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日本近現代史の「裏の主役」たち 北一輝、大川周明、頭山満、松井石根……「アジア主義者」の夢と挫折 (PHP文庫) Kindle版

3.8 5つ星のうち3.8 9個の評価

明治維新から大東亜戦争に到る“日本の裏側”で、極めて重要な役割を演じたアジア主義者たち。当時、アジアのほとんどの国は欧米の植民地となっており、日本と中国が協力して他のアジアの国々を独立させねばならないと“革命の理念”に燃えた彼らだったが、戦後は一転して「侵略国のイデオローグ」として糾弾されてしまう。本書は、北一輝、大川周明、頭山満、松井石根など、日本とアジアの大戦略を構想した“戦前の巨人たち”の語られざる肖像に迫り、“昭和の戦争”を改めて総括していく。なぜアジア主義は「大東亜共栄圏」に翻弄されてしまったのか? なぜ日本は世界から孤立し、負けると決まっている絶望的な戦争に追い込まれてしまったのか? なぜ大東亜戦争――日中戦争・日米戦争に本来反対していた彼らが断罪されることになったのか?従来の日本近現代史の「定説」を覆した著者渾身の力作!
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商品の説明

著者について

ジャーナリスト、評論家

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00KR19QP2
  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2013/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 11276 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 442ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 9個の評価

著者について

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田原総一朗
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 アジア主義に関する類書は多々あるが、本書の著者はジャーナリストであり比較的最近の一般書からの引用や研究者から直接聞いた話の引用が多く、著者も“取材”と言っており書きっぷりは類書とは異なっている。また、疑問形で終わる文が多いのが気になったが、根拠なく断定するよりはよいのかもしれない。私見は「私は○×と考えている」と明示して“取材”の内容とは区別してある。アジア主義という観念の分析よりも事実を追っていく部分が多く読みやすい。
 
 個人的には天皇を相対化した北一輝の国体論が興味深いが、それはさておき著者が選んだ4名は対米戦には反対で満州事変には賛否があり、著者は満州事変は侵略戦争と考え日本が道を誤ったのもここからという考えのようだ。ということは、それ以前の日本の行動や大日本帝国、そしてアジア主義そのものは必ずしも悪とは捉えていない。ところで、本書は「定説を覆した力作」だそうだが、現時点ではそこまでのインパクトはないと思う。戦後の一時期と異なり大日本帝国のやったことは全て悪あるいは愚という単純な観方は(右傾化も関係するものの)今日では既に力を失っているだろう。一方、近頃よく聞く大東亜戦争賛美はかなり初期のアジア主義を称揚していることが多く、それはそれで破綻していると思う。

 では、何故挫折したのか。これを安易に断じることはできないが、読後感としては天皇制のカルト化、軍人の単純さ、メディアの煽りに権益というスパイスが効いていたのであろうか。張作霖爆殺で終了モードに入ったがその後何度かあったリカバリーの機会を自ら棄てていくところまで行ってしまったようだ。
 
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人のほとんどの人が知らない。本当の近代史。
アジア「共栄圏」という思想の本質が、この右翼の巨頭のなかにあり。
頭山満の心は、愛国行進曲2番の「四海の人を導きて」でなく
【四海の人と手を握り】)であった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月14日に日本でレビュー済み
本書により、「国際連盟派(英仏派、田中義一支持)」対「民族自決派(アメリカ派、幣原喜十郎支持)」の考え方の違い、「英米不可分論」の考え方があったことについて、初めて知った。高校生の『世界史』では、こうしたことは習って来なかった。

著者は、とても鋭い的確かつ重要な問題提起をしている。
「孫文の唱えた大アジア主義は、日本で何故、失敗したのか?」と。
正しい問いを提出することが出来れば、正しい答の8割が得られたようなものである、と誰かが行っている。

孫文が大アジア授業を唱えて既に、95年が経過した。2019年の今のに立ってみれば、現在の中国指導部が進める「一帯水路」(?)政策は、正に、中国の「大アジア主義」の実現であり、着々と推進されている。
では、何故、日本の「アジア主義」が失敗したのか!本書を読んで、私は、理由は3つだと思った。

①日本の思想や宗教があまりにもチャチ(薄っぺらい!)ということだ。石原莞爾や北一輝のような「日蓮」の狂信的とも言える側面だけを受け継ぐような人物の言動に左右される。
②議論し説得するだけの自信を持てずに、物理的暴力で決着をつける人物を良し!とするところに日本人の限界がある。
本書第3章に登場する頭山満が大人物のごとく言われるが、結局のところ、頭山の腹の底にある思いは、「俺の言うことが聞けないのならば、ぶっ殺す!」ということではなかったのか!
③1924(大正13年)、孫文が来日し、講演した「大亜細亜主義」をそのままもってきて『大亜細亜協会』を、本書第2章に登場する松井石根らが設立した。松井らのやったことは、上から目線、中途半端な所業であった。松井らが孫文の講演を機に協会を設立した以上、100%、孫文の主張を実行するべく、努力するべきであった。その決意が中途半端だったが故に、南京事件の現地の最高責任者として、その虐殺(人数の多寡は問題ではない。)の責任を追及しなかったではないのか!そして、巣鴨に収用される前日、「なんとしても浮かばれない」などと後悔の言葉を残す結果となったのではないだろうか。但し、人物、人柄は悪くない。

結局のところ、五人が五人とも小者であったことが良くわかる。五人は、それぞれ、部分的には、各自の経験に基づきモノゴトを良く見ていたのかもしれない。しかし、それを他者につたえることは出来ず、唯我独尊、俺だけが正しく、俺の邪魔をするものは排除(抹殺)するという道しか取れなかった。ドングリの背比べだ。日本人の中で、内輪揉めを起こし、国としては、狂人の如く、自滅の道を突き進んで締まったということだ。

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