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エネルギー(下) Kindle版
ロシア大統領プーチンが、サハリン巨大ガス田開発の予算超過に激怒。クレムリンの攻撃犬と呼ばれるロシア人官僚や石油メジャーに恨みを抱く英国人父子の介在で、プロジェクトは窮地に。トーニチ専務の亀岡吾郎は、アメリカの対イラン経済制裁で暗雲ただよう「日の丸油田」を救うため、ユダヤ人ロビイストを利用。秋月修二が中国企業に仕掛けた石油デリバティブ取引は、シンガポール市場を揺るがす巨額損失事件へと発展する。国際資源ビジネス超大作、完結。
- 言語日本語
- 出版社サウンズグッド カンパニー
- 発売日2014/4/25
- ファイルサイズ1572 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
●黒木 亮:1957年生まれ。2000年、「トップ・レフト」で作家デビュー。世界を舞台にしたスケールの大きなビジネス小説を発表。主な作品に「排出権商人」「ザ・コストカッター」などがある。
登録情報
- ASIN : B00JVDSW2K
- 出版社 : サウンズグッド カンパニー (2014/4/25)
- 発売日 : 2014/4/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1572 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 505ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 123,598位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 13,968位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1957年、北海道生まれ。
早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。
銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、貿易金融、航空機ファイナンスなどを手がける。
2000年、『トップ・レフト』でデビュー。主な作品に『巨大投資銀行』、『排出権商人』、『エネルギー』など。大学時代は競走部に所属し、箱根駅伝に2度出場、20kmで道路北海道記録を塗り替えた。ランナーとしての半生は自伝的長編『冬の喝采』にほぼノンフィクションで綴られている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エネルギー問題に関して徹底的に調べ、見事な筆致でまとめた、とても良く書けた本である。これだけの情報を整理してまとめ上げた筆者の筆力に敬意を表したい。通産官僚の無知なくせに驕り高ぶった政策により、日本には大量の原発ができてしまったが、その問題に正面から取り組む形で生まれる自作に期待したい。日本の政治が世界の四流であるように、エネルギーでも金融でも世界の三流の日本の現実に対して、筆者の鋭い目で描く作品の登場が待たれる。
2023年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。石油をめぐって相対する二者の人間模様を描いた作品だった。
2021年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ニュースなどではわからない、エネルギー産業のベースとな国際燃料業界の話。とても面白いです。私達の日常生活は、色々な事から成り立っていることがよくわかります。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
圧倒的なリアリティ。資源のない我が国が如何に世界の資源国を相手にした奮闘、限りなく詳細な当事者たちの描写を通じひしひしと感じられる。当時はコモディティ高が世界を席巻していたが、今の市場環境ではどうなのか。脱炭素の世界的な流れも踏まえ、捉え直してみるとどうなるのか、大変に興味がある。
2008年9月9日に日本でレビュー済み
・面白かったです。黒木亮ファンなので著作はほとんど読んでいます。
・個人的には下巻では”第14章 破綻”が面白かったです。
・かの有名な”CAO経営破綻事件”を取り上げています。
−中国国営の航空燃料供給大手の中国航空油料集団の子会社CAOがデリバティブ取引で約560億円の損失を出した事件をリアルに再現しています。事件は確か2004年だったと思いますが、構図や親会社とのやり取りがどこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのかは全く分からないほどです。
−その当事者であるCAO社長の苦悩もさることながら、日本のサラリーマンの中では狡猾であろうと思われる住友銀行マンがいとも簡単に嵌められていく様、商品相場の根本的な構造変化を理解せず損を重ねる様々な関係者の思惑がリアルに描かれています。エンロンにせよ、CAOにせよ、破綻する直前まで世界の優良企業と持て囃されていたのこともぞっとします。
・今回も購入して損はしない作品に仕上がっていると思います。
・個人的には下巻では”第14章 破綻”が面白かったです。
・かの有名な”CAO経営破綻事件”を取り上げています。
−中国国営の航空燃料供給大手の中国航空油料集団の子会社CAOがデリバティブ取引で約560億円の損失を出した事件をリアルに再現しています。事件は確か2004年だったと思いますが、構図や親会社とのやり取りがどこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのかは全く分からないほどです。
−その当事者であるCAO社長の苦悩もさることながら、日本のサラリーマンの中では狡猾であろうと思われる住友銀行マンがいとも簡単に嵌められていく様、商品相場の根本的な構造変化を理解せず損を重ねる様々な関係者の思惑がリアルに描かれています。エンロンにせよ、CAOにせよ、破綻する直前まで世界の優良企業と持て囃されていたのこともぞっとします。
・今回も購入して損はしない作品に仕上がっていると思います。
2015年3月21日に日本でレビュー済み
十文字は参院選に落選するのだが、その後に、竹中平蔵が議員を辞めたおかげで繰り上がり当選。
サハリン開発について、金沢の兄(漁師)は、対策を万全にするならということで了承。環境保護団体に勤める妹・とし子はショックを受ける。とし子がサハリンの環境保護にこだわるのは自分が北海道の人間だから、というが、金沢にも自分たちがやらなきゃ誰が日本のエネルギーを確保するんだ、という自負がある。サハリン開発は、結局、ロシア政権の横槍が入り、プロジェクトとしての利幅は小さくなるのだが。
そのほか・・・
格安航空会社は、料金に対するわずかな上乗せ幅のほか、超過預け荷物料金や機内販売で稼ぐビジネスモデル。
プーチンの個人資産は3兆円を超えるといわれる。民営化される企業の株式を特権で手に入れたり、貿易に絡んで金を抜いたりで蓄財。こういうお金が大統領周辺の人々に満遍なく配られる。ガスプロムは、ウクライナなどいろいろな国への輸出のためと称して必要もない子会社をどんどん設立し、そこから政権に金が流れるスキーム。
スターリンはソ連極東に住む朝鮮人たちが日本軍と結びつくことを恐れ、1930年代に彼らを20万人弱ほど中央アジアなどソ連各地に強制移住させた。
などなど。
サハリン開発について、金沢の兄(漁師)は、対策を万全にするならということで了承。環境保護団体に勤める妹・とし子はショックを受ける。とし子がサハリンの環境保護にこだわるのは自分が北海道の人間だから、というが、金沢にも自分たちがやらなきゃ誰が日本のエネルギーを確保するんだ、という自負がある。サハリン開発は、結局、ロシア政権の横槍が入り、プロジェクトとしての利幅は小さくなるのだが。
そのほか・・・
格安航空会社は、料金に対するわずかな上乗せ幅のほか、超過預け荷物料金や機内販売で稼ぐビジネスモデル。
プーチンの個人資産は3兆円を超えるといわれる。民営化される企業の株式を特権で手に入れたり、貿易に絡んで金を抜いたりで蓄財。こういうお金が大統領周辺の人々に満遍なく配られる。ガスプロムは、ウクライナなどいろいろな国への輸出のためと称して必要もない子会社をどんどん設立し、そこから政権に金が流れるスキーム。
スターリンはソ連極東に住む朝鮮人たちが日本軍と結びつくことを恐れ、1930年代に彼らを20万人弱ほど中央アジアなどソ連各地に強制移住させた。
などなど。
2008年9月28日に日本でレビュー済み
エネルギー源価格が高騰し各国がその囲い込みに走る中でタイムリーなテーマであるが、本書では原油、天然ガスをめぐる投機の動き、イランやサハリンにおける開発の動きなどが政治的な動きを含めてこれでもかというくらいに緻密に述べられており、ほぼノンフィクションといってもよいくらいの内容。新聞などで報じられている表面的な事実の裏で、エネルギー源をめぐって国際的にこんな動きになっていたんだということがよく理解できた。ただ、構図が分かってますます我が国のエネルギー安全保障の脆弱性に危機感を持ってしまった。内ゲバに興じている場合ではない。