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芝桜(下)(新潮文庫) Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 63個の評価

陰に陽につきまとってくる蔦代に腹を立て、無気味にさえ思いながらも、じっとその我儘に耐えてきた正子だが、ついに蔦代に絶交を宣言した。しかし、蔦代は一向に頓着しないどころか、再び正子の生活に泥足で踏み込んでくる。――雛妓(おしゃく)のころから一緒だった二人の女の宿命的な絡み合いと凄まじい愛憎の葛藤を、大正の初頭から終戦にかけての三十年の時の転変の中に描く。
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芝桜
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出版社より

書影 書影 書影 書影 書影 書影
紀ノ川 華岡青洲の妻 複合汚染 鬼怒川 恍惚の人 助左衛門四代記
カスタマーレビュー
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価格 ¥737 ¥572 ¥924 ¥781 ¥935 ¥594
【新潮文庫】有吉佐和子 作品 小さな流れを呑みこんで大きな川となる紀ノ川に託して、明治・大正・昭和の三代にわたる女の系譜を、和歌山の素封家を舞台に辿る。 世界最初の麻酔による外科手術──人体実験に進んで身を捧げる嫁姑のすさまじい愛の葛藤……江戸時代の世界的外科医の生涯を描く。〈女流文学賞受賞〉 多数の毒性物質の複合による人体への影響は現代科学でも解明できない。丹念な取材によって危機を訴え、読者を震駭させた問題の書。 鬼怒川のほとりにある絹の里・結城。戦争の傷跡を背負いながら、精一杯たくましく生きた貧農の娘・チヨの激動の生涯を描いた長編。 老いて永生きすることは幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?誰もが迎える〈老 い〉を直視し、様々な問題を投げかける。 代々の長男を不慮の事故で失いながら、営々と家名を守る紀州の旧家垣内家。その四代におよぶ当主と嫁いだ女たちの壮大な歴史長編。
書影 書影 書影 書影 書影 書影
悪女について 開幕ベルは華やかに 芝桜〔上〕 芝桜〔下〕 不信のとき〔上〕 不信のとき〔下〕
カスタマーレビュー
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価格 ¥935 ¥880 ¥822 ¥782 ¥604 ¥644
醜聞にまみれて死んだ美貌の女実業家富小路公子。男社会を逆手にとって、しかも男たちを魅了しながら豪奢に悪を愉しんだ女の一生。 「二億用意しなければ女優を殺す」。大入りの帝劇に脅迫電話が。舞台裏の愛憎劇、そして事件の結末は──。絢爛豪華な傑作ミステリ。 芸者の宿命に泣く一本気の正子。男を手玉にとりἛを本当と言いくるめる蔦代。二人の対照的な芸者の凄まじい愛憎の絡み合い。 浮気が露見してあわてる男の愚かしさ、愛が憎しみに変貌したときの女の凄まじさ!不信にみちた現代の男女の相剋を描いた問題作。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00I2KLY1E
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1979/10/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1979/10/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 726 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 392ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 63個の評価

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有吉 佐和子
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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63グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度も読んで、今まで持っていた本が壊れてしまったので購入。
たまに引っ張り出して読みたくなる名作だと思う。
2012年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すっぱりと花柳界から引退した主人公、正子。
正子の人生で、男性に頼る、という生き方はない。

何人かの男性に心を奪われたが、彼女の人生の狭間をすり抜けていく存在だった。
彼女は元芸者と呼ばれるのが最大の侮辱であるのだが、花柳界で育った環境は簡単に抜けるものではない。

蔦代とのくされ縁はきっと一生続くのだと思う。
蔦代の正子に対する競争心というか、嫉妬・執着心は怨念にも似た行動に現れている。
3人の元芸子が揃って「キャラキャラ」笑う場面はまるでこの世のものとは思えない恐怖を感じた。

タイトルの「芝桜」が、蔦代と絡んで出てくる。
蔦代の信心深さと裏腹に、正子を食める計算高さは読んでいて、背筋がぞっとする場面だった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年2月3日に日本でレビュー済み
才女と言われた有吉佐和子さんの作品群の中で、性格の異なる二人の芸者を描くことによって、ある意味で女の業というものを見事に描いた傑作と言えるのではないでしょうか?兎も角文章が上手い。素直でありながら工夫があり、随所にユーモアが含まれ読ませます。又、それぞれのエピソードが随所に散りばめられており、その取り扱いが巧妙です。加えて主役の二人の芸者は勿論、それ以外の登場人物の描写が、実に巧みで、文学作品に於いて最も重要な「人間が描かれている」と申してよいでしょう。

 作者は戦前の花柳界という特殊な世界をよく調査研究した上で執筆に取り組んだようで、その仕組みと習性も詳しく描いています。これが単なる「説明」でなく「描写」となっている文章なのが上手い。上下2巻の作品ですが一気に読ませます。この作品は芸者二人の少女時代から中年の頃までが描かれており、その男性関係、二人がこれからどうなっていくのかを、作者は結論を出さず、最後は読者の想像に任せる終わり方をしています。これがかえって詩的余韻を作品に与えているのです。これは残念ながら当今の女流作家には真似の出来ない才能としか言い様がありません。そして続きが「木瓜の花」という作品に繋がるようです。読むのが楽しみです。もっと早く読むべきでした・・・・・。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻に続き一気に読みました。

大人の女性として成長していく正子と蔦代。二人の姿が鮮やかに描かれている。

花柳界を離れた正子の思慮深く堅実な女性への成長。

蔦代の磨きのかかった狡猾さとたくましさ。

それにしても蔦代という人物像は本当によく出来ている。

始終正子の引き立て役でありながら、その存在感は圧倒的。

信心深く親孝行で働き者という面をもちながら、周りの人間を陥れるような悪女である一見矛盾しているような性質に、

非現実的な魅力を感じるが、どうしてなのか彼女の存在はリアルだ。

自分に率直であるという一点への矛盾のない繋がりで彼女の存在は現実感を持っているのかもしれない。

十数年前読んだ同作家「悪女について」をちらと思い出した。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月14日に日本でレビュー済み
話の途中でいきなり第二次世界大戦が登場するのには驚いた。
日本髪を結い和服を着ていたむかしと、祖父母が生きていた時代とが急につながったから。
今ブームになっている「和の暮らし」ってこんなに近い時代に、普通にあったものだったのか。
例えば卓袱台には「昭和の暮らし」の印象がつきまとうが、実は卓袱台で食事をとるようになったのは戦後のことで、それ以前には箱膳で食事をとっていた、など。
箱膳で食事を取るのは待合(料亭)だけの習慣なのか、普通の家でもそうだったのか知りたい。
縁側があって、景色を配慮した小さな庭があって、井戸があり。
竈があって、囲炉裏があって、火鉢がある。
そして日常着は和服である。
スローライフ、スローフードを取り戻そうとする現代にとって、昭和の初めは桃源郷であり、限りなく遠い。
私は最近和服に興味をもち、夜は浴衣で過ごしたりもするが、私にとって和服とは生活につながるものでなく、例えばインドのサリーのように「エスニックな服」なのだ。
楽で便利で自由に生まれた私には、古き良き時代を再現して暮らすのはとても無理だろうが、その香りだけでもこの本から感じとれるのはうれしい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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