SUPER FUJI DISCS
- EAN : 4988044619296
- 時間 : 1 時間 13 分
- レーベル : SUPER FUJI DISCS
- ASIN : B00C4UDCUO
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230,334位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 69,673位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
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4 星
1970年代前半のレアなライブ音源
『あがた森魚とはちみつぱい1972-1974』は、あがた森魚が2013年に発表したライヴ・アルバムだ。あがた森魚のレア音源を発掘する「あがた森魚の世界史B」シリーズの第一作として発売されている。ブックレットに記されている録音日などは以下の通り。Tr.1〜8:1974年3月10日、池袋シアターグリーン「ホーボーズ・コンサート」Tr.9〜10:1973年2月17日、仙台「民音フォーク・フェスティバル」Tr.11:1973年、TV神奈川「ヤング・インパルス」Tr12〜15:1972年12月18日、仙台「Lovely Folk X'mas」Tr16:1972年9月9日、札幌大谷会館ホール「あがた森魚+蜂蜜ぱい、じょいんとこんさあと」西岡恭蔵のステージにあがた森魚が飛び入り参加し、西岡恭蔵が「この人が現代の狂気か天才かといわれている」と紹介するMCでこのCDは始まる。『噫無情(レ・ミゼラブル)』が発売される約2週間前のライブで、『乙女の儚夢』と『噫無情』の曲を歌っている。ブックレットによると『噫無情』の曲をコンサートで歌うのはこの日が初めてだったらしく、歌詞の間違いなども散見されるがきわめて貴重な録音だ。「最后のダンスステップ」にはアルバム同様、緑魔子がゲスト参加している。このCDに収められた録音は、2009年に発表されたはちみつぱいのボックスセット『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』のために音源を発掘したときに見つかったものらしい。お客さんがカセットデンスケで録音した、いわゆるオーディエンス録音のカセットテープが元になっている。前半の「ボーボーズ・コンサート」の録音は、多少のノイズはあるが驚くほど音質がいい。ボーカルがくっきりとしており、バックの音も生々しい。後半にいくほど音質的には厳しくなっていき、そのためTr16はボーナス・トラック扱いになっている。これまであがた森魚の1970年代前半のライヴ音源は「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」と「春一番」ぐらいしかCD化されていなかった。このようなCDにまとまり手軽に聴けるようになったことを喜びたい。このCDはこの時期のあがた森魚だけが持っていた独特の雰囲気を見事にパッケージしている。あがた森魚のファンといっても、好きな時期はそれぞれ異なるだろうが、初期のあがた森魚が好きな人は必聴だろう。
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2021年4月22日に日本でレビュー済み
2014年3月28日に日本でレビュー済み
『あがた森魚とはちみつぱい1972-1974』は、あがた森魚が2013年に発表したライヴ・アルバムだ。あがた森魚のレア音源を発掘する「あがた森魚の世界史B」シリーズの第一作として発売されている。
ブックレットに記されている録音日などは以下の通り。
Tr.1〜8:1974年3月10日、池袋シアターグリーン「ホーボーズ・コンサート」
Tr.9〜10:1973年2月17日、仙台「民音フォーク・フェスティバル」
Tr.11:1973年、TV神奈川「ヤング・インパルス」
Tr12〜15:1972年12月18日、仙台「Lovely Folk X'mas」
Tr16:1972年9月9日、札幌大谷会館ホール「あがた森魚+蜂蜜ぱい、じょいんとこんさあと」
西岡恭蔵のステージにあがた森魚が飛び入り参加し、西岡恭蔵が「この人が現代の狂気か天才かといわれている」と紹介するMCでこのCDは始まる。『噫無情(レ・ミゼラブル)』が発売される約2週間前のライブで、『乙女の儚夢』と『噫無情』の曲を歌っている。ブックレットによると『噫無情』の曲をコンサートで歌うのはこの日が初めてだったらしく、歌詞の間違いなども散見されるがきわめて貴重な録音だ。「最后のダンスステップ」にはアルバム同様、緑魔子がゲスト参加している。
このCDに収められた録音は、2009年に発表されたはちみつぱいのボックスセット『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』のために音源を発掘したときに見つかったものらしい。お客さんがカセットデンスケで録音した、いわゆるオーディエンス録音のカセットテープが元になっている。前半の「ボーボーズ・コンサート」の録音は、多少のノイズはあるが驚くほど音質がいい。ボーカルがくっきりとしており、バックの音も生々しい。後半にいくほど音質的には厳しくなっていき、そのためTr16はボーナス・トラック扱いになっている。
これまであがた森魚の1970年代前半のライヴ音源は「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」と「春一番」ぐらいしかCD化されていなかった。このようなCDにまとまり手軽に聴けるようになったことを喜びたい。このCDはこの時期のあがた森魚だけが持っていた独特の雰囲気を見事にパッケージしている。あがた森魚のファンといっても、好きな時期はそれぞれ異なるだろうが、初期のあがた森魚が好きな人は必聴だろう。
ブックレットに記されている録音日などは以下の通り。
Tr.1〜8:1974年3月10日、池袋シアターグリーン「ホーボーズ・コンサート」
Tr.9〜10:1973年2月17日、仙台「民音フォーク・フェスティバル」
Tr.11:1973年、TV神奈川「ヤング・インパルス」
Tr12〜15:1972年12月18日、仙台「Lovely Folk X'mas」
Tr16:1972年9月9日、札幌大谷会館ホール「あがた森魚+蜂蜜ぱい、じょいんとこんさあと」
西岡恭蔵のステージにあがた森魚が飛び入り参加し、西岡恭蔵が「この人が現代の狂気か天才かといわれている」と紹介するMCでこのCDは始まる。『噫無情(レ・ミゼラブル)』が発売される約2週間前のライブで、『乙女の儚夢』と『噫無情』の曲を歌っている。ブックレットによると『噫無情』の曲をコンサートで歌うのはこの日が初めてだったらしく、歌詞の間違いなども散見されるがきわめて貴重な録音だ。「最后のダンスステップ」にはアルバム同様、緑魔子がゲスト参加している。
このCDに収められた録音は、2009年に発表されたはちみつぱいのボックスセット『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』のために音源を発掘したときに見つかったものらしい。お客さんがカセットデンスケで録音した、いわゆるオーディエンス録音のカセットテープが元になっている。前半の「ボーボーズ・コンサート」の録音は、多少のノイズはあるが驚くほど音質がいい。ボーカルがくっきりとしており、バックの音も生々しい。後半にいくほど音質的には厳しくなっていき、そのためTr16はボーナス・トラック扱いになっている。
これまであがた森魚の1970年代前半のライヴ音源は「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」と「春一番」ぐらいしかCD化されていなかった。このようなCDにまとまり手軽に聴けるようになったことを喜びたい。このCDはこの時期のあがた森魚だけが持っていた独特の雰囲気を見事にパッケージしている。あがた森魚のファンといっても、好きな時期はそれぞれ異なるだろうが、初期のあがた森魚が好きな人は必聴だろう。
『あがた森魚とはちみつぱい1972-1974』は、あがた森魚が2013年に発表したライヴ・アルバムだ。あがた森魚のレア音源を発掘する「あがた森魚の世界史B」シリーズの第一作として発売されている。
ブックレットに記されている録音日などは以下の通り。
Tr.1〜8:1974年3月10日、池袋シアターグリーン「ホーボーズ・コンサート」
Tr.9〜10:1973年2月17日、仙台「民音フォーク・フェスティバル」
Tr.11:1973年、TV神奈川「ヤング・インパルス」
Tr12〜15:1972年12月18日、仙台「Lovely Folk X'mas」
Tr16:1972年9月9日、札幌大谷会館ホール「あがた森魚+蜂蜜ぱい、じょいんとこんさあと」
西岡恭蔵のステージにあがた森魚が飛び入り参加し、西岡恭蔵が「この人が現代の狂気か天才かといわれている」と紹介するMCでこのCDは始まる。『噫無情(レ・ミゼラブル)』が発売される約2週間前のライブで、『乙女の儚夢』と『噫無情』の曲を歌っている。ブックレットによると『噫無情』の曲をコンサートで歌うのはこの日が初めてだったらしく、歌詞の間違いなども散見されるがきわめて貴重な録音だ。「最后のダンスステップ」にはアルバム同様、緑魔子がゲスト参加している。
このCDに収められた録音は、2009年に発表されたはちみつぱいのボックスセット『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』のために音源を発掘したときに見つかったものらしい。お客さんがカセットデンスケで録音した、いわゆるオーディエンス録音のカセットテープが元になっている。前半の「ボーボーズ・コンサート」の録音は、多少のノイズはあるが驚くほど音質がいい。ボーカルがくっきりとしており、バックの音も生々しい。後半にいくほど音質的には厳しくなっていき、そのためTr16はボーナス・トラック扱いになっている。
これまであがた森魚の1970年代前半のライヴ音源は「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」と「春一番」ぐらいしかCD化されていなかった。このようなCDにまとまり手軽に聴けるようになったことを喜びたい。このCDはこの時期のあがた森魚だけが持っていた独特の雰囲気を見事にパッケージしている。あがた森魚のファンといっても、好きな時期はそれぞれ異なるだろうが、初期のあがた森魚が好きな人は必聴だろう。
ブックレットに記されている録音日などは以下の通り。
Tr.1〜8:1974年3月10日、池袋シアターグリーン「ホーボーズ・コンサート」
Tr.9〜10:1973年2月17日、仙台「民音フォーク・フェスティバル」
Tr.11:1973年、TV神奈川「ヤング・インパルス」
Tr12〜15:1972年12月18日、仙台「Lovely Folk X'mas」
Tr16:1972年9月9日、札幌大谷会館ホール「あがた森魚+蜂蜜ぱい、じょいんとこんさあと」
西岡恭蔵のステージにあがた森魚が飛び入り参加し、西岡恭蔵が「この人が現代の狂気か天才かといわれている」と紹介するMCでこのCDは始まる。『噫無情(レ・ミゼラブル)』が発売される約2週間前のライブで、『乙女の儚夢』と『噫無情』の曲を歌っている。ブックレットによると『噫無情』の曲をコンサートで歌うのはこの日が初めてだったらしく、歌詞の間違いなども散見されるがきわめて貴重な録音だ。「最后のダンスステップ」にはアルバム同様、緑魔子がゲスト参加している。
このCDに収められた録音は、2009年に発表されたはちみつぱいのボックスセット『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』のために音源を発掘したときに見つかったものらしい。お客さんがカセットデンスケで録音した、いわゆるオーディエンス録音のカセットテープが元になっている。前半の「ボーボーズ・コンサート」の録音は、多少のノイズはあるが驚くほど音質がいい。ボーカルがくっきりとしており、バックの音も生々しい。後半にいくほど音質的には厳しくなっていき、そのためTr16はボーナス・トラック扱いになっている。
これまであがた森魚の1970年代前半のライヴ音源は「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」と「春一番」ぐらいしかCD化されていなかった。このようなCDにまとまり手軽に聴けるようになったことを喜びたい。このCDはこの時期のあがた森魚だけが持っていた独特の雰囲気を見事にパッケージしている。あがた森魚のファンといっても、好きな時期はそれぞれ異なるだろうが、初期のあがた森魚が好きな人は必聴だろう。
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2013年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
約40年前のライブ、しかもオーディエンス録音。音質はまったく期待してなかったんだけど、かなりいい。ところどころノイズが入ったり、レベルが下がったりくらいは当然あるけど、歌はもちろん、バックのバイオリンやアコーディオンがしっかり分離してるところに正直、ちょっとびっくり。内容、音質とも、十分、商品化に耐えるクオリティだと思いましたね。40年前のソニーのカセットレコーダー(通称デンスケ)の完成度の高さと現在のリマスタリングの技術向上に感謝。4,5年前に出たはちみつぱいのボックスの番外編って感じ。クレジットではピアノだけになってる慶一がソロで歌う場面もあるので、ムーンライダースの新作が出なくなって、お金の使い道に困ってる人はぜひ買うべし。