若いころ読んだ航空宇宙軍史をキンドルでもう一度読み返しています。
そのころは、ラリーニーブンの中性子星など、ぶっ飛んでいるSFに熱狂していた時代でした。
そんな時に、甲州さんのSFが、軌道計算や慣性速度など、やけに現実的な感じで、逆にとても面白く読ませていただきました。60歳を過ぎた今では、この現実的なSFを何度もしみじみと読むことが大きな楽しみになりました。
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航空宇宙軍史 巡洋艦サラマンダー (中公文庫) Kindle版
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外惑星連合軍が劣勢を挽回すべく投じた唯一の正規巡洋艦サラマンダー。それを追う航空宇宙軍艦隊との息詰まる闘いを描いた表題作の他、その続編「サラマンダー追跡」木星系最外縁の衛星での迎撃作戦を描いた「アナンケ迎撃作戦」、イオの低高度軌道観測衛星、アルゴス-3を舞台にした「最終兵器ネメシス」など、第一次外惑星動乱末期の闘いを描いた四篇を収録。佐藤道明氏渾身の書き下ろしイラスト一八点を併録。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2014/2/28
- ファイルサイズ1.5 MB
登録情報
- ASIN : B00IMCT4LE
- 出版社 : 中央公論新社 (2014/2/28)
- 発売日 : 2014/2/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1.5 MB
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 221ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 574,467位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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5つのうち4.3つ
38グローバルレーティング
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評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年6月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2015年1月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入話に派手さは一切ありません。しかし、淡々と進められていくからこそ、緊迫感あふれるストーリーは谷甲州の真骨頂といえるでしょう。
本書は、外惑星側ストーリーメインとなりますが、他作品で目立つカリストよりも、色々な意味で翻弄される小国家同士の駆け引きと苦悩が主題ともいえます。
繰り返しますが、派手な展開はありません。しかしその中で終戦に向けて収束していく様子は、非常に読みごたえがあります。
第一次外惑星動乱を描いた短編集を締めくくりといえるでしょう。
なお、表題作の「巡洋艦サラマンダー」は、前巻「火星鉄道一九」収録の「土砂降り戦隊」「ソクラテスの孤独」に続くはなしとなるために、「火星鉄道一九」より引き続けて読まれるといいでしょう。
ただし、「火星鉄道一九」のレビューにもありましたが、電子書籍版は図版が読めないレベルなのが欠点です。Kindle版だけでなく比較用に手を出したSony Readerでも同様で、商品説明の「佐藤道明氏渾身の書き下ろしイラスト」が無駄になるレベルです。
本作では、巻末の組織編成図程度しか図版がないのでダメージは小さいですが、あるものが判読できないというのはどうにかならないものでしょうか。
というわけで、大好きなシリーズなので☆5つをつけたいところですが、小さくも重大な欠点があるために評価を下げざるをえません。
出版社側には、ぜひとも修正をお願いしたいところです。
あと、あとがきにある異常兵器カタログのイラストについては、ハヤカワ文庫版と違い掲載されていないため、電子書籍版を読まれた方で内容が気になる方は、谷甲州黙認FC・青年人外協力隊のサイトにある異常兵器カタログを読まれることをお勧めします
- 2015年5月31日に日本でレビュー済み宇宙、太陽系、戦争、軍隊、小競り合いと70年~80年代のSFを代表する作品