ソラリス<特別編> [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, 吹き替え, ワイドスクリーン, DTS Stereo, 字幕付き |
コントリビュータ | ウルリッヒ・トゥクール, ジェレミー・デイビス, バイオラ・デイビス, スティーブン・ソダーバーグ, ジョージ・クルーニー, ナターシャ・マケルホーン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 39 分 |
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商品の説明
「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」と並ぶSF3大金字塔の一つが、ハリウッド屈指のヒットメーカーにより今、よみがえる。
映画の言葉“必要なのは別世界ではない 自分を映す鏡だ"
<キャスト&スタッフ>
クリス・ケルヴィン…ジョージ・クルーニー(山寺宏一)
レイア…ナターシャ・マケルホーン(鈴木ほのか)
スノー…ジェレミー・デイビス(家中 宏)
ゴードン…バイオラ・デイビス(津田真澄)
ジバリアン…ウルリッヒ・トゥクール(津田英三)
監督・脚本:スティーブン・ソダーバーグ
製作:ジェームズ・キャメロン/レイ・サンキーニ/ジョン・ランドー
製作総指揮:グレゴリー・ジェイコブス
プロダクション・デザイン:フィル・メッシーナ
衣装デザイン:ミレーナ・カノネロ
音楽:クリフ・マルチネス
●字幕翻訳:松浦美奈 ●吹替翻訳:たかしまちせこ
<ストーリー>
惑星ソラリスを探査中の宇宙ステーション“プロメテウス"。ここでは不可思議な事件が続発し、地球との交信も途絶えてしまった。この謎を解明するため送り込まれた心理学者ケルヴィンは到着したステーション内で親友の死体を発見する。一体、ここで何が起こっているのか? その後も奇怪な現象は続き、ついに見えるはずのない「何か」を彼は目撃してしまう……。
<ポイント>
●5.1ch DTSサウンド&高画質スクイーズで収録! 壮大なSFワールドを最高の画質とサウンドで体感するDVDとして最適な商品!
●キャメロンとソダーバーグによる作品の裏側とその真実に迫る音声解説、2種類のメイキングなど特典も充実
<特典>
●スティーブン・ソダーバーグとジェームズ・キャメロンによる音声解説
●インサイド・「ソラリス」
●ビハインド・ザ・プラネット
●「ソラリス」シナリオ(原文)
●「エイリアン」アルティメット・コレクションDVD予告編
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988142981622
- 監督 : スティーブン・ソダーバーグ
- メディア形式 : 色, ドルビー, 吹き替え, ワイドスクリーン, DTS Stereo, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 39 分
- 発売日 : 2014/3/5
- 出演 : ジョージ・クルーニー, ナターシャ・マケルホーン, ジェレミー・デイビス, バイオラ・デイビス, ウルリッヒ・トゥクール
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B00HD05NDO
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,508位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ストーリーですが、抽象的というか心理学的というか哲学的というか精神的なものが好きな人は好きと思います。アクションもの、スパイもの、推理ものが好きな人が、本作をどう思うかは正直微妙。
個人的には一生懸命考えたのですがよくわからず、頭がwoozyでした。
宇宙を題材にした映画といえば、2001年宇宙の旅、未知との遭遇、エイリアンシリーズ、アポロ13、アルマゲドン、宇宙戦争、ゼログラビティ、オデッセイ、インターステラーなど名作が多い中、これはテイストがだいぶ違います。月に囚われた男がもっとも近いように思います。
特典メニューの中に監督とジェームズキャメロンが対談しながらの解説が入っているのですが、映像に散りばめられたこだわりを感じました。そこにもあるように宇宙船内の映像はなかなか見事です。
しかし、全体的に静かで、テンポが悪く、映画としてのエンターテイメント性にかけるので、途中で寝てしまう人もいるのではないでしょうか。
スティーブンソーダーバーグ監督といえば、1989年のセックスと嘘とビデオテープから始まり、代表作であるオーシャンズシリーズ、社会派のチェシリーズ、エリンブロコビッチ、以外にトラフィック、インフォーマント、コンテイジョンなど幅広い作風を持つ監督ですが、麻薬犯罪の裏側を描いたトラフィックがもっとも好きです。
ちなみに、タルコフスキー版を理解できない状態でこちらの版を見ると、余計に訳がわからなくなるおそれがあります。そのくらい、スタニスワフ・レムの原作には奥行きがあります。幸い、原作の日本語訳がありますので、まずそちらを当たるほうがよいかも知れません。原作者のレム自身は、タルコフスキー版に対してもこちらの版に対しても、ついに首を縦に振ることなく逝ったそうです。
設定はSFの世界なのに、地上的「愛」の評価にシフトします。あるいは、愛が精神世界に近接することを回避しています。主人公の苦悩は、あくまでも地上における苦悩です。この点、タルコフスキーは、ロシアの風土に根差した、地上的愛の精神世界へのすべりこみ、精神世界の日常的愛へのすべりこみを充分に描き出していました。
でも、本作のようなハリウッド仕立ての表現、とくに映画音楽の持つチカラに公開当時圧倒されたことを覚えています。何回か足を運んだ映画館も今は廃館となり消えています。今世紀初めの頃の知的創作の受容でしたので、貴重な体験となりました。
そういえば、何回目かには、観客がわたしを含めて二人しかおらず、一方で冷房が効いていたので、低体温となり、途中で抜け出して、映写会場外のベンチのうえで寝っ転がっていました。体力勝負でしたね。
アンドレイ・タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』は見ていたので、ジェームス・キャメロン制作で、
クリスをジョージ・クルーニーが演じ、日本語版の声優が山寺宏一だったこともあり購入。
ジョージ・クルーニーの演技と山寺さんの声がマッチングしていて、シビアな雰囲気がとても良かったです。
違う映画ができたはずだと言っている。そして僕の選択を支持してくれたよねというように、
彼は何でも最小限に抑えるタイプであるからそれが明確に現れた作品ではなかろうか。
派手なVFXで見せるのではなく、過去に愛する妻の死を救えなかったジョージの心理的、そして文学的な
演出を全面的に打ち出した作品ではないでしょうか。だからVFXを期待して鑑賞すると疲れ気味になるかも。
ただこの作品に対して意欲をかき立てられたジョージのスリリングで神秘に満ち溢れた演技というのは実に
素晴らしいと思う。実際本人が一番キツイ仕事だったと述べているのです。アンドレイ・タルコフスキー監督の
ソラリスの陽のもとにのリメイク版だが、SF的な演出を楽しむといった作品に仕上げられていると思う。
またキャメロンが彼のことを他人と違うことをやるから、そこに魅かれてまかせたのだと言っているように、
時間と空間を巧みに操ったソダーバーグの持ち味が十分に生かされた作品ではなかろうか。
ボーナス・マテリアルでは監督二人の貴重な解説やインサイド・ソラリス、ビハインド・ザ・プラネット、
ソラリス、シナリオ、エイリアン、アルティメット・コレクションDVD予告編が収録されています。
撮影現場と完成シーンなどが見られるメイキングは相変わらず面白いし、特に印象に残っていたのは、
監督がしきりにこの作品はラヴ・ストーリーなんだと強調しているところでした。
他の惑星が人間に与える影響、
それが無意識の領域にもあるという、
何とも深くて簡単には理解できないけれど、
それが中々良かったです。
むかしマトリックスを観た時と同じような感覚?
観る人それぞれがそれぞれに違った感想を持てる映画として、
ミステリックな個性を放つ作品でした。