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シューマン:交響曲第4番、序曲・スケルツォとフィナーレ&コンツェルトシュトゥック
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曲目リスト
1 | 序曲・スケルツォとフィナーレ 作品52 Overture.Andante con moto-Allegro |
2 | 序曲・スケルツォとフィナーレ 作品52 Scherzo.Vivo-Trio |
3 | 序曲・スケルツォとフィナーレ 作品52 Finale.Allegro molto vivace |
4 | 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 作品86 Lebhaft |
5 | 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 作品86 Romanze.Ziemlich langsam,doch nicht schleppend |
6 | 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 作品86 Sehr lebhaft |
7 | 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 I.Ziemlich langsam-Lebhaft |
8 | 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 II.Romanze.Ziemlich langsam |
9 | 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 III.Scherzo.Lebhaft-Trio |
10 | 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 IV.Langsam.Lebhaft |
商品の説明
内容紹介
世界を驚倒させたベートーヴェン全集の衝撃再び。名コンビが放つシューマン・サイクル完結編。
2012年に発売した交響曲第2番&序曲集に続く全集録音第3弾・完結編となる当アルバムは、フルトヴェングラーやワルターなど20世紀前半の巨匠が好んで演奏し、ロマン派の香りが濃厚な交響曲第4番、シューマンのエッセンスが詰まった知られざる傑作「序曲、スケルツォとフィナーレ」、4つのホルンのための協奏曲「コンツェルトシュトックヘ長調」です。シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出すべき」と、シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと濃密なシューマン・ワールドを繰り広げています。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤。「コンツェルトシュトゥック」には、ベルリン・フィル首席シュテファン・ドールのほか、ドイツ・カンマーフィル首席のヘッケルマン、ボン・ベートーヴェン管のグレーヴェル、フランクフルト放送響首席のゾンネンが参加。
SA-CDハイブリッド(5.0マルチ+2ch)
メディア掲載レビューほか
指揮者パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンによるシューマン交響曲全集第3弾にして完結編アルバム。ロマン派の香りが濃厚な交響曲第4番、シューマンのエッセンスが詰まった知られざる傑作「序曲、スケルツォとフィナーレ」、4つのホルンのための協奏曲「コンツェルトシュトゥック」を収録。これぞ“21世紀のシューマンシンフォニー解釈の決定盤”と言える一枚。 (C)RS
登録情報
- 製品サイズ : 14.2 x 1 x 12.5 cm; 100 g
- メーカー : SMJ
- EAN : 4547366209051
- 商品モデル番号 : SICC-10208
- 時間 : 1 時間 4 分
- レーベル : SMJ
- ASIN : B00G9AKUZK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,691位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,457位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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小編成ならではの緻密なアンサンブル、軽やかな響きは好印象!
メインの4番は小気味良いテンポが心地イイ・・・
変におどろおどろしい重苦しい演奏よりはスッキリしていて個人的にはコッチが好み!!
一番の聴き処は4本のホルンのためのコンツェルトシュトゥック(小協奏曲とでも云おうか、4本のホルンのための協奏曲は珍しいが、1番吹きにとって難曲中の超難曲)・・・
BPOのドールをはじめとするホルンの名手4人の腕前(唇前?)は流石、ホルン吹きは是非!!!
1) 序曲、スケルツォとフィナーレ op.52
2) 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 op.86
3) 交響曲 第4番 ニ短調 op.120
当番により、彼らのシューマンの交響曲録音がめでたく全曲完結したことになる。なお、「4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック」で、4本のホルンを担うのは、シュテファン・ドール(Stephan Dohr)、エルケ・シュルツェ・ヘッケルマン(Elka Schutz Hokelmann)、フォルカー・グレーヴェル(Volker Grewel)、トーマス・ゾンネン(Thomas Sonnen)。
ヤルヴィの既出のシューマンはいずれも彼の才気の冴えたもので、柔軟なコントラストの変化や細やかなアゴーギグ、それに印象的なアクセントの演出で楽しませてくれた。当盤も当然のことながら、ほぼ同じスタイルの仕上がりで、この指揮者のエンターテーメント精神があちこちに汲み取れる響きに思う。
私にとって、特に成功を思わせるのは交響曲以外の2曲。「あれ?交響曲は成功してないの?」と思われるかもしれないが、その理由は後で書くとして、「序曲、スケルツォとフィナーレ」は3つの場面の描き分けがはっきりしていて、その効果が特に「フィナーレ」の部分で、濃淡による華やかさ、快活なテンポによる生命力へと結ばれて、躍動感に還元している。旋律自体も魅力的だが、ヤルヴィの華やかな味付けが見事にフィットしたと思う。
これに続く「4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック」においても、ホルンとオーケストラの呼応の間合いが心地よいし、複数のホルンによる立体的な音響が、オーケストラの音色に濃い影を刻むような風情が私には気持ち良い。やや軽めの響きも、曲想を明るく映えさせて、相応しい響きに思える。
さて、交響曲第4番である。これも悪い演奏とは思わないのだけれど、私には、妙にあっさり終わってしまうような印象が残った。ヤルヴィのタクトは快調で、オーケストラもいつもと同じなのだけれど、この曲の場合、もっと壮大な、地面を震わすような生命力を期待するところがある。ヤルヴィは、あえてそこを外して、瀟洒なアクセントや、線的な音色の交錯を味わわせてくれている、と思うのだけれど、その結果、「シューマンの第4を聴いた」という重みが、なにか残らないところがある。
これは、もちろんあくまで「私の感覚」による言及なのだけれど、この曲の場合、シューマン自身が「交響的幻想曲」と呼んだように、ことに壮大で、幻想的なものに対峙するような、特有な気配があって、そこには自然描写以上の神秘的なものが息づいていると感じられる。もちろん、ヤルヴィのようなアプローチも可能だし、ピリオド楽器によるヘレヴェッヘ(Philippe Herreweghe 1947-)の録音も、それに近いスタイルでの成功作だと思うし、私も大好きなのだけれど、ヤルヴィの演奏は、(語弊があるかもしれないが)やや「楽観的過ぎる」気がする。それで、3楽章から4楽章にかけての、本来極めて濃い印象をもたらす部分も、グイグイと引っ張ってくれる感じではなく、むしろ、どこかあっけらかんと突き放してしまっている、ように思う。
そういったわけで、5,6回再生してみたのだけれど、私の感じ方では、「楽曲の性格もあって、ヤルヴィのシューマンの中では、いま一つ」という印象に留まりました。そういった点で、私の当盤の全体的な評価としては、星4つかな。