サンタ・サングレ/聖なる血 [Blu-ray]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ガイ・ストックウェル, アクセル・ホドロフスキー, サブリナ・デニスン, セルマ・ティゾー, ブランカ・グエッラ, アレハンドロ・ホドロフスキー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 3 分 |
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商品の説明
■ホドロフスキー監督の極彩色に彩られた圧倒的な映像美。
HDニューマスターによる待望の初Blu-ray化!!DVDも同時発売!
【ストーリー】
「サンタ・サングレ」は、サーカス団長のオルゴとその妻でブランコの名手コンチャと、息子フェニックスの奇妙な物語である。
放蕩者のオルゴは酒びたりで、彼に色目を使う団員“刺青の女"を公然の愛人としてはばからない。一方コンチャは、両腕のない少女像を崇拝する異端の宗派“SANTA SANGRE"の狂信的な司祭でもある。ある日、曲芸中のコンチャがオルゴ達の不倫現場を偶然目にし、憤激した彼女は、オルゴの股間に硫酸を浴びせかけるが、苦痛に呻く夫が手にしたナイフにより両腕を切り落とされ、更にオルゴは、自ら喉を掻き切り自殺する。この惨状を目の当たりにしたフェニックスは、ショックのため精神病院に入
院する。何年かが過ぎ、フェニックスは回復できぬまま病院で成人を迎えるが、その彼の前に両腕のないコンチャが突然姿を見せる。フェニックスは、彼女に引き寄せられるように病院を抜け出す。そして、彼女の両腕代わりとなり、父親のかつての愛人である刺青の女を手始めに、出合った女達を次々と殺害していく・・・。
【キャストスタッフ】アクセル・ホドロフスキー、ガイ・ストックウェル、ブランカ・グエッラ、セルマ・ティゾー、サブリナ・デニスン、アダン・ホドロフスキー
【スタッフ】監督・原案・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
【特典】Blu-ray初回限定特典:アレハンドロ・ホドロフスキー監督三部作Blu-ray収納三方背BOX
※同時発売の「エル・トポ Blu-ray」「ホーリー・マウンテン Blu-ray」を含めたホドロフスキー監督三部作Blu-rayが収納可能な三方背BOX(くるみ箱)
●豪華特典映像 DVD-Disc(計約202分予定)
※(9)、(10)、(11)のみ本編DISCに収録
(1)スタッフ、キャストのインタビューをまじえて製作の舞台裏を描く長編ドキュメンタリー
(2)本作のためのリアル・ライフ・インスピレーションを描くドキュメンタリー
(3)ホドロフスキー監督によるオンステージQ&A
(4)2003年に行われたホドロフスキー監督へのインタビュー
(5)作曲家サイモン・ボズウェルによるホドロフスキー監督へのインタビュー
(6)作曲家サイモン・ボズウェルによるショート・フィルム
(7)“CLOSE YOUR EYES"ミュージックビデオ
(8)監督の息子アダンによる、コメンタリー入りショート・フィルム
(9)監督のコメンタリー入り削除シーン
(10)劇場予告編
(11)日本版予告編
※特典DVD-Discの内容はBlu-ray、DVD共通です
●ホドロフスキー監督とジャーナリスト、アラン・ジョーンズによるオーディオ・コメンタリー収録
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4907953043442
- 監督 : アレハンドロ・ホドロフスキー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 3 分
- 発売日 : 2013/9/3
- 出演 : アクセル・ホドロフスキー, ガイ・ストックウェル, ブランカ・グエッラ, セルマ・ティゾー, サブリナ・デニスン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet(SB)(D)
- ASIN : B00CWXZ6TI
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,894位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 327位外国のドラマ映画
- - 587位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出品者さんとAmazonさんに改めて感謝したいです✨😂✨!本当にありがとうございます✨😂✨!
作品評価は言うまでもなく、ホドロフスキー監督自身もコメントで語っていた通り、中でも唯一無二の“商業映画を意識した映画”、ながらもやはり我らがアレハンドロ・ホドロフスキー監督の素晴らしい大傑作でした✨😆✨!👍
また、本商品『HDニューマスター・デラックスエディション』はその名の通り、実にお見事な超高画質&高音質仕様で商品仕様と共にBlu-ray仕様も言うまでもなく一切文句なしです✨😭✨!👍
そして、また本商品『HDニューマスター・デラックスエディション』は、主にヌード表現などにおける、ハッキリ言った形“日本の恥”と言える不必要な“修正処理”なども一切ございませんので、是非ご購入の参考にしてください✨😄✨!👍
改めて、本当に購入できて良かったです✨😭✨!本当にありがとうございます✨😂✨!👍
今後何回とも観返していき、永遠に大切にしていきたいです✨😂✨!
少年時代の深刻なトラウマのために精神を病んだ一人の青年の精神世界を、圧倒的な映像美をもって見事に映像化した作品であり、今回の待ちに待った再DVD化は、ファンとして心から歓喜するばかりである。
この作品の一貫したテーマが「手」と「血」なのだが、その意味するところを実に巧みに作品に絡めていて、詩的で哲学的なホドロフスキー監督の作風がここでも遺憾無く発揮されている。
時に凄惨で残酷なシーンも確かにあるが、スプラッタムービーに見られる下品なそれとは全く次元が異なる。それは、あたかも闘牛士が闘牛を倒す時の芸術性をも彷彿とさせる。
しかし、映像美を追求した作品にありがちな、前衛的で独りよがりな雰囲気は全くなく、ホドロフスキー監督が織りなす詩的で哲学的な深いストーリー性は圧巻で、鑑賞者をぐいぐいとその作中に引き込んでいく。
本作品をご覧になっていない方のために詳述は避けるが、精神を病んだ主人公フェニックスは、自我を取り戻すことの代償に、ある「別れ」を余儀なくされる。このラストシーンは本当に切なく、強く胸を打たれる。
また、少年時代のフェニックスと青年時代のフェニックスが余りに似ていることに最初驚いたが、それもそのはず、二人共ホドロフスキー監督の愛息なのだ。この二人の名演も目を見張るものがある。
特に青年フェニックスのどこか影のある雰囲気は、かのジェームス・ディーンをも凌ぐ程の味がある上、作品の中で展開される彼のパントマイムは見事という他ない。
作品終了後のクレジットに使われているBGMは本当に美しい音楽が使われていて、ここでこの作品の深い余韻に浸ることができる。
本作品のソフトは、かつてVHSビデオテープ、DVDと販売された実績があるものの、いずれも製作数は多くなく、短期間で完売になっている。
このことから、これらのソフトの入手を逃し、悔しい思いをされた方も少なくないのではなかろうか(かく言う私自身がその一人)。
そんな中での、今回の再DVD 化は、ファンとしては歓喜せずにはいられないが、今回はブルーレイディスクも並行して販売されているものの、おそらくはこれまでと同じく、共に製作数は多くないと察せられる。
よって、本作品のソフトを新品で入手できる機会は、これが最後のチャンスではないだろうか。
本作品は、ジャンル的には「カルト」に括られるであろうが、決してマニアックな作品ではなく、「本物の映画」を望む映画ファン全ての方に、心から薦めたい私のイチオシ作品である。
とにかく長い。プロレスラーのくだりは要らないと思う。サイコやゾンビ等、監督がやりたかったことをやっただけに想える。言葉は悪いが、長い田舎芝居に見えた。「エル・トポ」を超えていない。企画でストップした「DUNE」を視たかった。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の作品においては、フリークスが登場するものがあるので、難解と言われるそれらの作品の前に、ホドロフスキーテイストを味わっておこうということで、まずこの作品を見た。監督曰く、わかりやすく商業的に作った作品だとのこと。
幼少期に見たら、ホラーが苦手な子供はトラウマになるかもしれない。
まず、舞台となっているサーカス、ピエロ、全身刺青の女、本物の象、カルト宗教とアイコンがまずダークファンタジーである。ホラーファンにもぐいぐいくる、猟奇的な硫酸かけや両手バッサリのシーンに殺人シーン。そして悲哀を感じさせる音楽。ダリオ・アルジェントを彷彿とする色彩美。
またさりげなく、貧困も描いていて、死んだ象に群がる人々も不気味である。
こうした展開でありながら、エログロにならないのは、主人公の悲哀を描いたヒューマンドラマであることと、音楽と映像の艶やかな美しさ、主人公を演じているホドロフスキー監督の息子さんの美しさ(俳優としてのパントマイムやダンス、体操などの技術も素晴らしい)がメインであるからだろう。
ラストでは思わず泣ける人もいるのではないだろうか。
「ネクロマンティック」や「セルヴィアン・フィルム」をホラー映画として一括りにされると、うーんちょっと違う??、でも他のジャンルに入れられないのでまあそう言われても仕方ないや・・・・・、あ、そう!、「カルト」でいいじゃん!という特殊な映画たちよりは、若干ホラーよりである。
アルジェント好きにもおすすめできる映画である。
ホドロフスキー監督作品のファンにはむしろ、ホラージャンルに入れらるるのを好まない方もおられようと思うので、「カルト」の最高峰の映画の一つ、ということでよいのではないだろうか。
芸術なんか全くわからない。
知り合いに美術系の大学に行った奴がいて、その作品を全然理解できなくて嘆かれたな。昔。
そんな俺がたまたま見た、あるビデオの最後に、映画の宣伝としてホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」が紹介されていて
芸術のあるいは映画・作品の持つ力というか、「優れた作品」というのはこういうモノかとうならされた。
優れた芸術作品には、感想や、表現、評価など全く不要なんだと。
すごい作品、優れた作品、後世に残る作品は、見れば誰でも一発でわかるんだと。
ホドロフスキーのDVDBOXももちろん持っています。
しかし残念なことにこの「サンタ・サングレ」だけ、BOXに入っていませんでした。
ということで、ホドロフスキーが作った映画と言うだけで、私は予約注文しました。
優れた芸術家の作品の前には、批評というかレビューなどは全く無意味でしょう。
少なくとも彼の作品にはそれだけの力が価値があると思います。
特に、ホドロフスキーに関心がある方ではなく、
(私のような)芸術に疎い方に是非見て欲しい作品です。
きっと、DVDBOXも欲しくなると思いますよ。