アニメ『咲-Saki-全国編』エンディングテーマ曲です。
ジャケットを見れば想像がつくように、咲-Saki-第1期・第2期のED『熱烈歓迎わんだーらんど』『四角い宇宙で待ってるよ』『Square Panic Serenade』と同じコンセプトを持つ曲です。
今回も、華やかさ・賑やかさ・可愛らしさがぎゅっと詰め込まれた、弾けるような楽しい曲になっています。
サビ部分に「底抜けにポジティブ」というフレーズがありますが、まさにそんな曲調。
麻雀は運の要素も大きく影響し、最善手を打っていても、どうしてもうまくいかないこともある。
でもやはり、だからこそ、麻雀は楽しいんだ。
そんな気持ちを、リズミカルでテンポのよい、ポジティブなメロディーと歌とがよく表現しています。
対局中の雀卓を「四角い宇宙」と言い表すなどの優れた比喩表現も健在。
そもそも『咲-Saki-』という作品自体が、アンダーグラウンドなイメージのあった麻雀の印象を大きく変えることに成功しているわけで、その意味では、『熱烈歓迎〜』から受け継がれているこのコンセプトが最もよく咲-Saki-らしさを表現していると言えるのかもしれません。
宮守・永水・姫松の3校それぞれのバージョン、および歌唱無しバージョンが収録されています。
シングルなのに総勢15人もの声優が加わっている盤ということで、それだけでも豪華な感じがします。
歌い手だけが違っているのかと思いきや、歌詞もそれぞれ部分的に異なっていたんですね。
聞き比べてみるのもまた楽しかったです。
ファンであればぜひ押さえておくことをオススメします。