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どうせなら、楽しく生きよう Kindle版
*本作品は、自費出版した電子書籍です。
この後、飛鳥新社から新たに紙媒体で書籍化されています。
新しい章も加わり、読みやすいように編成された紙媒体のほうをお読みいただければ嬉しく思います。 ー著者より
*** *** ***
アポロ12号宇宙飛行士アラン・ビーン、「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里、それぞれに辛い思いをする働く母親と専業主婦、仕事での挫折が幸せに生きるきっかけになった人、など多くの体験談から「楽しく生きる」ことのほんとうの意味と大切さを呼びかける本である。
また、著者自身が暗い海の底のようなうつ状態から10年かけて抜けだした体験も率直に語っている。
「まえがき」より抜粋
のんきに見えるせいなのか、私は人からよく「気楽な人生でいいですね」と言われます。「あなたは強いからいいけれど、弱い人もいるんですよ」とか、「恵まれているあなたには、わかりませんよ」と注意されることもあります。
楽しく生きていると思われるのは嬉しいけれど、私は決して強くないし、突出した才能や運に恵まれているわけでもありません。
子どもの頃にはふつうの子ができることができず、いじめられて、泣いてばかりいました。失敗、挫折、失恋の体験も人一倍多いのではないかと思います。
「生きているのをやめてしまいたい」と思ったこともあります。
ことに 30代のなかばの数年間は、夜中にひとりで車を運転して大木にぶつけてしまいたい衝動と毎日のように戦っていました。
私は、あれこれ試して小さな成功と挫折を繰り返しながら、10年かけて日常生活で幸せを感じられるようになりました。
その道程を振り返ると、「よく抜け出せたものだ」と感心します。ちょっと選択をまちがえたら、あのまま暗い世界にいたのかもしれないと想像すると、ぞっとします。
そこで私は、かつての自分のように悩んでいる人に「幸せを感じられるようになる方法」を教えてあげることはできないものかと考えるようになりました。
まずは「成功者」とみなされている人から高校生まで、あらゆる人に会って話を聞くようになりました。それぞれが語ってくれた有意義に生きる心がけからインスピレーションを得ることはできたのですが、書きためたものが膨大な量になり、まとまらなくなってしまいました。
思い切って最初から書き直すことにしたのですが、その過程で、私は「幸せ」という言葉がもたらす幻想に気づいたのです。
取材をしているときには、「成功」と「幸せ」のキーワードにこだわりすぎて見落としていたのですが、私が心の暗闇から抜けだしたのは、「成功」したからではありませんでした。
落ち込んでいたときと、「生きるのが楽しい」と感じる現在の私の状況は、ほとんど変わっていません。仕事の内容も収入もほぼ同じです。
では何が変わったのでしょう?
****続く****
【目次】
まえがき
1章 自己啓発書で不幸になる理由
2章 1番って、そんなにいいの?
3章 月を手に入れることができたら
4章 生きるのがつらくなるとき
5章 「やりたいこと」ができない
6章 すぐに自信が揺らぐ
7章 自分が好きになれない
8章 「できる人」に劣等感を覚える
9章 挑戦をはばむ壁
10章 失敗を避けるより大切なこと
11章 希望の光がみえないときには
12章 遊ぶことに罪悪感を覚える
13章 「やりたくないこと」をがまんしてやっている
14章 切りたくても切れない人間関係
15章 スティーブ・ジョブズの名言から学んだこと
あとがき
この後、飛鳥新社から新たに紙媒体で書籍化されています。
新しい章も加わり、読みやすいように編成された紙媒体のほうをお読みいただければ嬉しく思います。 ー著者より
*** *** ***
アポロ12号宇宙飛行士アラン・ビーン、「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里、それぞれに辛い思いをする働く母親と専業主婦、仕事での挫折が幸せに生きるきっかけになった人、など多くの体験談から「楽しく生きる」ことのほんとうの意味と大切さを呼びかける本である。
また、著者自身が暗い海の底のようなうつ状態から10年かけて抜けだした体験も率直に語っている。
「まえがき」より抜粋
のんきに見えるせいなのか、私は人からよく「気楽な人生でいいですね」と言われます。「あなたは強いからいいけれど、弱い人もいるんですよ」とか、「恵まれているあなたには、わかりませんよ」と注意されることもあります。
楽しく生きていると思われるのは嬉しいけれど、私は決して強くないし、突出した才能や運に恵まれているわけでもありません。
子どもの頃にはふつうの子ができることができず、いじめられて、泣いてばかりいました。失敗、挫折、失恋の体験も人一倍多いのではないかと思います。
「生きているのをやめてしまいたい」と思ったこともあります。
ことに 30代のなかばの数年間は、夜中にひとりで車を運転して大木にぶつけてしまいたい衝動と毎日のように戦っていました。
私は、あれこれ試して小さな成功と挫折を繰り返しながら、10年かけて日常生活で幸せを感じられるようになりました。
その道程を振り返ると、「よく抜け出せたものだ」と感心します。ちょっと選択をまちがえたら、あのまま暗い世界にいたのかもしれないと想像すると、ぞっとします。
そこで私は、かつての自分のように悩んでいる人に「幸せを感じられるようになる方法」を教えてあげることはできないものかと考えるようになりました。
まずは「成功者」とみなされている人から高校生まで、あらゆる人に会って話を聞くようになりました。それぞれが語ってくれた有意義に生きる心がけからインスピレーションを得ることはできたのですが、書きためたものが膨大な量になり、まとまらなくなってしまいました。
思い切って最初から書き直すことにしたのですが、その過程で、私は「幸せ」という言葉がもたらす幻想に気づいたのです。
取材をしているときには、「成功」と「幸せ」のキーワードにこだわりすぎて見落としていたのですが、私が心の暗闇から抜けだしたのは、「成功」したからではありませんでした。
落ち込んでいたときと、「生きるのが楽しい」と感じる現在の私の状況は、ほとんど変わっていません。仕事の内容も収入もほぼ同じです。
では何が変わったのでしょう?
****続く****
【目次】
まえがき
1章 自己啓発書で不幸になる理由
2章 1番って、そんなにいいの?
3章 月を手に入れることができたら
4章 生きるのがつらくなるとき
5章 「やりたいこと」ができない
6章 すぐに自信が揺らぐ
7章 自分が好きになれない
8章 「できる人」に劣等感を覚える
9章 挑戦をはばむ壁
10章 失敗を避けるより大切なこと
11章 希望の光がみえないときには
12章 遊ぶことに罪悪感を覚える
13章 「やりたくないこと」をがまんしてやっている
14章 切りたくても切れない人間関係
15章 スティーブ・ジョブズの名言から学んだこと
あとがき
- 言語日本語
- 発売日2014/4/15
- ファイルサイズ637 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
渡辺由佳里(わたなべ・ゆかり)
ツイッターでの人生相談と、リベラルな立場からの時評で支持を集める
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。
兵庫県豊岡市出身。京都大学医療技術短期大学部卒、同大学部専攻科修了。
卒業後、助産師としてキャリアをスタート。
幼いころから児童文学で憧れていたロンドンに語学留学。
帰国後上京し、日本語学校のコーディネーター、
外資系企業のプロダクトマネージャーなどの職につく。
東京で出会ったアメリカ人ビジネスマンと30歳で結婚。妊娠を機に退職。
1995年よりアメリカに移住し、現在はボストン郊外で夫と二人ぐらし。大学生の娘がひとり。
『ノー ティアーズ』(小説新潮長篇新人賞受賞)『神たちの誤算』(共に新潮社)を出版するも、
小説家として挫折感を覚えて翻訳業に専念。当初は趣味で始めた、
洋書の紹介を中心としたブログ「洋書ファンクラブ」が海外文学ファンの評判をよび、
今では多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、
『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)など。
糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)はベストセラーに。
洋書ファンクラブ
http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/
Twitterアカウント
@YukariWatanabe
ツイッターでの人生相談と、リベラルな立場からの時評で支持を集める
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。
兵庫県豊岡市出身。京都大学医療技術短期大学部卒、同大学部専攻科修了。
卒業後、助産師としてキャリアをスタート。
幼いころから児童文学で憧れていたロンドンに語学留学。
帰国後上京し、日本語学校のコーディネーター、
外資系企業のプロダクトマネージャーなどの職につく。
東京で出会ったアメリカ人ビジネスマンと30歳で結婚。妊娠を機に退職。
1995年よりアメリカに移住し、現在はボストン郊外で夫と二人ぐらし。大学生の娘がひとり。
『ノー ティアーズ』(小説新潮長篇新人賞受賞)『神たちの誤算』(共に新潮社)を出版するも、
小説家として挫折感を覚えて翻訳業に専念。当初は趣味で始めた、
洋書の紹介を中心としたブログ「洋書ファンクラブ」が海外文学ファンの評判をよび、
今では多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、
『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)など。
糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)はベストセラーに。
洋書ファンクラブ
http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/
Twitterアカウント
@YukariWatanabe
登録情報
- ASIN : B00JRD1R7G
- 出版社 : Freshspot Publishing; 第1版 (2014/4/15)
- 発売日 : 2014/4/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 637 KB
- 同時に利用できる端末数 : 無制限
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 108ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,713位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,370位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- - 5,389位自己啓発 (Kindleストア)
- - 7,653位人生論・教訓
- カスタマーレビュー:
著者について
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エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。
ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにCakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。
また自身でブログ「洋書ファンクラブ」を主幹。年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長篇新人賞受賞。著書に『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)、『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』(亜紀書房)などがある。翻訳には、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、マリア・V スナイダー『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)など。書籍と翻訳で多くの作品がある。
2022年2月発売の最新刊『アメリカはいつも夢見ている』(KKベストセラーズ)。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年10月28日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
とても良い本で感動しました。ありがとうございました。何とか楽しく生きていこうと思いました。
役に立った
2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勇気をいただけました。なかなか言い表せないところにスーっと入っていって、困ったぐらいです。
自由って、与えられるものじゃなくて、葛藤してつかまえるものと思いました。
自由って、与えられるものじゃなくて、葛藤してつかまえるものと思いました。
2014年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも参考にさせていただいているブログ「洋書ファンクラブ」の渡辺由佳里さんの新しい本です。当初は電子書籍のみの出版だったのですが、この度、紙媒体でも出版されることになったので、早速読んでみました。
渡辺さんご自身の過去の辛い経験と、そこから、今のように前向きに生きられるようになるまでの過程を振り返った上で、一度しかない人生をよりよく生きるために、
・努力とは楽しいものであり、そうあるべき。苦しいとしたら、どこかがまちがっている。
・あなたの人生なのだから、やりたいことをやってもいいよ!
・「楽しむこと」を自分に許そう!
と、本書を手にとった者を、力強く、優しく後押ししています。
渡辺さんは、いつもブログやTwitterで前向きな発言をされており、非常に共感することが多いのですが、過去にそのような辛い経験をされているとは思いもしませんでした。もしかしたら、そのような辛い経験からなんとか回復できたからこそ、今のような「力強い」発言ができるのかもしれませんね。
本書には、渡辺さんご自身の経験の他にも、有名な方、渡辺さんの身近な方のエピソードが散りばめられており、最後まで興味深く読むことができました。
また、渡辺さんは元々医療関係者であり、且つ、ものすごい量の本を分野を問わず読まれているので、本書に書かれていることを支持するような様々な医学的な(心理学上の、脳医学上の…)実験結果や調査結果をご存じのはずなのですが、本書では、あえてそのようなデータは排して、簡潔な、誰でも手に取りやすい本を創ろうとしているように感じました。
内容的にはやはり、(シェリル・サンドバーグの『リーン・イン』 のように )女性であるからこその辛い経験(家族、友人、会社等からのステレオ・タイプの押付け等)が語られている箇所が多いので、女性の方がより共感し、勇気づけられる本だと思います。
が、男性である私も、共感し、勇気づけられる箇所が沢山ありました。 例えば、
・今日、考え方や生き方を変えても、明日からいきなり楽しくなるわけでもありません。
・種をまいてから果実が実るまでには何年もかかる…
という箇所には、自分が性急に成果・結果を求めがちなことに気づかされ、
・目標を達成することではなく、そこに向かう過程に意義があるのであり、それこそが報酬だ。
という箇所からは、「これからは意図的に「過程」を楽しむように心がけよう」と思いました。また、
・他人を褒めるのに慣れると、自分を褒めることも簡単になる。
・多くの人は、成功や幸福をたったひとつのことに集中させてしまいがちです。「これさえうまくいけば」とひとつにかけてしまうので、失敗したときの打撃が大きいのです。
・失敗や挫折も、練習を積めばうまくなるものなのです。
・実際に行動してみれば、思いがけない幸運にぶつかるチャンスも増えるものです。
といった箇所は、普段あまり意識できていないだけに、「なるほど、そうだなぁ…」と共感できました。そして、
・スポーツであれ、芸術であれ、仕事であれ、学問であれ、上達し、結果を出すことへの近道は「夢中になること」なのです。
ということで、「やはり、努力の「過程」を楽しめることをやっていきたいなぁ…」と改めて思いました。
最後に、本書でとりあげられている本、『NurtureShock』(邦訳『間違いだらけの子育て』)と『Play』(邦訳『遊びスイッチ、オン』)はなかなか良い本ですので、本書と併せてお勧めいたします!
渡辺さんご自身の過去の辛い経験と、そこから、今のように前向きに生きられるようになるまでの過程を振り返った上で、一度しかない人生をよりよく生きるために、
・努力とは楽しいものであり、そうあるべき。苦しいとしたら、どこかがまちがっている。
・あなたの人生なのだから、やりたいことをやってもいいよ!
・「楽しむこと」を自分に許そう!
と、本書を手にとった者を、力強く、優しく後押ししています。
渡辺さんは、いつもブログやTwitterで前向きな発言をされており、非常に共感することが多いのですが、過去にそのような辛い経験をされているとは思いもしませんでした。もしかしたら、そのような辛い経験からなんとか回復できたからこそ、今のような「力強い」発言ができるのかもしれませんね。
本書には、渡辺さんご自身の経験の他にも、有名な方、渡辺さんの身近な方のエピソードが散りばめられており、最後まで興味深く読むことができました。
また、渡辺さんは元々医療関係者であり、且つ、ものすごい量の本を分野を問わず読まれているので、本書に書かれていることを支持するような様々な医学的な(心理学上の、脳医学上の…)実験結果や調査結果をご存じのはずなのですが、本書では、あえてそのようなデータは排して、簡潔な、誰でも手に取りやすい本を創ろうとしているように感じました。
内容的にはやはり、(シェリル・サンドバーグの『リーン・イン』 のように )女性であるからこその辛い経験(家族、友人、会社等からのステレオ・タイプの押付け等)が語られている箇所が多いので、女性の方がより共感し、勇気づけられる本だと思います。
が、男性である私も、共感し、勇気づけられる箇所が沢山ありました。 例えば、
・今日、考え方や生き方を変えても、明日からいきなり楽しくなるわけでもありません。
・種をまいてから果実が実るまでには何年もかかる…
という箇所には、自分が性急に成果・結果を求めがちなことに気づかされ、
・目標を達成することではなく、そこに向かう過程に意義があるのであり、それこそが報酬だ。
という箇所からは、「これからは意図的に「過程」を楽しむように心がけよう」と思いました。また、
・他人を褒めるのに慣れると、自分を褒めることも簡単になる。
・多くの人は、成功や幸福をたったひとつのことに集中させてしまいがちです。「これさえうまくいけば」とひとつにかけてしまうので、失敗したときの打撃が大きいのです。
・失敗や挫折も、練習を積めばうまくなるものなのです。
・実際に行動してみれば、思いがけない幸運にぶつかるチャンスも増えるものです。
といった箇所は、普段あまり意識できていないだけに、「なるほど、そうだなぁ…」と共感できました。そして、
・スポーツであれ、芸術であれ、仕事であれ、学問であれ、上達し、結果を出すことへの近道は「夢中になること」なのです。
ということで、「やはり、努力の「過程」を楽しめることをやっていきたいなぁ…」と改めて思いました。
最後に、本書でとりあげられている本、『NurtureShock』(邦訳『間違いだらけの子育て』)と『Play』(邦訳『遊びスイッチ、オン』)はなかなか良い本ですので、本書と併せてお勧めいたします!
2018年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほぼ自伝です。
目次の
・やりたい事が出来ない
・自分が好きになれない
・出来る人に劣等感を覚える
まえがきの
「30代から10年かけて日常に幸せを感じた」
の文に惹かれてKindle無料サンプルから購入。
内容は著者の自伝で、客観性に欠けます。やや期待はずれでした。
キャリア、教養、留学や仕事の姿勢、夢を叶える挑戦意欲は相当にストイックに感じましたし、素晴らしいです。
主婦独特の虚しさも書いてあるので、働く女性、主婦に響くと思われますが、様々女性の本を読んできた中ではいまいちピンとこない自叙伝でした。
目次の
・やりたい事が出来ない
・自分が好きになれない
・出来る人に劣等感を覚える
まえがきの
「30代から10年かけて日常に幸せを感じた」
の文に惹かれてKindle無料サンプルから購入。
内容は著者の自伝で、客観性に欠けます。やや期待はずれでした。
キャリア、教養、留学や仕事の姿勢、夢を叶える挑戦意欲は相当にストイックに感じましたし、素晴らしいです。
主婦独特の虚しさも書いてあるので、働く女性、主婦に響くと思われますが、様々女性の本を読んできた中ではいまいちピンとこない自叙伝でした。
2018年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェイスブックで思慮深く独特のチャーミングさで意見を言う著者を好ましく思っていたので読みました。
後ろ盾なく頑張って生きてる女性におすすめします。人生の要所要所で身近な大人から良い道筋を示される環境もなく、効率良いとは言えない努力を真剣にして道を切り開くも、勤め先ではハラスメントに溢れた言動や扱いに見舞われ、結婚して育児して疲れの闇に落ち、細々と両立する仕事を模索しつつもフリーではいいように利用され、、、という、決してキラキラ番組や悲哀過剰演出記事に出てこない、まじめだからこその女性の人生と、でもそんな人生を生きることの大切さ強さを伝えてくれる本です。
宇宙飛行士でも燃え尽き堕落する、日頃の自分を大切にして自分を幸せにしていないとなにを成し遂げても、、という部分が刺さります。何かを成し遂げればその後の人生が楽になるわけではない、、など。
人生はただ良く生き切るしかないんだという力強さを感じます。俺たちにバッドエンドはない、まだ途中という火花とシンクロして腹落ちしました。今年、疲れたわたしを元気付けてくれたコンテンツです。
それにしても頑張ってきたんだなこの方も、と心から思います。ほんと昭和の家庭って、、。私も同じ!という人たくさんいるのではないかな。
後ろ盾なく頑張って生きてる女性におすすめします。人生の要所要所で身近な大人から良い道筋を示される環境もなく、効率良いとは言えない努力を真剣にして道を切り開くも、勤め先ではハラスメントに溢れた言動や扱いに見舞われ、結婚して育児して疲れの闇に落ち、細々と両立する仕事を模索しつつもフリーではいいように利用され、、、という、決してキラキラ番組や悲哀過剰演出記事に出てこない、まじめだからこその女性の人生と、でもそんな人生を生きることの大切さ強さを伝えてくれる本です。
宇宙飛行士でも燃え尽き堕落する、日頃の自分を大切にして自分を幸せにしていないとなにを成し遂げても、、という部分が刺さります。何かを成し遂げればその後の人生が楽になるわけではない、、など。
人生はただ良く生き切るしかないんだという力強さを感じます。俺たちにバッドエンドはない、まだ途中という火花とシンクロして腹落ちしました。今年、疲れたわたしを元気付けてくれたコンテンツです。
それにしても頑張ってきたんだなこの方も、と心から思います。ほんと昭和の家庭って、、。私も同じ!という人たくさんいるのではないかな。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はエッセイなのでこれこれがあってこうするという手段と結果が厳密には結びついて説明してあるわけではありません。こんな風に感じた、思うといった軽い感じです。でも、言い切りの文章もあります。しかし、それらは著者の体験のみから述べられているのであって、根拠は薄弱ともいえます。またすでに言い尽くされているものを書いてみた感じも否めないです。また著者がいままさに楽しく生きているというのが鬱を患っている人などから見たら、とても眩しく見え羨ましく写ります。
それでも、このエッセイがちょっと悩んでいる人には役に立つ部分があると思います。また常識に囚われない新しい発見があるかも知れません。しかしながら、うつ病患者がこれに救いを求めても無駄に終わるでしょう。深刻な問題を抱えている人には向かない本です。もっともそういう人を読者対象に選んではいないと思われます。
でも、何故か帯には「生きるのがつらくてたまらないとき」の人や「うまくいっている人」と自分を比べる人や「束縛する親」から逃れなれない人をも対象に書かれているようです。ハッキリ言って「生きるのがつらくてたまらないとき」の人には正直役に立たないでしょう。他はまぁまぁといったところでしょうか。
自分の書評が厳しいので補足です。さらりと書かれているところと濃く書かれているところの濃淡がはっきりしています。さらりと書かれているところはえーという間に終わってしまい、どこか物足りなさを感じてしまいます。濃く書かれていることはおー、なるほどねと思わせるところがあります。書かれている内容を取捨選択していければ役に立つと思います。自分も腑に落ちたところもありました。
それでも、このエッセイがちょっと悩んでいる人には役に立つ部分があると思います。また常識に囚われない新しい発見があるかも知れません。しかしながら、うつ病患者がこれに救いを求めても無駄に終わるでしょう。深刻な問題を抱えている人には向かない本です。もっともそういう人を読者対象に選んではいないと思われます。
でも、何故か帯には「生きるのがつらくてたまらないとき」の人や「うまくいっている人」と自分を比べる人や「束縛する親」から逃れなれない人をも対象に書かれているようです。ハッキリ言って「生きるのがつらくてたまらないとき」の人には正直役に立たないでしょう。他はまぁまぁといったところでしょうか。
自分の書評が厳しいので補足です。さらりと書かれているところと濃く書かれているところの濃淡がはっきりしています。さらりと書かれているところはえーという間に終わってしまい、どこか物足りなさを感じてしまいます。濃く書かれていることはおー、なるほどねと思わせるところがあります。書かれている内容を取捨選択していければ役に立つと思います。自分も腑に落ちたところもありました。
2014年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のtwitterは以前から楽しく見ていたことから、
今回、出版社からではなくあえて自らの手で出版した本、ということで、
しかもたったの500円ということで、簡単に買って、なんの先入観もなく、
土曜日の朝、新聞のコラムの一つを読むように簡単に読み始めました。
2時間ほどで、思いがけず一気に最後まで読んでしまいました。
現在、ボストン在住というここに至るのに、おそらくとてもつもなく苦しかったに違いない
著者のこれまでのとても個人的なこと、両親とのこと、同僚とのこと、夫婦のことなどが、綴られていました。
でも、それでも、そんな重重しいことを綴るのが本書の主題ではなく、
そういった困難な状況において、どのように著者が生き抜いたのかが克明に綴られていて、
生き抜いた様子が克明に綴られています。
「呪いの言葉」による呪いをかけられていても、打ちのめされず、立ち上がり、
歩き続けていれば、呪いの言葉の威力は薄れる。
呪いをはじき返すには、自分の気持ちに従うこと。
「楽しく生きよう」ということ。
20代、30代の女性なら、直面しがちな数々の「呪い」かと思うような出来事。
上司、同僚、夫、子ども、姑、友人との困難な関係。
生きていくには人と関わらざるを得ない。
だったら、「どうせなら」どうせ生きていくなら、どうやって生きるのか。
今、50代という著者の生き方が、その答えの一つを教えてくれます。
日経の「妹たちよ」が好きな方なら、きっとこの本が大好きになると思います。
著者の愛を感じるはずです。
今回、出版社からではなくあえて自らの手で出版した本、ということで、
しかもたったの500円ということで、簡単に買って、なんの先入観もなく、
土曜日の朝、新聞のコラムの一つを読むように簡単に読み始めました。
2時間ほどで、思いがけず一気に最後まで読んでしまいました。
現在、ボストン在住というここに至るのに、おそらくとてもつもなく苦しかったに違いない
著者のこれまでのとても個人的なこと、両親とのこと、同僚とのこと、夫婦のことなどが、綴られていました。
でも、それでも、そんな重重しいことを綴るのが本書の主題ではなく、
そういった困難な状況において、どのように著者が生き抜いたのかが克明に綴られていて、
生き抜いた様子が克明に綴られています。
「呪いの言葉」による呪いをかけられていても、打ちのめされず、立ち上がり、
歩き続けていれば、呪いの言葉の威力は薄れる。
呪いをはじき返すには、自分の気持ちに従うこと。
「楽しく生きよう」ということ。
20代、30代の女性なら、直面しがちな数々の「呪い」かと思うような出来事。
上司、同僚、夫、子ども、姑、友人との困難な関係。
生きていくには人と関わらざるを得ない。
だったら、「どうせなら」どうせ生きていくなら、どうやって生きるのか。
今、50代という著者の生き方が、その答えの一つを教えてくれます。
日経の「妹たちよ」が好きな方なら、きっとこの本が大好きになると思います。
著者の愛を感じるはずです。
2018年11月6日に日本でレビュー済み
もともと渡辺さんが主催されている洋書ファンクラブを拝見しており、洋書選びの参考にさせてもらっていました。その語り口や普段のツイッターでの発言、アメリカ大統領選のレポートなどから、ご自身の問いとそれに対するオピニオンをしっかりお持ちの方なのだなあ、という印象をもっていました。またとても活き活きとされていらっしゃるので、「元からそういうタイプの方なのかな」と一見おもってしまうほどでした。しかしこの本を読めばそうでないことがわかります。葛藤や経験を通して現在のスタイルを確率されたのだとわかりました。楽しんでやってらっしゃることはとてもこちらに伝わってきており、こちらまで楽しい気持ちになるので好きだったのですが、いろいろと苦悩をかかえる時間をのりこえたからこそなのだなと。
私個人的に、万人に当てはまるようなハウツーは存在しないと思っています。ご自身のこれあでの苦悩を振り返った回顧録のようなものかもしれません。ですのでとても具体的です。
面白かったです。ありがとうございました。
私個人的に、万人に当てはまるようなハウツーは存在しないと思っています。ご自身のこれあでの苦悩を振り返った回顧録のようなものかもしれません。ですのでとても具体的です。
面白かったです。ありがとうございました。