安価で中古であり、状態は良いとありましたが、期待していませんでした。届いて新品のようで驚きました‼︎
昔 面白く読み、忘れられなかったタイトルです。何年か振りに、再びゆっくり浸りたいと思います。
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よるねこ (集英社文庫) Kindle版
深夜の寄宿舎を徘徊し、出会った者の魂を奪うという巨大な青い猫の噂。どこにでもある「学校の怪談」のはずだったが、母は女学生時代にその猫を見たことがあるのだという…。平穏な日常に潜み、ふいにその姿をのぞかせる恐怖。その本質を描く、著者初のホラー短編集。一度読んだら一生夢に出てくる、そんな物語が詰まっています。本当の怖さを知りたい人だけ、読んでください。
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/6/17
- ファイルサイズ426 KB
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ある日、美也子の母は唐突に呟いた。「猫は、向こうの方へ歩いていった」と。映画には絶対にできない恐ろしさ、ホラーの枠を超えた底知れぬ怖さをたたえた8編からなる短編集。
登録情報
- ASIN : B00E95P6U6
- 出版社 : 集英社 (2005/6/17)
- 発売日 : 2005/6/17
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 426 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 184ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 490,340位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,610位SF・ホラー・ファンタジー (Kindleストア)
- - 8,252位集英社文庫
- - 52,602位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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姫野/カオルコ
姫野嘉兵衛。1958年滋賀県出身。97年『受難』(文春文庫)が第一一七回直木賞候補、04年『ツ、イ、ラ、ク』(角川文庫)が第一三〇回直木賞候補、06年『ハルカ・エイティ』(文春文庫)が第一三四回直木賞候補、10年『リアル・シンデレラ』(光文社文庫)が第一四三回直木賞候補になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月15日に日本でレビュー済み
・・・・といっても私は彼女と同じ学年になるだろう年齢の女性ですが。
カオルコさんの本を読むと「絶対恋する」「ツ・イ・ラ・ク」してしまった私です。またまた恋しました。
どれもいい!女優や探偵物語は「心理サスペンス」
X博士やよるねこやホラー。そして心霊術師はホラーでなく「リアル・シンデレラ」の下ネタになったのではという秀作。
ホラー系は結構ありますが「心理系」はなかなか書けない。
しかも文章力が優れている。カオルコさんの隠れた秀作シリーズといえよう。どうしてこれだけいろいろなテーマで書けるのか。
カオルコさんの本を読むと「絶対恋する」「ツ・イ・ラ・ク」してしまった私です。またまた恋しました。
どれもいい!女優や探偵物語は「心理サスペンス」
X博士やよるねこやホラー。そして心霊術師はホラーでなく「リアル・シンデレラ」の下ネタになったのではという秀作。
ホラー系は結構ありますが「心理系」はなかなか書けない。
しかも文章力が優れている。カオルコさんの隠れた秀作シリーズといえよう。どうしてこれだけいろいろなテーマで書けるのか。
2002年8月4日に日本でレビュー済み
八つの短編の中で、僕が一番怖かったのは「女優」でした。
描写されている、電話の声や、尾行する人影も怖いのですが、
もっと怖いのは、読み終わった後。
巧妙に仕組まれたトリックに気づくと波状の恐怖が訪れました。
異性を魅了するしくみを考察したコラムや、
冷えた肉親の情と、他者との愛情の対比を描いた小説などが印象的な姫野カオルコ作品ですが、
それをホラーに応用すると、こんな怖さになるんですね。
描写されている、電話の声や、尾行する人影も怖いのですが、
もっと怖いのは、読み終わった後。
巧妙に仕組まれたトリックに気づくと波状の恐怖が訪れました。
異性を魅了するしくみを考察したコラムや、
冷えた肉親の情と、他者との愛情の対比を描いた小説などが印象的な姫野カオルコ作品ですが、
それをホラーに応用すると、こんな怖さになるんですね。
2003年9月5日に日本でレビュー済み
一作目を読んで、上手い!と叫び、
二作目を読んで、おぉ~と思わず声が出ました。
ホラーといっても、
井戸から這い出てくる女がいるわけでもなく、
呪いや魔術が出てくるわけではなし。
ある日、自分の部屋のクローゼットを開けたら、
そこは異世界に続く入り口だった。
そんな"日常"の中の"異世界"を描いた作品です。
ゾクゾクすること間違いなし!
二作目を読んで、おぉ~と思わず声が出ました。
ホラーといっても、
井戸から這い出てくる女がいるわけでもなく、
呪いや魔術が出てくるわけではなし。
ある日、自分の部屋のクローゼットを開けたら、
そこは異世界に続く入り口だった。
そんな"日常"の中の"異世界"を描いた作品です。
ゾクゾクすること間違いなし!
2002年8月13日に日本でレビュー済み
8つの短編が収録されている。いずれも淡々と描かれた日常がいつのまにか異世界へとリンクして思いもよらぬ結末にいたる。もともと著者は自由自在に文体を操り、小説ジャンルの枠に納まらない多様な作風を持っていたが、本書は著者初のホラー&幻想小説集。作家的技巧を駆使して恐怖や不思議の新たな味を創出した。
「心霊術師」という作品は「吉田は力持ちだったので、倉庫に勤めていた」という書き出しが異色で面白いが、読後感は読者の受け取りかたによって、癒しを感じ取る者や人生の残酷を感じ取る者など一様ではないと思われる。本書で現わされる恐怖や幻想は、多くの場合暗示的であり読者の心にスポイトで落とされる一滴の水彩絵の具のようなものかも知れない。それは、じわじわと染みて意外なところにまで広がって行くだろう。
本書の読後感に似た感じの遠い記憶があって、何だろうなあと気になっていたのだが・・・、子供の頃ウルトラQを見たあとに残った何となく不安な感じに似ている。本書「よるねこ」は大人のウルトラQだ。
「心霊術師」という作品は「吉田は力持ちだったので、倉庫に勤めていた」という書き出しが異色で面白いが、読後感は読者の受け取りかたによって、癒しを感じ取る者や人生の残酷を感じ取る者など一様ではないと思われる。本書で現わされる恐怖や幻想は、多くの場合暗示的であり読者の心にスポイトで落とされる一滴の水彩絵の具のようなものかも知れない。それは、じわじわと染みて意外なところにまで広がって行くだろう。
本書の読後感に似た感じの遠い記憶があって、何だろうなあと気になっていたのだが・・・、子供の頃ウルトラQを見たあとに残った何となく不安な感じに似ている。本書「よるねこ」は大人のウルトラQだ。