むかし子供の頃TVで観て衝撃を受けた事を何十年と覚えていました。
あのドラマは何だったんだろう?そう思い調べてたどり着きました。
ある朝目覚めたらタイムスリップしていた?!
そこからの物語。
そもそもタイムスリップだったのか?
当たり前にあるはずの変わらぬ明日が、当たり前でなかった時、あなたは生き残れますか?
色々考えさせられる小説です。
Kindle 価格: | ¥605 (税込) |
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終りに見た街 (小学館文庫) Kindle版
戦時下にタイムスリップしてしまった家族。
東京近郊に住む平凡な家族は、ある朝、戦時中(昭和19年)の日本にタイムスリップしていた――信じられないようなSF的設定で始まる問題作。家族が投げ込まれた世界は、戦時下の「食糧不足」「言論統制」「強制疎開」「大空襲」の時代だった。憎むべき〈戦争〉の時代に、〈飽食した〉現代人はどう立ち向かうのか。太平洋戦争末期、敗戦へと向かう日本を鮮烈に描きながら、驚くべき結末が待ちうける戦慄の寓話。
東京近郊に住む平凡な家族は、ある朝、戦時中(昭和19年)の日本にタイムスリップしていた――信じられないようなSF的設定で始まる問題作。家族が投げ込まれた世界は、戦時下の「食糧不足」「言論統制」「強制疎開」「大空襲」の時代だった。憎むべき〈戦争〉の時代に、〈飽食した〉現代人はどう立ち向かうのか。太平洋戦争末期、敗戦へと向かう日本を鮮烈に描きながら、驚くべき結末が待ちうける戦慄の寓話。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2013/6/11
- ファイルサイズ1421 KB
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登録情報
- ASIN : B00DQMLZL2
- 出版社 : 小学館 (2013/6/11)
- 発売日 : 2013/6/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1421 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 204ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,310位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2021年6月11日に日本でレビュー済み
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きっとこんな感じかもしれない。戦時中を体験している作者だからこそのリアリティと感じますが、これほどまでに読者を引き込む手腕に感動しました。最後はハッピーエンドを期待していましたが、メッセージ性を持たせるにはこういう結末しかないのかもしれない。
2020年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それなりに物語に入り込んで読み進めましたが、ラストシーンの解釈だけは読み手任せな感じでスッキリしませんでした。
なぜそんなことになったのか、自分なりの解釈はしていますが、作者の意図を何らかの形で分かるようにしてもよかったのでは?と思います。
なぜそんなことになったのか、自分なりの解釈はしていますが、作者の意図を何らかの形で分かるようにしてもよかったのでは?と思います。
2017年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い頃このドラマを見た。激しい衝撃と感動を受け、誰かに伝えたい思いが抑えられなかった。戦争は悲惨だ、戦争をしてはいけない、核の使用は絶対ダメだ、そのようなことを思ったのではない。
親たちの思いに反してタイムスリップした「戦中」に見る見るうちに同化し「洗脳」されていく子供たち。すぐに親たちを非国民とまで感じるようになる。
自分たちが第2次世界大戦中の日本にタイプスリップしたと思った戦後の普通の日本人主人公たちは、自分たちはいつ起こるか知っている(と浅はかに自惚れていた)東京大空襲の被害者を減らそうと善良に真面目に考えて、行動を起こす。
しかし、彼らが直面していた「時代」は、彼らが自分たちのものではないと思っていた「時代」即ち彼らがその行く末をよく知っていると思っていた「過去」ではなく、彼ら自身の「時代」、彼らの「現在」だった。
歴史を学ぶことは大切だ。しかし、歴史は繰り返されるというが全く同じ形ではやってこない。今、戦争反対と唱えている人々が、現在のテロやIS等、現在の情勢のことを考えず、それらに言及せずに、単純に戦争反対を唱えているとしたら、東京大空襲の被害者を減らそうとビラを配った彼らと同じかそれ以下で無責任だ。
山田太一先生の小説には他にも好きなものがありますが、最も影響を受け、素晴らしいと思うのはこの終わりに見た街です。
親たちの思いに反してタイムスリップした「戦中」に見る見るうちに同化し「洗脳」されていく子供たち。すぐに親たちを非国民とまで感じるようになる。
自分たちが第2次世界大戦中の日本にタイプスリップしたと思った戦後の普通の日本人主人公たちは、自分たちはいつ起こるか知っている(と浅はかに自惚れていた)東京大空襲の被害者を減らそうと善良に真面目に考えて、行動を起こす。
しかし、彼らが直面していた「時代」は、彼らが自分たちのものではないと思っていた「時代」即ち彼らがその行く末をよく知っていると思っていた「過去」ではなく、彼ら自身の「時代」、彼らの「現在」だった。
歴史を学ぶことは大切だ。しかし、歴史は繰り返されるというが全く同じ形ではやってこない。今、戦争反対と唱えている人々が、現在のテロやIS等、現在の情勢のことを考えず、それらに言及せずに、単純に戦争反対を唱えているとしたら、東京大空襲の被害者を減らそうとビラを配った彼らと同じかそれ以下で無責任だ。
山田太一先生の小説には他にも好きなものがありますが、最も影響を受け、素晴らしいと思うのはこの終わりに見た街です。
2016年11月6日に日本でレビュー済み
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ラジオドラマで演じられていたのを聞いて読んでみたいと思って購入。平凡な日常が、タイムスリップによって全く違う世界に放り込まれるSFです。あまり書くとネタバレになってしまうので、 まずはご一読を。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初からラスト直前までは、あまりメリハリがなく非常に地味な展開です。
「現代人が戦時にタイプリープ」という設定の小説は多々ありますが、そのどれもが「戦時の理不尽さ、残酷さ、そんな環境下で葛藤しつつ生き抜く主人公(友情あり、恋愛あり)」みたいな話ですよね。
本作には「4人家族(+別の親子)の、6人丸ごとタイプリープ」という独自性があるので、「家族愛がテーマかな?」と期待しつつ読み進めたのですが・・・その独自性がむしろ足かせになり、あまりメリハリなく話が進みます。
期待した「家族愛」部分も非常に薄く、主人公の奧さんや子供達に感情移入するどころか「もう縁切っちゃっていいんじゃないかこれ?」な悪印象。
正直、途中で読むのを止めようかと思ったくらいなのですが・・・止めないでよかった。
ラスト十数ページの、怒涛の暗黒展開がハンパないですよこれ。
バッドエンディングどころではありません。
いやちょっとこれはさすがに予想外すぎる。
戦国自衛隊じゃないですけど、歴史はこの6名に何をさせたかったのか?と問い詰めたい。
訳がわかりません。
いやー、最後まで読みきってよかったです本当に。
星五つ・・・と言いたいところですが、最後の最後にもう一つ控えているどんでん返しがあまり効果的ではなかった点を差し引いて、星四つ評価とさせていただきたいと思います。
「現代人が戦時にタイプリープ」という設定の小説は多々ありますが、そのどれもが「戦時の理不尽さ、残酷さ、そんな環境下で葛藤しつつ生き抜く主人公(友情あり、恋愛あり)」みたいな話ですよね。
本作には「4人家族(+別の親子)の、6人丸ごとタイプリープ」という独自性があるので、「家族愛がテーマかな?」と期待しつつ読み進めたのですが・・・その独自性がむしろ足かせになり、あまりメリハリなく話が進みます。
期待した「家族愛」部分も非常に薄く、主人公の奧さんや子供達に感情移入するどころか「もう縁切っちゃっていいんじゃないかこれ?」な悪印象。
正直、途中で読むのを止めようかと思ったくらいなのですが・・・止めないでよかった。
ラスト十数ページの、怒涛の暗黒展開がハンパないですよこれ。
バッドエンディングどころではありません。
いやちょっとこれはさすがに予想外すぎる。
戦国自衛隊じゃないですけど、歴史はこの6名に何をさせたかったのか?と問い詰めたい。
訳がわかりません。
いやー、最後まで読みきってよかったです本当に。
星五つ・・・と言いたいところですが、最後の最後にもう一つ控えているどんでん返しがあまり効果的ではなかった点を差し引いて、星四つ評価とさせていただきたいと思います。
2013年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山田太一のドラマには,しんみりと共感できる部分が多いが,
この作品は現代日本のサラリーマン家庭が家ごと太平洋戦争末期の日本へタイムスリップするという,
珍しいSF的設定になっている。
しかし,内容は相変わらず,徹底して日常感覚的に描かれている。
戦時の国内統制社会における日本人の生き様についての描写は,確かにこうであったろうと思わせる。昭和一桁世代の親の子供としては非常に納得がゆく。
妙な感情的戦争反対・逆のナショナリズム的戦争賛美とは一線を画している。
大変に読みやすいこの作品を通じて,戦時の日本社会・日本人的な行動とはどのようなものであったか,肌で感じられるのではいだろうか。
このような作品を残してくれたことに感謝したい。
この作品は現代日本のサラリーマン家庭が家ごと太平洋戦争末期の日本へタイムスリップするという,
珍しいSF的設定になっている。
しかし,内容は相変わらず,徹底して日常感覚的に描かれている。
戦時の国内統制社会における日本人の生き様についての描写は,確かにこうであったろうと思わせる。昭和一桁世代の親の子供としては非常に納得がゆく。
妙な感情的戦争反対・逆のナショナリズム的戦争賛美とは一線を画している。
大変に読みやすいこの作品を通じて,戦時の日本社会・日本人的な行動とはどのようなものであったか,肌で感じられるのではいだろうか。
このような作品を残してくれたことに感謝したい。