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秘密 -トップ・シークレット- 7 (ジェッツコミックス) Kindle版
千堂外務大臣の一人娘・咲の誘拐事件が発生! 自殺した容疑者のMRIから咲らしき少女が貨物船のコンテナに閉じ込められていると分かるが…!? 少女救出のため、薪たちは!?
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2009/10/29
- ファイルサイズ69020 KB
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登録情報
- ASIN : B00KSX449W
- 出版社 : 白泉社 (2009/10/29)
- 発売日 : 2009/10/29
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 69020 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 304ページ
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月16日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
元々著者の絵が好きで作品も読んでいたのですが、こちらは呼んだ事がなく購入しましたがとても面白く、合間で読もうと思っていたらあっという間に読破してしまった…程面白かったです
役に立った
2022年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻から6巻まではマンガサイトで課金して読んでいましたが、たまらず7巻以降Amazon電子版で買っています。
ペーパー版はまだ幼い自分の子ども達の目に触れるとトラウマになりそうなくらい、絵が綺麗で緻密すぎてリアルグロなのと、ストーリーも重く、複雑なため泣く泣く諦め…
大人でよかった。ちゃんと政治経済や世界情勢、この世の不条理も見聞きして、自分の見聞広げてこうと思います。
清水先生、この作品最高です。
ペーパー版はまだ幼い自分の子ども達の目に触れるとトラウマになりそうなくらい、絵が綺麗で緻密すぎてリアルグロなのと、ストーリーも重く、複雑なため泣く泣く諦め…
大人でよかった。ちゃんと政治経済や世界情勢、この世の不条理も見聞きして、自分の見聞広げてこうと思います。
清水先生、この作品最高です。
2015年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者もそれを踏まえた上で書いていると思うます。
ラストの薪と外相のやりとりのシーンが好きです。
ラストの薪と外相のやりとりのシーンが好きです。
2014年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国益か人命か?大臣クラスの政治家なら一度は考えることだと思います。実際の拉致被害者を思わせる設定ですが、そこはやはり実在の国を上げる訳にはいかないのでしょう。架空の国の名を使用しています。
赤の他人なら平気で見捨てるが、血を分けた実の子なら国家権力を行使してでも救出する大臣の不遜ぶり。
薪さんが怒りを代弁して、大臣に向かって語るラストは胸がすく一方で、皮肉な現実を突きつけて、ハッピーエンドとは行きません。ともあれ「自分のやったことはいつか自分に返ってくる」。恐ろしくもあり真実でもあったと。
秘密シリーズはどの話も素晴らしいですが、この7巻は最高傑作です。
赤の他人なら平気で見捨てるが、血を分けた実の子なら国家権力を行使してでも救出する大臣の不遜ぶり。
薪さんが怒りを代弁して、大臣に向かって語るラストは胸がすく一方で、皮肉な現実を突きつけて、ハッピーエンドとは行きません。ともあれ「自分のやったことはいつか自分に返ってくる」。恐ろしくもあり真実でもあったと。
秘密シリーズはどの話も素晴らしいですが、この7巻は最高傑作です。
2009年10月29日に日本でレビュー済み
「私はこれから 鬼になりますから」−20年前、政情不安定な異国の地、デルナで起こった日本人集団拉致事件。拉致された22人のうち、10人は遺体で発見、残り12人については安否が不明なまま、死亡と断定され、捜査が打ち切られる。当時の中東アフリカ局長、千堂の決断によって。拉致事件によって一人娘を失った男、淡路は、末期癌に侵され、リミットを切られた今、現在は外務大臣となった千堂に復讐を決意する。誘拐されたのは、千堂の一人娘と、全く無関係に思われる一般の女性。二人のつながりは、そして淡路の復讐の真意はー。
連載で読んでいるので、単行本は今まで買っていなかったのですが、この話だけは通しで読みたくて、購入してしまいました。改めて読むと、本当にすごい、です。張りめぐらされた伏線、常に自分本位で唯我独尊な行動をとる千堂大臣、その彼の性格と行動を全て見越した上で、綿密に完璧な復讐を計画する淡路。子を思う親の心、それを奪われた苦しみ、非情な決断を下して間接的に我が子を殺した相手への尽きない憎しみ、全てに説得力があります。
そして通しで読むと、薪警視正の苦しみがより伝わってくる気がしました。かけがえのない親友や、多くの仲間を失いながら辿ってきた「第九」の道。MRIはあくまで犯罪を解決するためのもので、それが犯罪に利用されるものになってはならない。あるべき「第九」の姿を守るための薪の孤独な闘いは、つかの間、青木の存在によってのみ癒されていたが、雪子の存在が二人の関係を徐々に変えてゆくー。
長編の推理小説を読んだような読後感があります。現在のところ、間違いなくシリーズ中最高傑作だと思います。連載中の新章では新キャラクターも登場し、また大きく動きがあるようなので、今後にも期待大、です。
連載で読んでいるので、単行本は今まで買っていなかったのですが、この話だけは通しで読みたくて、購入してしまいました。改めて読むと、本当にすごい、です。張りめぐらされた伏線、常に自分本位で唯我独尊な行動をとる千堂大臣、その彼の性格と行動を全て見越した上で、綿密に完璧な復讐を計画する淡路。子を思う親の心、それを奪われた苦しみ、非情な決断を下して間接的に我が子を殺した相手への尽きない憎しみ、全てに説得力があります。
そして通しで読むと、薪警視正の苦しみがより伝わってくる気がしました。かけがえのない親友や、多くの仲間を失いながら辿ってきた「第九」の道。MRIはあくまで犯罪を解決するためのもので、それが犯罪に利用されるものになってはならない。あるべき「第九」の姿を守るための薪の孤独な闘いは、つかの間、青木の存在によってのみ癒されていたが、雪子の存在が二人の関係を徐々に変えてゆくー。
長編の推理小説を読んだような読後感があります。現在のところ、間違いなくシリーズ中最高傑作だと思います。連載中の新章では新キャラクターも登場し、また大きく動きがあるようなので、今後にも期待大、です。
2020年7月30日に日本でレビュー済み
猟奇事件がテーマではない分、とても考えさせられる話でした。
登場人物の台詞を通して、果たして自分が被害者家族の立場だったら、大臣だったら、刑事だったらどうするだろうか?と苦しい気持ちで読みました。
それと同時に現在進行形の拉致被害者問題について、どこか他人事のように考えていたのではないかと反省しました。
青木は誰の気持ちにも共感する優しく純粋な刑事として描かれていますが、薪警視正は表情に出さないだけで同じく純粋な刑事なのたということがより伝わる作品でした。
誠実な政治家、刑事、国民、そして世論とは何なのか。
問題提起を残す読みごたえのある作品です。
登場人物の台詞を通して、果たして自分が被害者家族の立場だったら、大臣だったら、刑事だったらどうするだろうか?と苦しい気持ちで読みました。
それと同時に現在進行形の拉致被害者問題について、どこか他人事のように考えていたのではないかと反省しました。
青木は誰の気持ちにも共感する優しく純粋な刑事として描かれていますが、薪警視正は表情に出さないだけで同じく純粋な刑事なのたということがより伝わる作品でした。
誠実な政治家、刑事、国民、そして世論とは何なのか。
問題提起を残す読みごたえのある作品です。
2020年9月23日に日本でレビュー済み
久しぶりに読みましたが、相変わらず好きでした…凄い漫画です。
大どんでん返しってこういうこと…??っていう。
ネタとしてはありがちな様で、しかしながら構成力が素晴らしいのであった驚かされます。
薪さんのラストの悪戯な笑みが怖い…。
政治的で難しい内容なのに、読みやすいので初めての方にもオススメです。
大どんでん返しってこういうこと…??っていう。
ネタとしてはありがちな様で、しかしながら構成力が素晴らしいのであった驚かされます。
薪さんのラストの悪戯な笑みが怖い…。
政治的で難しい内容なのに、読みやすいので初めての方にもオススメです。
2009年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品の魅力のひとつは様々な事件の謎解きでしょうが、やはりキャラクターにあると思います。清水先生の描くキャラは誰もが哀しい。加害者も被害者であり、被害者も加害者であるというのが、とても深いですね。これまでもそうでしたが、この巻の話でも特にそうでした。私は大臣より淡路のほうに感情移入してしまいました。マスコミが大臣を英雄扱いするのが納得いかず悔しかったですが、もし私がこの作中の事件の背景を知らない一般国民だったら、やはり大臣のしたことを肯定し父親の鑑だと思ったかもしれません・・。そう考えるとマスコミからの情報をうのみにして物事を考えてしまう現実の自分が怖くなりました。ところで今回の話とても面白かったのですが、ひとつだけ納得いかないところがあるんです。物語の最後に薪さんが大臣に真実を話し結果大臣が娘との面会を拒否したとき、「え?」って表情をしてましたが・・薪さんほどの人が、真実を知った大臣がどういう反応をするか洞察できないはずないと思うのですが。これによって大臣の奥さんと娘がどんな立場にたたされるかくらい薪さんなら絶対想定できたはずです。この点だけが私には不自然に感じました。でもそれ以外はどのシーンもすばらしいです。青木はようやく少しずつ自分の気持ちに向き合いはじめましたね。青木はこのまま雪子先生との結婚を選ぶのでしょうか・・。まあそのほうが幸せにはなれるでしょうね。ただ心の深い部分では薪さんとつながってるように思えます。私が薪さん贔屓だからそう思うのかもしれませんが。今後の三人については読む人の性別、年代によって思うところは違うでしょうね。私はただ薪さんが穏やかに眠れる日がくることを願って、これからもこの作品を読み続けます!