内容紹介
この『Kitsune New Faces』はブレイク間近の新人を知る事が出来る、新たな音楽の登竜門。
世界中から注目を集めるフランスの人気レーベル【Kitsune】
未発掘のニューフェイスを紹介する最新コンピレーションが登場!
これまでにフィーチャーされてきたニューカマーは次々と大ブレイクを果たしてしまうという神話を確立した人気シリーズ『キツネ・メゾン』など、音楽、ファッション、アート・シーンで常に世界中から注目を集めるフランスの人気レーベル【Kitsune】から未だかつてない瑞々しさで溢れた、未発掘のニューフェイスを紹介する最新コンピレーションが登場!『Kitsune New Faces』というタイトル通り、ブレイク間近の“New Faces”(新人)を知る事ができる、まさに新たな音楽の登竜門として注目の今作にはAntimatter People、Gallant、Lxuryなど今後の飛躍が期待される14組のアーティスト楽曲を収録。安定路線を選ぶ事無く、よりエキサイティングで実験的な道なき道を突き進む点に勇敢なKitsuneらしさがかいま見え、また未来への探究心や常に自己改革にチャレンジする姿勢が多くのアーティストから注目を集める要因となっている。さらにレーベル名にちなんでさまざまな”キツネ”たちが描かれたキュートなアートワークもセンス抜群、この『Kitsune New Faces』は年の始まりに最もふさわしいパーフェクトなコンピレーション。オリジナルでバラエティに溢れた盛り沢山な内容。
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アーティスト / 「タイトル」:【Kitsune】による全曲レビュー
1. Antimatter People「Mossy Grounds」
:キツネ最新の秘蔵っ子による70'sサイケデリック・テイスト。時代がかったサウンドトラック的な感じもあり。
2. Gallant「Sirens」
:ファルセットと謎めいた魅力がトレードマークのGallant。プログレR&Bとチルアウト・ソウルの絶妙なブレンドをご賞味あれ。
3. Lxury「Never Love」
:Disclosureに賞賛され、ダンス・ミーツ・ローファイなポップミュージックを発表してきたこの若いイギリス人は、か弱き子鹿のような素直さを持ちつつも、スターの素質も持った注目ニューカマー。
4. Solomon Grey
:イースト・ロンドン経由オックスフォードからオーストラリアまで、Tom KingstonとJoe Wilsonは歌詞の牧歌的風景「Last Century Man」もあいまって、コンピュータとライヴの境界線を曖昧にしてしまう。
5. Southern「Shout It」
:兄妹ユニットであるSouthernはブルースにモダンなフレイヴァーを持ち込み、アイルランドがやはり北部と南部は全く異質だという事を感じさせる。
アーティストについて
6. Years & Years「Real」
:ロンドンで最新の話題となってるYears & Years、彼らの魅惑的でソウルフルなポップミュージックは自身曰く“温かいアナログ感がクールなデジタルに出会った”もの。
7. George Fitzgerald
:ロンドンにおいて、スピード・ガラージュとドラムンベースで育った世代が、かつてのハウス・ミュージックを現代に「I can tell by the way you move」生まれ変わらせている。アメリカン・ブラックミュージックがUKを魅了し、数えきれない程のUK産ブラック・ミュージックを量産している。
8. Panda「Eighty Nine」
:漫画的スタイルと揶揄されるかもしれないが、ソウル・ボーカルたちが派手に戻ってきた。ハッピーなハウスを奏でる英国人トリオ、それがPandaである。
9. Hyetal「Jam the Network」
:容赦ないビートと80'sシンセで“Jam The Network”はよりポップなM83のよう。間違いなくHyetalはエレクトロニカをおおらかにプレイしている。
10. Superfood「bubbles」
:さらに70年代ロック的影響を感じさせるSuperfoodはバーミンガムの4人組で、クラシックなその音楽から彼らなりの解釈で、見事に現代的ブレンドを施している。
11. Snakadaktal「The Sun II」
:Enter Snakadaktaのリッチで驚くべきサウンド、マジカルなハーモニーそれにクールなポエトリーの世界。デリケートなThe Sun II”はスタジアムでひときわ鳴り響く事だろう。
12. Clancy「Overdue」(edit)
:エレクトロ以降、ディープもののブームが再び到来している。そのなかでも硬派で知られるClancyはマンチェスターの中心でメジャーな位置を占めている彼のヒプノティックでテクノ・テイストなハウス・サウンドはひときわディープ。
13. Kilo Kish「Turquoise」
:Lakisha Robinson aka Kilo Kishは止まる事を知らない。彼女はテキスタイル・デザイナーでありビジュアル・アーティスト、そして自身のストーリーをNYスタイルのR&Bで表現する実力派シンガーソングライターなのである。
14. Rosie Lowe「Me & Your Ghost」 :プロデューサーのKwesやThe InvisibleのDave Okumuを伴い、シンガーソングライター兼マルチ・プレイヤーであるRosie Loweは、ソングライティングのクオリティを保ちながらも、楽曲の質感、サウンド、それにビートなど様々な実験を試みている。