クラブっぽい都会的なグルーヴを持つ人力ダンスポップを聞かせる
希有な才能の持ち主である印象派の2ndミニ。
人力ビートが心地よい#1から#3までは前作の路線を引き継ぐポップソングが並び
その後はスチャダラパーを思わせながらもハイセンスなアレンジで聞かせる#5や
プレイグスっぽいお洒落70’sハードロックな#7など、
突き抜けたセンスの良さはそのままに、よりバラエティ豊かなミニアルバムとなっております。
相変らず歌詞も面白い。聞く度に発見がありますね。
総じて、彼女たち特有の甘い毒味はそのままですが
前作よりポップになっていますね。反面、ダンスっぽさは少し減退しました。
ギター主導のポップや、ロックがお好きな方なら
クラブっぽいアプローチの曲が多くエッジィな1stより
こちらのほうがしっくりくるかもしれません。
個人的な意見としては、フルアルバムは1stの路線であって欲しいのですが……。