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[プログレ] から [エレキ] を引いて [人力] で演奏しても、[プログレ] を愛せるか？
その第２弾です。
発売から遅れること９年。もっと早く聴いておくべき CD でした。
もちろん、元曲がカッコいいというのはあるでしょうが、エレキ特有の大音量や歪んだ音色に頼らなくても、それどころかエレキとは真逆のアコースティク楽器でやっても、カッコいい曲はカッコいいのだ！、ということをあらためて認識させられました。
プログレに対してそんなに思い入れのない 私のような人間からすると、こっちの方が演奏がうまくてイケてるんじゃないかと思った箇所も多々。確かな演奏テクのおかげで、曲そのものをよく味わうことができました。
「なんだ、日本人って生真面目にクラシック音楽を再現しているだけじゃないじゃん。攻めることもできるじゃん。」なんて思ったり。
攻めてみる。これ、これからの時代で大事。
クロノス・クァルテットみたいに、特定のジャンルにこだわらず、心に刺さった曲をどんどん弦楽四重奏化してほしい。
ストリング・クァルテットだけで編曲できるレパートリーが尽きてきたら、ピアノとか打楽器を加えてもいいんではないでしょうか。
(プログレ愛に満ちた同志を探すのが大変かもしれませんが。)
レパートリーがぐっと広がると思います。
第３弾がすでにリリースされているそうで、これから聴くのが楽しみです。
こうした挑戦的なシリーズを、モルゴーア・クァルテットのみなさんにぜひぜひ続けていってほしいですね。
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メーカーによる説明
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| 製品仕様 | CD | CD | CD |
| 発売日 | 2017/3/8 | 2014/5/21 | 2012/6/20 |
