デビュー作『The Arch Android』がグラミー賞にノミネートされた,テキサス出身の女性R&Bシンガー,ジャネール・モネイの2ndアルバム。今どきのシンセ・サウンドがあるかと思えば,古びたオーケストラ・サウンドもあり,メロウなところもあれば,サイケもちょっと入ってたり。極めて多彩なんですけど,それでいて,ぎりぎりR&Bの枠の中におさまっているという何とも個性的で摩訶不思議なサウンドが面白いですね。
古びた,おどろおどろしいストリングスが印象的な間奏曲で幕を開けるSuiteⅣ。ファンカデリックを現代に持ってきたかのようなちょっとサイケな「Givin' 'Em What They Love」に,ノイジーなシンセをタイトに刻んだサウンドがユニークな「Q.U.E.E.N.」と何やら混沌とした雰囲気ですが,タイトル曲「Electric Lady」がイイですね。メロウでスリリング,いかにも80年代って感じのメロディーに,キュートだけど凛とした歌声。滑らかなラップも絡めています。しなやかにステップを踏むビートも小粋。
穏やかに揺れるスロー「Primetime」は,実に甘美で夢心地。ミゲルとデュエットしています。「We Were Rock & Roll」は,軽快に疾走するアップテンポ。そして,SuiteⅣを締めくくる「Look Into My Eyes」。この曲が秀逸です。哀感を帯びた幻想的でミステリアスなオーケストラ・サウンド。曇天の下の古城なんていうノスタルジックなヨーロッパの風景を思い浮かべてしまうバラード。冒頭の間奏曲はここにつながっていたんですね。
で,後半のSuiteⅤ。同じメロディーながらも何とも煌びやかで甘美にアレンジされた間奏曲でスタートします。ここからは極上のメロウ・チューンが目白押し。「It's Code」は,とろけてしまいそうなほど甘美でロマンティックなミッドテンポ。モネイのキュートな歌声も夢見心地です。孤高のメロディーを毅然と歌い上げる「Victory」では,モネイの伸びやかな歌声が素晴らしいですね。ヘブンリーで浮遊感のある「Can't Live Without Your Love」は,そよ風のような穏やかなスウィングが心地良いです。「Sally Ride」は,メロディアスな中にもブルース・ロックのような激しい情感のこもったナンバー。後半の盛り上がりが最高に熱いです。そして,「Dorothy Dandridge Eyes」。これがまた素晴らしい曲なんです。夜の闇をしなやかに舞うかのようなミステリアスでクールなサウンドに,キュートで神秘的なモネイの歌声が絶妙にマッチ。何とも心地良いです。
ここまで多彩で独創的なアルバムは久しぶりです。聴き応えがあります。メロウ・チューン好きの僕にとっては,特に後半のSuiteⅤは最高でした。これは秀作です。
ジ・エレクトリック・レイディ(初回限定バリュー・プライス盤)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2013/9/10
"もう一度試してください。" | CD, インポート | ¥1,736 | ¥219 |
CD, インポート, 2013/10/1
"もう一度試してください。" | インポート |
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| ¥1,290 | ¥6,657 |
CD, 限定版, 2013/9/18
"もう一度試してください。" | 初回限定盤 |
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| — | ¥792 |
CD, インポート, 2013/9/13
"もう一度試してください。" | インポート |
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商品の説明
“クイーン・オブ・フューチャー・ソウル"
音楽界にセンセーションを巻き起こす唯一無二のアーティスト=ジャネール・モネイ、大ブレク必至のニューアルバム、登場!
初回限定バリュー・プライス2,180円(税込)
■世界的メガヒットとなったFUN.の「We Are Young」への客演参加や、グラミー賞でのブルーノ・マーズ&B.o.Bとの共演パフォーマンスで今や圧倒的注目を集める“近未来型ソウル・ディーヴァ"ジャネール・モネイ、超待望の2ndフル・アルバム!
■早くも話題沸騰の先行シングル「クイーン(feat.エリカ・バドゥ)」収録!
登録情報
- 製品サイズ : 14.22 x 1.02 x 12.45 cm; 113.4 g
- メーカー : ワーナーミュージック・ジャパン
- EAN : 4943674151301
- 時間 : 1 時間 17 分
- レーベル : ワーナーミュージック・ジャパン
- ASIN : B00DPSKMWU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 231,911位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,806位R&B
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たいへんよかったです またおねがいしたいです たいへんよかったです
2013年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リーゼント・ヘアの個性的なルックスと数多のジャンルを軽々と乗り越えた自由な音楽作りで、衝撃のデビューを飾った黒人女性シン
ガー、ジャネル・モネイの2作目。
実は本作、購入当初いまいちピンと来ずしばらく寝かせていたが、時間を置き聴き直すと俄然印象が変わり現在は愛聴している。
奇抜なコンセプトは前作と同一。施設入院患者モネイの空想、或いは別人格として生みだされた28世紀のアンドロイド、シンディー・
メイウェザーから伝達されたという曲の数々は、メイウェザーに仕組まれた運命を巡るオペラ調の壮大なSF劇。本作では前作に続き
ドラマの第4・5章が展開される。
R&B・ヒップホップを軸にあらゆるジャンルを飲み込んだ雑多な音作りは健在だが、前半第4章はポップス仕様、後半第5章はR&B
色を強めた仕様と色を変えている。全体に前作よりも渋めのテイストだ。
第4章は前作で取り込んだ幅広い層にアピールするポップス・サイド、豪華なゲスト陣は大方こちらに集中する。殿下を呼び寄せロッ
ク・ギターの刺々しいリフと遊ばせるM2、ホーン・ギター・ビートによるジリジリしたグルーヴと分厚いシンセ・サウンドを絡ませ、何処
か80年代のMJを彷彿させる会心ファンクM3等は実に格好良い。しかし前作の様に、訳のわからない膨大な音の洪水が次々押し寄
せる衝撃はない。
また前作と一番の違いはその即効性。前作にはどんな音を纏おうが、メロディが一度で耳へ強烈に吸い付くキャッチーさがあった。本
作は鳴っている音自体は派手だが、その良さが伝わる迄に何回か聴き返す必要がある。また平たく言うと前半は「薄め」の曲が多く、
前作のポップながら耳にねっとりまとわりつく感じが無い為、一部は強い印象を残さない。その点ポップスの軽みと黒人音楽の濃厚さ
を絶妙にブレンドした前作プロデューサー、ビッグ・ボイの裁量は見事だった。唯一の例外はウクレレと女声コーラス隊がかしましく騒
ぎ出すM9、文句なくキャッチーな逸品だ。
第5章はよりR&Bファンにアピールしたしっとり目の構成で、どちらかと言えばこちらでモネイの新境地が伺える。モネイの麗しい歌、
伴奏のシンセを生楽器に差し替えれば往年のフリー・ソウル作品に収められても違和感ないM12、循環するコード進行と突進するビ
ートが成す緊張感が、スティービー・ワンダーの「Black Man」を彷彿させるファンクM13等良曲が揃う。完成度はこちらの方が高い
気がするが、逆にポップス・ファンは大人しいと感じるかも。
デビュー作が余りに大傑作故どうしても損な見方をしてしまう本作だが、大成功作の後だけあり相当慎重丁寧に創られた力作だと思う
。ただ前作の凄まじい爆発力を期待すると肩すかしを食うのでご注意を。
モネイの同士患者によれば、本作が届けられた直後モネイは忽然と施設から姿を消したとのこと。次作で彼女は再びメイウェザーとし
て、それとも全く別人格として戻ってくるのだろうか? 次の展開が楽しみ。
ガー、ジャネル・モネイの2作目。
実は本作、購入当初いまいちピンと来ずしばらく寝かせていたが、時間を置き聴き直すと俄然印象が変わり現在は愛聴している。
奇抜なコンセプトは前作と同一。施設入院患者モネイの空想、或いは別人格として生みだされた28世紀のアンドロイド、シンディー・
メイウェザーから伝達されたという曲の数々は、メイウェザーに仕組まれた運命を巡るオペラ調の壮大なSF劇。本作では前作に続き
ドラマの第4・5章が展開される。
R&B・ヒップホップを軸にあらゆるジャンルを飲み込んだ雑多な音作りは健在だが、前半第4章はポップス仕様、後半第5章はR&B
色を強めた仕様と色を変えている。全体に前作よりも渋めのテイストだ。
第4章は前作で取り込んだ幅広い層にアピールするポップス・サイド、豪華なゲスト陣は大方こちらに集中する。殿下を呼び寄せロッ
ク・ギターの刺々しいリフと遊ばせるM2、ホーン・ギター・ビートによるジリジリしたグルーヴと分厚いシンセ・サウンドを絡ませ、何処
か80年代のMJを彷彿させる会心ファンクM3等は実に格好良い。しかし前作の様に、訳のわからない膨大な音の洪水が次々押し寄
せる衝撃はない。
また前作と一番の違いはその即効性。前作にはどんな音を纏おうが、メロディが一度で耳へ強烈に吸い付くキャッチーさがあった。本
作は鳴っている音自体は派手だが、その良さが伝わる迄に何回か聴き返す必要がある。また平たく言うと前半は「薄め」の曲が多く、
前作のポップながら耳にねっとりまとわりつく感じが無い為、一部は強い印象を残さない。その点ポップスの軽みと黒人音楽の濃厚さ
を絶妙にブレンドした前作プロデューサー、ビッグ・ボイの裁量は見事だった。唯一の例外はウクレレと女声コーラス隊がかしましく騒
ぎ出すM9、文句なくキャッチーな逸品だ。
第5章はよりR&Bファンにアピールしたしっとり目の構成で、どちらかと言えばこちらでモネイの新境地が伺える。モネイの麗しい歌、
伴奏のシンセを生楽器に差し替えれば往年のフリー・ソウル作品に収められても違和感ないM12、循環するコード進行と突進するビ
ートが成す緊張感が、スティービー・ワンダーの「Black Man」を彷彿させるファンクM13等良曲が揃う。完成度はこちらの方が高い
気がするが、逆にポップス・ファンは大人しいと感じるかも。
デビュー作が余りに大傑作故どうしても損な見方をしてしまう本作だが、大成功作の後だけあり相当慎重丁寧に創られた力作だと思う
。ただ前作の凄まじい爆発力を期待すると肩すかしを食うのでご注意を。
モネイの同士患者によれば、本作が届けられた直後モネイは忽然と施設から姿を消したとのこと。次作で彼女は再びメイウェザーとし
て、それとも全く別人格として戻ってくるのだろうか? 次の展開が楽しみ。
2013年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前のような個性は少し薄れた感はありますが、その分全体的に万人ウケしつつとってもカッコイイ音楽です。車内のBGMで流していたところ、同乗者にもカッコイイ、アーティスト名は何!?と聞かれたほどです。Q.U.E.E.Nは確かにかっこよかったですが、本作で一番の出来はElectric Ladyだと思います。必聴です……ですがあくまで私の主観の話です。。んでもオススメです!!
2021年6月3日に日本でレビュー済み
全体的にめちゃめちゃかっこいいんだけど、ときどきお間抜け感がある感じがすごいかわいい。
#9めちゃめちゃ好き。
ラジオのくだりが理解できなくてくやしい。
#9めちゃめちゃ好き。
ラジオのくだりが理解できなくてくやしい。
2013年9月16日に日本でレビュー済み
とっても好き。
彼女らしい曲が満載です。
前作より、よりポップになっていて
心地よく聞けます。
特に殿下との#2、
それからMIGUELとの#6がオススメ。
特に#6はもうホントにフワフワしていて
どこかへ連れてかれるんじゃないかってくらいたまらない浮遊感。
待った甲斐がありました!
彼女らしい曲が満載です。
前作より、よりポップになっていて
心地よく聞けます。
特に殿下との#2、
それからMIGUELとの#6がオススメ。
特に#6はもうホントにフワフワしていて
どこかへ連れてかれるんじゃないかってくらいたまらない浮遊感。
待った甲斐がありました!
2013年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽いですね。DJとかいらないし・・・。期待し過ぎの所もあると思いますが、この人の良さが活きていないし残念。Archandroidが神アルバムすぎましたかね・・・。
他の国からのトップレビュー
N. Jorge
5つ星のうち5.0
Excelente
2021年1月17日にメキシコでレビュー済みAmazonで購入
Excelente disco, 2 LPs de 180 gramos, excelente calidad de audio.
Em
5つ星のうち5.0
Article en très bon état
2019年5月5日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Bravo Momox pour vos articles et le soin apporté dans la préparation de la commande !
Tom Emanuel
5つ星のうち5.0
2013 was the year of Brilliant Albums About Androids, huh?
2013年12月27日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
When Janelle Monáe’s debut LP The ArchAndroid dropped in 2010, it introduced the world to a consummate artist with little time for labels. Her tuxedoed stage persona and omnipresent pompadour challenged norms for female self-presentation in the world of popular music. The record itself upended expectations for an R&B newcomer, taking no prisoners with a rich afro-futurist concept more characteristic, both in its scope and its sheer musicality, of a much more firmly established artist. And her startling versatility, bouncing effortlessly between classic pop, R&B balladry, progressive rock, funked-up punk, and folky psychedelia, brazenly defied her listeners to pigeonhole her.
The Electric Lady, comprising Suites IV and V of Monáe’s seven-part Metropolis sequence, is, at 67 minutes, one minute shorter than The ArchAndroid, but it’s no less ambitious. For this installment in the saga of android-cum-resistance-leader-cum-Messiah Cindi Mayweather, Monáe leaves some of the genre explorations behind in order to dig more deeply into explicitly African American musical traditions. There’s still plenty of diversity, however, as a glance at the guest list indicates: Prince, Solange Knowles, Erykah Badu, Miguel, and Esperanza Spalding occupy vastly different artistic space. But Monáe is comfortable working alongside them all, synthesizing reggae, smooth R&B, hip-hop, Motown, West Coast jazz, and electric blues with a gleeful catholicity and a singular vision that call to mind no lesser luminary than the mighty Stevland Judkins himself.
Monáe’s renewed focus on black music is reflective of The Electric Lady’s unabashed Girl Power, Black Power ethos. From the afro-feminist anthem “Q.U.E.E.N.”:
"My crown too heavy like Queen Nefertiti
Gimme back my pyramid, I'm trying to free Kansas City…
You can take my wings but I'm still goin' fly
And even when you edit me the booty don't lie"
Themes of freedom permeate The Electric Lady: freedom from economic oppression, freedom from sexual repression, freedom from racism, freedom from self-doubt. Far from growing overbearing, Monáe's politics invest her music with the revolutionary fervor of a young black woman from Kansas City in an era of Barack Obama and Trayvon Martin. The revolution may not be televised, but you will be able to dance to it. Moreover, the political is always personal, as The Electric Lady’s multiple fine love songs (“It’s Code,” “We Were Rock & Roll,” “What an Experience”) and hymns to spiritual empowerment (“Victory”) attest. “I'll keep singing songs until the pain goes,” she sings on the lattermost cut, one of many highlights. “'Cause to be victorious/You must find glory in the little things.”
In a recent Rolling Stone interview, Monáe said, "I want to redefine beauty and goals for young women. It's about breaking down stereotypes, fighting against oppression, trying to save the world." That’s a tall order for anybody, even a young, gifted, black woman like Ms. Monáe. But to listen to The Electric Lady is to believe once more in the power of music to change the world, even if that world is a thousand years in the future. "What an Experience" indeed.
The Electric Lady, comprising Suites IV and V of Monáe’s seven-part Metropolis sequence, is, at 67 minutes, one minute shorter than The ArchAndroid, but it’s no less ambitious. For this installment in the saga of android-cum-resistance-leader-cum-Messiah Cindi Mayweather, Monáe leaves some of the genre explorations behind in order to dig more deeply into explicitly African American musical traditions. There’s still plenty of diversity, however, as a glance at the guest list indicates: Prince, Solange Knowles, Erykah Badu, Miguel, and Esperanza Spalding occupy vastly different artistic space. But Monáe is comfortable working alongside them all, synthesizing reggae, smooth R&B, hip-hop, Motown, West Coast jazz, and electric blues with a gleeful catholicity and a singular vision that call to mind no lesser luminary than the mighty Stevland Judkins himself.
Monáe’s renewed focus on black music is reflective of The Electric Lady’s unabashed Girl Power, Black Power ethos. From the afro-feminist anthem “Q.U.E.E.N.”:
"My crown too heavy like Queen Nefertiti
Gimme back my pyramid, I'm trying to free Kansas City…
You can take my wings but I'm still goin' fly
And even when you edit me the booty don't lie"
Themes of freedom permeate The Electric Lady: freedom from economic oppression, freedom from sexual repression, freedom from racism, freedom from self-doubt. Far from growing overbearing, Monáe's politics invest her music with the revolutionary fervor of a young black woman from Kansas City in an era of Barack Obama and Trayvon Martin. The revolution may not be televised, but you will be able to dance to it. Moreover, the political is always personal, as The Electric Lady’s multiple fine love songs (“It’s Code,” “We Were Rock & Roll,” “What an Experience”) and hymns to spiritual empowerment (“Victory”) attest. “I'll keep singing songs until the pain goes,” she sings on the lattermost cut, one of many highlights. “'Cause to be victorious/You must find glory in the little things.”
In a recent Rolling Stone interview, Monáe said, "I want to redefine beauty and goals for young women. It's about breaking down stereotypes, fighting against oppression, trying to save the world." That’s a tall order for anybody, even a young, gifted, black woman like Ms. Monáe. But to listen to The Electric Lady is to believe once more in the power of music to change the world, even if that world is a thousand years in the future. "What an Experience" indeed.
Catherine Hundleby
5つ星のうち5.0
Power Up!
2013年11月23日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I enjoyed the previous album a great deal, but this one is addictive. Motown meets hip hop in a futuristic funk. Every song has me singing along.
Frank Jerger
5つ星のうち5.0
Hammer!
2013年10月30日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Ich muss gestehen, dass ich mich erst mal rein hören musste, bin aber mehr und mehr begeistert. Für mich ist die großartige Janelle eine der Top-Stars der schwarzen Musik, gerade wegen der offensichtlichen Wurzeln und Ausflüge in die 70er und 80er Jahre. Achtet auf die Bläsersätze im Hintergrund einiger Songs. Gänsehaut.