古賀さんの本は買う(笑) 有料メルマガも購読
なぜって? ブレない、主張にほぼ同意出来るから。
そして、古賀さんが退官する前に提言していた東電破綻処理。
ある意味古賀さんはコーポラティズム(政府と企業の癒着)により今もテレビ出演等に圧力を掛けられているのだろう。
さて、本書である。
官僚の霞が関文学あるいは霞が関レトリック(原さんの本でも書かれていますが)、専門家の東大話法が徐々に政治家にも浸透してきている(官僚出身の議員の存在)。
またそんな官僚に洗脳され利用される政治家。
法律を作る官僚がまさに省益重視で進んだらどうなるのか?そんな未来像を綴っています。
その源流あるいは根本になにがあるのか? それが既得権益である。そして公務員自体という既得権益。
減税という国民全体へのばら撒きでは議員や官僚は何も得をしない。一部の業界が減税となると議員にも官僚にも美味しいという現実。
そんな利益誘導型な政治を既得権益グループ(たとえば医師会、農協等)と官僚にいいように利用されている「市民団体」もある。
2項対立的判断の危うさ(対立の構図)をわざと作りだしている可能性として、正義の味方:規制委員会、悪魔の手先:原子力ムラを筆者はあげている。
TPP反対に潜む既得権益も注意が必要。(ブランド化を拒む農協)
政治ショーと化した医薬品ネット販売の裏側。
産業再生機構の成功の陰にある官の排除。極力天下りの排除、4年で利益を出して廃止。
安倍外交の脆弱さ。外との闘いでは勇ましい言葉、内なる闘いであるはずの既得権益には?
橋下大阪市長評価も的を得ていると思う、なぜ人気が落ちたか。そしてその才能とは。
最後に古賀さんが書く。
時は刻々と消費されていく。私たちに残された時間は、さほど長くはない。2013年9月。
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利権の復活 (PHP新書) Kindle版
「私たちの暮らし向きがよくなるかも。安倍さん、抵抗勢力に負けずにガンバレ!!」――多くの日本人はいま、安倍総理の改革に期待を膨らませているはずだ。東京へのオリンピック招致も決まり、消費増税アレルギーはどこへやら、自民党政権はますます追い風に乗っている。ところが……。そんな安倍人気の背後で、官僚・族議員がいま、利権の温存・拡大をめざして不穏な動きを活発化させはじめた。いや、その安倍人気こそが、巧妙に仕組まれた出来レースの可能性があるのだ。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2013/10/15
- ファイルサイズ755 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
元経済産業省官僚
登録情報
- ASIN : B00GBMAD3U
- 出版社 : PHP研究所 (2013/10/15)
- 発売日 : 2013/10/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 755 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 214ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 94,915位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 76位行政・官公庁
- - 323位PHP新書
- - 614位政治 (Kindleストア)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時は刻々と消費されていく。私たちに残された時間はさほど長くない。 ・・が本書のエピローグである。
原発事故はその真の原因とそのメカニズムが解明されないまま、帰宅の見通しさえ得られない多くの人々を残したまま、またシビアアクシデントが起こった場合の現実的な避難計画などの立案さえできないまま、なし崩し的に再開に向けて舵が切られている。
この本を読むとこうした国民に背を向けた政策が着々と実現されていく、なぜ、どうして、どういう風にといったことが明快になる。安倍政権はその利権構造を守るために国民を誘導したり欺く手口が、より高度になってきている。巧みに世論を誘導しながら裏では既得権益や利権を温存し、しかも自分たちが改革派であるかのように装うことを可能にするほどまでに高度化した権力の「詐術」ともいえる今日の権力構造の一つ一つを明快に切り捨てている。
マスコミはどうしてこうした古賀さんが喝破する現実を鋭く報じないのか、もっとも大きな問題は、日本ではマスコミ自体が権力に取り込まれ、本物のジャーナリズムは片隅に追いやられて、一方でネトウヨと呼ばれる連中が勢力を拡大しているといった点にあるのではないか。
いつの時代にも旧守波と改革波の争いはあった。現在の問題はその最大の利権が公僕とはうらはらの官僚機構そのものであり、政治家を取り込み、特に経済団体の利権と結びつきそれが電力労連といった労働団体も取り込んで世論にもかかわらず、国会、政府レベルでは一方的な政策がまかり通るという強固な権力構造にあるのではないか。
このまま騙され続けた場合、それは日本の将来にどのような結果をもたらすのか。われわれはどうすればその詐術に騙されなくなるのか、確かに、時間はなく、行きつく所まで行かざるを得ないのか、考えさせられる本である。
TPPについて、古賀さんが賛成とはちょっと意外な気もしたが読んでなるほどと思わされた。しかしショック療法も時に必要であり、利権に胡坐をかく人たちを排除していくことは必要である。が、犠牲になるのはむしろぎりぎりの生活をしている人たちが破綻に追い込まれていくことではないだろうか。セーフティネットだけでなく、食料・エネルギーの自給体制を含む日本の産業構造のグランドデザインを描きつつ推進していくことが重要ではないか、と思わされた。
いずれにしても古賀さんのように、官僚機構そのもの・その特性を熟知し、鋭く本質を喝破していく人の言論を確保していくことが我々の最低限の義務かもしれない。
原発事故はその真の原因とそのメカニズムが解明されないまま、帰宅の見通しさえ得られない多くの人々を残したまま、またシビアアクシデントが起こった場合の現実的な避難計画などの立案さえできないまま、なし崩し的に再開に向けて舵が切られている。
この本を読むとこうした国民に背を向けた政策が着々と実現されていく、なぜ、どうして、どういう風にといったことが明快になる。安倍政権はその利権構造を守るために国民を誘導したり欺く手口が、より高度になってきている。巧みに世論を誘導しながら裏では既得権益や利権を温存し、しかも自分たちが改革派であるかのように装うことを可能にするほどまでに高度化した権力の「詐術」ともいえる今日の権力構造の一つ一つを明快に切り捨てている。
マスコミはどうしてこうした古賀さんが喝破する現実を鋭く報じないのか、もっとも大きな問題は、日本ではマスコミ自体が権力に取り込まれ、本物のジャーナリズムは片隅に追いやられて、一方でネトウヨと呼ばれる連中が勢力を拡大しているといった点にあるのではないか。
いつの時代にも旧守波と改革波の争いはあった。現在の問題はその最大の利権が公僕とはうらはらの官僚機構そのものであり、政治家を取り込み、特に経済団体の利権と結びつきそれが電力労連といった労働団体も取り込んで世論にもかかわらず、国会、政府レベルでは一方的な政策がまかり通るという強固な権力構造にあるのではないか。
このまま騙され続けた場合、それは日本の将来にどのような結果をもたらすのか。われわれはどうすればその詐術に騙されなくなるのか、確かに、時間はなく、行きつく所まで行かざるを得ないのか、考えさせられる本である。
TPPについて、古賀さんが賛成とはちょっと意外な気もしたが読んでなるほどと思わされた。しかしショック療法も時に必要であり、利権に胡坐をかく人たちを排除していくことは必要である。が、犠牲になるのはむしろぎりぎりの生活をしている人たちが破綻に追い込まれていくことではないだろうか。セーフティネットだけでなく、食料・エネルギーの自給体制を含む日本の産業構造のグランドデザインを描きつつ推進していくことが重要ではないか、と思わされた。
いずれにしても古賀さんのように、官僚機構そのもの・その特性を熟知し、鋭く本質を喝破していく人の言論を確保していくことが我々の最低限の義務かもしれない。
2015年12月6日に日本でレビュー済み
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4章ぐらいまでは非常に説得力があって納得できる内容ですが、憲法改正のの章は、単純に古賀さんの個人的信条を羅列しているだけで何ら説得力がありませんでした。「安倍政権は改憲草案の中でレトリックを駆使している」という部分には納得出来ますが、改正の是非については完全に感情論で論理も穴だらけ。自分はどちらかと言えば護憲派ですが、流石に書いてあることに中身がなさすぎだと感じました。
前半部分の良さと後半部分の残念さで星3つです。
前半部分の良さと後半部分の残念さで星3つです。
2015年6月11日に日本でレビュー済み
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こういった官僚やマスコミを含めた利権構造を知っていることは、この国で暮らす人の義務かもしれないと考えさせられます。
更に深く、問題は形成されていそうなので引き続き情報発信頂けるとありがたいと思いました。
更に深く、問題は形成されていそうなので引き続き情報発信頂けるとありがたいと思いました。
2014年4月4日に日本でレビュー済み
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既得権益に深く関わる人々の執念深さ・貪欲さには、何かモノに取り付かれたよう姿を感じます。国が壊れてしまいますよ。
2015年3月31日に日本でレビュー済み
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読んでムカムカした。国民があって国がある。利権のために国民があるんじゃない。ほんの一握りのを潤すために弱者の税金が使われるとは理不尽だ。国民に向き合わない安倍総理の嘘、天下り先を作る官僚、政府よりで真実を伝えないマスコミ、すべてが戦前の雰囲気が漂よわせている。 官僚出身でなければリアリティーに欠けたと思う。時代劇のように現代のお代官さま(官僚)は傷つかないのだろうか?こんな世の中をひっくり返してやりたい!そう思うのは自分だけだろうか?
2013年11月19日に日本でレビュー済み
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安倍政権が旗印とする政策がいずれも周回遅れの大時代的な内向き発想に起因していることを明快に解き明かしている。
さまざまな現下の政策課題を整理してくれる良い参考書。
評者は、さるドイツ人とデンマーク人の新聞記者から最近質問を受けた。
「脱原発の世論が70%(少なくとも60%)あるにもかかわらず、その渦中における総選挙でなぜ脱原発を掲げる政党が伸びないで、原発推進を掲げる自民党が伸びたのか」
というもの。返答に窮した。
野党が政策としての対抗軸(ハト派で小さな政府=第4象限のポジション)を明確に持たないので有権者の期待を集約しきれていないという分析には教えられた。
さまざまな現下の政策課題を整理してくれる良い参考書。
評者は、さるドイツ人とデンマーク人の新聞記者から最近質問を受けた。
「脱原発の世論が70%(少なくとも60%)あるにもかかわらず、その渦中における総選挙でなぜ脱原発を掲げる政党が伸びないで、原発推進を掲げる自民党が伸びたのか」
というもの。返答に窮した。
野党が政策としての対抗軸(ハト派で小さな政府=第4象限のポジション)を明確に持たないので有権者の期待を集約しきれていないという分析には教えられた。
2013年11月9日に日本でレビュー済み
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第1•2章は古賀氏の得意分野であるので、説得力もあり納得もいくが、第3章以降は根拠のない持論が目立つ。特に憲法改正•外交問題に関しては左翼的な感情論でしかない、9条を改正すれば徴兵制になる、尖閣諸島は捨てても良いなどとは愚かとしか言いようがない。