内容紹介
全世界で100 万枚以上のセールスを獲得したアルバム『ボン・イヴェール』で、グラミー・アーティストにまで成長したジャスティン・ヴァーノンaka ボン・イヴェール。そんな彼を中心とするヴォルケーノ・クワイアーがセカンド・アルバムをドロップ。4年振りに放たれた音魂は、「正式なバンド」として再始動するに相応しい、シガー・ロスにも匹敵するような実に壮大で感動的なロック・アルバム!
「一回こっきり、ライヴもやらない」…そんなスタンスで始動したプロジェクト・バンド、ヴォルケーノ・クワイアー。ボン・イヴェール、コレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズ(ex ペレ)、オール・タイニー・クリーチャーズのメンバーによるこのプロジェクトが、なぜ「正式なバンド」になったのか?そこには彼等の「ニッポン大好き!」ってなキーワードが存在していたのでした。。。。
もはや説明不要、現在のシーンを代表するシンガーソングライター、グラミー・アーティスト(!)、ジャスティン・ヴァーノンaka ボン・イヴェール。そんな彼がまだブレイクするずっと前.デ・ヤーモンド・エジソンに在籍していた頃、同郷ウィスコンシンのポストロック・バンドであるコレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズ(ex ペレ)に魅了され、お互いは接近。親密な友人関係の中から「何か一緒にやろうよー」と始まったのがヴォルケーノ・クワイアー。しかしそこには何のプランもなく、リリース予定もなく、ただ気が向いた時にセッションしたり、メールで音源をやりとりしたり。その後ジャスティンの大ブレイクはあったものの、ヴォルケーノ・クワイアーの作業はゆっくりゆっくりと進んでいたのでした。そしてその成果は08 年にアルバム『アンマップ』として世に。更に「一回こっきり、ライヴもやらない」という彼等でしたが、ペレ.コロニーズ勢が何度も日本に来ている事もあり、「どうせ終わりなら、お別れ記念として日本でだけやってみようー」と世界も羨む来日を。しかしそのジャパン・ツアーが彼等にバンドとしての魂を産んでしまった!ツアー中に「これほど楽しい体験は無い!バンドってステキ!続けない意味が分からない!」とあっさり続投宣言。秘密裏にセカンド・アルバムの制作に入って行ったのです。
そして到着したのがこの『リペイヴ』。前作とは異なり、「リリース」とその後の「ツアー」を念頭に来日後から2013 年の春にかけ、それぞれのスケジュールの合間にレコーディングを敢行。そして届けられたのがこの8 曲なんですが……ああ!なんて自信に満ち溢れているんでしょう!前作で見られたいかにも「ボン・イヴェール+コロニーズ」的な「唄心+エクスペリメンタル.エレクトロ.ポストロック」アプローチはもちろん存在しているけど、もっと生々しくパワフルで人間臭く、雄大で厳かで優しい「唄」がバンドとなって波となって(ジャケットのように!)、私達を大きく包み込んで来るのです。ヴォルケーノ・クワイアー、2013 年秋完全再始動です!!
メディア掲載レビューほか
ボン・イヴェールのシンガー・ソングライター、ジャスティン・ヴァーノン率いるヴォルケーノ・クワイアーのセカンド・アルバム。ジャスティンの持つ“唄心”とコレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズのメンバーによるエクスペリメンタルやエレクトロニカ、ポストロックのエッセンスが共演。前作よりもパワフルで人間臭く、壮大なロック・アルバムに仕上がった。 (C)RS