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前田敦子はキリストを超えた ──〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書) Kindle版

3.6 5つ星のうち3.6 47個の評価

AKB48の魅力とは何か?なぜ前田敦子はセンターだったのか?“不動のセンター”と呼ばれた前田敦子の分析から、AKB48が熱狂的に支持される理由を読み解いていく。なぜファンは彼女たちを推すのか、なぜアンチは彼女たちを憎むのか、いかにして彼女たちの利他性は育まれるのか…。握手会・総選挙・劇場公演・じゃんけん大会といったAKB48特有のシステムを読み解くことから、その魅力と社会的な意義を明らかにする。圧倒的情熱で説かれる、AKB48の真実に震撼せよ。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00I5FLAC4
  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2012/12/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/12/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1737 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 162ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 47個の評価

著者について

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濱野 智史
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1980年千葉県生。評論家、リサーチャー、フィールドワーカー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専攻は社会学(情報社会論・メディア論)および経営学(経営情報学・プラットフォーム論)。

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
47グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「西武ドームのフライングゲットにて、イントロが流れ始めた瞬間、
あっちゃんは立ち上がり手を広げる。この瞬間、私は十字架のキリストを越える姿を見た」。

この文章を読んで爆笑してしまいました。僕もその時の映像を観て感動しましたが、まさか十字架のキリスト
を連想する人が存在するとは思いもしませんでした。本書はこういう爆笑ポイントを探していくのが正しい
読み方じゃないかと思うんですがどうなんでしょうか。著者は”震撼した、震撼した”と連呼しながら、
宗教としてのAKBを論じていくのですが、前半は結構難解だなという印象を受けました。特に吉本隆明の
マチウ書試論を引き合いに出しながら論じるところは、何が何だか判らないという感じです。僕は何となく
しか判りませんでした。しかし、どんなに難しい言葉で難しい理屈をこねても、結局は「ソフト・キャバクラ
に嵌ったインテリのおっさん」としか思えないのはどうしてなんでしょうか。全てのものを下世話な世界に
引きずり込んでしまうAKBのパワーこそが凄いんじゃないかという気がしてきます。

とは言いつつも、本書に爆笑ポイント以外の読みどころがない訳ではありません。特に興味深かった
のが、「AKBは新自由主義と共同体主義の奇妙な接合状態にある」ということを指摘してる部分です。
心ある?リベラルな人達は、猛威を振るう新自由主義を如何に克服するのか、という問題に日々頭を
悩ませていると思うのですが、「新自由主義を克服する鍵は新自由主義の内部にこそある」という
ことが本書では語られています。どういうことかと言うと、皮肉な話でもありますが「資本主義=お金
によって人間社会の愛が破壊される。つまり愛の不足状態が起きる。すると愛に対する購買意欲が
高まる。だから愛に値段を付けて販売するとよく売れる。すなわち人間社会に愛が復活する」という
ようなことがAKBでは起きていると著者は言っているのです。まさに愛さえもお金で買える時代の
到来ですが、それをネガティブな話と捉えずに、むしろそれはポジティブで幸福なことだと捉える逆転
の発想に驚きました。この発想は正しいのか、本当にそんなことが起きているのか、宗教云々よりも
よっぽど興味深い部分なのでもっと深く掘り下げて欲しいと思いました。著者の続編に期待したいです。

前半は結構難解なのですが、後半になると開き直ったかのように、ヲタの脳内妄想宇宙全開の話が繰り
広げられていて、もう爆笑ポイントの連発です。個人的には後半のほうが楽しめました。本書は短期間
で勢い任せで書かれたものらしく全く整理整頓は出来ていませんが、それゆえのパワーが宿っていると
思います。ぶっちゃけ、これほどヲタ臭の強いヘンテコな本が新書として出てることに少なからず震撼
せずにはおれませんが、それでも本書には現代を生きる為の面白い発想やヒントが散りばめられて
いるように思います。AKBのファンの人や、そうじゃなくても新書を読んで笑いたいという人は
買って損は全然ありません。
54人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む人によって、評価は分かれるでしょうけど
これは、困難な現代の矛盾や苦しみにぶち当たっている人なら
読むことによって、救われるものが多々あるはず。

たしかに、聖書のようなものだ。

世の矛盾に立ち向かい日々苦しむ企業経営者も、
コンテンツのクリエイターも、
芸能人も、
商売やっている人も、みんな、
読めば、わかると思う。

タイトルだけでグズグズ文句を言って読まないような、くだらない奴らは無視しろ。
そういう奴らはキリスト教をわかってないし
すぐに消えていく無責任な奴らで、意見を聞く時間が人生の無駄だ。

AKBという、たまたまうまくいったビジネスシステムを
二次創作的に、美しくまとめていると思う。

世の中の優れた作品は、
たまたまうまくいったことを、
何度も二次創作的に完成度を高めていくことによって
圧倒的な完成度になって
再び生まれてくる

この本は、AKBシステムと前田敦子氏の起こした奇跡を編集した第一弾だ。

なお、私はAKBも前田敦子も好きではないし嫌いでもない。
普通だ。

ただ、AKBというだけで文句を言うやつらが全員嫌いだ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かった所。
大の大人がなぜAKB48(特にぱるる)にはまるのかを、初めての劇場公演視聴でぱるると目と目が会ったなどの体験をはじめ、詳細に説明しており非常に面白かった。AKB48現象は部外者には未知不可思議の現象で、内部からの説明はおもしろい。ただ「はまり方」について読めば読むほど、AKBは宗教というより巧妙にカモフラージュされたキャバクラだと思う。

悪かった所。
題名で「キリストを超えた」といいながら、本の中で言ってることは、世間的には前田はキリストを超えていないが「あくまでAKB信者にとっては」キリストを超えた存在とかいってる。羊頭狗肉もいい所。それをいったら、キムタクもモー娘もファンにとってはキリスト以上の存在だろう。また、後半のAKBは世界宗教になりえるかの章は、作者の社会学や文化人類学における無知さを露呈している。宗教の定義のひとつに、超自然的な因子を使って説明する世界観により生と死の意味を信者にわからせる(例えばジャレド・ダイアモンド著、昨日までの世界)というのがあるが、これがないAKBは決して宗教ではない。ファンのAKBに対する献身度は宗教に似るが、それを言えば広島ファンとか福山雅治ファンとか皆宗教ということになってしまう。だから「AKBはサリンはまかないオウム」という著者のテーマは全くの勘違いだと思う。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファンが書いたファンのための本。
著者はファンだから、どうにでも屁理屈こねて彼女達を持ち上げられる。
ファン以外の人には全く無価値。

無視すればよかったのだが、
どうしたら書名のようなことになるのか、論理過程を確認しようと購入した。
別に言及するほどのことでもない。

もし、彼女達に価値を見いだしたいなら、彼女達のパフォーマンス、動いているところ、(容姿、スタイルも入るのか?)、言動を、確認して、世間の評判に流されずに、自分の感性で判断すること。
この本をあてにしてはならない。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の著者・濱野智史はアイドルグループ・AKB48の熱狂的なファンとのこと。濱野氏は元来メディア論の専門家らしく、そちらの分野では若いのにもかかわらず、なかなかの評判らしい。

ちくま新書シリーズには佳作が多く、中には準学術書水準のものもあるにはある。しかし本書『前田敦子はキリストを超えた』はいかがであろうか。

読んでみたところ、ありがちな、ありふれたサブカル論であった。ポップカルチャーを、哲学・思想、宗教学・神学、社会学、あるいは精神分析学の理論で読み解くという試みは、決してめずらしいものではない。

この本の目論見は、副題にある通り<宗教としてのAKB48>を証し立てることであろう。

濱野氏は、やや飛躍した思考回路をお持ちのようであるが、乱暴なことに、キリスト教とAKB48との間にみとめられる、あまりにも脆弱な接点・共通点を掬いだし、それを大袈裟に誇張し、論にならぬ論を展開されている。無理矢理なこじつけのオンパレードである。ひとつ例を挙げよう。AKB48のカリスマ?である前田敦子嬢の「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という言葉と、十字架のキリストの発したとされる「エリ・エリ・レマ・サバクタニ=わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになるのですか」という言葉を、「利他性」という概念の下で強引に結び付けているのである。総選挙の場での前田嬢とゴルゴダの丘のキリストとを重ね合わせたいのであろう。

また濱野氏は、名のある思想家の論説を多々援用・引用しているが、いずれもご自身の論の瑕疵を糊塗する為、あるいは箔付の為、濫用・悪用しているようにしか、私には思われない。今年鬼籍に入られた吉本隆明の「マチウ書試論」が登場した時などは、私も一応「おおっ」と思ったのだが、濱野氏は吉本氏の卓見を活かしきれていなかったように感じられた。もともと吉本氏の文章がわかりにくいのもあるのかもしれないが…。

やはり多くの人が衝撃を受けたのは、本書タイトルの「キリストを超えた」の部分ではないだろうか。元ネタは英国の高名なミュージシャンの発言とのこと。私はクリスチャンなのですこし悲しく、悔しい気持ちになった。一女性芸能人と世界宗教が同じ俎上で論じられることに、違和感を覚えたのだ。周知のようにアイドルとは「偶像」である。偶像がキリストを超えてはいかんだろ、とも思った。

しかしよく考えれば、かつて平岡正明は「山口百恵は菩薩」と言い、呉智英は「中島みゆきは中山みき」と言った。熱狂するほど心奪われるアーティストを語る際、超越者を持ち出し、彼ら、彼女らを礼賛することも、それはそれであってもよいのかもしれない。

本書読了ののち、本書より先に上梓された『AKB48熱血論争』という本を読んでみた。濱野氏も発言しておられるのだが、本書との重複があまりにも多い。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月9日に日本でレビュー済み
流し読みだがわりと面白かった。新興宗教などにはまる人というのは病気とか借金とか人生に疲れている人が多いらしいが、アイドルなどサブカルも同じだという。そのへんの仕組みを「近接」だの「偶然性」だの言った専門用語を使って語ってみたというところの本。前半については「総選挙」が立候補制になった?のでもはや論証失敗か。あとユダヤ、キリスト、イスラム教のヤハウェに当たるのが何かよくわからなかった。

宮台真司は最終的にはキリスト教徒になったんだったか、オウム真理教とコギャルのアウフヘーベンとしてのAKBというのはちょっと面白かった。ファンコミュニティの形成に成功しただけにも思うが。アメリカだと中絶反対のキリスト教過激派が産婦人科医の家に火をつけたり、まあ過去の十字軍の蛮行なども考えれば宗教というのは弊害もあるわけで(キリスト教徒の皆様におかれては異教徒への寛容さを学んでほしい)、アイドルにはまるくらいいんじゃないかと。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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