定価3000円台の商品としては物足りなさを感じるものの、2000円を切る価格での購入であれば及第点はあげられるのではないでしょうか。
一番気になっていたアイプリントも大きな位置ずれは起きておらず、小さいながらもしばふ顔を再現できています。商品紹介画像は試作段階のものらしく、実物ではよりしばふ顔に近い出来になっています。
可動についてですが、ジョイントを出来る限り目立たなくしている都合上良くありません。特に下半身が絶望的で、座ったり跨ったりする動きは全く出来ません。基本的には立ちポーズで飾ることになるでしょう。ただ足首の可動は良好で、不安定ながらも台座なしの自立が可能です。
他に目立つ不満点としては弓の持ち手の出来が良くなく、弓の保持が難しくなっています。他に用途もありませんので接着してしまうのも一つの手かと思います。
艦これミクロマンアーツシリーズには蒼龍をはじめ、このシリーズでしかフィギュア化がされていない艦娘が居り今後の展開にも期待していましたが、最後に出たのが2014年ということで今後が望めないのが残念です。