を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
OK
嵐が丘(上) (光文社古典新訳文庫) Kindle版
ヨークシャの荒野に立つ屋敷〈嵐が丘〉。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて……。時を超えて読み継がれてきた壮大な愛憎劇。陰鬱で荒々しい英国の自然を活写することで、その真の魅力に迫る決定訳!
まとめ買い
シリーズの詳細を見る-
2冊すべて¥ 1,48515pt (1%)
まとめ買い
このシリーズは全2冊です。
-
2冊すべて¥ 1,48515pt (1%)
まとめ買い価格:
Kindle 価格
¥ 1,485
(税込)
獲得ポイント:
15pt (1%)
上のボタンを押すと注文が確定し、Kindleストア利用規約に同意したものとみなされます。支払方法及び返品等についてはこちら。
販売:
株式会社 光文社
このまとめ買いには1-2冊のうち2冊が含まれます。
エラーが発生しました。
まとめ買い価格:
Kindle 価格
¥ 1,485
(税込)
獲得ポイント:
15pt (1%)
上のボタンを押すと注文が確定し、Kindleストア利用規約に同意したものとみなされます。支払方法及び返品等についてはこちら。
販売:
株式会社 光文社
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B00H6XBIBY
- 出版社 : 光文社 (2010/1/20)
- 発売日 : 2010/1/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1674 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 260ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,417位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たくさんの邦訳がある世界文学の名作だが、小野寺氏の新訳は、短く切った日本語の文章が快い。冒頭部分を既訳と比べてみよう。(本書)「1801年――いま家主に挨拶に行って、帰ってきた――これからはこの男以外、かかわりをもつ相手はいない。それにしても、この土地は美しい!」/(大和資雄訳、角川文庫)「1801年――いま地主の家を訪ねて帰って来たところだ。これからめんどうくさい隣づきあいをして行かねばならぬのはこの家だけだ。ここはほんとうに美しい土地。」 /(鴻巣友季子訳、新潮文庫)「1801年――いましがた、大家に挨拶をして戻ったところだ。今後めんどうな近所づきあいがあるとすれば、このお方くらいだろう。さても、うるわしの郷(さと)ではないか!」/(原文)「1801―I have just returned from a visit to my landlord―the solitary neighbour that I shall be troubled with. This is certainly a beautiful country!」/the solitary neighbour以下の関係文を、必要最小限の情報に絞って訳した小野寺訳は、それ以外の部分も引き締まっている。
2016年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ケイト・ブッシュの嵐が丘が好きなので購入しました。
登場人物みんな異常な性格ですが嫌いになれない。それぞれ辛い思いをしているからでしょう。狂ったキャラを魅力的にみせるのがとても上手です。悪口のセンスがよくイギリスだなぁと思いました。
かなり変わった小説ですが一気に読める不思議な作品です。
登場人物みんな異常な性格ですが嫌いになれない。それぞれ辛い思いをしているからでしょう。狂ったキャラを魅力的にみせるのがとても上手です。悪口のセンスがよくイギリスだなぁと思いました。
かなり変わった小説ですが一気に読める不思議な作品です。
2017年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沼田氏がどこぞのインタビューで推していたので読んだ。
冒頭から人嫌いと思われる主人公が片田舎のこれまた偏屈な家主とのファーストコンタクトというシーンにまずは惹かれた。
読み進めていくうちに時代柄仕方ないが、隠遁するにしても召使やら女中やらが周りにいるのでそもそも世捨て人を気取ることなど無理な話で、金持ちのなんちゃって隠遁生活と現在の通信交通物流の発達した環境下での完全無欠の孤立生活とはまったく違うという点に、気持ちがそがれたが、そもそもそのようなテーマではないのだろうということで後編に期待。
冒頭から人嫌いと思われる主人公が片田舎のこれまた偏屈な家主とのファーストコンタクトというシーンにまずは惹かれた。
読み進めていくうちに時代柄仕方ないが、隠遁するにしても召使やら女中やらが周りにいるのでそもそも世捨て人を気取ることなど無理な話で、金持ちのなんちゃって隠遁生活と現在の通信交通物流の発達した環境下での完全無欠の孤立生活とはまったく違うという点に、気持ちがそがれたが、そもそもそのようなテーマではないのだろうということで後編に期待。
2021年3月8日に日本でレビュー済み
"わたしは立ち去りかねて、穏やかな空のもとしばし墓畔を歩き(中略)そして思うのだった。こんな静かな大地に休らう人々が静かに眠れぬわけがあるだろうか。"1847年発表の本書は荒野のヨークシャーを舞台にした『世界の三大悲劇』『世界の十大小説のひとつ』とも言われる激しい復讐劇。
個人的には随分昔に映画でみた記憶が朧げにあるも、内容をよく覚えていなかったので手にとりました。
さて、そんな本書はヨークシャーにそびえる『嵐が丘』の屋敷主人アーンショーに拾われたヒースクリフがアーンショーの娘キャサリンと仲良くなるも、彼女が成長して裕福な上流階級に憧れ、リントン家を選び嫁いだことに絶望、一度姿を消した後に裕福な紳士として戻ってきて、復讐を果たそうとしてきた事が、青年ロックウッドと古女中のネリー(エレン)を主な語り手にして語られていくのですが。
まず、何となく映画では恋愛物語としてヒースクリフとキャサリンのドラマチックな2人の悲恋が描かれていた記憶があったのですが。ヒースクリフは終始、過剰なほどに【陰湿かつ執拗】な印象で記憶のイメージとの違いに驚くと共にいくら復讐とはいえ感情移入しにくく、またキャサリンも矛盾を抱え"人間的"と言えるかもしれませんが、ヒロインとしては奔放すぎるというか【自分勝手な印象】があって、率直にいって読み進めにくかった。(しかし、エドマンド・ブランデンによる三大悲劇。『リア王』はともかく『白鯨(!)』と本書ってどうなのか。)
一方で、あとがきでも訳者が『主人公の1人、稀代の語り手』と述べているネリーの"よく嘘をつき(=信頼できない)よかれと思ったことは全て裏目に出る"彼女のあやしい存在感は(著者自身のオリジナルプランには構想されていなかったらしいですが)発表当時は【構成面で非難があった】と指摘されたとしても、今はむしろ本書の大きな魅力の一つとなっているように感じ、ロックウッドと共に作品に【スパイス的な彩りを添えてくれている】ように確かに思いました。(あと『嵐が丘』って、あらためて名訳ですね)
様々な映画、舞台、漫画や小説に音楽と派生作品を生み出している『源流的な古典』作品としてオススメ。
個人的には随分昔に映画でみた記憶が朧げにあるも、内容をよく覚えていなかったので手にとりました。
さて、そんな本書はヨークシャーにそびえる『嵐が丘』の屋敷主人アーンショーに拾われたヒースクリフがアーンショーの娘キャサリンと仲良くなるも、彼女が成長して裕福な上流階級に憧れ、リントン家を選び嫁いだことに絶望、一度姿を消した後に裕福な紳士として戻ってきて、復讐を果たそうとしてきた事が、青年ロックウッドと古女中のネリー(エレン)を主な語り手にして語られていくのですが。
まず、何となく映画では恋愛物語としてヒースクリフとキャサリンのドラマチックな2人の悲恋が描かれていた記憶があったのですが。ヒースクリフは終始、過剰なほどに【陰湿かつ執拗】な印象で記憶のイメージとの違いに驚くと共にいくら復讐とはいえ感情移入しにくく、またキャサリンも矛盾を抱え"人間的"と言えるかもしれませんが、ヒロインとしては奔放すぎるというか【自分勝手な印象】があって、率直にいって読み進めにくかった。(しかし、エドマンド・ブランデンによる三大悲劇。『リア王』はともかく『白鯨(!)』と本書ってどうなのか。)
一方で、あとがきでも訳者が『主人公の1人、稀代の語り手』と述べているネリーの"よく嘘をつき(=信頼できない)よかれと思ったことは全て裏目に出る"彼女のあやしい存在感は(著者自身のオリジナルプランには構想されていなかったらしいですが)発表当時は【構成面で非難があった】と指摘されたとしても、今はむしろ本書の大きな魅力の一つとなっているように感じ、ロックウッドと共に作品に【スパイス的な彩りを添えてくれている】ように確かに思いました。(あと『嵐が丘』って、あらためて名訳ですね)
様々な映画、舞台、漫画や小説に音楽と派生作品を生み出している『源流的な古典』作品としてオススメ。
2019年3月22日に日本でレビュー済み
翻訳はこれが一番良いかと思う。素晴らしい、とは言い切れないが他よりは良い印象。
作品そのものは、ゴシック小説~ドストエフスキーに至るような系列に属している。もちろん、そのジャンルにただ収まるようなものではない。ジャンルに収まる程度のものは古典となって残らない。
作者が未熟(若くして亡くなった)ではあるし、本書の欠点は色々あるが、一番特徴的なのはヒースクリフというキャラクター。このキャラクターの悪魔的な情念がしっかり描けたという事がこの作品を偉大にしている。ヒースクリフは例えば、スタヴローギンのようなキャラクターにも繋がっていくと考えても良いと思う。
悪魔的な、普通のレベルを越えた情念というのは作者がそれを持っていなければ書けない。本屋にある沢山の恋愛小説はなんと生命力に乏しく、弱々しく、卑俗な市民性にとどまっているか。もちろん、同類は同類を呼ぶのでそのレベルで多くの人は満足するだろうが、この作品ではそういうレベルは越えている。ここに大きな情熱がある。この情熱が恋愛という形で現れ、復讐劇にうつっていく。
イギリスの荒野を背景に、作者は自分の全てをこの作品に出し切ったのだろう。本書を書いたあと、作者は現実的な幸福は何も知らずに死んだ。にも関わらず、彼女はヒースクリフと同じような情熱を抱えて本書を書き上げた。そこには天才にしか見いだせない創造の悦びがあっただろう。そうしたものを本書は追体験させてくれる。
作品そのものは、ゴシック小説~ドストエフスキーに至るような系列に属している。もちろん、そのジャンルにただ収まるようなものではない。ジャンルに収まる程度のものは古典となって残らない。
作者が未熟(若くして亡くなった)ではあるし、本書の欠点は色々あるが、一番特徴的なのはヒースクリフというキャラクター。このキャラクターの悪魔的な情念がしっかり描けたという事がこの作品を偉大にしている。ヒースクリフは例えば、スタヴローギンのようなキャラクターにも繋がっていくと考えても良いと思う。
悪魔的な、普通のレベルを越えた情念というのは作者がそれを持っていなければ書けない。本屋にある沢山の恋愛小説はなんと生命力に乏しく、弱々しく、卑俗な市民性にとどまっているか。もちろん、同類は同類を呼ぶのでそのレベルで多くの人は満足するだろうが、この作品ではそういうレベルは越えている。ここに大きな情熱がある。この情熱が恋愛という形で現れ、復讐劇にうつっていく。
イギリスの荒野を背景に、作者は自分の全てをこの作品に出し切ったのだろう。本書を書いたあと、作者は現実的な幸福は何も知らずに死んだ。にも関わらず、彼女はヒースクリフと同じような情熱を抱えて本書を書き上げた。そこには天才にしか見いだせない創造の悦びがあっただろう。そうしたものを本書は追体験させてくれる。
2012年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
決して悪い訳ではありません。しかし、原作の「ヨークシャー訛り」を表現するのに、「言葉遣い」を使っているのが気になりました。原作と照らし合わせたわけではありませんが、キャラクター間、世代間の違いなども、いまいち表現できていないような気がします。いきなり「ジョゼフ」だけ「ジョウゼフ」と言われてもピンときませんでした。光文社古典新訳文庫シリーズは、結構思い切った「現代語訳」が売りだと思いますが、これは現代語訳というよりは「少々無理した口語訳」という印象でした。
しかし、他の版の訳と比べるとましだと思いますし、厳密には☆4.5ぐらいです(4つよりは上という感じです)。購入にあたっては、アマゾンでは難しいですが、メジャーな本ということで新潮社、光文社、岩波版とも大型書店には併せて置いてあると思いますので、ネタバレにならない程度に1〜2ページ読み比べてどちらの翻訳にするか決めるのもいいかもしれません。内容自体は、ジェーン・オースティンの作群と比べればもちろん、「ジェーン・エア」と比べてもあまりの暴力描写に圧倒されますが、一読の価値はあると思います。
しかし、他の版の訳と比べるとましだと思いますし、厳密には☆4.5ぐらいです(4つよりは上という感じです)。購入にあたっては、アマゾンでは難しいですが、メジャーな本ということで新潮社、光文社、岩波版とも大型書店には併せて置いてあると思いますので、ネタバレにならない程度に1〜2ページ読み比べてどちらの翻訳にするか決めるのもいいかもしれません。内容自体は、ジェーン・オースティンの作群と比べればもちろん、「ジェーン・エア」と比べてもあまりの暴力描写に圧倒されますが、一読の価値はあると思います。
2013年4月2日に日本でレビュー済み
この作品の核心は何と言っても主人公ヒースクリフのカリスマ性です。
自分を侮辱した人間に完膚無きまでに復讐を果たすだけに留まらず、
人妻となってしまった恋人キャサリンを実質的に殺したあと、
自分の観念の中で蘇らせて自分のものにしてしまう傲慢さ。
この悪魔のようなヒースクリフはブロンテの理想の男性像なのです。
翻訳はたくさんありますが、小野寺健訳によってはじめてヒースクリフの悪魔性が完全に日本語に写しかえられました。
亀山訳のトストエフスキー以来の翻訳文学史における大事件です!!!
自分を侮辱した人間に完膚無きまでに復讐を果たすだけに留まらず、
人妻となってしまった恋人キャサリンを実質的に殺したあと、
自分の観念の中で蘇らせて自分のものにしてしまう傲慢さ。
この悪魔のようなヒースクリフはブロンテの理想の男性像なのです。
翻訳はたくさんありますが、小野寺健訳によってはじめてヒースクリフの悪魔性が完全に日本語に写しかえられました。
亀山訳のトストエフスキー以来の翻訳文学史における大事件です!!!
2015年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
構成が変わってて面白い。
なんとなく無理が有るところが評価されてるのか
なんとなく無理が有るところが評価されてるのか