「本」というメディアの可能性、書店というプラットフォームの可能性を感じさせる一冊。
一方で、やっぱり紙の本の出版を主軸に置く出版社は、こうした流れに取り残されていきそうに感じる。
本は残るが、それは出版社が残ることとはイコールではない。
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本の逆襲 ideaink 〈アイデアインク〉 Kindle版
出版業界の未来は暗いかもしれないが、本の未来は明るい。
本はインターネットもスマホもSNSもイベントも、すべてのコンテンツとコミュニケーションを飲み込んで、その形を拡張していく。
「本と人との出会い」を作る型破りなプロジェクトを次々と立ち上げ、話題の新刊書店、下北沢「B&B」でメディアとしての本屋を実験する若きブック・コーディネーターが、新しい本の可能性を指し示す。
形が見えないからこそ、明日の本も本屋も面白い。
「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第10弾。
本はインターネットもスマホもSNSもイベントも、すべてのコンテンツとコミュニケーションを飲み込んで、その形を拡張していく。
「本と人との出会い」を作る型破りなプロジェクトを次々と立ち上げ、話題の新刊書店、下北沢「B&B」でメディアとしての本屋を実験する若きブック・コーディネーターが、新しい本の可能性を指し示す。
形が見えないからこそ、明日の本も本屋も面白い。
「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第10弾。
- 言語日本語
- 出版社朝日出版社
- 発売日2013/12/10
- ファイルサイズ4118 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)
ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター。1980年生まれ。numabooks代表。一橋大学商学部商学科卒(ブランド論)。卒業後、某外資系国際見本市主催会社に入社し、2カ月で退社。その後、千駄木「往来堂書店」のスタッフとして勤務するかたわら、2003年、本と人との出会いを提供するブックユニット「ブックピックオーケストラ」を設立。2006年末まで代表を務める。のちに自身のレーベルとして「numabooks」を設立し、現在に至る。ブック・コーディネイターとして、異業種の書籍売り場やライブラリーのプロデュース、書店・取次・出版社のコンサルティング、電子書籍関連のプロデュースをはじめ、本にまつわるあらゆるプロジェクトの企画やディレクションを行う。2012年、東京・下北沢にビールが飲めて毎日イベントを開催する本屋「B&B」を博報堂ケトルと協業で開業。ほかに、読書用品ブランド「BIBLIOPHILIC」プロデューサー(「red dot award communication design 2012」を受賞)、これからの執筆・編集・出版に携わる人のサイト「DOTPLACE」編集長なども務める。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)がある。
ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター。1980年生まれ。numabooks代表。一橋大学商学部商学科卒(ブランド論)。卒業後、某外資系国際見本市主催会社に入社し、2カ月で退社。その後、千駄木「往来堂書店」のスタッフとして勤務するかたわら、2003年、本と人との出会いを提供するブックユニット「ブックピックオーケストラ」を設立。2006年末まで代表を務める。のちに自身のレーベルとして「numabooks」を設立し、現在に至る。ブック・コーディネイターとして、異業種の書籍売り場やライブラリーのプロデュース、書店・取次・出版社のコンサルティング、電子書籍関連のプロデュースをはじめ、本にまつわるあらゆるプロジェクトの企画やディレクションを行う。2012年、東京・下北沢にビールが飲めて毎日イベントを開催する本屋「B&B」を博報堂ケトルと協業で開業。ほかに、読書用品ブランド「BIBLIOPHILIC」プロデューサー(「red dot award communication design 2012」を受賞)、これからの執筆・編集・出版に携わる人のサイト「DOTPLACE」編集長なども務める。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)がある。
登録情報
- ASIN : B00H993VEC
- 出版社 : 朝日出版社 (2013/12/10)
- 発売日 : 2013/12/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4118 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 135ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 385,594位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 237位出版・自費出版関連書籍
- - 7,604位本・図書館
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。また、東京・下北沢「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。二児の父。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月29日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2014年8月28日に日本でレビュー済み
日々のニュースなどで出版の世界が難しいことになっているのは知っている。事実、30年前と比べると本屋の様子がだいぶ変わった。ふらりと立ち寄って時間をつぶすのに最高の場所だったのに、最近の本屋はなかなかそういう気にさせてくれない。けれど、本書で紹介されているような本屋の存在を知らなかった。周りの人も巻き込んでこんなふうに本を楽しむ方法を知らなかった。案外面白いことになってきたのですね。いや、正確に言うと著者は面白いことをやっている、ということだけど。でも、こういう人が刺激となって、本を取り巻く世界が面白くなるといいですね。ネットで買えるようになり、欲しい本を手に入れるのは昔よりもずっと便利になったけど、反比例するように町の本屋がつまらなくなってきたので(代官山の蔦屋だけが面白くてもどうしようもない)、本書で目からウロコが落ちました。近所にこんな本屋があればいいのに。
2014年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず共感したのは、「評論家やジャーナリストではなく一プレイヤーの視点から、主に自分のプロジェクトを通じて考えたこと」を起点に本が書かれていること。
numabooksやB&Bといった新旧の取り組みを通じて、内沼さんがある意味でもがいてきたことがバックボーンにあるだけに、ありきたいりの業界本と明らかに一線を画しているように思う。
また、大いに刺激を受けたのは、やはり本書の骨子でもあろうと思われる「これからの本について考えるために」の10のポイントだ。これは自分でも書きだしてみる必要があることを痛感する。読者の方々も、内沼さんの考えを受け止めるだけでなく、自分にとってのポイントを書きだしてみるとよいのではないだろうか。
そして、巻末で語られる本書のタイトルへのこだわりがいい。内沼さんの男前っぷりを感じます。そして、この言葉が空虚に響かないのは、冒頭に書いたように、この本の土台であり、根本には、内沼さんの長年の実践があるから。このような素晴らしい友人と同じ時代を生きていることを喜びつつ、こちらも奮起しなくてはと思わせる一冊でした。
電子書籍語りブームがまだまだ続きますが、しかし、本当に「本」のことを見据えて、この内容を書けるのは内沼晋太郎だけでしょうね。
numabooksやB&Bといった新旧の取り組みを通じて、内沼さんがある意味でもがいてきたことがバックボーンにあるだけに、ありきたいりの業界本と明らかに一線を画しているように思う。
また、大いに刺激を受けたのは、やはり本書の骨子でもあろうと思われる「これからの本について考えるために」の10のポイントだ。これは自分でも書きだしてみる必要があることを痛感する。読者の方々も、内沼さんの考えを受け止めるだけでなく、自分にとってのポイントを書きだしてみるとよいのではないだろうか。
そして、巻末で語られる本書のタイトルへのこだわりがいい。内沼さんの男前っぷりを感じます。そして、この言葉が空虚に響かないのは、冒頭に書いたように、この本の土台であり、根本には、内沼さんの長年の実践があるから。このような素晴らしい友人と同じ時代を生きていることを喜びつつ、こちらも奮起しなくてはと思わせる一冊でした。
電子書籍語りブームがまだまだ続きますが、しかし、本当に「本」のことを見据えて、この内容を書けるのは内沼晋太郎だけでしょうね。
2016年5月15日に日本でレビュー済み
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出版と考えるとこの先あまり伸びないのかもしれないが、本というのはコンテンツ全般だと捉えるとこれからの未来は明るい。
発想次第で、本の未来も明るくなる。中でも紹介されていた「書き込みのできる書店」プロジェクトは面白い。売り物の古本に書き込みができる書店で、リアル版Kindleハイライトっていったところ。
既存の本屋と何かを組み合わせるとまた新しい価値を生み出せる。そんな発想が大事だなと思った一冊だった。
発想次第で、本の未来も明るくなる。中でも紹介されていた「書き込みのできる書店」プロジェクトは面白い。売り物の古本に書き込みができる書店で、リアル版Kindleハイライトっていったところ。
既存の本屋と何かを組み合わせるとまた新しい価値を生み出せる。そんな発想が大事だなと思った一冊だった。
2014年1月31日に日本でレビュー済み
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書かれているのは、「本」や「本屋」のこれからについて。タイトルどおり、本好きとしては勇気づけられるこれからが示されていた。『本屋は死なない』が、勇ましいタイトルとは裏腹に悲観的な内容だったのとは対称的 (余談だけれど、筆者は『本屋は死なない』でインタビューを受けていて、本書でもそのときのことが触れられている)。
「本」についても「本屋」について多様なあり方を肯定している。「本屋」について言うなら、個人の書評ブログも、立派な「本屋」のあり方だそうだ。というわけで、
俺も「本屋」だ!
と言ってしまってもいいかもしれない。
「本」についても「本屋」について多様なあり方を肯定している。「本屋」について言うなら、個人の書評ブログも、立派な「本屋」のあり方だそうだ。というわけで、
俺も「本屋」だ!
と言ってしまってもいいかもしれない。
2014年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっと端的にかける人なのになぜこんなに冗長なのだろうか。途中で飽きた。
2014年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を単なる本としてではなく、いろんなメディアも本としてとらえる考え方は、読んでいても発想が広がり面白かったです。
2013年12月23日に日本でレビュー済み
俊英ブックコーディネーターによる待望の単著2冊目!
本文でもその影響にふれているが、
レイモンド・マンゴー『就職しないで生きるには』、
松浦弥太郎『最低で最高の本屋』と
同じ文脈棚の新着本に位置づけられる、
インディペンデントでライブ感あふれる一冊。
本の未来、ひいてはこの資源に乏しい島国の未来へ灯を灯すべく、
道先案内人は惜しげなくビジョンを開陳する。
本という一見枯れたモノに、
ブリコラージュを駆使して新たな命を吹きこんでいくその姿は、
反骨心あふれるパンクやレゲエ、ヒップホップの精神そのものだ。
自らも編集や本屋経営に携わるプレイヤーであり、
全方位に拓いた驚異的なバランス感は、
ミッドセンチュリーデザインにおけるジョージ・ネルソン、
民藝運動における濱田庄司をも彷彿させる。
生きるとはあらゆる本を読み、
自分なりに編み直していく行為に他ならない。
本好きというより、
すべての生きることが大好きでたまらない人に届いて欲しいと願う。
本文でもその影響にふれているが、
レイモンド・マンゴー『就職しないで生きるには』、
松浦弥太郎『最低で最高の本屋』と
同じ文脈棚の新着本に位置づけられる、
インディペンデントでライブ感あふれる一冊。
本の未来、ひいてはこの資源に乏しい島国の未来へ灯を灯すべく、
道先案内人は惜しげなくビジョンを開陳する。
本という一見枯れたモノに、
ブリコラージュを駆使して新たな命を吹きこんでいくその姿は、
反骨心あふれるパンクやレゲエ、ヒップホップの精神そのものだ。
自らも編集や本屋経営に携わるプレイヤーであり、
全方位に拓いた驚異的なバランス感は、
ミッドセンチュリーデザインにおけるジョージ・ネルソン、
民藝運動における濱田庄司をも彷彿させる。
生きるとはあらゆる本を読み、
自分なりに編み直していく行為に他ならない。
本好きというより、
すべての生きることが大好きでたまらない人に届いて欲しいと願う。