人類資金 [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | 香取慎吾, 豊川悦司, 石橋蓮司, 森山未來, 観月ありさ, 佐藤浩市, 阪本順治 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 20 分 |
商品の説明
『亡国のイージス』のコンビ、原作・福井晴敏×監督・阪本順治が再びタッグ!
主演の佐藤浩市ほか、日・韓・米の実力派俳優が結集し、世界4か国を舞台に展開するエコノミック・サスペンス大作、ついにリリース!
☆邦画初! 国連ロケ敢行と世界4か国を舞台にした壮大なストーリー!
☆日本、韓国、アメリカの実力派俳優が結集!
☆原作は、数々の映画化作品で大ヒットを連発している福井晴敏!
【ストーリー】
「M資金は、本当にあった」―M資金専門の詐欺師だった父が、謀殺される間際に遺した言葉。
その跡を継ぐようにM資金詐欺に手を染めながら、真舟雄一の胸には常に拭いがたい疑問があった。
父を殺したのは誰か、戦後日本を裏から支配してきたM資金は実在するのか。
そんな彼の前に、“財団"の使者と名乗る男・石が現れる。“財団"とは、M資金を管理運営する日米秘密機関の俗称。
初めは取り合わなかった真舟だが、次々に起こる異常事態に巻き込まれ、M資金をめぐる争いに宿命的に引き寄せられてゆく。
M資金の秘密を守るためには武力行使も厭わない防衛省の工作員たち。
彼らと敵対し、「M資金を“財団"から盗み出してもらいたい」と真舟に依頼する謎の男“M"。
果たして、財団とは何なのか? そしてMの本当の目的とは?
幻のM資金を盗み出す計画は、世界を支配するグローバル・キャピタリズムを向こうに回した壮大な戦いへと発展する―。
【キャスト】
佐藤浩市/香取慎吾/森山未來/観月ありさ/石橋蓮司/豊川悦司/寺島進/三浦誠己/岸部一徳/オダギリ ジョー/ユ・ジテ/ヴィンセント・ギャロ/仲代達矢
【スタッフ】
監督:阪本順治/脚本:福井晴敏 阪本順治
【特典】
初回封入特典:アウターケース
【音声特典】
監督・阪本順治、原作・福井晴敏、プロデューサー・椎井友紀子によるオーディオコメンタリー
【特典映像】
○メイキング
○完成報告記者会見
○プレミア試写舞台挨拶
○初日舞台挨拶
○未公開シーン
○予告編集
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 160 g
- EAN : 4907953041424
- 監督 : 阪本順治
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 20 分
- 発売日 : 2014/5/2
- 出演 : 佐藤浩市, 香取慎吾, 森山未來, 観月ありさ, 石橋蓮司
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet(SB)(D)
- ASIN : B00I09F468
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,227位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,160位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 1,417位日本のアクション映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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《総評》
原作が気に入り、映画館で鑑賞。家族にも誘われ、結果、数度見たのだが、見るほどに味わいの増す骨太な作品であった。
真舟、M、石のメインキャスト3人もイメージ通りで、素晴らしかった。
経済に多少なり明るい方は、自前の知識が欠けた説明を自動補填するため、初見から楽しめるのではないだろうか。
一度目で面白さを感じられなかった方は、筋の理解に気を取られた方かもしれない。そういう方は、二度目以降から格段に面白くなるらしい(家族がそうであった)。
なお、「大人の御伽噺」という表現が、ぴったり来ると感じた(つまり現実では、経済はそう上手くは運ばないのである)。
“冒険サスペンス物”を想定した方は肩透かしのように感じるので、注意。
これは「社会派経済映画」をエンターテイメントとして見せている作品だ。その前提を勘違いしなければ、充分に楽しめるのではないだろうか。
《佐藤浩市》
前半は精彩にかけ、演技での迷いがそのままスクリーンを通して伝わってくる、そんな感じがした。主役の状態は映画全体に関わるのだと実感。勘違いならすまないです。
しかし、中盤以降迷いを吹っ切った佐藤は、いつものアクの強い演技で映画を引き締め、流石の存在感を見せていた。
《香取慎吾》
「M」は大変良かった。
中盤出演が無いにも関わらず、存在感は不在中も健在し、また不思議と救出を納得させられる庇護欲(?)のようなものがあった。
後半は、Mが抱える悲哀と葛藤が浮き彫りとなり、表情と雰囲気でそれが表されていた。TVで見る香取と違い、一個の別人が、スクリーンの中に存在していた。
《観月ありさ》
この映画での紅一点。凛々しくたくましくキビキビとした、個人的には理想的な女性だ。彼女がこの映画のヒロインで良かったと心底思う。最近の若い世代の女優ではこの味は出せないだろう。画面が引き締まる美しさがあった!彼女のアクションもなかなかの見ものだ。
《脚本》
万人向けとは言い難い説明足らずな部分、逆にセリフがくどい印象を受ける部分などが、多々見受けられた。
その点が残念ではあったが、これは、脚本が原作者であることと、映画と原作小説が同時進行で刊行される、この映画特有のシステムを聞いて、有る意味納得した。
即ち、映画と小説の二つで補い合いながら、一つの作品が完成するのだと。
小説では、映画で説明しきれない部分が描かれているので、この作品を楽しむためには必読である。実験的な作品。
原作を読むにつけ感じるが、出来れば、同じキャストで、小説の全てを映画化(またはドラマ化)して欲しい内容である。一本の映画にあれを詰め込むのは非常に困難であったろう。そのため、簡略化に無理が生じ、分かりづらいと感じる人もいるだろう。
プロの脚本家に書いてもらったシナリオで、同じキャストを起用し、無理な短縮をせずに、あの物語を見たいものだ。
《キャスト》
「プロの俳優が演出を望む監督No.1」である阪本監督が、心底惚れ込み起用した、3人のメインキャスト(佐藤、香取、森山)。やはり素晴らしかった!この作品はこの3人がいなくては無意味だ。
小説の登場人物たちが、なんの違和感もなく、スクリーンに存在していた事に、感動した。
その他のキャストについては、何も言うまい。自分は素人だ。何十年とプロの俳優を厳しい目で見てきた阪本監督が惚れ、起用したのだから、監督の判断に異を唱える力量は持ち合わせていない。
全てを受け入れるわけではないが、納得いく部分のみ記載したいと思う。
その道のプロに意見する、そんな厚顔無恥な行動は、もはや分別の付く年齢なため、無理であった。(笑)
《追記》
自分が一見で理解できないからつまらない、とは言わないで欲しいと、主演俳優と監督が言っていた。
胸に沁みる言葉だった。
二度、三度と味わうことで深みを増す映画であると感じた。
私には、お金の専門用語がわからないのでとっても難しかった。
おそらく、作った人たちにはたくさんの想いがあるんだろう、温めた期間が長くて、描き方を整理するのが難しかったのかもと思いました。
想いの根源を知りたく、もう一度見て、なんのためにこの映画が作られたのか、自分なりに答えを出したいと思っている。
ここで通貨とは何か、という主張をしつつ、
M資金誕生秘話を披露。
舞台がリーマンショック、311震災後の現代に戻る。
M資金が金融商品に運用されるようになった。
本来の実業に運用するように主人公たちが争う。
主人公がこのままでは通貨の破たんしてしまうと主張。、
アメリカのボスは、どんな危機がきても自分たちは儲けることができると言う。
その昔ルターは免罪符の不正について訴え、新たなムーブメントを生み出した。
同じように、この物語から新しい世界が創造されるかもしれない。
ゆえに「お金とは何か」をとことん考えた人にとって、この映画は福音となる。
しかし、考えたことのない人にとっては猫に小判。
意味がわからず、たいしたアクションもなくつまらないものだろう。
お金、いや、通貨とは何か、現在どうなっているのか自分の目で確かめてほしい。
とくに為替介入の状況と意味を。
本当のことや直接的な表現ができないなか、よく制作されたと思います。
でも、福井+阪本なので気を取り直して最後まで見たが、
物語そのものが既存のM資金の枠を出るものでなく、
最後の展開も、こうなんだろうなと途中で思った通りで、
そこに至るプロセスがまるでサプライズも緊張感もなく、福井+阪本の両名どうしてしまったんだろう?
これだけいい俳優を揃えておきながら、俳優の無駄遣い。
ときどき出るつまらないギャグは脚本から削るべき。
ミャンマーなどの途上国は携帯のほうが電話より先に普及する。
そういう事実を作者たちは知らないのではないか。
それにPDAより、回線の設置、その電力供給のほうが遥かに大変です。
そうした事実との齟齬も興ざめの一つ。
「どんだけ難しい内容なのか、、。」不安になって映画館に向かいましたが、想像よりもはるかにシンプルな話でした。
たったひとつのファンドが発展途上国の経済をもてあそぶことは、実際に起きていることだし、
この映画のような世界に生きる人も、世の中にはきっと大勢いるのでしょう。
もうちょっと登場人物が少なければ、よりストーリーに入り込めたような気はしますが、無駄な登場人物はいません。
香取慎吾さんを見たくて、映画館に足を運んだファンも多いでしょう。
そして、「明るい元気な慎吾ちゃん」がいなくて、がっかりしたファンも多いでしょう。
でも、私は、このような魅力的な人物を演じる機会を与えられた香取さんの幸運を喜びました。
この役は、香取慎吾さんの本質をのぞかせているように感じました。
・大きな運命を背負って生まれた。その運命を呪って、逆らおうとしたけれど、逃れられなかった。
・そして、その運命を見つめて、受け入れて、手の中にしまった。
・いちばん有効な使い方を実行しようとした。
香取さんにとってのの大きな運命とは、M資金であり、SMAPでもある。
香取さんがこの役に「尊厳」と「品格」を加えたと思いました。
観月ありささんもTVドラマでは、姉御肌・正義感・お茶目のイメージが付きまといますが、
この映画の彼女は、勇敢な美しさを表現していて、とても新鮮でした。
森山未来さんは、TVより映画での活躍が印象的ですが、佇まいも素晴らしいアクションも映画向きな才能だと思いました。
この映画を見て思ったのは、役者達は、TVと映画で表現を分けているのではないかという事。
役者の才能をTVは、殺しているのかもしれないと、感じました。
似たような退屈な2匹目のドジョウばかりを狙うTVドラマよりも映画の方が、大きく羽ばたく可能性を秘めていると感じます。
内容の難解さに先入観をもって、この映画を見ないのは、本当にもったいない。強くお勧めします。
アイドルオーラを完全にオフしている香取慎吾もよかった。
難しいと思いつつ観ていたが、途中(後半)あたりからああ、こういうことかと腑に落ちた。
観た後に残るのは主役の佐藤浩市ではなく、どうしても森山未來…。
だからとにかくダラダラ喋る、喋る、説明する。
聴覚からの情報だけですから、観てて飽きてくる。
そう懸念したのか、たまに妙なアクションが、
とってもユルい、組み手の練習のような
アクションが入ってきます。
また、人物の登場シーンもね
突然声がして、後から登場してくるとか、
逃げている通路の先から、
敵がグラサンかけてコート着て、
タバコ吸いながら現れるとか
昭和の演出まんま。
情報過多で、耳パンパンになってるところ、
眼からこんなゆるくて古臭い、
時代錯誤の画を見せられるという
拷問のような展開。
こんな調子で2時間以上・・・
こんなのレンタルで十分。
とにかくキツかった・・・