こちらは IXY1 に純正ソフトケースがセットとなった商品になります。
私の購入時は ¥13,500@2013/08 程度でした。
バラで買いますと通常 ¥16,000〜@2013/08時点 程度の価格がしますので、
お得なセットと言えます。
最近は本機並にコンパクトなデジカメも他社メーカから
販売されるようになってきましたが、未だに負けてはいません。
目立つ凹凸もなく、直方体のフォルムの中にキレイに機能が収まっています。
手のひらにすっぽり隠れてしまう大きさながら
14枚ものレンズで光学系が構成されているというカメラとしての
本気度にも惚れました。
使用感ですが、
画質はやはり筐体の大きいモデルに一歩譲る部分があります。
Auto モードで室内を撮影すると大抵の場合 ISO800 以上で撮影されますが、
このあたりからノイズが目立ってきます。
プログラムモードで適宜調整しながら撮ると満足のいく一枚が撮れると思います。
使用中の発熱もそれなりにありますが、
付属の純正ケースに本体をアタッチして使用する場合はさほど気になりません。
タッチパネルについては賛否両論ありますが、
言われるほど操作感は悪くありません。
ただし、単純に項目をセレクトして押す場合はともかく
フリック動作をする場合やジェスチャ機能を使用する場合など、
画面上に指を走らせる場合には指との摩擦の関係で、
特に液晶保護フィルムなどを貼った場合は操作がしにくいのも事実です。
こつとしまして、画面上に指を走らせる場合は指爪の先端よりの平らな部分でなぞると大分改善されます。
個人的には操作上の問題も解決できましたので、背面に液晶のみ、という
シンプルなデザインの観点から、本機に関してはタッチパネル肯定派です。
最近はスマートフォンのカメラ機能も高性能化が進み、
デジカメの代替をすることが多くなりましたがやはり専用機は良い
(特に光学ズームできるのが強み)と改めて感じました。
静止画を撮影後に補正する機能(アフターエフェクト)も搭載されていますが、
こちらは高性能な CPU やプレビューに適した高解像度液晶を備えたスマートフォンに軍配があがります。
両者を組み合わせ、アドホックモードで wi-fi 電波が無いところでも
デジカメからスマートフォンにきれいに撮影した画像を転送、
スマートフォンでエディット、その場で友人に 3G 経由で画像転送
という使い方がおすすめです。
総じてデジカメというよりは所有欲を満たしてくれる、
デジタルガジェットというように私は捉えています。
※ 本体の現ロットは嬉しい Made in Japan ですが、ソフトケースは Made in Vietnam で
若干作りの粗い部分があります。はみ出している接着剤などは本体収納前に良く確認して
セロテープなどで除去してください。
※ ソフトケースは3脚ネジを利用して本体にアタッチします。
底面部に取り出し口のあるメモリカードや電池の出し入れはケースから取り外した状態でしか行えません。
※ メモリカードは microSD カードが適合します。
通常の SD カードは使用できませんので注意してください。
ブランド | キヤノン |
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製品型番 | IXY1(BK)/IXC-490BK |
撮像素子 | 1/2.3型 |
種類 | デジタルカメラケース |
レンズ構成 | ズーム |
WiFI | Wi-Fi |
モータータイプ | 光学ズーム |
カラー | ブラック |
対応機種 | カメラ |
梱包サイズ | 20.7 x 17.9 x 11.6 cm; 699.99 g |