コドモ警察 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 福田雄一, 本田望結, マリウス葉, 鈴木福, 勝地涼, 吉瀬美智子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 41 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
いいかげん、大人になれよ! !
●深夜ドラマだったコドモ警察がなんと<映画>になって帰ってきた~~~
監督はドラマに引き「勇者ヨシヒコ」シリーズや「変態仮面」「俺はまだ本気をだしてないだけ」など話題作を作り続けている福田雄一。
そして主演は当然 ドラマ、CMと大人気子役・鈴木福! 特殊捜査課他ドラマののレギュラーメンバーも全員再集結!
公開スクリーン数:全国151スクリーン 動員20万人を突破!
●さらにパワーアップした多彩なゲストが話題に! !
北乃きい、山本裕典、神尾佑、鈴木亮平、宍戸開、小野寺昭と新たな仲間が作品を盛り上げてくれています。
[内容解説]
デカ長(鈴木福)をはじめとする刑事たちは本庁の命令で、レッドヴィーナスを逮捕するためにコドモの姿のまま捜査を続けていた。
そんな折り、来日するカゾキスタン大統領の暗殺予告がレッドヴィーナスから届く。しかし、本庁は特殊捜査課の出番はないという。
その頃エナメル(相澤侑我)は、大人だった頃の恋人・絵里子(北乃きい)に再会し、あの頃のトキメキに心を躍らせつつもコドモの自分に葛藤を抱えていた…。
特殊捜査課の刑事たちは、レッドヴィーナスの大統領暗殺を阻止し、彼らを逮捕できるのか?
そして、コドモ刑事たちは大人に戻ることが出来るのか!?
[特殊内容/特典] ※初回特典は数量限定により、在庫がなくなり次第終了となります
セル商品(初回生産版)スペシャル・パッケージ仕様
■初回封入特典
●イベント「コドモ警察 秋の修学旅行 ~特殊捜査課 最後の3日間~」参加券
●オリジナル・ポストカード
■映像特典
スペシャルメイキング、舞台挨拶、イベント映像、予告集他
※タイトル、内容は変更になる場合がございます。
[スタッフキャスト]
【キャスト】
デカ長/大沼 茂(50):鈴木 福
国光 信(23):勝地 涼
間 聖四郎(38:マリウス 葉(Sexy Zone)
マイコ/林舞子(30):本田望結
松田凛子:吉瀬美智子
ナベさん/渡辺 稔(59):鏑木海智
イノさん/下山武雄(49):青木勁都
スマート/川島寛太(39):秋元 黎
エナメル/野上浩二郎(29):相澤侑我
ブル/今村 剛(28):竜跳
武藤千種:上地春奈
武藤弘康:本多 力
北乃きい
山本裕典(友情出演)
神尾 佑
鈴木亮平
宍戸 開
小野寺昭
【スタッフ】
脚本・監督:福田雄一
主題歌:「High!! High!! People~movie remix~」Sexy Zone(ポニーキャニオン)
音楽:瀬川英史
ナレーション:森山周一郎
プロデュース:森谷 雄
プロデューサー:蔵本憲昭 山内章弘
アソシエイト・プロデューサー:花田聖 棚橋裕之 東信弘 竹園元
ラインプロデューサー:的場明日香
撮影:早坂伸(J.S.C) 工藤哲也
照明:小西章永
美術:松塚隆史
録音:山田幸治
編集:栗谷川純
スタイリスト:馬場恭子
ヘアメイク・ディレクション:池田真希
スクリプター:廣瀬順子
助監督:久保田博紀
制作担当:濱松洋一
製作プロダクション:東宝 映画企画部 アットムービー
製作:映画「コドモ警察」製作委員会(電通・東宝・ポニーキャニオン・TBS・MBS・読売新聞社・アットムービー)
配給:東宝映像事業部
[発売元]アットムービー ポニーキャニオン
(C)2013 映画「コドモ警察」製作委員会
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 179.99 g
- EAN : 4988013427365
- 監督 : 福田雄一
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 41 分
- 発売日 : 2013/9/4
- 出演 : 鈴木福, 勝地涼, マリウス葉, 本田望結, 吉瀬美智子
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B00D8414QE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,827位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
きっと誰もが「無茶しやがって……。」と思ったに違いない、子役たちがメインを務める30分もの深夜ドラマ『 コドモ警察 』の映画化作品である。
本作公開以降、デカ長やマイコのみならず、特殊捜査課の“コドモ”たちを見かける機会も増え、その成長ぶりが頼もしい限りだが、なんと言っても“新人”こと国光を演じた勝地涼さんが、全国の『あまちゃん』の視聴者の方々に“前髪クネ男”として強烈なインパクトを与えた直後、という、いいんだか悪いんだかよくわからないタイミングでのリリースとなった(本作での勝地さんは、ちょっとチャラいが真面目な好青年。余談だが主演作『 さよなら、アルマ 』もおすすめだ)。
おなじみレギュラー陣に、にぎやかなゲストの方々、そして『 勇者ヨシヒコと魔王の城 』などの福田作品常連のみなさんもあっちこっちに出現。深夜ドラマではできないような大がかりな仕掛けや、けっこう本格派のアクションシーンなども展開されており、いつも通りの楽しさはそのままに、パワーアップした『コドモ警察』ワールドが堪能できる。
初日に劇場で観て驚いたのだが、いくつか意外な展開もある(しかもそれらは公開まで、ほぼ完全に伏せられていた)。
いきなりこれだけ観ても大丈夫な造りではあるが、あらかじめドラマ版を見ておくと、より楽しめるのは間違いない。
本編約100分25秒。ブルーレイの仕様は、1080p・high definition・16:9。リニアPCM・5.1chサラウンド(特典ディスクは2chステレオ)。
チャプター数は12と少ない。
特典ディスクは、トータルで約125分(通し再生も可能)。
・オリジナルメイキング(約55分30秒)
・未公開シーン&メイキング(約4分。短いが必見!)
・完成披露イベント(約17分)
・完成披露舞台挨拶(約13分)
・初日舞台挨拶(約13分)
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 舞台挨拶(約7分)
・『エクスペンダブルズ2』コラボポスター撮影風景(約10分)
・予告/特報/CM(全11種。通し再生で約6分)
といった内容で、デカ長とイノさんがコンビで出演のコラボCM「【雪印 こんがり焼けるとろけるスライス】『コドモ警察』篇・15秒」は、残念ながら未収録となっている。
この中では、なんといっても恒例の長尺メイキングが楽しく、面白い(泣いたり笑ったり、イノさん大活躍!)。
本作公開の翌月、主演作『 HK/変態仮面 』の公開で飛躍的に知名度を上げた鈴木亮平さんも、レッドヴィーナスの幹部(中ボスぐらい)の役で出演しているが、アクションシーンのメイキングにけっこう長く登場しているので、亮平さんのファンの方も必見である(ちなみにこの現場の映像には、『るろうに剣心』などのアクション監督として幅広く活躍中の、谷垣健治さんらしき人物の姿も映り込んでいる)。
初回生産分はアウターケースつきのデジパック仕様で、ポストカードと、発売記念のイベント参加券を封入。ポストカードは何十枚かに1枚の割合で、ホログラムっぽい、キラキラしたスペシャル・ポストカード―もとの絵柄はチラシやポスターと同じ―との2枚組となっている。
ブックレットやコメンタリーはないので、ビジュアル等の面でもうちょっと補完したいという方は、公開前に出版された関連ムック『 「コドモ警察」密着24時!? 』(メイキング本として秀逸。おすすめ)、『 コドモ警察(秘)ファイル 』(撮りおろしフォト多数)、『 特殊捜査課 潜入日誌 』(『TVガイド』の出版社のもので、同誌のアイドルグラビアページのノリ)なども、どうぞ。
ところで、このソフトの発売記念イベントは、サブタイトルが「特殊捜査課 最後の3日間」。
しかし、イベント自体は関東・関西でそれぞれ1日ずつと、1日残っている。
果たして、この「残された1日」が意味するものとは………?!
しかし他のレビューで舌ったらずな子供にイライラしたとの書き込みを発見、こんなくだらない書き込みも評価は評価、悔しいけど平均を下げてしまうんだよなぁと本当にガッカリ。もう一度タイトルを確認してから評価しなさい、大人が子供に戻ったらと空想上の作品で子供の不自由さと闘いながら事件解決を目指す事がテーマなのだから。
子供より浅知恵で反射的な評価はやめて欲しい。今作品は毒薬で身体が縮んだ名探偵の不自然さよりは100倍リアルで丁寧です。
上手に喋ったら子供らしさが出ないのでいい演出である。
大人としての、理性は持っているけれど、時として、子どもの弱さが顔をのぞかせる面々と、回りの大人たちとの関わりが、面白い。
そもそも、刑事が、子どもになるという設定自体が、はちゃめちゃで笑えるが、署員である7人が、個性的に描かれていて秀逸。
こんな個性的な人たちが、子どもでありながら、「謎の組織」壊滅に向けて、協力していくのだ。
ま、うまくいくはず無い、よね。
けれど、なぜか、いきなり、大人より強くなって、敵を、ばたばた倒す、アクションシーンもあって、福田監督としては、お金をかけているね、という出来具合がいい。
私にとって、一番楽しめたのは、幼稚園児になった刑事スマートの疑似夫婦(?)になった武藤夫婦の漫才だろう。(元ドラマでは、毎回もっとも「楽しみ」なシーンであった。)
とにかく、母親役の上地春奈の一人ぼけ、一人突っ込みの演技は、何度見ても笑える。
また、この映画を見るそれぞれの人が、各シーンは、どこをぱくっているのかを、元ネタを、探すというのが、今放映中の『勇者ヨシヒコと導かれし7人』と同じく、福田監督作品の、「一つの」楽しみ方であろう。
さて、大人が子どもになってしまうということは、「現実的」には、自分の弱さの一面が、そのまま、見た目としても、表に出てしまうことを意味している。
誤魔化すことができずに、表に、さらけ出されることを、意味している。
当然ながら、回りの大人たちは、彼らを、「見た目としての子ども」としての判断を下し、その深い内面を見ようとしないし、理解できないのである。
それは、私たちの、現実の、大人同士のあいだでも、例えば、相手の本当の良いところ(子どもの部分)を、見つけることができないということになるだろう。
この作品の子ども刑事たちは、そのような周囲の思い込みに、へこたれることなく、「超然」と関わっていく。子どもである、自分を嘆いたり、ふて腐れたりせずに、仕事を、敢行する。
ま、映画だから、と言えば、それまでなんだけど、破天荒な設定でありながら、笑えるというのは、物語の基本が、しっかり描かれているということである。
つまり、彼らは、子どもという、外見に、負けることなく、「自分自身」を、失わない。
そのように見てくると、福田監督の作品は、“決して”高尚の装いは、取らないけれど、『女子ーズ』『宇宙の仕事』などと同じく、協力できない人たち同士の笑いを通じて、「自分自身」を、失うな、ということを、一貫して、伝えているように思える。
因みに、上地春奈では、同じく福田雄一のドラマ『メグたんって魔法つかえるの?』の中の、ブスメグが、最高です!参考まで。