ホーリー・マウンテン HDリマスター版 [Blu-ray]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アリエル・ドンバール, ホアン・フェラーラ, ホラシオ・サリナス, ラモナ・サンダース, アレハンドロ・ホドロフスキー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 53 分 |
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商品の説明
■皮を剥がされた羊たち。ヒキガエルとカメレオンのサーカス。無数のキリスト像。巨大なラブ・マシーン--今もなお色あせることのない驚異的な映像体験。奇抜であり美しいその世界に陶酔する。
■極端にセリフを排除し、映像のみで表現する前半部分。宗教に対する信仰心とも冒涜とも取れる衝撃的な演出。ホドロフスキーでしか成し得ない映画表現の概念を超えるエキセントリックなその世界は観る者を驚愕させる。そして、待ち構えるあまりに唐突なラストシーンに誰もが唖然とすることだろう。
一切の説明を排し、幾多もの解釈が出来る本作は、目で観る映画としてだけでなく、感じる映画として、時代を超え人々を未知なる境地に連れて行ってくれる。
【ストーリー】とあるどこかの砂漠--磔にされているキリストに似た盗賊(ホラシオ・サリナス)が、裸の子供たちに石を投げつけられている。自らの力で十字架から降り立った盗賊は、居合わせた小人の男と共に町へ向かう。喧騒の中にある町で、盗賊はキリスト像を売る太った男たちに捕えられ、鏡の部屋に閉じ込められてしまう。なんとかそこから脱出した彼は、高くそびえる塔を登り、最上階で練金術師の男(アレハンドロ・ホドロフスキー)と出会う。
男の持つ錬金術の力を目の当たりにした盗賊は、その技を手に入れるため、世界で最も権力を持つ実業家や政治家などの8人の男女と共に、錬金術師に導かれ“聖なる山"を目指す。錬金術師によると、“聖なる山"には9人の不死の賢者たちが住み、そこから現世を支配しているという。“聖なる山"を襲い、賢者たちから不死の術を奪うため、道中彼らは厳しい儀式を積んでいく。それは、己の欲望や過去を捨て去り、自我を解放するための過酷な精神修行だった。幾多の試練を経て、ついに“聖なる山"のあるロータス島に行き着くのだが・・・。果たして彼らは、“聖なる山"の山頂に辿り着き、不死を手に入れることが出来るのだろうか。
【キャスト】アレハンドロ・ホドロフスキー、ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール、ホアン・フェラーラ、アドリアナ・ペイジ
【スタッフ】監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー、音楽:アレハンドロ・ホドロフスキー / ホラシオ・サリナス
【映像特典】1.削除シーン 2.タロットの重要性に関するドキュメンタリー 3.レストア作業による画面比較 4.オリジナル予告篇 5.フォトギャラリー(静止画)
【音声特典】アレハンドロ・ホドロフスキー監督の本編オーディオコメンタリー
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 80 g
- EAN : 4907953040250
- 監督 : アレハンドロ・ホドロフスキー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 53 分
- 発売日 : 2013/9/3
- 出演 : アレハンドロ・ホドロフスキー, ホラシオ・サリナス, ラモナ・サンダース, アリエル・ドンバール, ホアン・フェラーラ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet(SB)(D)
- ASIN : B00CWXZ6ZM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,938位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,041位ブルーレイ 外国映画
- - 11,437位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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アレハンドロ・ホドロフスキーの世界へようこそ。
当時でも衝撃的だったが、フィルム起こしビデオではリアルさ良くわから無かった。
それから数十年の2000年代初頭にDVD化!!
更にブルーレイ!!
新作映画のブルーレイには及ばない画質だかフィルム起こしを知る者にとっては衝撃的で、
新作を観た気分になり、加齢と共に消える童貞消失的激情が再燃(笑)
棺桶へ絶対に入れてもらいたいアイテムの一つだ。
この映画の素晴らしいところは美術です。
色彩感覚とスケール感。
メキシコの鈴木清順です。
一部、「エル・トポ」と同じロケ地使用か。しかも、マスターに教わる、斬りかかってもマスターに太刀打ちできない、という趣向も同じで、ホドロフスキー監督は余程、禅や修業物、が好きなんだろうなあ。タロットや永遠の少年なんかもあり、ユングが流行っていた頃だろうか。
言葉を消して、映像だけで世界に訴えようとしたかに見えたが、耐えきれずか、途中からホドロフスキーのナレーションが入り始める。
最後は、リアリティに対するホドロフスキーの映画敗北宣言か。まるで寺山修司「書を捨てよ町に出よう」の最後のようだ。考えようによっては、監督はホーリー・マウンテンの正体みたり、当時、宗教に熱狂的だった若者達に現実生活に戻りなさいという警鐘だったのかもしれない。
ホドロフスキー監督自身が主演したというのは、予算やギャラの問題か、出演希望者がいなかったのか、監督自らがメッセージを直接、伝えたかったのか。ホドロフスキー監督にアジテーター素質があることだけは確か。
どの媒体時よりも美しい画質です。(ブルーレイ版)
そのへんはボーナスで比較検証がありますので
見てください。
劇場当時再現できずクロベタになった部分もよみがえらせてますから
事実上オリジナルのホーリーマウンテンと言えます。
監督が意図してカメラから覗いたそのままが再現されたと
思ってください。
そのぐらい良いです。