ブランド | Nikon |
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製品型番 | D3300LKBK |
年式 | 2014 |
有効画素数 | 2416万画素 |
撮像素子 | APS-C |
画面サイズ | 3 インチ |
可動式液晶 | いいえ |
連続撮影速度 (コマ秒) | 5 |
ズーム倍率 (光学) | 5.6 x |
F値 (広角側) | 3.5 |
シャッタースピード | 1/4000秒 |
測距点 | 11点 |
最低 / 最高撮影感度 (拡張感度) | ISO 100~25600 |
ファインダー付き | いいえ |
ファインダータイプ | 光学式 |
ファインダー倍率 | 0.85x |
レンズタイプ | ズームレンズ |
種類 | 標準レンズ |
フィルター径 | 52mm |
レンズマウント | ニコンF |
WiFI | 無し |
手ブレ補正 | 無し |
付属機能、特徴 | ガイドモード搭載、光学ローパスフィルターレスによる高解像高画質、高精度シーン認識システム、フルHDで60p対応Dムービー、内蔵フラッシュ搭載、顔認識機能 |
付属品 | Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL14a、バッテリーチャージャー MH-24、接眼目当て DK-25、ストラップ AN-DC3、ボディキャップBF-1B、USBケーブルUC-E17、オーディオビデオケーブルEG-CP14、View NX2 CD-ROM |
撮影機能 | ムービー |
防水性 | 無し |
カラー | ブラック |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
電池付属 | いいえ |
保証書 | 同梱 |
保証 | メーカー保証:1年 |
製品サイズ | 7.55 x 12.4 x 9.8 cm; 410 g |
Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK
対応マウント | ニコンF |
手ぶれ補正 | 無し |
光学ズーム | 5.6 x |
最大絞り値 | 3.5 |
計測の説明 | 多分割測光 |
ブランド | Nikon |
モデル名 | D3300 |
ウェブカメラの最大画像解像度 | 24.16 MP |
フォトセンサーサイズ | APS-C |
最大シャッター速度 | 30 seconds |
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商品の情報
詳細情報
登録情報
商品モデル番号 | D3300LKBK |
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ASIN | B00HQ6UX3A |
発売日 | 2014/2/6 |
Amazon.co.jp での取り扱い開始日 | 2014/1/7 |
おすすめ度 |
5つ星のうち4.3 |
Amazon 売れ筋ランキング | - 129,946位家電&カメラ (家電&カメラの売れ筋ランキングを見る) - 108位デジタル一眼レフカメラ |
保証とサポート
ご意見ご要望
メーカーによる説明
家族に、ちゃんと、一眼レフ
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もっと綺麗に2416万画素 DXサイズのセンサーだから、何気ない一瞬も、オートでも綺麗に。 最新の画像処理エンジンEXPEED4とNIKKORレンズで、夜景も、人もさらに美しく。 |
快適、そして安心に11点のAFポイントと、連写(最大5コマ/秒)で快適撮影。 一眼レフだから、見たままそのままメリット溢れる光学ファインダー。 動画はフルHD、 60p対応のDムービーで滑らかに。 |
カンタン、使いやすい小さなボディーに小さなキットレンズで撮影がどんどん楽しくなる。 ガイドモードで一眼レフが初めてでも、思い通りの写真が撮れる。 背景ボケも、水の流れも、躍動感のある写真も、思い通りに自由自在。 |
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この商品 Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK | おすすめ | dummy | dummy | dummy | dummy | |
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価格 | ¥29,100¥29,100 | ¥178,346¥178,346 | -6% ¥123,000¥123,000 過去: ¥131,150 | ¥72,000¥72,000 | ¥71,000¥71,000 | ¥60,000¥60,000 |
配達 | 最短で5月13日 月曜日のお届け予定です | 5月 21 - 26 日にお届け | — | 5月 13 - 15 日にお届け | 5月 13 - 15 日にお届け | 5月 13 - 15 日にお届け |
お客様の評価 | ||||||
軽さ | 4.5 | 4.5 | 3.9 | 3.9 | 3.8 | 4.3 |
画質 | 4.2 | 4.4 | 4.6 | 4.3 | 4.3 | 4.4 |
オートフォーカス | 4.2 | 4.2 | 4.4 | 4.0 | 4.1 | 4.2 |
初心者用 | 4.3 | 4.5 | — | 4.0 | 4.1 | 4.6 |
耐久性 | 3.3 | 3.6 | 4.0 | — | — | 4.3 |
販売元: | Top Stone8110(インボイス発行事業者) | 八機商事 | マツヤデンキ | 楠葉陽書店 | 楠葉陽書店 | 楠葉陽書店 |
ディスプレイサイズ | 3 inches | 3 inches | 3.2 inches | 3 inches | 3 inches | 3.2 inches |
シューティングモード | ムービー | シーン | チルト式液晶モニター | マニュアル, スポーツ | ムービー | ピクチャー |
接続技術 | USB | Bluetooth | Wi-Fi | USB | USB | Wi-Fi |
ビデオ解像度 | 1080p | 1080p | 2160p | 1080i | 1080p | 1080p |
光学ズーム | 5.6 multiplier x | 25600 multiplier x | — | 5 multiplier x | 3.06 multiplier x | 7.78 multiplier x |
倍率 | 0.85x | 0.85x | 0.94x | 0.78x | 0.8x | 0.82x |
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商品の説明
商品紹介
「D3300」は、有効画素数2416万画素、光学ローパスフィルターレス仕様のニコンDXフォーマットCMOSセンサー、高速処理と高感度域での高画質を実現する新画像処理エンジン「EXPEED 4」を採用したエントリーモデルです。連続撮影最高約5コマ/秒※、約0.85倍の光学ファインダー、60pのフルHD動画などの高い基本性能を搭載し、動く被写体や決定的瞬間を快適に撮影することができます。
液晶モニターに表示されるガイドに従って操作するだけでイメージ通りの写真を撮ることができる「ガイドモード」の改良、そのほか、設定変更したい機能にすぐアクセスできる
「i<アイ>ボタン」を新搭載するなど操作性も高めており、簡単操作で撮影者の意図を反映した撮影が可能です。
さらに、「D3300」には、静止画、動画にかかわらず、撮影時に液晶モニター上でリアルタイムに確認しながらカメラ本体で演出効果を選択、設定できる「スペシャルエフェクトモード」、撮影後に画像を加工できる「画像編集機能」を備え、クリエイティブな作品づくりを楽しめます。
「D3300」は、ボディーに炭素繊維を用いた新素材を採用し、カバー構成は箱型の一体的な構造体となるモノコック構造にしています。それにより、高強度と小型軽量化による優れた携行性の両立を実現しました。なお、ニコンは独自の技術により、デジタル一眼レフカメラ「D5300」(2013年11月発売)において、炭素繊維の新素材を用いて、カメラボディとしては初めてモノコック構造を実現しました。
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参考価格として表示しているのは商品発売時点でのメーカーの想定した価格です。
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WifiやGPS、バリアングルモニター、HDRが必要であればD5300、特殊な動体撮影をするのであればD7100がお勧めだが、D3300でも基本的な機能は抑えており、FXを含む上位機と同等以上の画質、そして何より圧倒的な小型軽量ボディが魅力であり、入門者向きというよりはむしろベテラン向きの機種ともいえる。一般のアマチュアが手持ちで撮影する限り、D810を含む上位機種との画質の差を見出すことはほぼ不可能と思う。性能、機能は必要十分で、メニュー設定を含む操作性も撮影者の立場に立ってよく検討されており、初心者でもベテランでも不満なく快適に使うことができる。
D3300は初心者ならメインダイヤルのAUTOモードやPモード(プログラムAE)などで使えばコンパクトデジタルカメラと同様に使うことができる。ベテランなら最初に1時間くらいかけて設定してしまえば上位機と同等以上に快適に使える。カメラに精通し、英語を苦にしない人であれば、Ken Rockwell の Web ページに従って設定すれば最初から使いやすい状態にすることができ、自分の好みに合わない部分だけ変更すれば試行錯誤の時間を短縮できる。
D3300購入のきっかけは、10年以上にわたって使用した2台のD100のうち、一台の調子が悪くなり、コンパクトフラッシュカードもSDカードに比べて割高になっていたことであった。選択のポイントは新開発の標準ズームレンズも含めて小型軽量で高性能なことである。最初はDfやフジのX-Pro1やオリンパスOM-Dのフィルムカメラ的な操作性に惹かれたが、D3300ズームキットで必要十分という結論に至った。
所有するAF28mmF1.4D, AF Micro 200mmF4D を含むSタイプ、DタイプのレンズでAFが使えなくなるデメリットよりも、小型軽量のメリットの方が大きいと考えてD7100やD610でなくD3300を選択した。レンズ互換性を諦めたのでキヤノンEOS、フジXシリーズ、オリンパスOM-Dも検討したが、操作性とコストパフォーマンスでニコンを再び選んだ。D3200も大手家電販売店などで流通在庫を安く購入できる時期であったが、D3200よりも大幅に小型化されたボディ、倍率が高くなって見やすくなったファインダー、新設計の18-55mm小型ズームレンズに実売価格以上の魅力を感じてD3300を選んだ。
フィルムカメラは35mm一眼レフに大口径単焦点レンズやマクロレンズ、F2.8のズームレンズを使用してきたし、中判カメラも使用している。D100は単焦点レンズ、F2.8のズームレンズや18-200mmレンズを組み合わせて使ってきた。D3300と付属の標準ズームは機能、画質の両面で必要十分な性能をもっていると感じる。
D100ではカメラ本体が出力するJPEGの解像度や発色に満足できないことが多く、RAWを多用した。D3300ではJPEG、しかもファイルサイズが最も小さなBASICでも高画質が得られる。FINEとBASICは、パソコンのモニターで100%まで拡大して重箱の隅をつつくように数分間見比べて、画面のごく一部、建物などの人工物のエッジの部分に僅かな違いしか見つけられない。人物撮影では RAWを含む他のモードとJPEG BASIC との差は見分けられない。D810にも採用されたニコンが誇る最新の画像処理エンジンEXPEED4を搭載しているので、ピクチャーコントロールを活用すればファイルサイズが小さく、パソコンなどで見る時にストレスの少ないJPEG BASICで高画質を得ることができる。35mmフィルムに比べて圧倒的な高画質をもつ中判カメラとカラーリバーサルフィルムも愛用してきたが、D3300ズームキットが出力するJPEG BASICの画質で不満を感じない。
D3300はプログラムAE(Pモード)で使用している。ピクチャーコントロールは普段はStandardモード、風景撮影などではVividモードまたは風景モードで、いずれもシャープネス(輪郭強調)とサチュレーション(彩度)を若干高めに設定している。Vividはフィルムで言えばフジのVelvia50調の鮮やかで強い発色をするので自然風景や都市風景の撮影に向いている。Standardモードは彩度を高めに設定すると日本人の肌色が少し黄色く、フィルムでいうとコダック調になるので、色相を少しマイナスに設定して肌色が黄色からピンク方向にシフトさせることでフジのProvia調の好ましい色調になる。設定を少しずつ変更し、背面液晶で確認すれば自分の好みに追い込める。ピクチャーコントロールの設定幅も粗すぎず、細かすぎず、適切である。アクティブDライティングをONにすることで、白とびや赤飽和が抑えらえてフィルムに近い自然な諧調表現が得られる。
画像サイズは普段は約600万画素のSmall、風景撮影では必要に応じて約2400万画素のLargeで撮影している。意図的に苦手なパターンを撮影しない限り、ローパスフィルター省略のデメリットを感じることはない。付属の標準ズームとの組み合わせは、Smallの600万画素ならばパソコンのディスプレイでピクセル等倍まで拡大してもシャープで文句のつけようのない画質である。Largeの2400万画素でも画面4隅の周辺部以外はディスプレイでピクセル等倍まで拡大しても破綻が少なく、カメラやレンズの性能というより撮影条件や撮影者の技術が問われているように感じる。
露出、ホワイトバランスともにAUTO設定、無補正で98%の確率で完璧な露出、色再現が得られる。画像処理に最新のEXPEED4を搭載しており、標準でISO12800まで大きな不満のない画質が得られる。ISO感度をAUTOにしておくと室内撮影でも設定変更の必要がなく、使いやすい。ポップアップ式のスピードライトの露出制御はほぼ完璧で、デイライトシンクロも自然である。
AFは11点だが、AF-A(AFモードの自動選択)設定で迷うことも少なく、高速である。あえていえば、背面のAE-L/AF-Lボタンを押すことでワンタッチでスポットAFに切り替えることができたならより使い勝手が良かっただろう。
D7100などの上位機種と違って専用ボタンがなく、「メニュー形式での設定が面倒なのではないか」、と心配していたが、iボタン等を活用したり、メニューを「最近の設定した項目」表示にすれば快適に使える。メニュー操作も反応が良く、ストレスを感じない。私の場合、設定変更するのはピクチャーコントロールの切り替えと画像サイズの切り替えの2項目が殆どで、ごくまれにホワイトバランスとAFエリアの切り替えをする程度である。基本メニューから設定項目を探す必要がないのはありがたい。また、D7100やD5300に比べて設定メニューが少ないが、削減されたメニューや機能の中で「この項目が設定できれば」「この機能が使えれば」と思うものは殆どなく、設定ミスの恐れも少ない。
ボディは新素材のカーボン樹脂(高剛性炭素繊維複合材料:帝人Sereebo)を使ったモノコック構造で、軽量でありながら堅牢である。触感はカチカチに硬く、ボディを強く握ったりしても軋みは全く感じられない。「monoxデジカメ比較レビュー」によると、ガラス繊維複合材料(グラスファイバー複合樹脂)、一般の炭素繊維複合材料(カーボンファイバー複合樹脂)は言うまでもなく、アルミ合金、マグネシウム合金よりも剛性が高い、とのこと。最近流行のマグネシウム合金の金属らしくない質感はあまり好みではなく、D3300のようなエンジニアリングプラスチックの方が良いと思う。金属外装をうたうなら、昔ながらの真鍮、アルミ、チタン、ステンレスのような金属らしい質感の素材を使って欲しい。
背面の液晶ディスプレイは十分に大きく、クリアで見やすい。画素数も十分である。D7100などの上級機と異なり強化ガラスではなくプラスチックだが、見やすさ、強度において問題ない。液晶保護フィルムは不要だと思う。
最大毎秒5コマの連写性能を持つことから想像されるように、フィルムカメラ時代の入門機が持っていた動作の遅さ、反応の鈍さ、動作の安っぽさはなく、すべての動作が静かで軽快である。
ファインダーはD3200より倍率が高くなったものの、ペンタミラー方式のDXフォーマットなのでペンタプリズムのD7100よりもファインダー倍率が低い。視野率もD7100の約100%に対し、約95%に留まる。とはいえ、D7100もFXフォーマットのD810等よりもファインダー像は小さいし、D810ですら銀塩カメラのNewFM2に比べるとはるかにファインダー倍率が低く、ピントの山もつかみにくい。ニコンはF5,F100以降、上位機でファインダースクリーンにAFエリアや方眼を表示させるための表示素子を重ねているため、F4やF90以前に比べてファインダーのキレがなくなっている。D3300はシンプルなファインダースクリーンを採用していることが幸いし、ファインダー像のキレは失っていない。マクロ撮影ではMFでピントを合わせることが多くなるが、気持ちよくピント合わせができる。視野率100%でないのは三脚を使ってフレームを調整するのでなければ全く問題ないし、歪曲補正を使用すると画面周辺部が若干カットされるので気にする必要はない。D3300のファインダーはクリアで見やすく、ファインダー内の撮影情報表示も良く検討されている。
欲を言えば、以下の機能が欲しかったが、価格を考えると贅沢は言えないと思う。
(1) ISO感度自動設定でのプログラムシフト。
設定の最低感度以外ではプログラムシフトが効かなくなってしまう。たとえば、感度自動制御で基本感度をISO100に設定すると、室内などで感度がISO100以外になるとプログラムシフトが効かなくなってしまう。絞り優先AEで使うことで代替できるものの、プログラムシフトの方が便利。
(2) AE-L/AF-L ボタンで中央のAFセンサーを選択する機能
手前に柵などがある状況で一時的に中央のAFセンサーに切り替えたいときがある。
(3) 2〜5種類程度のカスタム設定
(a) ピクチャーコントロール Standard + 画像サイズ Small (b) Vivid + Small (c) Vivid + Large を多用する。(a)から(c)に切り替える場合は2項目の設定が必要
(4) RAW と同時記録のJPEG
RAWと同時記録されるJPEGは2400万画素のLarge, Fineに固定されている。JPEG 設定を独立させて 600万画素のSmall, Basicなどと自由に組み合わせられるようになっているとさらに良かった。高画質JPEGはRAWから作れるから、JPEGはファイルサイズの小さなフォーマットで記録できると使い勝手が良い。D5300以上の機種ではRAWと同時記録するJPEG画質を設定可能である。ファームウェア更新時に対応してほしい。
ダブルズームキットのレンズは2本とも造りは簡素だが描写、解像力は優秀である。 Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II AFSDXVR18-55G2 はズームレンズとは思えないくらい小型軽量で、35mmフィルム換算で27~82mmの広角〜中望遠の常用域をカバーしており、近接撮影能力も高いので、使いやすく、ストレスを感じない。画面の4隅および長辺側の端を除くと2400万画素に耐える解像力を持っているのは驚きである。600万画素の撮影では画面周辺まで全く不足感の無い解像力を持っている。センサー面から28cmまで寄れるので、マクロレンズの必要性を感じない。手振れ補正機能とD3300の優秀な高感度性能の助けを借りて、普段使いには標準ズーム1本で十分である。ズーム比の大きなレンズもあるが、高性能で小型軽量な18~55mmレンズがD3300にベストマッチのレンズだと思う。
PS.
カタログの作例は以下のことが気になる。
(a) 子供の写真ばかりであること。
(b) レンズキット、ダブルズームキットのレンズの作例が無いこと。
(c) RAWで撮影した画像のみでJPEGでの作例がないこと。
(a) は日本国内での「子供を撮影したいお母さん向け」、「上位機種との棲み分け」を意図した販売戦略上の選択であると思うが、2400万画素の威力を発揮できる自然風景や、近代建築、マクロ撮影などの作例も欲しい。(b)は18~55mmと 55~200mmがいずれも高性能であることを考えると甚だ疑問である。ニコンのホームページにあるD3300の作例に18~55mmの性能、近接撮影能力の一端を見ることができる。
(c) は2015年6月に キヤノン EOS5DS のカタログを眺めていて気が付いた。キヤノンのカタログは全てJPEG、ニコンはほぼすべてRAWでの作例である。せっかくEXPEED4を開発したのだから、JPEGの高画質を見せた方が良いと思う。
2014年8月15日追記
D810の発売によって、EXPEED4搭載機がD4S, D810, D5300,D3300になり、他の機種が若干色あせて見える。JPEG主体で撮影する人はEXPEED4搭載機をお勧めする。
D7100以上の機種はD3300よりシャッターをはじめとして耐久性を向上させているが、D3300やD5300でも普通のアマチュアが使う限り簡単には壊れない。プロ機でも故障は発生する。D3300はD7100の1/2程度、D610の1/3程度, D810の 1/6程度の出費で購入できる。D3300が数年後に壊れても、より高性能になった後継機を購入すればよい。デジタル技術の進歩は速い。5年後には現在のD3300の価格でD810と同等以上の画質が得られる可能性が高い。D70, D100, D200, D300などは本体の寿命というよりは「記録メディア(コンパクトフラッシュ)の市場での寿命」によって使いにくくなりつつある。デジタル一眼のようなデジタル機器は「必要な時に、必要な機能、必要な性能のものを買う」と考えれば良い。
D3300を約2か月使用したが、小型軽量なので持ち歩きや撮影がとても楽で、18-55mmのレンズも含めて操作感や画質に非常に満足している。画質設定は上記の通りで、600万画素、JPEG BASICを基本に、必要に応じて 2400万画素で撮影し、RAWの出番はない。D40と並ぶ、ニコン小型デジタル一眼の傑作となりそうである。
2015年5月17日追記
2014年6月15日に購入したので、約11ヶ月経過した。快調に動作しており、軽量で使いやすく不満は全くない。レンズはキットの18-55mmしか使わない。外付けスピードライトも購入したが、内蔵フラッシュしか使わない。
前回の追記から、以下のように使い方を変えた。
(1) ピクチャーコントロールと画像サイズ
要望改善点に書いた(a)Standard + 画像サイズ Smallと (c)Vivid + 画像サイズLargeだけ使うようになり、(b) Vivid + Smallは使わなくなった。(a)は通常のスナップ撮影や人物撮影に使い、風景撮影のときには(c)に設定変更している。画像サイズ切り替えは i ボタンを割り当て、ピクチャーコントロールはMenuを「最近使用した項目」表示にしているので2アクションである。切り替えが面倒なときは画像サイズは変更せずにピクチャーコントロールをStandard⇔Vividで切り替えている。人工物の入った風景で画像サイズSmallを使うとローパスフィルター省略によるモアレが発生しやすくなるので、風景ではSmallを使わなくなった。
画質はJPEG BASICで必要十分である。JPEG FINEにしてもモアレは軽減されないし、BASICとFINEの差は小さい。RAWの必要性も感じない。
(2)撮影モードは"A(絞り優先AE)"を多用するようになった。
ISO設定をAUTOにして"Pモード(プログラムAE)”に設定すると室内では絞開放に設定されることが多い。このような場合はプログラムシフトが効かず、ボケや周辺画質をコントロールするために絞りを変更するのが面倒である。そこで、メインダイヤルを”A(絞り優先AE)”、絞りを"F8"に設定している。内蔵フラッシュでは光量不足が懸念されるが、今まで光量不足になったことはない。
D3300以降、D5500、D7200、D750、D810などが発売されたが、買い換えようという気持ちが起こらない。D3300の画質、性能、機能に満足している。キットの18-55mmレンズとの小型軽量な組み合わせで何処にでも持ち出せるのは他と替えがたい魅力である。
2015年6月13日追記
2014年6月15日に購入してから約1年経過した。キットに付属する15~55mmレンズとの組み合わせで画質、機能、操作性を含めて全く不満はない。今後5年程度は買い換える予定はない。2015年に発売されたD5500も小型軽量で魅力的だが、私はスマートフォンではなくパソコンに画像を取り込むのでWiFiは必要ではないし、光学ファインダーしか使わないのでバリアングル液晶も必要ない。価格差を考慮するとD3300が依然として一番のお勧めのカメラである。
2015年6月現在、Amazonでは
(a) ボディ本体のみ
(b) ズームキット
(c) ダブルズームキット
(d) ダブルズームキット2
(e) 35mm/f1.8 レンズキット(Amazon限定)
を購入できる。
(b)のズームキットが一番のお勧めである。キットの18~55mmがD3300に最も相性がよく、軽量で高性能、というのが理由である。広角~中望遠の常用域を過不足なくカバーした焦点距離設定で使いやすい。簡易的なマクロレンズとして使うことができるので焦点距離60mm以下のマクロレンズを別途購入する必要はない。シャッタースピード4段分(16倍相当)の強力な手振れ補正がついていているので室内撮影も全く問題ない。高倍率ズームや大口径レンズでは内蔵スピードライトを使うとレンズの影が出てしまうことがあるが、このレンズは内蔵スピードライトの制約を気にすることなく使うことができる。
子供の撮影、風景撮影で望遠レンズが必要なら(c)か(d)のダブルズームがお勧めである。高倍率ズームはレンズ交換が不要で便利であるが、大きく重く、解像度などの性能も劣る。(d)の55~200mmレンズは(c)のものよりさらに小型軽量化されているので、(d)の方がお勧め。(c)の旧型レンズをすでに持っている場合は買い換える必要はない。
(e)の35mmF1.8レンズも18~55mmの次にD3300に合うレンズだが、ボディとレンズを別々に購入するのと値段が殆ど変らないので、(b)ほどのお買い得感はない。
普通の使い方であればD3300用のレンズは18~55mm一本で十分。望遠が必要であればダブルズームキット2の55~200mmを追加すればよい。
以下のレンズは高価なので、購入を検討する場合は「本当に必要か」を良く考えて欲しい。おそらく不要と思う。
・広角側を広げたい場合は 10~24mmズームレンズまたは魚眼レンズ。16mmよりも広角側(35mmフィルムカメラで24mmより広角側に相当)は使いこなしが非常に難しい。
・本格的なマクロ撮影をしたければワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)も考慮して105mmか200mmのマイクロニッコールがお勧めだが、高価で非常に重い。200mmは手振れ補正がないだけでなくオートフォーカスも作動しない。18~55mmを「MF」にセットして手動でピントを合わせてみて、「もっと拡大したい」と思わなければ買う必要はない。キットのズームレンズを使って画像サイズを2400万画素のLargeに設定して撮影し、必要な部分だけパソコンで切り取れば十分なことが殆どのばず。
・ボケを生かしたり、室内でシャッタースピードを上げた撮影をしたければ、105mmのマイクロニッコールや、35mmF1.8または50mmF1.8または85mmF1.8の単焦点レンズがある。D3300で感度(ISO)をAUTOに設定すればズームキットの18-55mmレンズで室内撮影は十分に可能である。ズームキットのレンズを55mmにセットして近づいて撮影すれば背景は大きくボケる。単焦点レンズを購入する前に、ズームリングを検討しているレンズの焦点距離に固定して、自分が動くことでフレーミングして単焦点レンズの必要性を再検討してほしい。単焦点レンズは手振れ補正機構が無いものが多いので、室内撮影ではズームキットのレンズの方がブレにくい。
D3300を含め、デジタル一眼レフに組み合わせるレンズはカメラメーカー純正をお勧めする。デジタル一眼レフではレンズからボディーに情報を送って高度な制御をしている。焦点距離情報、被写体との距離情報だけでなく、レンズの歪曲情報、色収差情報などもカメラ本体に登録され、JPEGに変換して保存するときに補正を行っている。純正以外のレンズはカメラ本体との連携が保証されない。
レンズのレビューにも書いたが、ベテランでもカメラ本体は D3300 1台、レンズはキットの 18-55mm 1本で十分であり、スピードライトを含むアクセサリーは不要である。良い写真を撮るには、カメラやレンズのカタログを眺める時間があるのなら撮影技術を学び、カメラの操作に慣れて、シャッターを沢山切ること、である。
2016年6月11日、6月15日 追記
購入から約2年経過したが、いまだに画質、機能、使い勝手、耐久性で全く不満を感じない。ズームキットの18-55mm VRII とは小型軽量で持ち歩くのも苦にならない最高の組み合わせである。休日は何時も持ち歩いているが、トラブルは底の電池蓋が外れた1度だけだが、電池蓋をゆっくり押し込んだら直ってしまった。
発表から約2年半経過した現在でも高感度時も含めて画質では全デジタルカメラ中でトップクラスを保っているのは見事。「これ以上の画質が必要なことがあるのだろうか?」と思うくらい発色が良く、高解像度の写真が撮れる。
少ないボタンへの機能の割り当ては絶妙で非常に使いやすい。最初のレビューに書いたように、一度設定してしまえば、メニューボタンまたはiボタンからの1~2アクションで状況に合わせて素早く設定できるので、ストレスを感じないし、シャッターチャンスを逃さない。
「相性が抜群に良い18-55mm VRII を安く買うことができる」という理由でボディ単体でなく、ズームキットでの購入をお勧めする。より高価なカメラやレンズを買う理由が私には見当たらない。
WiFi なし、バリアングル液晶なし、タッチパネルなし、AF11ポイントというスペックをフィルムカメラの最高峰であるニコンF5やF6と比べると「D3300以上の機能や性能は要らない」と気づく。ズームキットのAF-S18-55mmVRIIも光学性能が高く、使い勝手の良い最強の常用レンズである。
2016年9月22日追記
D3300がニコンのホームページで旧機種となり、D3400が発売された。「カメラ」としてはD3300の方がD3400よりワンランク上、D3400は残念ながらグレードダウンの印象である。
D3300の方が優れている点:
(A1) 撮像センサーに超音波のゴミとり機能がある。
D100, D200 等の初期デジタル一眼ユーザーはこの機能の有難味を痛感していると思う。
D3400で外してほしくなかった機能。
(A2) スピードライトが強力(ガイドナンバーが大きい)
D3300のスピードライトが明るい、というよりはD3400のスピードライトが弱くなった、ということである。
(A3) AF-Dタイプなど、(機能に制限はあるものの)使えるレンズの種類が多い
D3400の方が優れている点
(B1) SnapBridge対応
スマートフォンへの画像転送、GPS情報転送、カメラのリモート操作などができるようになった。
スマートフォンとの接続はWifiでなく、Blootooth。
(B2) 最大感度が12800から25600に向上
(B3) バッテリーの持ちが良くなった
(B4) キットの標準ズームがAF-Pタイプになり、高速化。
私の現在の使い方はフィルムカメラの延長上にあるので、(B1)は「あればよいが、無くても困らない」機能。それに対し、(A1)は「無くては困る」機能なので(A1)と(B1)だけで 「D3400 は選択できない」ことになり、勝負あり、となってしまう。
(B2)は画像処理エンジンは Expeed4 で変更がないので、2年間のセンサーの性能アップによるものと思う。D3400ではできればExpeed5にグレードアップしてほしかったところ。
(B3)は回路の省電力化もあるだろうが、(A1)や(A2)といった電池を使う機能を削除したのも効いているだろう。これも(B1)同様、(B2)と、(A1)(A2)のどちらを取るか、と言われれば 「(A1),(A2)の方がよい」となるのでここもD3300に分がある。
(4)は歓迎するが、ダブルズームキットの望遠ズームはD3300のAF-S 55-200mmVRIIの方が小型軽量ボディーには相性が良いと考えているので、ダブルズームキットとしてみると微妙。
個人的にはD3400はD3300のグレードダウン版の ”D2400" に見えてしまう。
少なくとも (A1)の撮像センサーのクリーニング機能を D3500以降で復活してもらえなければ、次にデジタル一眼を買うときにはキヤノンを選ぶ可能性が高い。
D100用のスピードライトが使えない、Dタイプ以前のAFレンズの機能制限など、D3000系、D5000系のボディのEOSに対する優位性は殆どないので、D3500以降の機種はD3300の本当意味での後継機となる、古くからのニコンユーザーをつなぎ留めておく「基本性能、基本機能に徹した使いやすい小型軽量機」に戻ることを期待する。コスト制約が厳しいのであれば、SnapBridgeなどの機能は D5000系以上に搭載すればよいのではないだろうか?
2017年6月13日追記
購入から3年を経過した。毎週末の土日にほぼ毎日持ち出しているが、快調に動作している。
5月に新宿サービスセンターでイメージセンサーに付着したゴミを取ってもらい、ファームウェアのアップデートを行った。D3400でイメージセンサーのクリーニング機能が無くなったが、機能があっても時々ゴミを取ってもらう必要があると考えるべきか、機能が無くなると頻繁にゴミを取ってもらうことになるのか、難しいところ。ファームウェアのアップデート後もピクチャーコントロールなどのカスタム設定は保持されていた。サービスセンターでのイメージセンサー掃除料金は値上がりしているような気がする。ダブルズームキットなど、望遠レンズと組み合わせている場合は望遠レンズも持って行ってピント調整もしてもらうのが良いかもしれない。
JPEG BASIC での画質、使い勝手など、全く問題を感じない。D70000系の上位機種のようにと違って操作ボタンなどの数は限られるが、各種設定を適切に行い、よく使いそうなメニューを一度操作して、メニューの表示を「最近設定した項目」にしておくことで非常に使いやすくなる。カメラの機能にたよる初心者向けというより、カメラの使い方を熟知したベテラン向きのモデルと言える。
ファインダー内のAFエリア表示は赤色LEDで、D5000系以上の液晶表示より好みなのは以前コメントした通り。ニコンではハイエンドのD4、D5とローエンドのD3000系だけがLED表示である。
予備のボディーを購入するタイミングを逸してしまった。操作方法が大きく異なると困るので、近い将来、後継のD3400を買うことになるかもしれない。
2017年7月17日追記:2台目を追加購入
(他の出品者からでなく)Amazonでダブルズームキット2の新品が出たので、やや割高感はあったが、「最後のチャンス」と考えて2台目を購入した。D3400とも迷ったし、たくさん保有しているボディー駆動式のAFレンズを生かせるフルサイズのD610やD750にしようか、とも考えたが、以下の理由で2台目のD3300を選択した。
・D3300の操作性に慣れてしまった。D3300とほぼ同じ操作性なのはD3300かD3400。
・バッテリーを統一したい。バッテリーは小型の方が良い。(D3000系か、D5000系が良い)
・センサー性能(高感度時のノイズや、ダイナミックレンジ、発色)はD3400で向上しているようだが、D3300でも必要十分な性能。
・D3400のスナップブリッジ対応よりも、D3300の、より強力な内蔵ストロボ、そして何よりAFセンサーのクリーニング機構の方がはるかにメリットが大きい。
・(D5600以上で採用されている)透過型液晶を重ねたファインダーは避けたい。透過型液晶を使っていないのはD3000系だけ。
・キットレンズ(特に望遠ズーム)はAFスピードよりも、小型軽量性を重視。フィルムカメラ時代から望遠は200mm(と1.4倍テレコンバーター)どまりだったので、300mmは必要としない。フィルター径がニコン伝統の52mmで統一されているのも良い。(AF-Pレンズを使
ローパスフィルターレスで余計な機能が無く、軽いという点でグッド。
銀塩カメラでF3を長年使っていたので、機能的にも感度的にも十分と感じる。
ただし、機能を求めるならスマホの方が良い。実際、出版物の入稿用写真もスマホで済ませることも多い。
実際の撮影では地面にある花をとったり、ねころぶ猫を下からとったり、ビルを下から煽るようにとったり、
空撮みたいに頭上からとったりすることが、たくさんあります。
そういうときにとても使いづらい。特に地面にある花をローから取るのは寝ころぶしかない。
やっぱ5300でしたね。これは。
普通の記念写真や風景写真ならいいんですが、
アーティスティックな写真撮りたいのなら液晶動かないと厳しいです。
初心者向けなのにバリアングルがないと、頭上から花とってつまらない写真になりがちです。
ガイドとか何チャラモードとかたくさんつけるよりも、そっちを採用してほしかった。
商品も新品かと思われるくらいで傷ひとつありませんでした 思いよりかっこいいし色もいい手軽な大きさと重さだし機能も沢山あり使いこなせるかこれから勉強しながらいい季節になるので撮影しまくりたいと楽しみが増えました。梱包もひとつひとつ丁寧にしてあり店舗の商品に対する姿勢が表れて良かったですし手書きのメッセージがいいですね。また機会があったらぜひお願いしたいと思います。