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オニマル 異界犯罪捜査班 結界の密室 (角川ホラー文庫) Kindle版

3.9 5つ星のうち3.9 38個の評価

令嬢は蜘蛛の形に見立てられて殺され、座敷童子が出るという旅館の部屋では男が惨殺され、結界が張られた“密室”でも殺人が起こる……人間業とは思言えない怪事件の数々に、美貌の警部ベニーが挑む!
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00IKF4QZW
  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2014/2/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/2/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1655 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 253ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 38個の評価

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田中 啓文
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本来敵同士である筈の陰陽師と鬼がコンビを組んで怪事件に挑むオカルトミステリのエンタメ作。テレビアニメを見ていて気付いたのだが、「ゲゲゲの鬼太郎」とテイストが良く似ている。妖怪絡みで凄惨な場面もあるのに全体の雰囲気は陰湿でなく、トボけたユーモアを感じさせる。鬼太郎が刑事になったら鬼丸みたいな感じじゃなかろうか。
 アメリカ帰りのエリートでイケ面だが、大真面目に陰陽の力を犯罪捜査に活用すべく奮闘しズッコけるベニーと、正体を隠して無能な刑事を装いながら実は影で事件を解決してる鬼丸との仇敵コンビのキャラが立って、とても面白い。鬼丸がまだ未熟だが陰陽師の力を発揮して来たベニーに、なぜか魅力を感じて協力してしまうのは、どうも男色趣味があるようにほのめかされてると思うのだが、これ以上発展しない事を希望する。
 それはともかく、短編ミステリとして展開が早くどんどん怪事件が出て来て読者を飽きさせないエンタメ性が優れている。結界と言う一風変わった密室破りが出て来るのもミステリ愛好家には嬉しい趣向。もちろん無理矢理な設定なので無理はああるのだが、「ゲゲゲの鬼太郎」が好きな人にはオススメである。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
☆読みやすいし、現実感は全くなくてばかばかしい感じも◎です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月7日に日本でレビュー済み
ミステリの構成で語られるオカルト物語です。
短編集ですが、レギュラーメンバーのキャラクターや役割が単純化されすぎていますがはっきりしていて、連ドラやアニメになっても映えるのではないかと思います。
些かこじつけの感もありますが駄洒落を使ったアイデアもひねりが効いていて、後味も悪くありません。軽い読み物を読みたい人には、お勧めできるのではないでしょうか。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
 2001年に講談社ノベルスから出た『鬼の探偵小説』の再シリーズ化。
 本書は第2巻で、『鬼の探偵小説』から「蜘蛛の絨毯」、2002年に『メフィスト』に掲載も未収録だった「座敷童の棲む部屋」、さらに書き下ろしの「結界の密室」の3篇が収められている。
 妖怪たちが出てくるものの、きちんとしたミステリに仕上がっている。なかでも、「結界の密室」の密室が破れたトリックがよくできていると思う。
 主人公2人のいびつな友情も読みどころだ。
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