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ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫) Kindle版

4.1 5つ星のうち4.1 91個の評価

裕福な貴婦人ポーシャへの恋に悩む友人のため、貿易商アントニオはユダヤ人高利貸しのシャイロックから借金をしてしまう。担保は自身の肉1ポンド。商船が難破し全財産を失ったアントニオに、シャイロックはあくまでも証文どおりでの返済を迫るのだが……。「ユダヤ人には、目がないのか。ユダヤ人には、手がないのか……」登場人物の生々しいまでの真情が胸を打つ。迫力の安西シェイクスピア、第3弾登場!
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00H6XBCLA
  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2007/6/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1318 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 186ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 91個の評価

著者について

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ウィリアム シェイクスピア
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(1564-1616)ストラトフォード・オン・エイヴォンに生る。20歳頃出郷、初めロンドンで役者、後に座付作者として活躍。『ロミオとジュリエット』をはじめ約37編の史劇・悲劇・喜劇を創作。詩作にも秀で、エリザベス朝ルネサンス文学の巨星となる。47歳で突如隠退、余生を故郷で送った。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
91グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月20日に日本でレビュー済み
200ページ弱の短い劇小説なのですぐに読めます。シェイクスピアを読むのは久しぶりだったのですが、改めて読んでみると、堅苦しいイメージからは程遠い、ダジャレのようなユーモアあり、自然や愛のロマンスあり、サスペンスありとエンターテイメント性溢れる内容に大作家の懐の深さを感じます。

架空の都市ベルモントの裕福な淑女ポーシャに群がる求婚者たちを選別する三つの箱の設定は何やら子供向けの童話のようだなと思っていたら、訳者の安西徹雄さんの解説によると、ヴェニスの商人でシェイクスピアがストーリーを拝借した原作では、ポーシャと一晩ベッドを共にして男の務めをしっかり果たしたものがポーシャを娶るという極めて実用的な設定になっていたのをシェイクスピアがキワどすぎるので手直ししたそうです。

本作を通じて何より印象的なのがヴェニスの金貸しのユダヤ人シャイロックで、普段から唾を吐きかけられるように軽蔑されています。当時はキリスト教では金貸しで利子をとるのは禁止されていて、一般的な職業は差別されたユダヤ人には無縁なので、ユダヤ人は金貸しになるしかなかったのですが、まぁ、人種差別なんて言葉がなかった時代ですね。

そんな悪辣なレッテルを貼られたユダヤ人ですが、ここも、シェイクスピアはちゃんとそれなりに言い分を聞いてやっているのが本作の奥行きを広げていると感じました。解説ではシェイクスピアは役者の経験もあり俳優たちがより存在感を増すようにそれぞれのキャラをどっしりと描いたそうですが、この辺がシェイクスピアを偉大な劇作家として認知されるようなった原因であるように感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月30日に日本でレビュー済み
リア王、マクベス、ジュリアス・シーザー、ハムレット、と有名どころの悲劇をいくつか読みましたが。

こんっっっっな悲劇的な話はなかった……!!
なんてひどい話なんだ!こんなことがあっていいのか!!!

と、悲しみというか、怒りに悶えまくって頭から湯気が出そうになりましたが、そしたらこれ喜劇だって……。
その現実が悲劇でした。どういうこと……??

話の展開がとてもわかりやすく、かつセリフもあまり難しいところがないので、これまで読んだ中でも格段に読みやすいお話でした。
ただもう、出てくる登場人物がどいつもこいつもはらわた煮えくりかえるほどに酷いやつらばかり……現代人の感覚だからでしょうか。これはどうしたって笑うところがありませんでした。ひどい。ひどすぎる……。
あんまりなセリフ・展開に、もう何度本をたたきつけて読むのをやめようと思ったことか。
幸い(?)、こちらは一度劇で見たことがあったので、なんとなくのストーリーを知っていたものでしたから、最後まで読めました。知らずに読んであのオチだったらもう本当に床を転がる怒りだったと思います。

と、のめり込める程度には読みやすくて面白かった……おもしろい、という表現が正しいかちょっとわかりませんが。読みやすかった?です。

とりあえずこれに登場する女衆は、どいつもこいつもゲスい。全然笑えない。
窃盗、他者の尊厳の否定、人を蔑み見下し、自らを賢いとし、平気で人をおとしいれ、騙し、ためす。
こんな最低な人間そうそうおらんと思うのですが……???
特に金貸しの娘がひどい……あ、いや、ご令嬢も極悪的にひどい……もうやっぱりみんなひどい……。

男衆もひどい。
人を人とも思わず踏みにじり、嘲り、利用しながらも相手からの都合のよい慈悲を望む……なんだこのゲスの展覧会みたいなやつらは。という……オドロイター!!こんなヤなやつらそうそう見たことが無いレベルでオドロイター!!でした。いやはや……。

おそらく面白いシーンとなるのであろう、ラストの指輪のくだり。あのかけあい。
あれも普通に、ああいう真似する女は最低だと思います。どんなに美しくて財産があっても性格が最低。
唯一笑えるのは、タイトルでもあるヴェニスの商人が、中心にいるくせにすごいモブっぽいところでしょうか…(ヴェニスの商人て、貿易商のことですよね??)。

誰に視点をあてて観るかで、大きく劇の雰囲気が変わるお話だと思います。
ヴェニスの商人からみたら、やってやったぜ!のお話なのでしょう。しかし、よくやった!というには、あまりにもヴェニスの商人とその仲間たちの言動が酷い。自分にはこちらの肩を持つのは無理でした……。

理屈ではない。
こういうのが、差別なんだなぁ、としみじみ思いました。
金貸しだって性格のよろしくない、イヤな人間なのでしょう、おそらく。でも彼の言うことに一番納得できましたし、一番もっともだと思いました。

個人的には、ヴェニスの商人側が全員破滅して欲しかったです。過激ですが。
言ってしまえば、金貸しには、もうここまでなにもかも奪われたのだから、いっそ肉一ポンド取ってほしかった。

でもこれまで読んだ中で一番読みやすかったですし、一番わかりやすかったです。
あまり難しい表現が無いので、中学生くらいなら普通に読めると思いますし、読書が苦手でなければ小学生でも全然問題ないと思います。
あまり深く考えずに読めば、笑えるかもなぁ、といったところ。特に高利貸しがいい位置にいますので、彼の気持ちが上がったり下がったり、いよいよと得意になったりと、ちょっと滑稽で笑えるかもしれません。

とりあえず、シェイクスピア読んでみたいかな??という方には、入りやすいのではないでしょうか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
15年ぶりに名作を再度読んでみると、当時と違った部分でおもしろいと感じることがありました。
日本語訳も本当に素晴らしいと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年11月18日に日本でレビュー済み
とてもわかりやすかったです、舞台よセリフだけを、書いてあるのですが
とてもよかったです、
2022年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品同様でした=^_^=
2018年11月29日に日本でレビュー済み
訳が分かりやすく、2時間ほどで読めた。シェイクスピアのものの中ではかなり読みやすい印象。中盤のシャイロックとテュバル2人で話してるところはクスッとなった。最後の裁判シーンは「なるほどな」と思いながら読めました。
2020年8月29日に日本でレビュー済み
まず面白かったです。
シェイクスピア は本当に天才なんだなと思いました。

さすがに面白さの中に古い部分があったり、そもそもが劇なので当時の劇ならもっと上手く演出されていたのかもとは思いますが、今読んでも別格で面白いです。面白さへの理解が他の有名な古典小説とこの作品では別次元だと感じました。

でも、私には二つだけ欠点があると思いました。それは作者のシェイクスピアというよりも、受け手である人間の欠点なのかもしれませんが…。

まずお話には幾つかの筋がありましたが、主だった主人公筋は青春群像劇に感じました。だから、少し突拍子もない出だしで少し戸惑います。裕福な貿易商である主人公アントニオが、女性に恋をして旅費が欲しいと悪徳商人から借金をした友人バサーニオーの借金を肩代わりします。そして、アントニオは今手元に返せる金はないが近日中に金を返す、返せなかった場合は命で支払うべしと悪徳商人の持ちかけ通り契約します。おそらく、この話はどう資産を増やすかという方法論のお話ではないと思います。資産家(商人)やそうでない人間が、持っているべき人間性のお話でしょう。

少し話は脱線しますが、
欠点の一つ目は悪徳商人としてユダヤ人を登場させてしまったことに思います。当時は執筆舞台のイギリスではユダヤ人を実際に見たり関わり合っていた人はそんなにいなかったとも聞きましたが、何より後の歴史の出来事がありますし、シェイクスピア ほどの人物でもそういった人間活動を見通さなかったのか?という何とも言い難いことですが…。

話を戻しますと、やがて、自分よりも成功し自身をバカにしたこともある主人公商人を恨む役どころとしての悪徳商人は主人公の資産を破壊し、契約により主人公の命を奪うことに躍起になります。

一方で、主人公サイドでは主人公の友人と大金持ちの女性の恋が成就したり、また別の人物たちも愛を交わしあったりするロマンスが繰り広げられていきます。主人公も呑気なもので、数日中に返せる金はあるんだと踏んでいます…。

しかし、返せる金が期日中に用意出来なかった主人公商人は裁判にかけられます。求刑は死刑。作中の法では逃れられない罪のようですが、ある人物の策略により法により求刑は覆り…。以上のようなものが、あらすじだったと思います。

この話で私が凄いなーと感じたのは、こんなに昔の話なのに、一人の人物が男女性の両方を獲得することの大切さを描いていることです。小説って大体男性と女性で分けて話を進めて、こじれて葛藤するものが多いイメージもあったので、古典中の古典にこれほど現代人が探していることを持っていた人がいたということに本当に凄いなと思いました。しかも、それを商人という、超一流以外のその分野従事者の少なくない数の男性が男性性を推し進めることだけで成し遂げられがちな、そういうテーマを持ち出して語っているように思えて、今まで読んだ小説で一番凄いと思ったかもしれません。でも二つ目の欠点も同じ部分で感じました。シェイクスピア だからこそ描いてくれれば良かったのにとおもうのですが、男性性と女性性がどういう場合に過度に分離されがちなのか?ということが、結局描かれてなかったように思いました。私が見落としているだけか、そこはもしかしたら悪徳商人の内面に答えがあるのかもしれませんが、そこだけ少し残念でした。シェイクスピア だからこそ聞いてみたかったという気持ちです。

私はこの『ヴェニスの商人』をこれから働くことになる主人公世代の人におすすめします。方法論的ではないけれど、多くの意味で豊かな人間になっていく為のマインドを学べると思います。また、40歳60歳と、人生の節目節目の時期にある人たちにもおすすめしたいと思いました。つたないですが感想は以上となります。ありがとうございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本をあまり読まない子供の入門書にピッタリな感じです。 わかり易く、とてもよかった。子供も違う本を欲しがりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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