元々は「The Devil Came A-Calling」というタイトルで、ずっとお蔵入りになっていた作品ですが、ネット上に流出したということをきっかけに
パディ・マクアルーンが一人で1年半をかけて全ての楽器を演奏し、曲順も変えて録りなおしたのが本作です。
今でも新作が出たら、絶対に買うというアーティストがいますが、その中でも自分の中でトップクラスに位置するのが、プリファブ・スプラウトです。
まず何はともあれパディ・マクアルーンの新しい録音物が届いたということがとにかく嬉しいです。
それだけでもうありがとうございますという感じなのですが、今作品の質ももちろん素晴らしいです。
一聴して、宅録ぽさというか一人で全部やったという感じが、モロに分かるのですが、それをマイナスに感じさせないところが
パディのパディたる所以。打ち込みや効果音に彼独自のアイデアがいっぱいで、一人でやり切った意味というのを
しっかり感じさせてくれています。
メロディ的には、「Gunman & Other Storiys」の頃の渋さを感じさせつつも、あの作品ほど土の香りは感じさせず、
アレンジの感触としては前作の「Let's Change the World with Music」に一番近い感じです。
つまり本来はもっとアーシーな作品だったものが、パディ一人でやったことによって、スペーシーな要素も強く出たのだろうと推測出来ます。
アーティストとしてただ円熟し枯れていくのではなく、あくまでキラキラしたポップな音作りに着地してくれてくれたことは、
プリファブ愛好家として、すごく嬉しいことです。
今後もこれくらいのペースでいいので、作品を出し続けて欲しいものです。
※今年のマイベストアルバムはこれと大野方栄さん「
聚楽
」です。
このアルバムが好きなら、きっと「聚楽」も気に入ります。
4月9日には新作「
ブラジル
」も出ます。要チェック!!
Crimson/Red
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2013/10/8
"もう一度試してください。" | CD, インポート | ¥2,111 | ¥1,200 |
CD, CD, 2013/10/23
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥1,980 |
CD, CD, インポート, 2015/11/17
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| — | ¥5,981 |
CD, インポート, 2014/4/29
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥7,271 |
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曲目リスト
1 | The Best Jewel Thief in the World |
2 | List of Impossible Things |
3 | Adolescence |
4 | Grief Built the Taj Mahal |
5 | Devil Came a Calling |
6 | Billy |
7 | The Dreamer |
8 | The Songs of Danny Galway |
9 | The Old Magician |
10 | Mysterious |
商品の説明
Limited edition includes a bonus Interview CD, postcards and a photo booklet with lyrics. 2013.
登録情報
- 製品サイズ : 19.18 x 2.49 x 18.92 cm; 281.23 g
- メーカー : Embassy of Music
- EAN : 5060211501647
- オリジナル盤発売日 : 2013
- レーベル : Embassy of Music
- ASIN : B00FESL2TQ
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 905,063位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 354,171位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・世界最高の宝石泥棒
・不可能なことの一覧表
・青春
・悲しみがタージ・マハールを建てた
・悪魔が電話をかけてきた
・ビリー
・その夢を見る人
・ダニー・ギャルウェイの歌たち
・あの年老いた魔術師
・ミステリアス
と、曲のタイトル群を見ただけで傑作ぶりが明らかな2012年秋録音作である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・もう半年も経ったのかあ・・・・・
ピーターバラカンさんの番組で「宝石泥棒」がかかっているのを一瞬聴いて、
一瞬「いいなあ・・・」と思っていた。
あれからもう半年も経ったのだ。
このままいったら人生なんてあと235年で終わってしまうだろうなあ。。
急がねばっ。
さて結論:楽曲の粒立ちは全盛期ほどではない。
ただ、歌と演奏と録音がハンパナクすばらしい。(打ち込みだそうだが、日本のオリラブの田島さんと
同じ軌道を描いているなあ・・・・・)
けっきょく、音楽性よりは元気の良さなんだな。
付言するなら音楽より生きること(の方が大事)なのだな。
・不可能なことの一覧表
・青春
・悲しみがタージ・マハールを建てた
・悪魔が電話をかけてきた
・ビリー
・その夢を見る人
・ダニー・ギャルウェイの歌たち
・あの年老いた魔術師
・ミステリアス
と、曲のタイトル群を見ただけで傑作ぶりが明らかな2012年秋録音作である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・もう半年も経ったのかあ・・・・・
ピーターバラカンさんの番組で「宝石泥棒」がかかっているのを一瞬聴いて、
一瞬「いいなあ・・・」と思っていた。
あれからもう半年も経ったのだ。
このままいったら人生なんてあと235年で終わってしまうだろうなあ。。
急がねばっ。
さて結論:楽曲の粒立ちは全盛期ほどではない。
ただ、歌と演奏と録音がハンパナクすばらしい。(打ち込みだそうだが、日本のオリラブの田島さんと
同じ軌道を描いているなあ・・・・・)
けっきょく、音楽性よりは元気の良さなんだな。
付言するなら音楽より生きること(の方が大事)なのだな。
2016年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プリファブ・スプラウトのリーダーにして、現在では唯一のメンバーとなってしまったパディ・マクアルーン。
彼がとあるインタビューに答えて曰く、「僕は地球上で一番偉大な作曲家が誰だか知ってる。それは僕さ。冗談で言ってるんじゃない。真面目な話、僕の書いてることの半分だって誰も書いちゃいない。プリンス、レノン・マッカートニー、バカラック、リチャード・ロジャース、ガーシュイン、シック、彼らのような偉大なソングライター達と比べてみても、僕がどれだけすごいかってわかるだろ。(中略)こんなこと畏れ多くて誰にも言えないけど、調子のいい日には誰が僕のライバルなんだい?って思う時もあるよ」(プリファブのファンサイト"Looking for Prefab Sprout"から引用させていただきました)
私は、上のパディの発言が不遜であるとか傲慢だとは全く思わず、単なる事実に過ぎないと思っているプリファブ信者ですので、以下そこをお含みおきください。
さて、本作「クリムゾン/レッド」ですが、確かに80年代~90年代のトーマス・ドルビーらがプロデュースした素晴らしいサウンドプロダクションを持つ傑作群と比べると、打ち込みも多用したパディのワンマンレコーディングによるサウンドのショボさは否めません。
しかしながら、、そこは「地球上で一番偉大な作曲家」の仕事ですから、曲自体の出来、アルバムの構成、バラエティと、楽曲についてはどれをとっても申し分なく、全く他の追随を許すものではありません。
逆に言うと、ワンマンレコーディングでも楽曲の魅力を伝えるのに十分なだけのアレンジメントはきちんと施されており、この辺りはパディの音楽家としての底力を感じます。
本作のサウンドの特徴は、打ち込みのリズムながら、アコースティックギターも多用されているところで(特にアルバムの後半)、アルバム全体の印象としては「(少しボロっちい)フォーキーな英国ポップ」のレギュレーションに入るかな、と思います。
そして、このレギュレーションで本作に匹敵する作品を上げるとすると、私の知る限りで、直近ではポール・マッカートニーの「フレミング・パイ」(1997)あたりまで遡らなければなりません。つまり、このレギュレーションでは(私にとっては)約15年ぶりの傑作ということになります。
そんなわけで、プリファブのアルバムとしてはイマイチかもしれませんが、それ以外のアルバムと比べれば、普通に何年かに一度の傑作ポップアルバムだと思います。
その上、このアルバムはこれまでのプリファブのアルバムに比べ、フォーキーな佇まいによるものか、穏やかで風通しがよく、親しみやすい印象があります。
あまり適切な例えではないかもしれませんが、80~90年代のアルバムがオートクチュールに身を包んだ近寄りがたいほどの美女だとすると、(前作もデモレベルのプロダクションだったけど、テーマがシリアスで緊張感があった)本作はカジュアルな装いで、そこはかとなく明るく雰囲気を醸し出す近所の綺麗なお姉さんという感じです。
たまには緊張しながらとびきりの美女に話しかけてみたりもしたいですが、普段いっしょにいたいのは明るくて綺麗なお姉さんのほう、ということで、私自身は過去の名作を差し置いて、発売以来本作を愛聴しています。
最高傑作ではないと思いますが、実は一番好きなプリファブのアルバムかも、と最後に小声で告白させていただきます。
彼がとあるインタビューに答えて曰く、「僕は地球上で一番偉大な作曲家が誰だか知ってる。それは僕さ。冗談で言ってるんじゃない。真面目な話、僕の書いてることの半分だって誰も書いちゃいない。プリンス、レノン・マッカートニー、バカラック、リチャード・ロジャース、ガーシュイン、シック、彼らのような偉大なソングライター達と比べてみても、僕がどれだけすごいかってわかるだろ。(中略)こんなこと畏れ多くて誰にも言えないけど、調子のいい日には誰が僕のライバルなんだい?って思う時もあるよ」(プリファブのファンサイト"Looking for Prefab Sprout"から引用させていただきました)
私は、上のパディの発言が不遜であるとか傲慢だとは全く思わず、単なる事実に過ぎないと思っているプリファブ信者ですので、以下そこをお含みおきください。
さて、本作「クリムゾン/レッド」ですが、確かに80年代~90年代のトーマス・ドルビーらがプロデュースした素晴らしいサウンドプロダクションを持つ傑作群と比べると、打ち込みも多用したパディのワンマンレコーディングによるサウンドのショボさは否めません。
しかしながら、、そこは「地球上で一番偉大な作曲家」の仕事ですから、曲自体の出来、アルバムの構成、バラエティと、楽曲についてはどれをとっても申し分なく、全く他の追随を許すものではありません。
逆に言うと、ワンマンレコーディングでも楽曲の魅力を伝えるのに十分なだけのアレンジメントはきちんと施されており、この辺りはパディの音楽家としての底力を感じます。
本作のサウンドの特徴は、打ち込みのリズムながら、アコースティックギターも多用されているところで(特にアルバムの後半)、アルバム全体の印象としては「(少しボロっちい)フォーキーな英国ポップ」のレギュレーションに入るかな、と思います。
そして、このレギュレーションで本作に匹敵する作品を上げるとすると、私の知る限りで、直近ではポール・マッカートニーの「フレミング・パイ」(1997)あたりまで遡らなければなりません。つまり、このレギュレーションでは(私にとっては)約15年ぶりの傑作ということになります。
そんなわけで、プリファブのアルバムとしてはイマイチかもしれませんが、それ以外のアルバムと比べれば、普通に何年かに一度の傑作ポップアルバムだと思います。
その上、このアルバムはこれまでのプリファブのアルバムに比べ、フォーキーな佇まいによるものか、穏やかで風通しがよく、親しみやすい印象があります。
あまり適切な例えではないかもしれませんが、80~90年代のアルバムがオートクチュールに身を包んだ近寄りがたいほどの美女だとすると、(前作もデモレベルのプロダクションだったけど、テーマがシリアスで緊張感があった)本作はカジュアルな装いで、そこはかとなく明るく雰囲気を醸し出す近所の綺麗なお姉さんという感じです。
たまには緊張しながらとびきりの美女に話しかけてみたりもしたいですが、普段いっしょにいたいのは明るくて綺麗なお姉さんのほう、ということで、私自身は過去の名作を差し置いて、発売以来本作を愛聴しています。
最高傑作ではないと思いますが、実は一番好きなプリファブのアルバムかも、と最後に小声で告白させていただきます。
2013年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶん、アンドロメダハイツ以来のアナログ盤でしょうか・・・。
(私はアンドロメダハイツのアナログ盤は見たことがないのですが・・・)
プリファブスプラウトはアナログで聴くのが「らしい」感じがして、
今回のアナログの発売はうれしかったです。
LPにはCDも付いていましたが、LPで聴くことが多いです。
作品の感想はさすがに昔の作品のようなトキメキ感は薄れましたが良かったなとは思います。
まぁ、今更トキメキ感も・・・どうかなという気もします(笑)。
自分的には、1曲目と最後の曲が気に入りました。
11月23日追記
凄い値下がりしてますね。まぁどうしても欲しかったので早々に買いましたが、こうも値下がりすると
考えちゃいますね。。。。
(私はアンドロメダハイツのアナログ盤は見たことがないのですが・・・)
プリファブスプラウトはアナログで聴くのが「らしい」感じがして、
今回のアナログの発売はうれしかったです。
LPにはCDも付いていましたが、LPで聴くことが多いです。
作品の感想はさすがに昔の作品のようなトキメキ感は薄れましたが良かったなとは思います。
まぁ、今更トキメキ感も・・・どうかなという気もします(笑)。
自分的には、1曲目と最後の曲が気に入りました。
11月23日追記
凄い値下がりしてますね。まぁどうしても欲しかったので早々に買いましたが、こうも値下がりすると
考えちゃいますね。。。。
2013年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年10月リリース。
時代を表現した、時代を切り取った、時代を先取りした、時代が求めている等々。
長きに渡って多くの人たちに聴き継がれ、経過した時間とともに“時代を越えた名曲”と呼ばれようになった曲も、発表時には時代との“同時代性”をキーワードとして語られて(あるいは書かれて)いることが多い。
“時代を越えた名曲”とは、極端な物言いをすれば、(好き嫌いは別にして)誰が聴いても“普通に良いと感じることのできる曲”のことを指すのだと思う。
そして、曲の良さを語るのに時代性が必要になってしまうのだとしたら、それは思い出とともに語られる“懐メロ的な名曲”であり、本当の意味での“時代を越えた名曲”あるいは“永遠の名曲”ではないのだと思う。
評者はPREFAB SPROUT(もう一人っきりになってしまったが)が忘れた頃に発表するアルバムを聴くたびに、いつも、“時代を越えた名曲”の佇まいを感じる。
それもアルバムの中の数曲というのではなく、アルバム全体にそれを感じる。
アルバムを1枚聴き終わると、いい音楽を聴くことができました、とつぶやきながら思わず手を合わせたくなってしまうような思いが沸いてくる。
本作もそうだった。何度繰り返し聴いてもその思いが沸いてきた。
評者が、意識的であれ無意識であれ選びそして好んで聴いているのは、刺激とかインパクトといった言葉で評されるもの、あるいは整然としたものではなく混沌とか猥雑と称されるもののを含んでいる(ように感じることのできる)曲やミュージシャンだ。
PREFAB SPROUTは、一聴すると穏やかで甘酸っぱさえ感じさせる曲を書き演奏するバンド(くどいようだがもう一人っきりだが)であり、評者が選び好むところから遠いところに存在している。
それにもかかわらず、物足りなさをまったく感じさせることなく、いつも評者の心を捉えて離さないのは、それが発表された時点ですでに時代とは関係のないところで語られる名曲、そしてアルバムだからなのだろう。
他の方のレビューを眺めていると、多くの方が長きに渡ってPREFAB SPROUTのファンであり、かつ思い入れがあるようだ。
評者はその期間だけは長いものの残念ながらそこまでの思い入れはないが、想いを書きたくなる気持ちは理解できる。
たった一人になってもPREFAB SPROUTと名乗るPaddy McALoon、このバンドには想いを込める価値がある。
時代を表現した、時代を切り取った、時代を先取りした、時代が求めている等々。
長きに渡って多くの人たちに聴き継がれ、経過した時間とともに“時代を越えた名曲”と呼ばれようになった曲も、発表時には時代との“同時代性”をキーワードとして語られて(あるいは書かれて)いることが多い。
“時代を越えた名曲”とは、極端な物言いをすれば、(好き嫌いは別にして)誰が聴いても“普通に良いと感じることのできる曲”のことを指すのだと思う。
そして、曲の良さを語るのに時代性が必要になってしまうのだとしたら、それは思い出とともに語られる“懐メロ的な名曲”であり、本当の意味での“時代を越えた名曲”あるいは“永遠の名曲”ではないのだと思う。
評者はPREFAB SPROUT(もう一人っきりになってしまったが)が忘れた頃に発表するアルバムを聴くたびに、いつも、“時代を越えた名曲”の佇まいを感じる。
それもアルバムの中の数曲というのではなく、アルバム全体にそれを感じる。
アルバムを1枚聴き終わると、いい音楽を聴くことができました、とつぶやきながら思わず手を合わせたくなってしまうような思いが沸いてくる。
本作もそうだった。何度繰り返し聴いてもその思いが沸いてきた。
評者が、意識的であれ無意識であれ選びそして好んで聴いているのは、刺激とかインパクトといった言葉で評されるもの、あるいは整然としたものではなく混沌とか猥雑と称されるもののを含んでいる(ように感じることのできる)曲やミュージシャンだ。
PREFAB SPROUTは、一聴すると穏やかで甘酸っぱさえ感じさせる曲を書き演奏するバンド(くどいようだがもう一人っきりだが)であり、評者が選び好むところから遠いところに存在している。
それにもかかわらず、物足りなさをまったく感じさせることなく、いつも評者の心を捉えて離さないのは、それが発表された時点ですでに時代とは関係のないところで語られる名曲、そしてアルバムだからなのだろう。
他の方のレビューを眺めていると、多くの方が長きに渡ってPREFAB SPROUTのファンであり、かつ思い入れがあるようだ。
評者はその期間だけは長いものの残念ながらそこまでの思い入れはないが、想いを書きたくなる気持ちは理解できる。
たった一人になってもPREFAB SPROUTと名乗るPaddy McALoon、このバンドには想いを込める価値がある。
他の国からのトップレビュー
Niko Plath
5つ星のうち5.0
sehr guter Zustand
2024年4月27日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Der Zustand der Sendung war ohne Beanstandung.
Beste Qualität der Inhalte. Gerne wieder bei MediMops.
Grüsse von Niko aus Basel
Beste Qualität der Inhalte. Gerne wieder bei MediMops.
Grüsse von Niko aus Basel
FABIO FRIGERIO
5つ星のうち5.0
Ennesimo capolavoro
2023年9月7日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
A suo tempo (2013) non comprai il disco ed ancora oggi mi domando perché 😌,in pratica è un disco solista di Paddy McAloon (suona tutti gli strumenti e canta). Non ci si stanca di ascoltarlo, un capolavoro Pop da parte di un Genio musicale
Alicia
5つ星のうち5.0
Gran reseva
2021年2月9日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Abres el folleto del disco y ves a un irreconocible Paddy , pero la edad se nota para bien , como toca la guitarra , como compone, como se disfruta su escucha una y otra vez, si te gusta Prefad Sproud no te lo pierdas ,ni un tema de relleno . Como el buen vino si era gran reserva hoy es gran reserva especial
George
5つ星のうち5.0
Back To The Beginning
2015年8月18日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This cd is predominantly a solo project done by Paddy McAloon but I think he just likes using The Prefab Sprout name. He plays & sings on all tracks & performs all instruments & does an exceptional job at that. Songs like The Best Jewel Thief In The World, Adolescence, Devil Came A Calling & the best track on this album Billy. The only missing piece is that Wendy Smith is missing from this project along with brother Al & Neil Conti but you would never know it. A very nice effort by Paddy McAloon considering all the health problems he's had in the last few years. This cd is definitely worthy of a 5 star consideration, his voice is as smooth as silk.
b-Ride
5つ星のうち5.0
A must for Prefab Sprout fans
2014年2月5日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
As someone who owns all of the CDs that Prefab Sprout have released you can assume I am a bit biased when I say that leader Paddy McAloon is one of the greatest songwriters of the modern era. Unfortunately because of Paddy's health problems we don't get to hear enough of the great treasure trove of songs he has written.
Luckily for his many fans, Paddy was "forced" to release this CD to meet his contractual obligations with his financial backers. He put aside the CD he was working on for the last two years (in his typically meticulous fashion) and went back to his huge archive of songs to put together this CD in a relatively short time.
Playing all of the instruments and recording it himself, because his hearing issues make it very difficult for him to play with other musicians, he then relied on long time engineer Calum Malcolm to bring it all together.
The final product delivers everything you would expect from a true Prefab Sprout album - fabulous melodies, heartfelt lyrics, and Paddy's wonderful voice, sounding as young as ever.
Hopefully, now that this CD has been released, Paddy will get back to the project he was working on and we'll see a new CD from Prefab Sprout very shortly. Until then I'll just continue to play this CD over and over as I have been for the last couple of weeks along with all of the other great CDs they have released over the last 20 years since their first CD Swoon was released.
Luckily for his many fans, Paddy was "forced" to release this CD to meet his contractual obligations with his financial backers. He put aside the CD he was working on for the last two years (in his typically meticulous fashion) and went back to his huge archive of songs to put together this CD in a relatively short time.
Playing all of the instruments and recording it himself, because his hearing issues make it very difficult for him to play with other musicians, he then relied on long time engineer Calum Malcolm to bring it all together.
The final product delivers everything you would expect from a true Prefab Sprout album - fabulous melodies, heartfelt lyrics, and Paddy's wonderful voice, sounding as young as ever.
Hopefully, now that this CD has been released, Paddy will get back to the project he was working on and we'll see a new CD from Prefab Sprout very shortly. Until then I'll just continue to play this CD over and over as I have been for the last couple of weeks along with all of the other great CDs they have released over the last 20 years since their first CD Swoon was released.