優美な楽曲で日本でも人気のあるUSインディ・バンド、ラルトラ(L'ALTRA)での活動で知られるジョセフ・デスラー・コスタが、彼の異父(母)兄弟のアレッサンドロ・バリスと組んだハーフ・ブラザーズ・デュオ、ヤング・ボーイ (YOUNG BOY) のデビュー・アルバムが登場!
本作はラルトラでも聴くことのできた叙情感たっぷりなメロディに溢れていますが、このヤング・ボーイでは柔らかくて優美なシンセ・サウンドとシルキーなギター、そしてドリーミーな音像が特徴的。そう、M83とNEW ORDERとPHOENIXとPAINS OF BEING PURE AT HEARTらを掛けあわせたような、キラキラ&ノスタルジック・チューンが秀逸です。
そう、ジョセフはアメリカ、アレッサンドロはイタリアとそれぞれ違った国で暮らしていた二人は、お互いに関心のあった音楽でもより深い絆で繋がれていました。彼らはメールなどでお互いの曲を送ったりして楽曲作りをしていたのですが、よりクオリティの高いサウンド・プロダクションにすべく、2013年にジョセフがイタリアへ出向き本格的なレコーディングを開始。本作は、そんな心温まる兄弟の愛情で育まれた全12曲が収録されています。
解説:小熊 俊哉(CROSSBEAT)