ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング [DVD]
フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ベネディクト・カンバーバッチ, ピーター・ファース, トム・ホジキンソン, アリス・イヴ, フィリップ・マーティン, リサ・ディロン, ピーター・モファット, マイケル・ブランドン, ジョン・リンチ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 29 分 |
この商品を買った人はこんな商品も買っています
商品の説明
「車椅子の物理学者」スティーヴン・ホーキング博士の若き日を見事に演じ切り、高評価を獲得!
今、最も人気・実力を兼ね備えた俳優ベネディクト・カンバーバッチ(「SHERLOCK/シャーロック」)の出世作!!
1963年イギリス、スティーヴン・ホーキング21歳
突如、将来有望な青年を襲った悲劇
これは、絶望的な病魔と闘い続けながら愛を信じ、宇宙を求めた研究者の実話である―
■病魔と闘いながら、宇宙を求めた天才物理学者スティーヴン・ホーキング! 実話を元に描く感動の人間ドラマ! !
著書『ホーキング、宇宙を語る』(1988年出版)が全世界で1,000万部を超え、
日本でも110万部を超えるベストセラーになったことでも知られるホーキング博士。
彼はALS発症後余命2年と診断されながら奇跡的な回復を果たし、現在も講義を続けている。
また、博士自身が脚本と合成音声を利用したナレーションも担当し、
カンバーバッチも出演したドキュメンタリー映画「Hawking」が2013年ケンブリッジ映画祭等で上映された。
【STORY】
1963年イギリス。ケンブリッジ大学院で理論物理学を学んでいるスティーヴン・ホーキングは、
自宅で21歳の誕生日を迎えていた。ほのかに恋心を寄せるジェーンの存在と、彼の好奇心を満たす宇宙の研究。
その将来は、順風満帆かに思えた。
そんな中、突如スティーヴンは脳の命令が筋肉に伝わらないALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。
身体の筋肉は次第に衰弱し、余命は2年と宣告される。
両親は、スティーヴンを支えるのは今まで通りの生活だと思い、彼を大学院に戻す。
しかしその身体は、溺れるように自由が利かなくなっていった。
彼は、その恐怖を打ち消すかのように研究に没頭するが…。
【CAST】
ベネディクト・カンバーバッチ
マイケル・ブランドン
ピーター・ファース
トム・ホジキンソン
リサ・ディロン
アリス・イヴ
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4532318408248
- 監督 : フィリップ・マーティン
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 29 分
- 発売日 : 2014/6/4
- 出演 : ベネディクト・カンバーバッチ, マイケル・ブランドン, ピーター・ファース, トム・ホジキンソン, リサ・ディロン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : アルバトロス
- ASIN : B00J39ZLRG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 55,887位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 111位イギリスのTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
「ホーキング」関連と「エニグマ解読」関連の映画は英国など欧州の監督・俳優陣が多いですね。
アメリカの映画界に譲れない英国映画界の誇りなのでしょうか。
そういう目で見ると面白い作品だと思います。
宇宙の話が聞きたい。しかし、テレビが壊れたかと勘違いする雑音がする。あれ、と思いテレビのチャンネルを変える。音は正常らしい。ホーキングの映画は雑音に満ちている。
筋肉が退化していく病気のためにどんどん動けなくなっていく。21再の時にいきなり何気なくご機嫌で野に横になり星を見て瞑想にふけっていると、そのまま動けなくなってしまった。別に水木しげるが言う、妖怪ヌリカベのせいではない。場所はイギリスのケンブリッジ大学。脳の指令が筋肉に伝わらないので、筋肉は自分の意志通りには動いてくれない。難病筋ジストロフィーの発症だった。
雑音は何か。これが重要な意味を持つことを天文学者も知らない。レーダーのアンテナに暮らす鳩たちは、雑音の責任を取らされて、レーダーに雑音を生んでいるのは、鳩と鳩の糞のせいかと、冤罪に陥れられる。鳩の群れは銃殺されてしまう。人間くらい身勝手でどうにもならない生き物はないと神様は絶望しているのではないか。
当時、もし、無から有が生まれることが証明されれば、それは同時に神の存在を証明するではないか、と天文学者が皮肉を込めて、つまり、無から有は絶対に生じないという確信を込めて、主張していた。
ホーキングが故郷からケンブリッジに向かう汽車に乗り発車を待っていると、隣の列車が動き出す。誰でも経験していることだが、そういう錯覚は良く起こることです。この些末なごくありふれた体験がいきなりホーキングの頭脳に強烈な衝撃を与える。時間はひたすら前に進む。後に下がることはない。常識だが、よくわからないことだが、ホーキングはこのことから150億年前にビックバンが爆発したと言う計算をして答えを出す。みんなケンブリッジ大学にいる人は天才なのか。この話を教授にすると、そんなことはあり得ない。もし、それが事実ならば、ビッグバンは今も真空の宇宙で三度の熱を発し続けているはずだと言う。三度の熱、どうして分かるのか。どちらも天才に見えてくる。訳が分からない。その理論を実証するには、宇宙のかなたに三度の熱を蓄えている場所があるはずだと反論する。
話はここでテレビの故障かと勘違いした雑音に行き着く。鳩を処刑した二人の教授はノーベル賞を受賞する。あの宇宙の彼方から飛んでくる雑音はビックバンが出す熱源の音が150億年を経た今の地球に届いている証拠となった。ホーキングのお陰で、全ての謎が解ける。鳩を銃殺刑にしたのはまずい。こういう偉大な人たちでも何か理解できないことがあると、他人の所為にしてしまうらしい。
映画を見ていて気になったのは、ホーキングは21歳で発症し病を承知の上で付き合っていた彼女の存在だ。ホーキングは発症から20年生きて、三人の子どもを授かったと言う。細かな伝記は知らないが、動けない身体と余命二年の医師の宣告下の決断で、縁の不思議さを感じました。
結局、ビッグバンが存在すると、無から有が生まれたことになる。この時間をさらにマイナスに遡って行くと、どこに行くのだろうか。水木しげるは、ジャングルの中で彷徨っている時に、ヌリカベに囲まれて動けなくなった。仕方なくそこで一夜を明かした。明るくなると、もう一歩歩めば、足を踏みはずして崖から落ちる所だったと言う。妖怪ヌリカベが水木を救ったわけだ。こういう、目に見えない存在があることは洋の東西を問わずに存在しています。丹波哲郎が紹介していた異次元にある霊界とかも、信じない人はいるが、信じている人もいる。物理学でも、反物質という分野があると聞きます。何のことか分かりませんが、物質ではない靈や妖怪がいることと関連しているのではないでしょうか。勿論、神もそういう存在でしょう。そういう域に生きていたならば、数式で証明できたのかもしれません。無から有の誕生で神の存在に近づけるなら、この先のマイナスの時間をさかのぼれ摩訶不思議な世界にたどりつくのかもしれません。、
ベネディクト氏に出会って、吹き替えで見る歯がゆさを感じだした。特に彼は姿と声の両方なくては。
でも字幕なくては理解できない情けなさ。
「病魔と闘う天才物理学者の話」・・・なのかな?と思う。
徐々に手足がマヒしていく動きや発音の変化などについ注意がいくのだけれど。ベネディクト氏の身体表現力は凄い。
彼が文字通り「病と闘うため」に使っているのはバスタブでの潜水の時間だけの気がする。ほとんどの時間は恋した彼女とのデートと、宇宙の研究。熱心に好きなことに打ち込む普通の?青年の生活。それが彼が一番守ろうとしていたものだろう。彼なりの取っ組み合い。時間との。それは「病魔との闘い」であるけれど。
大学院の研究テーマを「彼の残された時間に仕上がるような簡単なものにして」と父親が教官に頼む。すげなく断る教官。断られて気づく父親。短いシーンだが、重く心に残った。もう彼が自由に使うべき時間なのだ。
病気の進行がさまざまな不自由さであらわされる。でも印象に残ったのは検査を受ける時の瞳やバスタブから浮かび上がった時の表情。
日本の「難病物」と括ってしまいたくなるあれこれの作品とつい比べたくなるような僅かな表情の揺れが、ホーキング青年の心中を覗かせてくれる。(彼女からの結婚OK発言の時でさえ大喜びしない!)それともこういうのがイギリスの当り前なのか?宇宙の話をする時以外はほとんど感情を露骨にしない中で、ビッグバンの糸口を見つけた時の彼の笑顔はひときわ輝いて見える。
研究テーマが見つかってからの彼の努力はやはり「天才」級。きらきらする時間。
「難病罹患」というと、ともすると波乱万丈に描いてしまいがちだが、現代を生きつつある天才のほんの「初めの一歩」をメインに淡々とした色調のこういうドラマが作れるイギリステレビ界の懐の深さが本当にうらやましい。
挟みこまれるオジサン二人の話は、最後に「こうつながるのか」とやっと分かった。
また見たくなる話ですた
一人になると見たくなります
そして、テレビに映るあの姿とマシンボイス。
氏一人の存在で、数万人は「科学の道」を志した人がいたはずです。
そんな氏の存在を、しっかりと描いていると思います。
かつて氏の姿や本を読んで理系に進んだ方々は、「僕と彼女のセオリー」よりもこちらを見たほうが良いと思います。