●天冥の標が示されているのか?人類の将来が見えない暗いストーリー。世は混沌とし、生存のため
の決意と暗中模索に、ほんのわずかな光が見えてきそうです。
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天冥の標Ⅶ 新世界ハーブC Kindle版
男性24905名。女性27339名。成人1029名。残存人類、52244名──第7巻のさらなる絶望
《救世群(プラクティス)》が太陽系全域へと撒いた冥王斑原種により、人類社会は死滅しようとしていた。
シェパード号によって《救世群》のもとから逃れたアイネイア・セアキは、辿りついた恒星船ジニ号でミゲラ・マーガスと再会する。
しかし混乱する状況のなかジニ号は小惑星セレスに墜落、かろうじて生き残ったアイネイアとミゲラは、
他の生存者を求めてセレス・シティへと通信を送るのだったが――
さらなる絶望を描くシリーズ第7巻
《救世群(プラクティス)》が太陽系全域へと撒いた冥王斑原種により、人類社会は死滅しようとしていた。
シェパード号によって《救世群》のもとから逃れたアイネイア・セアキは、辿りついた恒星船ジニ号でミゲラ・マーガスと再会する。
しかし混乱する状況のなかジニ号は小惑星セレスに墜落、かろうじて生き残ったアイネイアとミゲラは、
他の生存者を求めてセレス・シティへと通信を送るのだったが――
さらなる絶望を描くシリーズ第7巻
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2013/12/18
- ファイルサイズ1370 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
【著者紹介】小川一水
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。
また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。 他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。
また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。 他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
登録情報
- ASIN : B00IIY0KGE
- 出版社 : 早川書房 (2013/12/18)
- 発売日 : 2013/12/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1370 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 386ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 188,366位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 20,158位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。
他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
ホームページは、小川遊水池 http://homepage1.nifty.com/issui
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月23日に日本でレビュー済み
レポート
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2014年2月23日に日本でレビュー済み
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前巻でプラクティスの攻撃により破局的壊滅的事態に陥った人類社会。その最後の希望になるセレス地下での5万人の子供を抱えたシェルター内の葛藤を綴っています。年代に飛びがないうえ登場人物も前巻のレンジャーの子供たちがほとんどです。
シリーズ第一巻のメニーメニーシープ内での伝承や政治制度の意味がこの巻で明らかになります。
サンディ・ハン・ミゲラなど特別な才能を持ったリーダーを奇跡的に得ることができたからこそ子供だけでの人類社会の運営が可能となっているわけですが、極限状態で正しい答えなどない状況の中で決断し切り落としていったものの積み重ねが後に被害を与える皮肉的な構図を感じます。新世界ハーブCという副題自体がかなり皮肉がこもっています。
特にハンのポリシーだった「14日間だけがんばろう」とサンディのバルサムエイジに取り残され待っているメニーメニーシープというおとぎ話が同じ方向でより夢想的になっていることが現実を直視したときの希望の小ささを示しています。束の間の平和を築き上げてこれからどうなるかと普通の小説なら思うところですが、第一巻の存在が甘くはない現実を示している怖さを感じました。
後半のダイジェストのような急展開と、今巻ではある意味一番何を考えているのかよくわからない主人公アイネイアが多少狂言回しになってしまっていますが、極限状態からの葛藤記として楽しむことができました。
一巻のメニーメニーシープを読み返したら初めに読んだ時とは全く異なる感想を持ちそうな気がします。次の巻は残された250年のギャップを埋めるのか、一巻の続きとなるかわかりませんが楽しみです。
シリーズ第一巻のメニーメニーシープ内での伝承や政治制度の意味がこの巻で明らかになります。
サンディ・ハン・ミゲラなど特別な才能を持ったリーダーを奇跡的に得ることができたからこそ子供だけでの人類社会の運営が可能となっているわけですが、極限状態で正しい答えなどない状況の中で決断し切り落としていったものの積み重ねが後に被害を与える皮肉的な構図を感じます。新世界ハーブCという副題自体がかなり皮肉がこもっています。
特にハンのポリシーだった「14日間だけがんばろう」とサンディのバルサムエイジに取り残され待っているメニーメニーシープというおとぎ話が同じ方向でより夢想的になっていることが現実を直視したときの希望の小ささを示しています。束の間の平和を築き上げてこれからどうなるかと普通の小説なら思うところですが、第一巻の存在が甘くはない現実を示している怖さを感じました。
後半のダイジェストのような急展開と、今巻ではある意味一番何を考えているのかよくわからない主人公アイネイアが多少狂言回しになってしまっていますが、極限状態からの葛藤記として楽しむことができました。
一巻のメニーメニーシープを読み返したら初めに読んだ時とは全く異なる感想を持ちそうな気がします。次の巻は残された250年のギャップを埋めるのか、一巻の続きとなるかわかりませんが楽しみです。
2014年1月3日に日本でレビュー済み
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異世界冒険譚風、現代パンデミックもの、近未来ミリタリスペオペ、エロ小説(笑)、
日常と進化とのミックスもの、終末ものといろいろな様相を表してきたこのシリーズ、
今回は少年少女のサバイバルものですかね。
#ただし、閉塞感満載の・・・
相変わらずのヴァリエーションの広さには恐れ入ります。
そして・・・(以下ネタばれ含む)
いよいよ、1部との繋がりがはっきりしてきました。
おそらく1部はこの7部から直接つながるはず。
#全10部との話でしたからもう1〜2部ぐらいはかかるかなと思ってましたが。
1部につながるという枷が外れた今後の展開が気になります。
日常と進化とのミックスもの、終末ものといろいろな様相を表してきたこのシリーズ、
今回は少年少女のサバイバルものですかね。
#ただし、閉塞感満載の・・・
相変わらずのヴァリエーションの広さには恐れ入ります。
そして・・・(以下ネタばれ含む)
いよいよ、1部との繋がりがはっきりしてきました。
おそらく1部はこの7部から直接つながるはず。
#全10部との話でしたからもう1〜2部ぐらいはかかるかなと思ってましたが。
1部につながるという枷が外れた今後の展開が気になります。
2014年10月28日に日本でレビュー済み
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ついに……という感じです。やっと繋がるのかという感慨。
天冥の標というシリーズは小川さんの現在の集大成であると思いますが、
今回は復活の地、天涯の砦、ギャルナフカの迷宮あたりの作品の経験が活きています。
正直読んでて辛い内容なんですが、一気に読んでしまいました。
この物語には力があります。
天冥の標というシリーズは小川さんの現在の集大成であると思いますが、
今回は復活の地、天涯の砦、ギャルナフカの迷宮あたりの作品の経験が活きています。
正直読んでて辛い内容なんですが、一気に読んでしまいました。
この物語には力があります。
2014年4月21日に日本でレビュー済み
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話の構成が大きすぎて、話についていくために何回でも過去分を読み直ししてしまいますが、
本当に面白いです。願わくば漫画化してほしいです。もちろん映画化も希望ですが、余さず観賞したいので。
だれかお願いします~。ハリポタ以来の興奮ストーリーなんです。
本当に面白いです。願わくば漫画化してほしいです。もちろん映画化も希望ですが、余さず観賞したいので。
だれかお願いします~。ハリポタ以来の興奮ストーリーなんです。
2014年1月29日に日本でレビュー済み
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1巻にでてくる事柄にさらに近づいていきます。早く続きが読みたいー
2014年2月11日に日本でレビュー済み
読むのが辛かったけれど止められませんでした。もしかしたら著者の方にとっても書くのが最も苦痛な巻だったのでは無かいかと思います。しかしこの巻は著者が成し遂げようとしている偉業の中の無くてはならない大事なピースになっていると思いました。
SFは科学的に想定しうる極限的や局所的な状態におかれた誰かや何かが感じる事や行動する事態をエンターテイメントとして表現する手段だと個人的には思うのですが、この作品にはそれ以上のなにかを感じました。
SFは科学的に想定しうる極限的や局所的な状態におかれた誰かや何かが感じる事や行動する事態をエンターテイメントとして表現する手段だと個人的には思うのですが、この作品にはそれ以上のなにかを感じました。
2013年12月28日に日本でレビュー済み
第六部「宿怨」のラストでジョージ・ヴァンディが向かった小惑星セレスの地下シェルター。
冥王斑の空気感染を逃れるため,アイネイアとミゲラがその地下シェルターへ向かう場面から第七部はスタートします。
部を重ねるたびにまったく違った場面や時代へと変遷してきたこのシリーズですが,今回の第七部では,初めて前作第六部の直後から物語が始まるのです。
アイネイアらが向かった先で待ち受けるのは,第六部で登場した,ユレイン,ジョージ,グロッサ,サンドラ,ハンらのセレスシティスカウトの仲間達。
セレスシティ第55層,地下400メートルにある重警備階層ブラックチェンバーは,とてつもなく大規模な箱庭的地下施設だ。その規模は,すでにシェルターと呼ぶよりも,シティの地下につくられたもうひとつの町といってもよい。
そして,この地下世界にたどり着いた人々は,合計5万2244人,うち成人はわずか1029人。
成人のほとんどは上層階で防衛にあたっており,地下階層の運営を担っているのは全員未成年者であるスカウトのメンバーたちだ。
善と理と公に仕え,人を助け賢く生き抜く仲間達を意味するスカウトのメンバー達は,この地下世界において自らの理想を実現するべく奮闘するが,少人数で大規模な地下世界を維持するうち,徐々にほころびがでてくるのは当然であろう。
仲の良かったスカウトのメンバー間にも考えの相違から人間関係がぎくしゃくしてき,対立が生まれる。
第六部「宿怨」はまさに,人類にとってもシリーズ最大のクライマックス的展開で,凄まじいまでの迫力がありました。それに比べると本書第七部はミニマムな少しおとなしい感じがしていまいます。
しかし,本書は,閉ざされた空間という絶望的な状況化においても,理想を実現するべく,自らの意志でつらい状況を乗り越え生き続けようとする,それぞれの登場人物たちの物語といえるかもしれません。
さて,本書第7部のタイトルは「新世界ハーブC」。
本書の舞台は西暦2500年代前半で,第一部の舞台である2800年代までまだ300年の間隔があります。
第一部「メニーメニーシープ」の舞台であったハーブCと,はたしてどのように繋がるのか。
それは本書第5章で明らかになります。
この第5章から,本シリーズ全体の流れが動き出し,第一部における謎の一端が見えてきます。
次巻が楽しみになる第7部でした。
冥王斑の空気感染を逃れるため,アイネイアとミゲラがその地下シェルターへ向かう場面から第七部はスタートします。
部を重ねるたびにまったく違った場面や時代へと変遷してきたこのシリーズですが,今回の第七部では,初めて前作第六部の直後から物語が始まるのです。
アイネイアらが向かった先で待ち受けるのは,第六部で登場した,ユレイン,ジョージ,グロッサ,サンドラ,ハンらのセレスシティスカウトの仲間達。
セレスシティ第55層,地下400メートルにある重警備階層ブラックチェンバーは,とてつもなく大規模な箱庭的地下施設だ。その規模は,すでにシェルターと呼ぶよりも,シティの地下につくられたもうひとつの町といってもよい。
そして,この地下世界にたどり着いた人々は,合計5万2244人,うち成人はわずか1029人。
成人のほとんどは上層階で防衛にあたっており,地下階層の運営を担っているのは全員未成年者であるスカウトのメンバーたちだ。
善と理と公に仕え,人を助け賢く生き抜く仲間達を意味するスカウトのメンバー達は,この地下世界において自らの理想を実現するべく奮闘するが,少人数で大規模な地下世界を維持するうち,徐々にほころびがでてくるのは当然であろう。
仲の良かったスカウトのメンバー間にも考えの相違から人間関係がぎくしゃくしてき,対立が生まれる。
第六部「宿怨」はまさに,人類にとってもシリーズ最大のクライマックス的展開で,凄まじいまでの迫力がありました。それに比べると本書第七部はミニマムな少しおとなしい感じがしていまいます。
しかし,本書は,閉ざされた空間という絶望的な状況化においても,理想を実現するべく,自らの意志でつらい状況を乗り越え生き続けようとする,それぞれの登場人物たちの物語といえるかもしれません。
さて,本書第7部のタイトルは「新世界ハーブC」。
本書の舞台は西暦2500年代前半で,第一部の舞台である2800年代までまだ300年の間隔があります。
第一部「メニーメニーシープ」の舞台であったハーブCと,はたしてどのように繋がるのか。
それは本書第5章で明らかになります。
この第5章から,本シリーズ全体の流れが動き出し,第一部における謎の一端が見えてきます。
次巻が楽しみになる第7部でした。