紙面のほぼ半分を割いて、ミクさんの特集記事に充てています。
ボリューム的にも内容的にも非常に充実しており、インタビューや対談した方々の顔ぶれを見ればそれが分かると思います。
一昨年のSFマガジン特集号以来ですね。これほどまでに体系的網羅的にミクさん中心にまとめ上げた雑誌記事は。
考えてみれば、いわゆる「初音ミク現象」を現代のアートシーンからの切り口で言及する特集は、今までありそうでなかった。
絵師であるmebae氏とスタイリストとしてディレクションを手がけた山懸良和氏とのコラボによる表紙および付属ピンナップのアートワークも素晴らしい出来映えでした。
大判の原画を美術館で鑑賞したいくらいです。
これほどコンセプチュアルな題材をしっかり受け止めることができる一方で、ミクさんは3歳の幼児でも描くことができる手軽さと身近さがあります。
そんな不思議な存在なんですよね。
東京大学で情報学を教えるドミニク・チュン博士が、ミクさんについて書中でこう表現しています。
「それは二次使用される『生きた』作品群が形成するネットワークであり、コミュニケーションを発芽する生態系と言ってもいい」
ミクさんを中心としたボーカロイド楽曲群や映像作品の表現における多様性と創作のハブとしての機能、世代を超え世界中にひろがるスケールの大きさは、
まさに生態系と呼ぶに相応しい規模なのかもしれません。
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美術手帖 2013年 06月号 雑誌 – 2013/5/17
美術手帖編集部
(編集)
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- ASIN : B00CI5CTYA
- 出版社 : 美術出版社; 月刊版 (2013/5/17)
- 発売日 : 2013/5/17
- 言語 : 日本語
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- - 593位アート・デザインの雑誌
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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2014年4月21日に日本でレビュー済み
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内容的には真新しい事は特に載ってない。BTらしく、もう少し掘り下げて欲しかった。それでも最近のアートシーンなどよりずっとリアルにおもしろいわ!「BTにとうとうミクさんが!」という感慨に浸るために購入。
2013年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美術とは縁のないわたしですが、ミクさんに釣られて美術文芸誌『美術手帖』を、初めて手にしてみました。正直、¥ 1,800は高かったです orz
ただ、ボリュームは満点。100ページにわたるミクさんの大特集です。美術誌だけあって、文化的、芸術的観点からミクさんという存在を深く考察しています。
美術や芸術の素養がまったくないわたしが、辛うじて分かったことの1つに、ミクさんは「アニメ的な意味でのキャラクターではなくて、もっとシステムに近い存在」(kz-livetune氏)だったということ。
この「システム」を支えたのが動画投稿「ニコニコ」であったり、イラスト投稿「pixiv」であったりしたわけとのことです。
なるほど、ミクさんがハブになって、人と人とがつながって、みんなで「“彼女”を表現するシステム」――― VOCALOID「初音ミク」って、そういう仕組みだったのですね… (-_-)
ただ、ボリュームは満点。100ページにわたるミクさんの大特集です。美術誌だけあって、文化的、芸術的観点からミクさんという存在を深く考察しています。
美術や芸術の素養がまったくないわたしが、辛うじて分かったことの1つに、ミクさんは「アニメ的な意味でのキャラクターではなくて、もっとシステムに近い存在」(kz-livetune氏)だったということ。
この「システム」を支えたのが動画投稿「ニコニコ」であったり、イラスト投稿「pixiv」であったりしたわけとのことです。
なるほど、ミクさんがハブになって、人と人とがつながって、みんなで「“彼女”を表現するシステム」――― VOCALOID「初音ミク」って、そういう仕組みだったのですね… (-_-)
2013年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この書籍は初めて購入したが、コンパクトなサイズながらページ数、内容は大ボリュームで、紙面レイアウトや写真も美しい。
初音ミクの特集は数ページ程度かと思っていたが、100ページ以上にわたってぎっしりミクの特集。
そして圧巻だったのがmebaeさんの美しすぎる折り込みイラスト。ため息が出た。
この内容、ミクファンなら絶対に買い。ミクを知らない人も、「初音ミク現象」に存分に触れることが出来ると思う。
初音ミクの特集は数ページ程度かと思っていたが、100ページ以上にわたってぎっしりミクの特集。
そして圧巻だったのがmebaeさんの美しすぎる折り込みイラスト。ため息が出た。
この内容、ミクファンなら絶対に買い。ミクを知らない人も、「初音ミク現象」に存分に触れることが出来ると思う。
2013年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美術手帖がミクさんの特集をするとの事で即購入してみました。自分が絵を描いてた時代でさえ殆ど買った事が無い本でしたが(苦笑)。ミクの歴史から数値的な捕捉。現状の分析、未来の予測をミクに関係が深いいろんな方々、企業が意見を述べられています。ミクさんワールドの深淵は広くて深いので読者を完全に満足させる事は不可能ですがミク好きな方はコレクションとして購入されたら良いと思います。表紙や挿絵のイラストはかなり綺麗で可愛いです。
2013年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューを読んで購入しました。
ちゃんと取材し、丁寧にまとめられたボカロ文化論で読み応えがありました。
対談記事には新たな発見があり、おもしろかったです。
ちゃんと取材し、丁寧にまとめられたボカロ文化論で読み応えがありました。
対談記事には新たな発見があり、おもしろかったです。
2015年3月5日に日本でレビュー済み
初音ミクの世界がタンマリの本です。ページのほとんどがミクさんです。ディーバとしての初音ミクが好きな人はもちろん、CGや造形物としてのミクさんが好きな人も、初音ミクを軸としたvocaloid mediaを堪能したい人も、日本風俗文化の研究なんかにも。誰にでもオススメです。
2013年5月18日に日本でレビュー済み
mebaeさんが描くミクが表紙の『美術手帖』最新号を目にし、いつかミクが日本のポップカルチャーの最前線に躍り出てくるだろうと予見してた未来がついに今ここに来ていると鳥肌がたちました。
確かに、最近の美術手帖ではJOJO作者の荒木飛呂彦氏を特集したりと昔に比べアートのボーダーレス化が進んでいるように感じられますが、本誌の初音ミクの特集内容はまさに現象と呼ぶに相応しいビビッドなタイミングだと思いました。書店で購入したばかりの本誌を電車の中で周囲に脇目もふらず誌面に釘付けとなりました。
まず、24頁から始まるクリエイション編が、ryo(supercell)、kz(livetune)、ピノキオP、mothy_悪ノP、円盤P、にほへさんへのインタビューとなっており、そのインタビュー記事の余白には過去の作品のジャケット、動画が掲載されており、44頁から始まる「初音ミクコレクション」が眺めている頃には、嬉しくて車内で一人笑顔になっていました[悲報]。
また、続く48頁からの初音ミク人気絵師10人[shirakaba、mebae、三輪士郎、redjuice、ぎた、ぷちでびる、ちほ、STAG、一斗まる、バーニア600]には、もっと絵師さん紹介して欲しいとツッコミを挿れつつ、パラパラと18頁位を捲ったところで「初音ミク現象とネットカルチャーの発展史」があるのを発見し、76頁からのストラクチャー編を読む前に、このBT|2013.06を勝手ながら永久保存版とさせていただきますた!
確かに、最近の美術手帖ではJOJO作者の荒木飛呂彦氏を特集したりと昔に比べアートのボーダーレス化が進んでいるように感じられますが、本誌の初音ミクの特集内容はまさに現象と呼ぶに相応しいビビッドなタイミングだと思いました。書店で購入したばかりの本誌を電車の中で周囲に脇目もふらず誌面に釘付けとなりました。
まず、24頁から始まるクリエイション編が、ryo(supercell)、kz(livetune)、ピノキオP、mothy_悪ノP、円盤P、にほへさんへのインタビューとなっており、そのインタビュー記事の余白には過去の作品のジャケット、動画が掲載されており、44頁から始まる「初音ミクコレクション」が眺めている頃には、嬉しくて車内で一人笑顔になっていました[悲報]。
また、続く48頁からの初音ミク人気絵師10人[shirakaba、mebae、三輪士郎、redjuice、ぎた、ぷちでびる、ちほ、STAG、一斗まる、バーニア600]には、もっと絵師さん紹介して欲しいとツッコミを挿れつつ、パラパラと18頁位を捲ったところで「初音ミク現象とネットカルチャーの発展史」があるのを発見し、76頁からのストラクチャー編を読む前に、このBT|2013.06を勝手ながら永久保存版とさせていただきますた!